記・国民B(2019.1.22)
■歴史的な政治の転換が起こるかどうか。地球支配者への強力な一撃となるような事態が進んでいる

◆米政府機関の長期閉鎖とロシアとの和平条約をめぐる安倍の迷走

 現在国内外で政治と経済に大きな混乱とうねりが起こっている。多くの庶民がテレビでおバカ番組を観て、ミカンを手にしながら笑い転げているその裏で。ケイタイで与えられるゴミ情報の渦に夢中になっている裏で。
 話題の中心にいるのはトランプの動向だ。米国内外のメディアをフェイクニュースの元凶と言って非難し、ツイッターで連日吠えるようにつぶやいている。
 その内容が、世界的に今までは否定できない歴史の流れ、政治認識の常識と言われてきたことを、ことごとくくつがえしていることだ。

・グローバリズムが人民の生活を壊した。米国人民の偉大な生活を取り戻す=アメリカ・ファーストだ。(独善主義で勝手だとマスコミは騒ぐ)
・メキシコ国境に壁を建設して、不法移民の大量流入を止める。麻薬を持ち込み、凶悪犯罪を犯しているのを防ぐのだ。建設費用はメキシコに払わせる。(移民を拒否するなどいまどき非常識きわまりないとマスコミは騒ぐ)
・世界の憲兵はやめる。米国が経済破綻しているのに巨額をそのために供出しているが、みな無駄で必要ない。海外基地を閉鎖し、米軍を撤退する。(国際政治に果たす役割の放棄で無責任だとマスコミは騒ぐ)
・ダーイッシュ(IS)はヒラリーが作った。一掃した。駐留する必要がなくなったので撤収する。(現地に再びテロをはびこらせる。ロシアに中東を渡す行為だとマスコミは騒ぐ)
・EUが混乱して無意味になっている。仏マクロンはEU軍をつくるという。米国がNATOにとどまる理由はなくなったので離脱する。(再び冷戦を起こす気かとマスコミは騒ぐ)
・911を起こしたのは誰かを知っている(ディープ・ステートの犯行だ)。(主犯とマスコミが一体でやった犯行なので、トランプこそフェイクニュースだと騒ぐ)
・TPP離脱。パリ協定離脱。INF(中距離核戦力全廃条約)離脱。NAFTA(北米自由貿易協定)離脱。イラン核協定離脱。国連脱退(1/6に議案提出)。ユネスコ(国連教育科学文化機関)脱退。(いままでの国際的な関係を破壊するムチャクチャな行為だとマスコミは騒ぐ)
・朝鮮戦争を終結させて極東の危機から脱出する。北朝鮮と対話する。(いままでの極東の危機、北朝鮮は悪の中枢だと言っていたのは何だったのだとマスコミはわめく)
・中国との貿易収支が不平等で異常だ。高い関税で均衡をつくる。(米中貿易戦争だとマスコミは騒ぐ)
・昨年暮れからの急激なドルの下落はFRB(米連邦準備基金)の意図的で誤った利上げは気が狂っている。(主犯とマスコミが一体でやった犯行なので、マスコミはわめけない)

 まず、米国の政府封鎖であろう。米国の補正予算案が議会で通らないために、職員への給与が支払えずに長期封鎖に入っているのだ。一部ボランティアで出勤はしているものの、機能の停滞によりさまざまな人民生活への支障がでてきている。
 メキシコ国境に作る壁の予算について下院で多数の民主党が認めないためだと報道されている。もともとおかしな話なのだ。壁予算とは無関係ではないものの、地球規模で追いつめられているディープ・ステート側が反トランプの勝負をかけてきているのが真因である。
 フランスでは黄色いベスト運動が激しく燃えている。燃料税をめぐって開始したデモだが、現在はマクロン大統領の退陣を求めて続いている。フランスにもトランプをという声をあげているのだ。
 英国では3月末のEU離脱が間近なのだが、離脱の条件を議会で決められないでいる。もともとEUは地球一元支配の道具として作ったもので、英国自身も提案者だった。離脱という逆流は考慮されていないばかりか、容易には離脱などできないよう強力な縛り(法外な違約金や関税など)が付けられているものだ。
 EUによって国としての負担が増加し、国家としての主権も亡くなったことで、デメリットだけのEUであること。人民は地球支配者にだまさたことを気づいてしまったことだ。
 推進側はEUのみくろみを知られたくないために、まともな論議をはぐらかすのに必死。この議論が進むほど人民は真実に気づいていく。

 米国ではトランプを支える政府の要人が次つぎと退陣しているのもあるが、米国の大企業のトップが大量に辞任している。オバマや子ブッシュら多数の著名政治家の動静がここ1か月以上途絶えている。小児性愛とか臓器売買とか人身売買とかの異常犯罪で大量の聖職者とハリウッド関係者が逮捕されている。
 突然に日産の「功労者」ゴーンが逮捕。突然に中国の世界的IT企業の幹部が逮捕。突然に日本オリンピック委員会の武田会長が逮捕。突然に安倍首相が外交で売りつけた原発のすべてキャンセル。
 急遽、雇用不足にカコつけ強引な移民の日本への流入法を作った。安倍が突然にロシアとの平和協約交渉に熱意を見せるが、北方領土をめぐって迷路にはまっている。勤労統計資料の作成と証拠隠滅を厚生労働省が組織ぐるみでおこない、アベノミクスの偽造を忖度。日銀は24兆円を株に。年金30兆円損失という。辺野古埋めたてでの詐欺的工事継続。狂った政府を呆けたコクミンが無関心放置。

◆高まる地球支配者=ディープ・ステートによる激しい反動

 米国を中心に現在進行形で起こっている政治状況は、いかにすざまじいものであるか。報じられている上記の事実だけでわかるだろう。
 トランプもフランスや英国の人民も今真剣である。地球一元支配者に対して、過去の人類史上で起こったことがないほどの打撃を与えている。
 地球一元支配者のNWO(新世界秩序)の実現という邪悪な奴隷制度の実現に対して、人民が認識してしまうということが進んでいる。被支配者がひとにぎりのヤツらに完全支配されようとしている。このことを、奴隷自身に気づかれてしまうという、絶対に起こっては困る事態が最大の問題なのだ。
 ヤツら自身が作り上げようとしたグローバリズムやインターネットの普及によって、人民は世界中でつながり、真実を共有するに至ってしまった。
 地球支配者にとってもっともあってはならない事態をオウンゴールでやってしまった。これがヤツらを襲っている恐怖である。
 ようやくNWOの夢を手が届くところまで推し進め、911を境にして、一気に強引に完成をもくろんできた。完成を目前にして、何千年来の夢がついえようとしている。
 当然のことだが、人民への反撃をするためにヤツらは今必死の策動をしている。ヤツらはここで敗退することは、永遠に挽回できない事態であるがゆえに、総力を出して人民に立ち向かってきている。

 気象兵器と人工地震攻撃。近年の地球的規模の異常気象はヤツらへの人民側の犯行が強まるのと比例して発生している。世界的な現象であることは、日本で起こったいくつかの事例で身に染みてわかる。311、熊本地震、北海道地震。帯状で停滞する豪雨。P波のない地震の連発。
 日本の場合はさまざまなプレートが集合していて、人工的に地震は起こしやすいようだ。各所で炭素の地中への注入をやっている。狂気のヤツらは日本を本気で破壊する気だ。全世界の核のゴミ捨て場にするという計画だ。
 昨年暮れの米国西部での異常な山火事。巨大な宇宙の気象衛星とドローン兵器によるレザーやプラズマを使用したピンポイントによる燃焼と蒸発。
 米国のいくつかの町が焼かれたり大規模な停電が起こった。
 これらはディープ・ステートとたたかう側による衛星破壊や作戦部隊への攻撃で突然に止んだ。米国でも日本でも上空で破壊された衛星が火球で落下した(ニュース放映された)。恐ろしい事態である。
 いずれもトランプの事件への対応を攻撃するためである。
 移民問題は何年か前に大きな話題になった。シリアでの危機を意図的に作り、数百万人規模の欧州への脱出劇を演じた。ホンジュラスからのキャラバンなどと言って米国とメキシコ国境に大量の移民が押し寄せた。
 注目すべきはシリアでのことも同じだがこれは自然の移民の移動などではないことだ。事象は明確な意思を持って作られたものだ。実際にソロスらから資金が出て手渡ししているところが映像で流されている。
 何のためか。欧州での大量移動と同じで米国に流入するためだ。混乱を起こすためだ。移民は本人の米国に行きたいという意思で、それは移民の権利で、米国は拒否できないはずだ。拒否するなら人権無視で許されないことだ、という論理を常識だとマスコミは主張する。
 だが、実際は国境を無視して自由に人が移動できるような実態を世界中に作り出したい=国家主権の崩壊に向けたNWOの意図である。ここには麻薬売買や人身売買などの犯罪者の欲望を満たす場を用意し、彼らを策謀実現の味方(一次的な道具)にするという一石二鳥の意図がある。
 トランプは不法入国は厳しく取り締まると言っている。国家主権が重要とする視点から見れば当然のことである。法があるのに、何故に不法に入りたがるのか。マスコミや反トランプ派は不法に入るのを推奨しようとするのか。この点をマスコミは絶対に言わない。
 メキシコ国境問題ついては、トランプの主張が正しいのかマスコミの主張が正しいのかは、本来的にも論を待たない。公然と黒を白と言いくるめているのである。
 大量に押し寄せる場合でも、関所をつくる。国境で「正規の入国手続きができる」ようにする。そのために壁も作るというのが無駄で必要ないとする民主党の立場は、異常である。
 議会(下院)で予算を認めない。政府機関の閉鎖を続ける。本来であれば、どうみても異常。つまり、トランプを追いつめるためなら、どんなことでもするという悪意だ。地球支配者に歯向かうトランプは許さない。この一点だけなのだ。
 すでに、トランプを暗殺するという計画は何度も実行されて、その都度失敗している。もう一方で遂行されているのは、大統領弾劾だ。いわゆるロシア疑惑と異性問題。どちらも2年間も無駄カネを費やしたが実証されなかったのだが、ヤツらはでっち上げをあきらめていない。
 嘘を一万遍ついてもダメなら一億、一兆回だと、ディープ・ステートは死んでもあきらめない。
 イスラエルとパレスチナ、シリアとアフガニスタンなどで、戦闘が激化している。ヤツらは持てるだけの武器を使ってでもトランプを追い落とす気だ。トランプを倒し、カリフォルニア州選出の民主党議員であり下院議長のナンシー・ペロシを大統領にさせる。ペロシが副大統領にヒラリー・クリントン指名する。その後ペロシは辞任することで、ヒラリーを新大統領にするというシナリオだという。

 日本周辺での地球支配者の危ない反撃もある。挙げたように、日本での地震攻撃だ。年明けてからも地震が続いている。さまざまな専門家と称するところから、南海トラフ巨大地震とか、永良部島のすぐ北東の海底にある鬼界カルデラ地震の兆候があり、それもいつ起こるか知れないという。
 トランプは米国民に事実上の緊急事態が明日にでも起こるからと「1か月間分の食糧、現金などの準備」を整えるよう訴えた。
 安倍ら満州マフィアは上からの命令の途切れと乱れの合間を利用して、ひそかに悪事をなしている。それは韓国や中国との危機の増幅だ。追いつめられた統一教会の意図が見える。
 慰安婦問題、徴用工訴訟、レーダー照射問題と雨後の竹の子状態だ。明らかに日本が極東問題の蚊帳の外に置かれた状態を示しているのだが、満州マフィア一味はこれを逆利用してファシズム化、軍備強化をすすめている。
 ちょっとした事故で大きな紛争や戦争に転化するような危ない事態をまねいている。

◆常に根幹の問題は人民の権力の問題

 韓国は昨日まで北と兄妹けんかを激しくしてきた。それがトップ会談が実現し、急速に和平のムードに傾いている。韓国内の従来のディープ・ステートの手先たちは、気が狂うばかりに嘆いている。文大統領を引き下ろすのに必死だ。米国でのトランプ弾劾と同じ様相である。
 北はどうか。北を牛耳ってきたCIAと満州マフィアは慌てふためいている。キム・ジョンウンがトランプ側についたからだ。そして南の文と手を握った。
 ここで南北の旧権力派は手を取り合ってさまざまな反革命をやっているというのが状況だ。慰安婦問題、徴用工訴訟、レーダー照射問題も起こしたのはヤツらだ。
 国際的な軍産複合体=ディープ・ステートが「平和への動き」を拒否しているからだ。軍産複合体は永遠に拡大していくしかない運命にある。縮小していく方向は死滅の選択だからだ。
 つまり軍需の拡大こそが命であり、それが地球支配者の恐怖政治の根幹であるからだ。戦争の危機が高まっていると被支配者に思わせ続ける(脅迫)ことが、支配の根底になっている。
 徴用し戦場に向かわせ、人民同士を敵視させて、殺し合いを体験させる。人間のこころに理不尽を植え付けて破壊し歪ませる。被支配者の思考にゆがみがある限り、支配は永遠であるからだ。
 日本は地球支配者にそそのかされ、あやつられ、大陸に侵略した。アジアの盟主、五族協和、大東亜共栄圏とかインチキな根拠をあげた。王道楽土などと主張して侵略=他民族が犠牲になることを当然視して満州国をでっちあげた。エネルギー確保は必要で当然と強盗論理を展開した。それが戦争だ。
 いかなる理由をあげても欠片ほどの正義はない。これを背骨にしてなした戦争犯罪行為に免罪も時効ない。永遠の人類最悪の行為が戦争だ。地球支配者の支配を維持するというただひとつの目的だけのために存在する最大の犯罪行為だ。
 このような戦争を不可欠なものとか不可避なものとかいうのは、人民からすればそれ自身が犯罪行為に手をかすものだ。まして、朝鮮との戦争だとか、中国やロシアの侵略から防衛しなければならないなどといって、戦争を容認することなどは、人民からすれば許されるわけがない。
 だが、愚民となって支配者の奴隷根性を骨の髄まで浸透されたものがいる。彼らは哀れにも、支配者の軍拡や戦争を支持して奴隷である続けたいと叫ぶのだ。
 慰安婦問題、徴用工訴訟、レーダー照射問題は戦争という地球支配者の存在がある限り、この世からなくならない。免罪も時効はないからだ。戦争の遺恨はそれほど深いものだ。
 同時にそれをいう韓国はムチャクチャだ、言いがかりだ、といって、紛争やむなしとか韓国人嫌いをいうのは愚かである。地球支配者の思うつぼである。人民同士のいざかいと憎み合いが起こるのが、ヤツらの目的でもあるからだ。
 戦争は支配の道具、それを必要としているのは地球支配者。この地球支配者の掃討にこそ、人民の憎しみと対決のエネルギーを向けなければならない。

 米国を中心に人民は地球支配者の支配をくつがえすたたかいが展開されている。そのたたかいが前進しているのは、世界人民にとって実に喜ばしいことである。これを自らの足元を固めることで支援し、促進させなければならない。けっして、ヤツらはその手先の安倍らのたくらみのだまされて、手を貸すようなことをしてはならない。
 米国の情報はQアノンや内部の有志の細々とした情報で得るのだが、内容が革命であることから作戦的に制限される。今年に入ってからは特に発信が細くなっている。
 理由はたたかう側の手の内を敵側に知らせないためである。同時に敵側もインターネット回線から締め出していることもある。それでもさまざまなルートでたたかいは進んでいることが知らされている。
 表ではトランプによる公式な非常事態宣言と戒厳令はとどめられたようだが、およそ政府機関の半数が休止している。政府機関は今までディープ・ステートの支配下にあり、悪事の巣窟でもあった。意識的に計画された下院議員の民主党優位によるねじれを理由にして起こした政府機関の封鎖は、政府職員のなかから悪の手先職員を放出するのに絶好の機会となった。
 米国(USA Corp)経済はすでにとうの昔に破産している。戦争に次ぐ戦争で湯水のごとくカネをドブに捨ててきたからだ。誰もがご存知のように空前の借金をしてしまっている。それもFRBという私的機関にだ。議会での予算案というのは実はさらに「借金を増やす」ということだ。増やしてもその場しのぎで、すぐにまた借金をしなければ続かないところまできているのだ。
 だから、大きな自己矛盾に行きつく。意図的に暗礁に乗り上げて、ディープ・ステートの犯罪を知らしめ、FRBのたかりを不要として解体することだ。
 政府機関の停止で確かに人民の困ることも多いが、同時に日本と同じように、無駄な機構、たかりの機構が何重にも存在していた。これを分別し不要なものは廃止し、新たな機構を作る機会を作っている。
 地球支配者は軍産金融複合体だ。軍事の面では世界から米軍を撤収させたら、国内に別の新たな任務を用意しなければならない。この作業抜きには何もできないが、その整備に追われている。
 金融では空前にまで膨れ上がった仮想経済を破滅させて、実質経済にみあった新たな経済構造を作る必要がある。ディープ・ステートの経済はFRBという私的企業による国家経済の支配にある。FRBの解体と政府による貨幣発行権の回復を実現することなしに、ディープ・ステートの一掃はできない。
 同時に現在借金地獄で苦しんでいる人民の救済である。単純にすべての借金をチャラにし、基本的な衣食住の保証を実現することである。これは以前にもとりあげたが、GESARAやNESARAといわれている思想だ。
 ちなみにそういうとその原資はどこからという声がでる。簡単である。冷静になればだれにでもわかることだ。そもそも生産で上がる利益を真っ先に9割をヤツらが強奪しているのを止めるだけでいい。企業が得ている利益は大半がタックス・ヘイブンに隠されて政府に収めていない。これをまっとうにするだけで、ありあまり資金はあるのだ。例によって人殺しの軍事の予算を少し回すだけでも抽出できる。
 世界的にはBIS(世界決済銀行)、IMFと世界銀行が世界の金融と経済を支配している。いずれもオリンピックやサッカーと同じで公的なよそおいをしただけの私的機関だ。これが地球支配者で経済をにぎっている。この世界銀行頭取は突然辞めるという。
 地球支配者の中枢機構だ。これが地上から一掃される必要があるのだ。もちろんそれに代わる、支配ではないたかりではない機構が作られることになる。政府非常事態を宣言し戒厳令下でならトランプは行動できる。そこまで行くことを決意し、人民に受けいれる心の準備を促している。革命はだらだらできない。トランプはあと2年の任期内にカタを付ける気で進めている。
 いよいよ熾烈な場面にこれから突入するだろう。

 ディープ・ステート一味の非公開犯罪リストはすでに72,000人を超えた。逮捕投獄、軍事裁判も予定通りに進んでいるようだ。米国からロックフェラーが、英国からロスチャイルドが、世界金融からソロスが、バチカンでは法王が、とつぎつぎと消えたり、入れ替わったりしている。裏では逮捕が進んでいるからだ。
 リストのカウントは2000年の直前からのもののようだが、それにしても公開を含めると15万人を越している。当然だが世界中にいる。日本人もいる。ことがことだけに、オープンになれば全世界を揺るがすものだ。米国の人民権力側の軍隊を背景にしたパワーが慎重に進めている。遠慮なく加速して欲しい。

◆トランプを支援し自らは足元をかためること

 だが最終的にはトランプらがいくら走ろうとも、人民が生活している場にある人民の力がなければ本当の勝利ではない。
 期待はするし願いもする。地球支配者の支配は、全世界的に人民の足元から機構として実現されており、そこをくつがえさない限り、最終的な勝利ではないのだ。
 働く場所、生活する場所のいたるところに、人民の権力を構築しなければならない。人民の権力というと、すぐに拒否したり引いたりする嫌いがあるが、それはヤツらの宣伝によるものだ。ヤツらに権力が一方的にあって、人民にはないということ自身がおかしいだろう。
 悲しいかな、日本では人民がみごとに、ことごとく魂をヤツらに抜かれた。実験場にされた。現在は政治への無関心の塊という、まさしく生きた奴隷、奴隷を奴隷と思考的に自覚できない理想的な奴隷に落とされた。何を支配者側から言われてもハイ、どんなにいじめられてもモットと言っている。
 報道機関は直近の暗黒安倍への支持率調査を報じている。高知新聞では26%というが、これでも高い。だが、すでに魂を売り渡している朝日新聞などでは40%だ。どうでもいいが誰を対象に調べたのか。どう操作して作った数字なのか。これは選挙での得票の偽造と同じといっていい。
 ヤツらが安倍支持はこうあって欲しいという願望の数字がそれであるのは明確だ。実際に奴隷根性に完全に酔っているコクミンはアンケートだろうが、選挙だろうが、安倍ファシスト権力を自動的に忖度する思考と行動をするのだろう。
 これが日本人民を襲っている現代の悲劇だ。
 振り返れば、地球支配者は周到に波状的に日本人民を狙って、思考操作をしてきた。
 ロシアとの交渉のテーマである北方領土の帰属など典型的かもしれない。第二次世界大戦の敗戦を、太平洋戦争の終戦と呼ぶとか、連合軍に敗北したのを米国には負けたがロシアには負けてない(敗戦処理を受け入れない)とかだ。このようなこざかしい主張で北方領土の帝国主義的な帰属線引きを認めないというのだ。
 まだ戦争の終結を認めないという支配者の思想にうなずく愚民。
 また教育現場をみると、ヤツらに不都合な現代史箇所をパスする。教えない。だがしっかりと地球支配者がまず乗っ取った米国へのあこがれと尊敬と偉大さを説く。皆がアメリカかぶれになるようにした。帝国主義やファシズムとたたかった世界人民のスローガンであった「独立、平和、自由、民主主義」を、帝国主義であるアメリカが逆手に取り、それこそがもとから自分の主張であったかのように説いた。
 日本人はみごとにはまった。米国さまのおかげで「平和」が70年の長きにめぐまれたと。
 そして近年のグローバリズムの強要だ。新自由主義ともいわれる。生産は無限に伸ばし続けるもの。国境を越えて海外と交流し貿易を拡大することは、歴史の流れであり避けられないことだと、それを常識として教え込んだ。
 新自由主義は誰にもアメリカン・ドリームに挑戦できる。同時に競争は避けられない。打ち勝つ者だけが成長できると。
 この常識は労働の現場で決定的な功を奏した。生産は拡大して効率化して海外にも出ていくことを当然の目標とした。だが、結果は「賃金をあげろとか労働条件を改善しろ」は、競合との競争に負けかねないからと、ことごとく諦めさせたのだ。労働組合は自動的に不要にさせられた。
 決定的だったのは、日本的な年功序列主義は能力主義と時価評価主義にとってかわられたことだ。外資のものいう投資家が配当と称して生産価値の大半を最優先で奪い取る制度にしたことだ。さらに雇用制度改革と称して非正規社員を恒常化させた。
 政府が賃上げに関与するようになり、労働組合の存在は終局を迎えた。
 日本の生産と労働の現場はかつてない悲惨を迎えた。しかもこの状態にいたる経過で、巧妙なのは、労働者自身を施策考案と施策推進の主体、つまり実行者にしたことである。
 生産を、売上を、利益を上げるために、労働者自身を参画させて、労働者を苦しめる共犯者にさせたことだ。
 労働者が知恵を絞って、労働者自身を貧困と苦悩に貶めているという悲劇。それに気づかないという支配者にとっては理想的な奴隷の姿が、日本では完成した。
 「野党が頼りない」という話もある。だが、権力と立ち向かうはずの共産党も含めた政党が、労働組合と同じように、ヤツらの思考攻撃に、なんらの思想的、理論的な反撃ができなかったことだ。これで、日本の野党は魂の欠けただただ烏合の衆になった。役割と存在を失ったのだ。
 日本人の自殺は年間3万人と言われている。だがこの計算は諸外国とは少し違う。自然死で実際には自殺というのが外国の例ではほぼ三分の一程度ある。これを含めれば、十数万人が自殺しているというのだ。その少なくても三分の一は貧困や経済的な事情が自殺の引き金だという。
 現在の日本の人民は、ヤツらの巧妙なだましによって、地球支配者が夢見るNWOの試験をさせられているのだ。日常的に不満や愚痴はいうが、その主因には絶対に及ばないように自ら思考を閉ざすように、脳がすでにいじくられてしまっているのだ。
 人民は国民とか庶民とか一般人と呼ぶ。権力は政府とか力とか勢力とか呼ぶ。外国ではこうしたこざかしい概念はないが、日本語にはあり、それがまんまとヤツらに利用された。
 ここで主張する「人民権力」を拒否する思考はこうして作り上げられているのだ。奴隷でいたほうが楽でいいというのなら、それでいい。その場合、革命の邪魔だけはするな。
 現在の人民の置かれている状況が地球一元支配者によるもので、日本はそのカイライ安倍ファシスト政権に牛耳られている。人民の苦難の原因はNWOという一元支配を目指したヤツらの支配に原因がある。いま、世界中の人民がそれを知り、立ち上がりたたかっている。
 その行動を自らの足元での人民権力を構築する行動で支援し、共闘するのに賛同するなら、人民権力ということについて正しい認識を持つ必要がある。それはヤツらによる思考攻撃でいうほど難しいものではない。
 何度も繰り返していっていることだが、実に簡単なことだ。人間としての生活の行動の規範を実行するだけである。次のような大事な観点をおさえて、ことを判断して、周囲に語り輪を作ることである。人民権力の考えをもとにすれば、どんな事態にも人間として誤らない判断ができる。当面に求められていることは、ただそれだけのことである。

第一、ひとを不愉快にさせたり、迷惑をかけないこと。
 嘘をつくな。正直に生きよう。嘘は犯罪のはじまりである。
第二、カネの盲者、欲の盲者にならないこと。
 ヤツらは人民の心に潜む欲得を利用して支配する。
第三、子孫に負荷をかけない、未来にツケをまわさないこと。
 地球と未来に対して人間が汚物を押し付けてはならない。
第四、戦争の禍根を解き放つこと。他国へのよけいなお節介をしないこと。
 戦争へ向かう方向にたいして、絶対に加担する思考と行動をしてはならない。
第五、人間の尊厳をもって生活できるようにすることへの貢献。
 悪魔に魂を売るな。ひとりの人間としての矜持をもて。