記・国民B(2020.5.18)
■新型コロナウイルス戦争を「戦争の例えは適切でない」という誤誘導思考を暴けば、ヤツらの支配の核心が見えてくる

◆国と国、兵士と兵士が戦っていないから「戦争でない」という論

 現在の新型コロナウイルス戦争のことについて、人間の歴史的観点からえぐろうとするものは、戦争と的確に指摘する。
 戦争について、歴史的な視点からの現時点では、政治支配についてさまざまなことが明らかになった。そのひとつが「戦争は国と国、兵士と兵士の戦い」などではないということ。
 たかがインフルエンザの新型のウイルスが登場したことだけなのに、全世界的な規模で経済活動が、ほぼ完全に停止したことだ。どこかで、コロナ禍をめぐって、国と国との間で戦闘があったということではない。この戦争の目的にトランプを追い落とすという目的があった。マスコミは毎日行うトランプのテレビ会見の中の数秒を切り取り、毎日鬼の首を取ったように上げ足取りをおこなう。「ウイルスの出発は中国武漢だ」と、世界最大の感染者数と死者をだしている米国の原因が、中国にあると。また同調する他国と一緒に中国に「賠償を請求する」と。ファーウエイに追加の制裁を加えると。
 つまり、トランプが米中の対立をあおり、米中の戦争へもっていこうとしているという表隣家まであらわれる。このマスコミの誘導に世界の民は「戦争が起こるのか」と緊張し、国と国との対立ととらえる考え方が増幅する。戦争はあくまで「国と国、兵士と兵士の戦い」と民に考えてほしいヤツらの意図に貢献する。
 前回に記した朝日社説は、上記のように民が「やはり戦争は国と国」と考えることは、適切でない、米中が戦争へ突き進むという傾向をあおりかねないと危惧を表明したつもりだった。新型コロナウイルスの蔓延は大変危険だが、戦争ではないよと。

 新型コロナウイルス戦争は人類史的に考えて、戦争だとここで強調するのは、全世界人民に対する地球支配者の攻撃だからだ。何度もいうが、2001年の911を境に、地球支配者自身が「国境」についての扱いを変えた。国境は、民族や文化の歴史的な相違から存在した人民のブロックで、これを国として規定して、そこにカイライを配置して統治する道具として、きわめて有用だった。
 あらゆる戦争について、地球支配者が双方の国家に配置したカイライをたきつけて争わせる。常時そうした諍いがあることが、世界の支配に必要だったからだ。奴隷である民は「国と国」が争っていると固く信じている。そうであれば、ひとにぎりの地球支配者が、全世界の民を奴隷として所有しているという真実の姿に気づくことはないからだ。
 ところが、前回の項で触れたように、地球支配者が新世界秩序をいっきに完成させたいという欲望のもの、911をきっかけにして支配の方式を急激に変えた。国境、配置したカイライが邪魔になってきた。特にこざかしく抵抗するカイライが出てきて、地球一元支配=新世界秩序の完成がまごまごと停滞ぎみだからだ。
 世界のなかで、地球支配者が完全な状態でカイライを動かしているのはイスラエル。そして今までの米国だった。米国という国を世界のリーダーとみなして、世界の憲兵として動かしてきた。どこもが追従できない圧倒的巨額の軍事予算を使って、全世界を庭として、侵略、謀略、破壊、陰謀をほしいままにしてきた。だが、その力が弱体化してきた。特にトランプの登場で、米国という国を自在に道具として利用するのにつまづきが起こってきた。
 トランプ登場前までは「米国」を語って、フセインとカダフィを殺害して、いうことをきかない中東に波乱を起こしてきた。こんなことではNWOの実現はいつになるか分からない、として、ヤツらは自分の私兵を直接使って進める手を使いだした。つまり、米国という国家を利用しながら(トランプで分裂した米国内のカイライの残党)も、私兵である国連とか分裂した一方の米国内のCIA、FBI、NSAらと膨大な傭兵集団に直接命令して動かすという手(戦術)だ。
 新型コロナウイルス戦争は、まさにこれだ。地球支配者が、己が配置したカイライ=スパイ=魂を売ったヤツらを動かして起こしたものだ。
 米国のウイルス研究所にも中国武漢のウイルス研究所にも、その国の研究者だけでなく、魂を売ったスパイが確実に配置されている。このもぐりこんだヤツがウイルスをばらまいた。世界中のこの手の戦略的な組織内にはほぼすべてヤツらの手先がもぐりこんでいる。
 トランプも習近平も不意打ちを食らった。だが彼らは双方の「国家のトップ」の顔を持っているがゆえに、その立場を守る。表では自分の遅れを表明などできないので、怪しい相手を敵にして食いかかるしかない。悲しい姿だが、国家という魔物=地球支配者の支配の道具という真実を知らないせいだ。
 今回の戦争では、当の米国も中国も実に手痛い打撃とももに受けている。そればかりか、経済の破壊は空前だ。それが国家のトップであるゆえに、自分の肩にかかってきていることから逃げられない。一部のバカな評論家がいうように「米中は戦争直前だ」とはいえない。それはトランプも習近平も、相手国のせいだと表で決めつけているその論理自信に納得していないからだ。

 新型コロナウイルス戦争が人為的なものではないと、マスコミはとぼけながら主張する。このウイルスが人口のものであると当初から研究者は指摘している。そもそもウイルスは宿主をむやみに殺さない。実際に通常のインフル以下の感染者、死者だ。だが、エイズと同じ免疫を破壊する遺伝子操作がなされていることが、その証明だ。
 最大の証拠は、米ドルの価値がすでに地に落ちていたことだ。原油取引決済に依存する価値の維持も、中国やロシアや中東がすでに別の通貨で決済(デジタルを含む)を始めていた。米国(US Corp)の国家財政の赤字はもはや返済不能に陥っていた。生産力は外国に依存しているうちに、その技術力は中国に完全にリードされているのが現実になっていた。地球支配者が年末から年明けに新型コロナウイルス戦争を始めることは、カイライやグローバリズム企業群、国際金融資本の幹部には周知だったことから、昨年末までに数千人が幹部の地位から自任していた(逃げ出していた)。
 各国に配置されたカイライ集団は、命令者(地球支配者)の指示を受けている。戦争だ。人民をウイルスの恐怖におとしいれろ。経済システムを大転換するから、徹底的に破壊しろと。
 ゆえに、お上(中央政治に配置されたカイライ)とマスコミは、ここぞとばかりに忠誠を誓い、命令の実行に走った。とにかく「未知のウイルスが怖い」「三密だ」「集まりは禁止だ」「自粛だ」と連日騒ぎ続けた。それを止めるような「アビガン」薬を副作用がひどい、毒物だ、として感染の広がりを後押しした。ほとんど100%機能しないばかりか、むしろ危ない(薬自身も、まして強制化されて行われるマイクロチップも)ワクチンを強く発言する。ワクチンはかつての「夢のエネルギー原発」と同じ。
 新聞テレビで、命令者の意図を実現する方向で発言するヤツか、それに疑問を隠さず発言する人かが鮮明になる。戦国時代に、敵の首を多く取るとか戦果を挙げたやつは重宝してやる、というそそのかしに乗って活躍させられた。今もそうだと思っている愚かものが大活躍だ。
 お上、安倍ファシスト政権は、「アベノマスクと10万円」というあまりにも、ちゃちい愚かな策で民を騙そうとした。世界的に見ても政権への信頼度が最低だと評価された。ちなみに、日本ではhttps://www.jra.net/ank/online/naikaku.phpサイトで、概略だが毎日の支持率がわかる。
 身近なことでは、スーパーやドラッグストアから、早々にマスクが消えた。たかが、このような事態をお上は放置すれど防ごうとしないのがお上だ。少しでも民の不安をカバーしたい意志があるなら、簡単にできたことだし、そんなことすらできないお上は、どの立場にいるかが、これだけでわかる。

 「戦争は国と国、兵士と兵士の戦い」などという論法が、戦争の本質を徹底的に覆い隠したものであることが明らかだ。
 昔は食い物をめぐって近隣する部族との衝突は多少あっただろう。だが優秀なリーダーなら、たたかう方向を誤らない。相手の身になる思考があるからだ。誰かから略奪して自分だけを守るというのは、ただの犯罪であり、自滅の道だからだ。そんなことより、自力でどう食料を確保するか、安全な生活を打ち立てるかに力を注ぐ。
 強いものが勝つ。勝てば官軍だとする思想は、根本的な間違いの悪の論理。襲われる方の民のことを考えない。自分の家族や仲間が逆に襲われることが、頭に浮かばない。つまりただのバカ、愚か者だ。ところが、この単純な人としての論理が、地球支配者による奴隷世界では、幅を利かす。
 それを、ただの人間の中の魔であるとか、生きるためには必要悪だとか、悔しかったら強くなれとかで、自分自身のこころを納得させようとする。
 戦争を解明するときに、この幼稚な論理がいかに大事かがわかる。被支配者である奴隷が、このように考えてくれることほどありがたいことはない。彼らの目の前に「カネとブツ」をちらつかせるだけで、自由に誘導できるからだ。
 近代の戦争を冷静にみれば、すべてこれで動かされたことがわかる。各国の中央政治に配置したカイライ。ヤツらは「カネとモノ」に目がくらんだ奴隷だ。戦争は定期的に起こす。常にささいなことがきっかけになる。双方のカイライをそそのかす。相手を「鬼畜」とののしりあわせる。カイライは自国の民を総動員していく。だますのだ。緊急事態を宣言する。お上(カイライ)に歯向かうことを法で禁止する。憲兵が力で従わせる。
 双方のカイライに命令者は軍資金を貸す。どうせ、民の税金と犠牲でまかなう。
 兵は双方の民だ。前線では民同士が相手への憎しみ、お上(天皇やカイライども)への忠誠で、相手に銃口を向け、引き金を引く。この経験をすると、相手への憎悪は末代まで引き継がれる。幸運にも戦死しないで帰還しても、故郷はぼろぼろだ。
 明治維新時の幕府軍と薩長軍。坂本龍馬などの武器商人は騙されていると気づきもせずに踊り狂った。日露、日清と戦争で勝った。地球支配者は操縦がうまい。賭場と同じで、最初は勝たせて、おだて、いい気にさせる。カイライは民にも勝利感を味わせる。世界への侵略者としてのデビューを演じさせられた。勢いで第一次世界大戦に参加。ここでアジアの盟主思想が吹き込まれ、満州マフィアが形作られていく。
 戦争資金はほとんどが地球支配者からの借金だ。賭場でいい気になった後は誰でも知るシナリオがある。次はトコトンの負け。第二次世界大戦である。相手は原爆とB29にたいして、竹槍と銃剣。マンガでも恥ずかしくて描けない様相だが、カイライは魂がすでに抜かれているので気づかない。民は戦争の恐怖で思考が歪められ停止しているので気づけない。圧倒的な空襲と2発の原爆がダメ押しをする。
 地球支配者のカイライ国家として前面に立った「米国」は、日本を占領する。
 日本がその後を睨んだ極東の不沈空母となった。ヤツらは極東を抑えることに成功した。NWOの前進を果たした。
 ここまで戦争を振り返っても、戦争が国と国との戦いだというのが、真実を覆い隠したものだと気づかないか。よほどの重症だ。もちろん、第二次世界大戦の目標は日本という不沈空母の獲得があったが、先の大戦で実現したソ連をどう封じ込めるかという戦争でもあった。
 ソ連に対しては、息継ぎをさせないほどの猛烈で連続した戦争をするというのは、ヤツらの命をかけた戦略だった。世界支配の一角を労働者・農民政府に陣取られたという屈辱。これをドミノ倒しのように世界に拡散させてはならない、として、あらゆる攻撃をしかけたのだ。
 ヒトラーのファシストを育成し、ロシアにけしかけた。これでソ連は滅亡すると。絶滅を明確に仕掛けられた地球支配者からのソ連への戦争を、冷静にとらえたのがスターリン。ヤツらのもくろみは崩れる。スターリンは戦争に負けないために、ありとあらゆることをする。ヤツらをしのぐ恐怖をヤツらに示す。戦術としては時のファシストであり、ヤツらがソ連絶滅のために利用しようとしたヒトラーや日本と不可侵条約を結ぶ。
 ファシストと戦うのは世界の全人民の願いというスローガンを訴える。英、仏、米に西部戦線の構築を訴えるが、ヤツらはぎりぎりまで動かない。だが、ソ連人民の祖国防衛戦争は粘り強く、ついにファシストとの戦いに引きずり出す。反ファシスト統一戦線が作られ、日独伊のファシズム国家を潰し、第二次世界大戦を終結させる。スターリンの目論見通りに、ソ連は勝ち残り、戦争というソ連への攻撃が止まる。
 歯ぎしりバリバリのヤツらは直ちに、改めて反ソ統一戦線を組む。冷戦がはじまる。ヤツらにとっては、ソ連の殲滅という目標は失敗したが、次の作戦のための貴重なステップである日本の不沈空母は実現できた。これがNWOに突き進む一貫した戦術。
 その後日本は完全なヤツらの手先となった経緯だ。

 ここまでの経緯で、ヤツらは次のステップを睨んで、明治維新時から特別に養育してきた薩長藩を中心とした満州マフィアを育てた。つまり、岸、笹川、児玉といった連中の育成だ。アジアから敗戦で日本帝国軍が手を引くときに「草」として多数の残党を残した。来るべき「八紘一宇」再建というのが満州マフィアの目的だ。満州マフィア自身はカイライで「八紘一宇」を信じているが、悲しいかなカイライの業で、命令者の真意は「八紘一宇」など、ただの戦術にすぎないことがわからない。
 つまり、次の戦術の「火種」にすぎないのだ。満州マフィアを操るためのエサ(実現したらオマエはアジアの盟主だよと)。
 地球支配者の私兵は「米国」自身でもあるが、CIAはもろ米国の国家機関を名乗る私兵だ。CIAは戦争直後、朝鮮で育成した「草」である文鮮明なる謀略組織と日本の岸を結びつける。岸、笹川、児玉らは米国公文書でも明らかになっている通り明確なCIAだ。CIAは巨額のカネで現在の自民党を作り育てた。トップに立った連中は皆がカイライである。カイライはCIAのほとんどがそうであるように、ヤツらのメンバー(世にいうイルミナティの組織に魂を売り、表的にはフリーメーソンの名をかたる)だ。ルーズベルト、マッカーサー、GHQといったヤツらの私兵が組織したものだから当たり前のことだが、ヤツらは当然民には教えないだけだ。
 その満州マフィアは911を境にして現在の新型コロナウイルス戦争へ対応のを準備した。それが日本会議という日本のカイライの総結集だ。日本会議は岸の家系をつぐ安倍を表のトップに据えた。異常な政権である。
 CIAは911を自演自作して支配システムを改造した。旧自民党は中身が返られた。小泉が「自民党をぶっ壊す」といったがそれだ。ヤツら地球支配者にしてみれば、日本でファシズムを再生させ、アジアで再び「盟主」をきどる戦争惹起の火種を大きくするためだ。
 新型コロナウイルス戦争で世界中の経済を破壊し、その復興は「戦争」しかないという幻覚を世界に蔓延させるためだ。安倍らはそのためのただのコマに過ぎないのだが、満州マフィアはそれには気づかない。アジアの盟主という悪夢はヤツらにとって野望であり、先の戦争でくじかれた夢をこんどこそ実現できると考えている。つまり、世界の各国な対立のきしみの中(どさくさ)で、盟主米国の言うことなら何でもきくふりをしながら、己は自主性をもって、かつての夢の実現の道をすすめているのだ、といううぬぼれに漬かっている。
 安倍が国内で、火事泥棒のように、浅はかな行動をし続けるには意味がある。ファシズムの道だ。この間どさくさに紛れて実現をめざした、種苗法、検察庁法などを実行しようとしたことだが、いずれも民の強烈な反発で一時断念した。日本会議にはアトがない。安倍のアトを考えていない。安倍がどう民に不人気でも退陣など念頭にない。安倍政権になって、戦争法をはじめ共謀罪、秘密保護法等々すでに実現しており、民が多少の不満を表しても、存続はいくらでも可能なシステムを実現してきた。閣議決定を天まで持ち上げ、どんな制約もなしにできるように既成事実は進んだ。憲法での緊急事態条項や法の成立という後付けがやや遅れているだけだ。
 今回のコロナ禍でも明らかなように、マスコミを動員し、ネット界での安倍防衛隊を動員すれば、世論工作、支持率偽装など自在になった。日本の民はストライキはおろか、集会、街頭でのデモもできないようにしてしまった。

 戦争が決して「国と国、兵と兵」の戦いに限ったものでないということは、すでに明らかだろう。クラウゼビッツの戦争論をもちだすものもいる。国と国にこだわること自身が、911以降時代遅れになったことを知らない石頭だ。その頭では、敵が見えない。敵が見えずにどうやって民の解放の戦いができよう。いまだ「敵は資本家・ブルジョアジーだ」というのだろうか。このような規定が、現在苦しむ民のこころに響かない理由である。

◆民は戦争の本質を理解すること以外に脱出できない。恐怖と感動に操られるな

 米中戦争の危機だとか、安倍が検察庁法案を撤回したとか、民が話題にて、政治という支配の構造を語り認識を深めるのは必要なことだ。それら一つ一つに、民が知るべき真実があるからだ。
 だが、同時に、では民が苦境から根本的に抜け出すにはどうするか、ということについても語らなければならない。それは「戦争の本質」を理解すること以外にない。戦争は確かにヤツらが公言するように、人口問題、食糧問題で、5億人に間引くのが目的かもしれない。だが、それよりも、決定的に重要な目的がある。
 それは、ヤツらが自己の所有物である民を、これからも永遠に奴隷として所有し、従順にかしずいて欲しい。そのような世が続くことである。
 それを可能としているのは、戦争という非日常の事態を作って、民を「恐怖」に陥れること。生存中に少なくても一度は、底知れぬ恐怖、究極の理不尽を体験させることである。
 人間に限らず生体は強いストレスや恐怖を感じると、緊張から欠陥が収縮して血流を弱める。脳活動が弱まる。深く考えることをやめる。固まってしまう。正常な思考が歪むのである。現実からの逃避に動く。民が奴隷であることを気づかないばかりか、上(お上、上司、強いもの)の言うことに従順になる。緊急時だからといって現政権に背くことを禁止され、従う。簡単に思考がコントロールされる。
 これはヤツらの道具であるマスコミが効を発する。同時にネットでの世論偽装部隊だ。たやすく「常識」という誤情報が作られる。イリュージョンの世界だ。新型コロナ禍では何と「自粛警察」なるおバカ集団まで登場した。お上の三密、自粛の訴えに従わない人に「攻撃」する。戦時中には民同士で監視、密告するような行為が幅を利かすが、まさにそれである。悲しいことだが、ヤツらが緊張で思考を歪め、敵を仲間であるはずの民に設定していく行為だ。
 恐怖がヤツらの民支配にいかに効果的かがわかるというものだ。
 ヤツらの支配は巧妙である。恐怖の効用を知り尽くしたヤツらの民の操縦術といっていい。
 同時に注意しなければならないのは「感動」という感情の状態だ。「感動の押し売り」の流行、常識化にはほとほとヘドが出るほどなのだが、この感動も要注意だ。GHQは日本に3Sを定着させたという。思考を映画(エンターテインメント)、
スポーツ、性に集中させ、そこでの歓び、感動に夢中にさせるものという。政治(階級とか支配)とかに関心を持たないようにさせる手だ。少なくても、生産とか政治とかより、歓喜におぼれるのを誘導するもので、ドラッグ支配(麻薬戦争というのまである)、ギャンブル中毒というのも同じ目的のものだ。
 ここでの歓喜には果てがない。ここでの感情はその体験で己のこころに住む悩みや苦しみからの解放を一時的に得られる。それを体験したい(繰り返し)という感情は欲望になる。このとりこになる(中毒)ものは、ヤツらにとって、たやすく操ることができる対象だ。
 カネとブツをエサにして、ヤツらは民の中に、自在に動くカイライ=ロボットを作る。いったん、ここで利用されると容易な脱出はできない。生涯がロボットとして生きるしかない。
 昨年に米国でエクステインの逮捕と死亡が暴露された。ご存じない方は自分で調べたらすぐにわかる。問題は、彼の役割だ。ヤツらの直系のカイライ製造組織だったからだ。米国ではいわゆるディープ・ステートの一角が暴露されたのだ。
 ここで何があったか。つまり、地球支配者である中枢は、決して表にはでずに、人間のカイライ=ロボットを動かして世を支配している。その中枢をここで製造するのだ。米大統領、企業のトップ、シンクタンクのトップなど社会のあらゆる重要な機関のトップに配置するカイライをここで製造するのだ。
 その手法は簡単である。カネとブツに目をくらましたものにそれを与え、おぼれさせるのである。表現するにはおぞましすぎるが、ここではありとあらゆる、人の欲望の解放が用意されている。薬は当然。異常性愛。そのターゲットが考えられるすべての欲がここで解放される。制限はない。当然、人の常識とかモラルとか法の制限とかは、まったく存在しない。
 人のもつ心の悪魔が尽きるまでここで解放される。自分で人を刈る。食らう。卑しめる。やらせて観て満足する。望むものは一切エクステインが用意し与えたのだ。欠片の猶予もない極悪犯罪である。犠牲者はヤツらの関連組織が秘密裏に世界中から刈ってきたもの。ちなみに、米国では未解決の幼児誘拐は数十万件に及ぶ。聴いただけで悶絶するようなことが、エクステインの所有する島でなされていたのが、明らかになった。
 行為の一部始終が映像化されて記録される。これは行為者にとって悪魔に命を渡すことで、生涯の忠誠を誓うものだ。忠誠である限り秘密は守られる。かりに、命令に従わなければ、無条件に消される。それが掟だ。
 もちろんだが、コソ泥のような低レベルのものは相手にされない。そうした連中は、ヤツらが直接そのようにして製造などしなくても、自分でちょろちょろと、放って置いても、下っ端で仕事をしてくれるからだ。
 カネは数十億円からそれ以上をほぼ自動的に与える。口外することなく、黙って言いなりになる人生となる。いったん悪魔に魂を売ったなら、生き続けることは即ヤツらの命令の実現のために尽くす以外にない。現在の地球上の表だろうが、裏だろうが、そこでさまざまな行為を成しているものは、この連中だと思って間違いない。ヤツら自身の悪事の弱み自身が、通常の犯罪と異質なだけに、一般の民にばれることなく、上からの指令を自分の考えであるかの如くふるまっているのである。

 現在の社会はこのようなカイライ=ロボットが、トップに居座って、その下に無数の階層の手下を動かしている。
 つまり、社会の動き、その原動力がトップにいる連中の悪魔への人間としての魂の売り渡しにあり、その配下の手下が「カネとブツ欲」にあることがわかろう。民のカネとブツへ欲へのおぼれからくる歓喜、これがヤツらの策動の原動力につながっているのだ。ヤツらは表に出ずとも、人類奴隷システムが安定的に機能しているのは、人間サイドの心理の一つである、恐怖と歓喜を利用しているからだ、というのがここでの教訓である。
 表にでないヤツらの中枢。こいつらの実態が分からない。このコラムではヤツらは人類ではないエイリアン・悪魔ではないかとも言ってきた。エイリアンだUFOだというときに、何故かこいつらは堂々と表に出ないという点で共通しているからだ。エイリアンもUFOも地球外からの生命体とも一般に言われるが、考えられることは異次元からの流入者とも言える。
 われわれが住む現世は物質的に三次元と言われ、それに時間の流れを想定して、四次元とも言われる。これに時間と空間を自在とする次元の世があったとして、そこの何者かが現世にときどき顔をだし、現世地球人を奴隷にしていると想定できる。真実は分からない。だが、明確なのは表にでないヤツらがいることだ。
 逆に表に出ないということを民が利用する価値がある。
 つまり、上記で記したように、民のカネとブツへの欲の溺れを利用して、一部の人間が悪魔の思想で圧倒的多数の民を支配しているのであれば、圧倒的多数の民が、ヤツらの原動力=エネルギーである元を絶てば解決できるとも言える。ここにこのコラムの提言がある。
 表に出ないヤツらは民を宿主とした寄生虫なら、寄生虫を宿主である民が排除すればいいということになる。排除された寄生虫が、驚き、慌てて、表に出てくるかもしれないが、それはそれでいい。現時点で民が自らの脱出する糸口があるのなら、それが火の粉を払う最善の手だ。
 民のこころの中のカネとブツ欲へのおぼれを自覚し、民が自らコントロールするすべを獲得することである。ヤツらの支配の本質、戦争の本質を、恐怖と歓喜であることを知ったなら、解決は目前と言える。本質を知る民を圧倒的多数とすることだ。

 そして、今回の新型コロナウイルス戦争でも明らかなことだが、経済を破壊して民を「依存症」にさせていく。ヤツらの支配する中央政府や企業への救済を依頼し、そこで雇ってもらう(従属=奴隷になる)ようにそむけていく。これは、NWOという世界統一政府が必要なんだと思い込ませていくことになる。
 だが、人民が足元から自分たちの力で、衣食住、つまり食料と安全な生活を自力で用意し、守っていくようになれば、世界政府などいらない。種苗法など認められない。食料とエネルギーのヤツらへの依存など必要ない。そのような民の生活を作っていくなら、ヤツらへの依存はいらなくなる。つまり、ヤツらの存在価値をゼロにできる。逆にヤツらの社会、ヤツらの企業とは、ヤツらへの依存度あってこそ存在価値を成立できる。そのような意図を持つ大型発電、大型送電などのエネルギーはいらない。ヤツらの一企業に食料を依存するような農業はいらない。人口問題などヤツらが自分への依存を実現するためのデマ・幻想にすぎない。少なくともエリートを自任するような、はなもちならない連中に「人口が増え過ぎたから間引きする」などという発言をする権利はない。誰もそんな権限を委託していない。
 つまり、自分の周囲から自立した生活集団を構築していくことなのだ。人民の権力の姿である。
 だから、国家対国家、兵士対兵士など、現在人民権力を作っていく過程で問題ではない。寄生虫である連中の誘導だ。ヤツらを寄生虫を払うのに、火力の武器は不要だ。民自身が民自身の思考からヤツらの誤誘導を見抜き、暴き、離れるだけである。こつこつと、営々と、自分の周囲から人民権力を作ることが、核心だ。

 下記の心がけで分析し、周囲と話すことだ。
  第一、人へ迷惑をかけない
  第二、カネとモノのとりこにならない
  第三、地球と未来に負荷をかけない
  第四、戦争の根絶、安寧な生活
  第五、人間としての誇りと尊厳