◆NHK北朝鮮ミサイル発射誤報、日産元会長ゴーンのレバノン逃亡、トランプがイラン革命防衛隊ソレイマ二司令官殺害、自衛艦中東派遣・安倍の中東行脚
●NHK北朝鮮ミサイル発射誤報
2020年の年末年始に起こった人騒がせな事件は驚くべきようなものだった。NHK北朝鮮ミサイル発射誤報、日産元会長ゴーンのレバノン逃亡、トランプがイラン革命防衛隊ソレイマニ司令官殺害と。
安倍は桜を見る会で国費をアベ友に公費を装い不正使用するという行為で逃げ回っていた。困ったときは北に出前を発注する。しかも官邸に泊まり込んで待つのだ。ところが、北は出前に出発したのだが、どうも届ける前にトラブル発生で注文品を渡せなかった。安倍の専門の広報機関NHKはその時間がきたので、予定通り流してしまったのが、事件の真相だろう。
911のときに飛行機激突とは無関係のWTC第7ビルが自然落下で崩壊したが、その現象の前に、そのビルを背景にしてBBCレポーターが、今崩壊したと報じたが、ほとんどこれと同じ。
NHKもBBCもいわゆるディープ・ステートの直轄機関。みごとなチョボである。
北のトラブルには背後がやや複雑。後にくる別の大事件は中東。こちらのほうが抜き差しならず、東西での二面作戦は世界への影響が大きく、直前に北に安倍から出前の注文があっても、それは無条件に今回は黙って無視だと命じられたとも察せられる。
●日産元会長ゴーンのレバノン逃亡
次に飛び込んだのは日産元会長ゴーンの逃亡劇だ。映画を観ているようだと評せられている。日本で逮捕された犯罪人が保釈中に、堂々と「隠れて」家をでて、新幹線に乗り、新大阪空港からプライベート・ジェット機でトルコに向かい、そこで乗り換えてレバノンに行ったという。
ディープ・ステートの人民思考誘導機関であるマスコミは、連日自分で見たようにゴーンの足取りを詳細に報じる。米グリーン・ベレーの関与、大型の楽器ケースに潜んだこと、関空で荷物をスキャンしなかったこと、防犯カメラに映った姿を伝えた。
ゴーンはディープ・ステートの手先の一人なわけだから、逃げたい。それを仲間が動いて救うなど、お茶の子さいさいだ。安倍も仲間だ。犯罪人でもゴーンは超上級コクミンとして扱わざるを得ない。極悪な重要容疑者が国外に出るなど、本来はできない。空港での顔認識と出獄検査で基本的に引っかかる。横田なら治外法権で自由だが、それは宗主国の関与がモロでできない。
これが容易にできたのは関空がすでにディープ・ステートの配下で運営されている会社だからだ。2015年からフランスの資本下、すなわちゴーンの関係のルノーの国だ、そしてディープ・ステートの親玉として名が通るロス・チャイルドの直下での運営とみてよい。だから安倍は逃亡を見逃して助け、逃亡を手助けしたものを追求もしていない。
ゴーンは犯罪人だ。日産を再生させた貢献者だというものもいるが、その経営的な辣腕はあくまでグローバリズムにおけるもので、投資家の利益確保のみを向いたもの。ゴーンに何十万人の首切りされた労働者のことなど話題にすらしない。日本的な経営でできないから、よその国のうけおい悪人にやらせてできだけのこと。
ゴーンの犯罪は日産資産の私的強奪だ。各国に豪邸、土地、クルーザ、結婚費用とか学費とかを日産から作らせ使用しているのだ。通貨証券の誤記載とか税金逃れとかタックスヘイブンへの資産隠しとか、つつけばいくらでもあるが、ゴーンが負っている犯罪は一般の法でも帳消しできるようなものではない。
ディープ・ステートの手先の世界では、再生させて得た企業の利益の何割を成功報酬として得るという権利を契約時に結ぶ。ゴーンは税との関係から、そのまま報酬にあげず、裏金でとか、退職時にとかさまざまな小手先をろうする。通常上級コクミンのケースではこれで訴えられることはない。ゴーンにしてみれば、まったく「正当」な行動だと、今も思っている。
それがレバノンで行った会見にあらわれている。ディープ・ステートが世界を牛耳っているという「感覚」だから、自分の主張は正しく、会見を聴いたものは皆賛同するという姿勢だ。
全世界の人民の感覚はすでに、そうした感覚をこそ拒否していることに気づいていない。この強欲、金権に魂を奪われたような感覚の「人間」だから、ディープ・ステートの手先として、いままで使われてきたのだ。役が終わったら、雑巾のように見捨てられるだろう。
レバノンの国家資産の4倍を超えるというゴーンの資産。カネで日本でもどこでもどうにでもできるという幻想に酔っているかもしれないが、世界人民から唾棄されてあわれな死だけが待つだろう。
●トランプがイラン革命防衛隊ソレイマ二司令官殺害
最大のニュースは、米国のイラン革命防衛隊ソレイマニ司令官を殺害したことだ。
イランは怒り狂い、隣国イラクにある米軍施設へ激しいミサイルによる報復攻撃を仕掛けたのだ。
余談は許さないが、当のイランも「報復は最後だ」といい、トランプも「報復はしない」ということで、第三次世界大戦に、あるいは第何次かの中東戦争へ拡大するのが収まった状態だ。
この一連の報道にも、人民側から見たらさまざまな教訓がある。
報道をもう少し具体的に追ってみよう。
日本では原発事故との関係から、世界で起こっている事実でも報道しない。あるいは捻じ曲げて報じる。だから、新聞とテレビだけでは、米国とイランの事態の流れなどつかめない。それどころか、一方で「世界大戦の危機」だと不安をあおりながら、相変わらずの「お笑い」「幼児化」、視聴者をバカにした長時間特番を流している。
イランでは事件の数日前から、日本の311や熊本地震と同じような無前波の異様な地震が幾度も発生していて、人工地震による襲撃だと騒がれていた。
そこに国家要人でしかも防衛隊長官が暗殺されるという事態。しかも米国は地球の裏側からの遠隔操作で、ドローンからのミサイルでピンポイント殺害した。外国要人の殺害許可をトランプが自らおこなったと報じた。
イランでは多数派ではないがシーア派政権が中央政権を握っている。その要人が暗殺された、ソレイマニは民間軍事武装組織の長であるが、事実上の国軍。イランのなかで国民的支持を受けていた。現中央政権に対する反対派の支持をも受けていただけに、政府側からみてもやや厄介。
しかもやったのは長期に一貫して敵とみなしてきた米国とあって、国をあげて反米の声が上がった。葬儀の予定日には何百万人かの群衆が集まり、少なくとも50人以上が死亡、200人以上が負傷する事故になり、葬儀は延期された。
その最中にイランは報復のミサイルを発射。だが、イランはイラク政府をはじめさまざまなところ(ロシア、中国も含む)に攻撃の事前通知をしていて、米国も掌握していた。当然退避していて、迎撃の行動もとらなかった。
そのために犠牲は確かに最小限だったのだろう。トランプは犠牲者なしといい、イランは80人を殺害したと報道。この時点で、マスコミは米国のイランへの反撃をどうするかが焦点としたのだ。やったら容赦なくやり返すというのを米国は必ず実行してきたからだ。
米側が報襲にでたらイランもやり返すのは必至。そうなれば世界を巻き込む戦争への拡大という悪夢になるからだ。
だが、トランプはこれ以上軍事的に何もしない、経済的な制裁でイランに圧力を加えるといった。イランサイドも、これ以上の軍事紛争の拡大を望まないことを宣言した。
ところが、この報道が冷めやらぬときに、イラン上空でウクライナの旅客機が砲撃を受けて墜落、176人の搭乗者全員が犠牲になったと報じる。米国や犠牲者数が多かったカナダなどは、イランのミサイルの誤射によるものではないかと疑念を表明。イランはただちに「違う。技術的な問題かもしれない」と歯切れの悪い表現で否定。
そして、そう時間を待たずに、イランは誤射を認める。
イランは米国が不当な軍事的圧力をかけ、それが異常な緊張をもたらして混乱した結果で、米国に責任があると主張。米イランの対立の激化から引く政府の行動やむなしの流れをつくった。米国もこれ以上軍事的にイランに迫るのから引く行為の正当性とした。双方がメンツを保った。旅客機の墜落という犠牲をともなって。
だが、やはり、これで引き下がらいのが、戦争キチガイのディープ・ステート連中。人数的にイランの多数派の中に配置した反政府派を利用した、中央政権追い落とし策動だ。撃墜事件について、嘘をついたとして、この時ばかりと全国でデモを展開している。
政権の防衛長官を殺害したと公言したトランプも、このディープ・ステートの主張の流れを追認することになる。徹底的に人民に依存しないで行う行為の限界であることを見なければならない。
●自衛艦中東派兵・安倍の中東行脚
安倍は議会での論議はほとんどショートカットして、そそくさと閣議決定で自衛隊を中東へ派兵を決め、年明けに即送り込んだ。
中東から米国が引く、後は有志連合で中東を通過する船舶の安全を守れ、とトランプが言ったのに発する。この方針は一方でディープ・ステートにしてみれば、地球一元支配化の流れに反するものとして許せない。
だが、トランプは一応最大のカイライ国家米国の国主。正面から取り消せない。転んでもただで起きるわけにはいかない。この機会に属国日本を米軍に代わらせ、戦争当事国に格上げする絶好の機会としたことだ。
直ちにカイライ安倍に命じた。その結果だ。安倍はディープ・ステートの勅令となれば最優先する。
日本の自衛隊がすでに数十年前から、軍備を整えた段階で、米軍の一翼に「完全」に組み込まれた。自衛隊独自で作戦行動することはできない指揮系統が確立している。
米国から買いそろえた武器はすべて電子化されていて、米軍の暗証コードなしにミサイル発射することすらできない。戦艦や航空機は「味方」の識別コードで管理されいて、味方同士の撃ち合いを防止する機構だ。
自衛隊が「有志連合」だろうが「独自作戦」だろうが、米軍にとっては同じだ。民を騙す用語のすり替えに過ぎない。そそくさと安倍が行動するのは、即勅令をうけたとき。
ついに、日本は自衛から、中東での戦争当事国に格上げされたというのがこの本質だ。いつでも、中東の反米諸国から攻撃を受けてもやむを得ない立場に立つ。ディープ・ステートは、自衛隊が中東で米軍の指揮下行動を開始するタイミングをみて、敵国からのミサイル攻撃を画策する。
自衛隊は建前上戦闘はできないと言いつつ反撃に出る。最初は手違いの小事で始まるだろうが、やがて大事が発生して米軍と運命を共にする。日本国内での法や制限は「戦時」という「緊急事態」で、すべて事実先行で法制は後追いで決定していく。
安倍が先にイランと合い、今回中東に出向いてサウジなどと会談する。これは表立っては、敵対する双方との間で、日本が出向くけどお手柔らかにというイメージの創出を狙ったものだ。だが、覚えておいてほしい。戦争は双方のカイライに命じて起こるものだということを。双方の国のカイライが、民には大事に見える度合いを調整しているだけだ。
地球支配者どもが中東での危機を最大限に引き上げている最中に、安倍は中東へ軍を派遣する。マスコミは一方で中東の危機をあおりながら、安倍の行為を合理化するのに必死。
◆フェイクニュースで世界を覆い、確実に推し進めていくNWO戦略
以上は極めて大雑把な経緯だが、地球支配者、ディープ・ステートの牛耳る世界の報道機関によるニュースが報じたのもだ。この表の世界のニュースから世界人民は何を理解したらいいのか。
まず、ぐっと身を引いて大局をみてみよう。それは事件の結論でもあるが、地球支配者の邪悪な地球一元支配という妄想を実現するためのお騒がせだ。
地球一元支配の完成の壁は、中東と極東。焦点は中東で、地球支配者の自由になっていない中東の大国がイランなのだ。イランを解体し、イランの支配をディープ・ステートの手先にやらせるような事態にすることが当面の目標だ。
中東は広い。ユダヤ・キリスト教側でないイスラム教は大きく分断されていている。原理主義的なシーア派と一般的なスンニ派だ。スンニ派は大半がすでに地球支配者と協定を結ぶに至っている。サウジアラビアのように封殺対象ではない道を認めている。
頑張っているのはシーア派のイラン。イランの中でも多数派ではない。だから地球支配者は、イランに焦点を合わせて、徹底的な攻撃をかけているのが現時点。
故に現時点でもイラン国内の数的な多数派のスンニ派や反シーア派、つまり反政府はには、大量のスパイを送り込み、巨額の反政府資金を投与している。イランでの「内乱」を猛烈にあおっているのだ。だから、今回の事件でも、イラン国内で反米デモと並行して、反政府デモが多数起こった。反政府デモにはあからさまにCIAやMI6やモサドのあおる姿がでている。香港のデモと同じ。
イランの現政権は、反政府組織に対して生きるか死ぬかの厳しい対応をしてきた。その先頭で動いてきたのが革命防衛隊のソレイマニ司令官で、反政府派やディープ・ステートからは、狂暴、悪魔、殺人鬼とされてきた。ちょうど、リビアのカダフィやイラクのフセインと同じ呼ばれかただ。
トランプはソレイマニの殺害許可に触れたときに、狂暴なテロの頭目を消すことで米国は今までにない安全を確保できたと自賛した。過去にブッシュやオバマが、中東の国家のトップを殺害してきたときのセリフとまったく同じ。
そもそも現代において、民主主義だ、人権だと、口を開くたびにいう米国などの「国家」の長が、いかなる理由があろうとも、気に食わない相手国の国家の長や要人(ソレイマニの場合は防衛長官のようなもの)を殺害することは、国際法での当然禁止だ。
だが、その歯止め(?)を堂々と蹴散らしたのがブッシュの911。ブッシュは「オレに法の説教をするのか」と一蹴し、大統領が対象を「怪しい」と疑っただけで、国境も無関係に襲撃し、殺害も自由にできるとした。
国際法でも「戦争中」であるならば認められている。だが911では「テロとの戦争」ということで、常時戦争事態にステージを勝手に上げたのだ。以降、戦時に無関係に、地球上どの国であろうが、そこにテロリストがいるに違いないとしただけで、宣戦布告などいっさいなしに、戦争行為ができる。つまり無法化したのが現在。内政干渉という概念はない。すべてが地球支配者の特別なカイライ国家米国からしてみれば、世界中の国はすべて、内政と同じなのだ。
ここでトランプが果たした行為を見つめてみよう。今回の事態でみせたトランプの行為は、報道どおりなら、百パーセント地球支配者の手先のものだ。もちろん言い訳はあるかも知れない。従来口にしていた「世界の憲兵をやめる」「世界各国から米兵を引き揚げる」という、世界人民の声に沿い、この地域からソレイマニが死に、危険はなくなったので、撤退する、という主張だろう。
だが、こんな主張は支持されるわけはない。緊急にイラク中流兵を増やしたではないか。「平和のために」「撤収するために」殺した、などという論理は、戦争の論理とまったく同じだ。
戦争時にディープ・ステートの手先である双方の国の為政者は、口をそろえていう。「平和のためにこの度、やむをえず戦争にふみきる」「敵によって、自国の安全が侵されている。これに反撃するために、正義の戦争をする」と。
人民側からみたら明確だ。世界から撤収するなら、黙って、無条件に兵を引くべきであって、それ以外の行為はない。
トランプが次期大統領選挙に向けた人気取りのためにやったパフォーマンスだ、とか、国内で弾劾が進められているので、眼を外に移させるための戦術だとかいう意見がある。だが、これはいずれも間違いだ。そのような視点では真実は見えない。
大統領は選挙でえらばれない。地球支配者が配置するのだから。また、眼を外に向けるというのは安倍はよくやる手だが、全世界をまきこむ戦争を手段として使えるのは、地球支配者だけであって、トランプにできる行為ではないからだ。
だから、このような主張で今回のような米国・イラン問題を論じている視点は間違いである。
地球支配者の911以降の行為があまりに露骨で理不尽に満ちているために、世界中が分裂しているのは間違いない。米国などでは真っ二つに分裂した軍と諜報機関とFBIが軍事的な対立までおこしている。英国はついにEUからの離脱派が多数をえた。フランスもデモがいまだ続きマクロンという安倍一味のようなやつがグラグラしている。
米国ではトランプの登場以来、ディープ・ステートが所有して勅令を出す部隊と、トランプを支持して政権を動かす部隊とが混然一体になっている。米国というときに、それは大統領のトランプがすべてを代表するわけではすでにない。米国としてなされることがトランプ派の意志と異なる場合も多々出てくる。
今回の事件では、トランプは「ソレイマニ殺害を指示する」どころか、それ以前に、狂気のディープ・ステート直轄派が、大統領の許可など得ずにやった可能性すらある。起こった事態を知らされたトランプ側が、急いで対応に走ったかもしれないからだ。もしそうなら、米国内でこれから処罰、更迭、解体などの動きが出てくるはずだ。
分裂している米軍と言えども、一方が他国に対して行動するときに、他方にまったく察知されることなく、これほど大きな事件は起こせない。知った一方も後追いながら、善後策を講じる。
もしディープ・ステート直結派の行為先行であった場合は、いうまでもなく、目的は中東での火花から中東をまきこんだ第何次かの中東戦争、さらに拡大した全世界をまきこんだ第三次世界大戦というハルマゲドンの惹起だ。これをヤツらはたんたんと狙い、911以降執拗に仕掛けてきた。
それにはロシアと中国を引き込んでの大戦をする。だが、ディープ・ステートの邪悪すぎるこの野望こそが、反対派に嫌われているのが現在だ。この度も、ロシアも中国もまったく動じなかった。静かだった。当事者であるイランの政権すら、表面的な言葉では激怒を口にしたが、危険な一線は超えていない。
これはトランプ派の政権がただちに、各国の主要首脳と軍事組織の伝えたものと察せられる。ディープ・ステート派が支配するイラン国内の反政府派に、旅客機の撃墜を指示して拡大を計画したが、これは現首脳は知らされていなかったと思える。当初あいまいな態度をとったのは、隠す以前に反政府派の撃墜策動の掌握ができていなかったからだろう。
ところが日本のニュースでさえ、イラン上空て旅客機が撃墜される瞬間なる映像が流された。これは観ればわかるはずだが、犯行者の自己証明である。ちゃんと映像はか画面の中央に飛行する機体をとらえている。これは撃墜を知っているからこそのものであることを自己暴露している。ちょうど、数か月前のイラン沖での日本船舶への襲撃映像と同じである。
イラン政府にしてみれば恥さらしであっても、反対派がおこした事故でも政府の責任だ。確認し次第にイランからのミサイルで起きたことを認めたのだ。これは、そのままトランプの行動と重なる。
双方の「国家」が分裂している。国内におけるし烈な内戦。背後にはディープ・ステートが深くかんでいる。ディープ・ステート内の対立でもある。だが表では国家間の対立もある。この奇妙な関係が地球支配者の配下のマスコミが真偽織り交ぜて報じられ、世界中の民はわけがわからない。旅客機の撃墜などは、まるごと911のときとおなじく、事を初期で収めるために用意したフェイクかも知れない。それでおさめることを事前に合意していたのかもしれないほどだ。
だが、着実に世界金融資本=ディープ・ステート=地球支配者の邪悪な計画であるNWOは成果を上げていく。焦点である中東。ここをガタガタに揺さぶり、気に食わないものを弱体化させ、あるいは抹殺までして、そこにカイライを配置していく。
一元支配のステップが着実に進められていくのである。
ディープ・ステートが民の認識を誘導する。国家同士の対立、分裂した双方の勢力の対立。だが、決定的に大事なことは、民の意志と勢力が欠如していることである。本来は、地球支配者と人民の対立である。これが民の利益を無視した勢力の対立として描かれている。
視点を変えなければならないのは、ここである。
◆全世界の人民は団結する以外にない
分裂した世界。それは国家間だけの対立としてみても意味がない。それぞれの国家の中央政権は、地球支配者が勝手に都合のいいカイライを配置しているもので、それぞれの国内は中央政権についていっているものと、世界人民派に分裂している。
どこも同じである。国境は地球支配をするものから見たときの、分断支配の都合に過ぎない。地球支配者とそのカイライにたいして、やはり国境を越えて地球支配の野望とたたかう人民の対立である。
人民は自国の中央政権から毎日きゅうきゅうと締め付けられていて、残念ながら、世界的に手を握るに至っていない。
今回の表の世界での米国とイランの対立激化騒動でも、流れは地球支配者の野望に貢献する形で動いている。
ディープ・ステートの直系と反ディープ・ステート派の対立といっても、しょせん表の世界だ。表の世界はヤツらが巧みにマスコミを使って、人民の知識と知恵を誘導している。支配に都合がいいような知識と知恵しか流さない。
人民が本当に必要なのは、為政者の不都合を報じるジャーナリズムなのだが、それはない。人民の権力ができてくるのに並行して生まれ育つものだから、現在期待できないのはやむをえない。
ディープ・ステートの直系と反ディープ・ステート派の対立といっても、トランプもイランも結果的に人民が拍手を送るような行為はしていないし、巨視的に見て、NWOというヤツらの本来の計画のステップアップに貢献している。人民の利益は、表の政治からは得られないということだ。人民の利益は、表の政治とは別に、人民自身で作り上げる以外にない。
トランプが「ディープ・ステートの一掃」を公言して登場したとはいえ、行為は必ずしもそうしたベクトルで動いていない。人民が依存してはならない。トランプと言えども、ディープ・ステートの影響から独立しては動けないことがわかる。人民の意志に彼が依存しているわけではないから当然だ。
トランプ自身が暗殺の対象になるという脅迫。米国の大統領として他国とのバランスを維持しなければならない矛盾。どうとりつくろっても、人民に全面的に依存していないのだから、限界がある。
悪魔である地球支配者の知恵のすごいところは、こうした矛盾をあらかじめ知っていることである。今日の事態を何年も前に承知し、手を打ってきたことである。ディープ・ステートの直系と反ディープ・ステート派の対立というようなことが発生したとしても、どうするかを悪魔的に察知して、手を打っていることである。
トランプの反グローバリズム、一国主義的なスローガンは、確かに地球支配者への打撃だ。猛烈に地球一元支配をすすめてきたものの、邪悪ゆえに矛盾が激化する。人民の利益に反しているからだ。マッチポンプ方式の戦術の連続では当然民にばれていく。
一時的に戦争一片道で起こった矛盾を補填するために、いったん引き、別の戦術に転換して、結果として元来のNWOを実現していくということ。「反グローバリズム・一国主義的」というスローガンだが、ヤツらがいうそれは真逆である。このスローガンをだせば、いっけん民の意を反映しているように装える。対立する一方が民を動員し、さも正義をよそおって、目的を遂行していく。そのような欺瞞だ。トランプ現象がこのように仕組まれた。
だから、反ディープ・ステート派をずっと以前から、発見、育成までして、その時がきたら配置して、意のまま動かしているふしがある。だから、トランプが出てきて、現在の大統領を演じている。ゴーンが逃亡劇を演じたように。
以前にもこのコラムで紹介したが「シンプソンズ」という米テレビ番組のでの予言。「イルミナティ・カード」での予言を見ればあきらかである。予言は起こるものではない。予言は起こすものなのだ。悪魔のような地球支配者が。
地球支配者は中東が激突の主戦場としている。ここで第三次世界大戦を起こす気だ。今回の激突は、まだ本番前のジャブに過ぎない。トランプは拡大に踏み切らなかった。イラン側もセーブした。現代の大戦は過去の大戦と比較にならないステージになっている。
地球上を数十から数百回消滅させるだけの核を持っている。一回の使用で一国を消滅させるほどの威力を持っている。逆に911や311や中東戦争で使われているように、超小型の核を実践化している。カリフォルニア山火事やオーストラリア火事で、数多く指摘されているように、衛星、ドローンからのプラズマ光線でジュッと任意の箇所に火をつける兵器、ソレイマニを地球裏側からボタン一つで消す技術まで。
いったん報復の連鎖になれば、人類はかんたんに消滅する。スイッチを押した人ばかりか、地球支配者自身が滅亡するのだ。当然にそれを避ける。人間の思考なら。
しかし、現在の地球支配者・ディープ・ステートは、そのようには考えていない。それはキチガイのように戦争をあおっていることに表現されている。ただの脅かしではない。相手の挑発にも屈せず、やられれば何倍もの強力な兵器で報復することを宣言している。これはたたの強気ではない。
この狂気のもとはやっかいなことに、ユダヤ・キリスト教原理主義による。イスラム教の根源も同じだ。それはハルマゲドン思想である。聖書に予言として記載されていることに、人間が堕落しそれを神がリセットするというもので、ハルマゲドンという壊滅的な破壊がおこり、神を信じる者はラプチャーによって救われ、千年王国が始まるというもの。
ノアの洪水から箱舟でノア一族が救われ、その子孫が増えて現在に至り、同じことが繰り返されるとうテーマ。アラブの一神教以外のものには、極めて迷惑なテーマだが、そこの一神教の選民は妄信している。そればかりか、その神は明確に選民以外は人ではないゴイムで、ゴイムは選民の奴隷で煮ても焼いても、いじめようが殺そうが、それは罪でもなという。
地球は選民のものでゴイムは奴隷。支配に不必要なゴイムは面倒だからまとめて消去すると、その主張を何にはばかることなく宣言している。
以来何千年とこの邪悪な思想を目標にして世界支配の悪夢を追求してきていることだ。現代になって世界金融資本がその核になっている。米国人の比率でも圧倒的な多数派がこの一神教の原理主義(福音派)を信じていて、トランプも例外ではない。この路線にそわないスローガンでは、ショウである大統領選挙キャンペーンで勝つことなどできない構造になっている。
この妄信は聖書と若干の解説以外に明文化していなかったが、その後、1871年のアルバート・パイクの書いた計画書に明文化される。そして1958年のルルドの奇跡を背景に起きた1917年のファティマの三つ予言として知られる。だがこれは第三の予言はバチカンによって封印された。だが、内容は同じことだ。現在は「ジョージア・ストーン」碑に。
すでに過去のものになっている第一次、第二次世界大戦をヤツらが明確な計画のもの起こしたと。第三次というのは中東をその勃発する現場だと明言している。見た恐慌が卒倒し封印したのにはさらに際どいことが記されていたからだ。
それは悪魔の関与である。人間ではなく、人間を奴隷化するエイリアンの関与であり、奴隷である人間をかしずかせるために、人間の中に選民(悪魔に魂を売った)という特権を与えて配置した。カイライと奴隷である民をその状態に思考としてしばるのが、そのユダヤキリストだということが記されていたことだ。
ファティマの事件は何万人もの人々の目の前で起こった事実で、当時の新聞でも大きく報じられ、すでに発明されていた写真でも多数取られて残っている。エイリアン=悪魔が超常現象を演じて見せたのだ。
だが、これは話の内容が例え真実であっても、それまで信じられていた常識とは矛盾し、バチカン組織にとっても国家政権にとっても都合が悪すぎる内容だ。民には絶対に知ってほしくないとして、依頼「陰謀論」としてくくり否定し、歪めて異物扱いにしてきた。
「陰謀論」として世界をみる見方については、人民側の思想としても異論とみるのが、現在でも多数だ。それは、人民の苦難の原因を目の前の中央政権だとして、たたかいを組むのと矛盾し、むしろ誰も信じない悪魔だ、エイリアンだという夢想をもちこむものになる、という理屈だ。
逆に、人民側が「陰謀論」を認識できずに否定し、遠のけることで、徹底的な改良主義に陥っていった。改良主義から革命的な思想に脱皮できない大きな原因を、みずから作っているのである。
自然発生的に生産性の向上が格差を生み、支配を生んだのか。その支配という人の人による所有を合理化するために、国家や宗教ができたのか。それがやがて、圧倒的多数の民がごく少数のために隷従する世になったか。被支配者は永遠に支配者の圧政から逃れられない世界。これは人間が求めた世だろうか。平和や幸福やよろこびは、永遠にただの夢なのか。
ヤツらが否定する「陰謀論」の立場に立てば、世界の民を支配している連中が裏でつるんでいないわけはない。戦争はつるんでいる連中のボスが、双方に指示してやらせているではないか。国家と国家がガキの頭脳レベルでケンカしているのではないのは明確だ。
民をほんの一握りの邪悪な連中が悪魔の意志でいじめ倒しているのは現実ではないのか。この立場で見たときだけ、全世界の人民は団結する以外にないという結論が出る。
民への圧政の敵を、目先のものにだけ焦点を合わせるのは、ヤツらの背後はひとつだということを認めていないからだ。改良主義は目先の課題をひとつひとつ改善、解決すれば、それを蓄積していけばやがて、必ず民の目標に至ることができるというもの。
地球支配者は、ハルマゲドンを自分で起こすというのだ。
たわごとや、妄想ではない。陰謀論そのものが現在、ヤツらによって確信犯として行動に移されているのだ。これは狂信者の私兵であるCIAが実行しているし、日本のオウムを使ってやらした事実だ。ハルマゲドンを人為的に起こして、神の意志を遂行し、ラプチャーによって、救われ、千年王国を横臥するのだと。この悪魔の考えは、地上の人間によって実際に目の前で起こされていることから、眼をそむけてはならない。
話を元に戻そう。米国とイランの対立に人民は一喜一憂する必要はない。だが、フェイクニュースも含めて表の成り行きは知る必要がある。そして、そこに人民権力思想にとって、重大な教訓が隠されている。それを人民の中に深めることで、人民は権力を作っていく。作っていく芽ができる。
人民権力の弱さは敵にとってまったく喜ばしい事態。単に戦争はいやだといっても、ヤツらはその邪悪を着々とやる。喜ばせてはならない。その民側の視点がある。その視点をもつかぎり、ヤツらのたくらみは見えてくる。
第一、人へ迷惑をかけない。
戦争は最悪の迷惑行為。無条件にその方向で考えているテーマ、行動しているヤツ、やむなしとか必要というヤツは間違い。この件で迷うことも間違い。米国で「反撃を止めるな」とか「殺して安全を得た」とかいうのは、マスコミのでっちあげだとわかる。少なくともマスコミに踊らされている。イランでも同じ。「英雄を失った。報復をして当然」「核開発をして力をつけるしかない」…これはらい皆間違いだとわかる。普段は良きパパでも、異様な雰囲気のなかに入ると無意識に狂気になる。
日本でも政治屋だろうがマスコミにだまされたものだろうが、戦争の勃発に加担する方向での主張は皆間違い。安倍や河野の発言や振る舞いがいかに低劣でバカなことかがすぐわかる。
第二、カネとモノのとりこにならない。
ゴーンのテーマがそのままだ。欲がふかい度合いに応じて行動は横暴。民への感情にかけらもなびかない。だが最後は用なしで捨てられる。一億総とりこがあたりまえ、というバカな考えで、悪魔に魂を売った男が逮捕された。日本をギャンブル国家にするという悪魔の思想の代理屋。ディープ・ステートから命令されれば、最優先でなりふりかまわず行動する。
第三、地球と未来に負荷をかけない。
戦争はこの極致。ひとたび開始したら人など住めないほど崩壊する。同一なのが原発。ただの蒸気を得るのに狂気に陥り、無駄、無理、無茶の塊である原子力を使うに走る。本来は即廃棄しかないことが見えない。夢の未来のという悪魔のささやきが巨額の税の合法的かすめとりとなり、強欲者がたかる。
第四、戦争の根絶、安寧な生活。
第五、人間としての誇りと尊厳。