記・国民B(2018.8.17)
■国際的な支配者の力関係が劇的に流動化している。今こそ人民の権力思想に立ち返ろう

◆現在の内外情勢はどうなっているのか。新聞とテレビのニュースにジャーナリズム精神が消えた今、自分の知恵と疑念で取得せよ
 テレビ新聞からみごとにモリカケが消えた。
 人民の視点からのジャーナリズムの精神とは「権力側に不都合な事実を報ずること」だ。報道を流すメディアが完全なる安倍ファシスト権力側に管理されている状態で、真実は報道できるのか。
 できる。人民が抑圧されてきた歴史が現在も続いているが、支配者の弱点とスキを見つけて、そこから人民へ真実を知らせるニュースを流してきた。膨大なフェイクニュースの量に埋もれがちになりながらも、報じられてきたのだ。
 人民はそれでも、砂漠から宝石を見つけるように真実の端はしを得て、情勢を分析してきた。それ自身がたたかいだった。報道の世界で働くジャーナリストには、圧政に苦しむ人民の姿を知り、その圧政の真実を流そうとする良心的な記者がいる。意識をもってたたかっている。
 だが、良心的な報道をこころざす記者や番組ディレクターへの、権力側の攻撃が激しくなってきている。例えばテレビ朝日の報道ステーションの担当者はすげかえられた。誰もが知っているように、ニュースは今はスポーツと気象災害に埋め尽くされた。
 大新聞といわれた朝日もスポーツ新聞、週刊誌と同じになってしまい、新聞の生命を自ら捨てた。実態は独裁である日本でも一応は「民主主義国家」をうたっていて、報道の自由なる幻想で表を偽装していた。だから、トップはまず政治から経済、国際、社会、文化、スポーツをという基本を押さえて報じていた。
 だが、日本会議と安倍政権が実現した現代の日本ファシズム下では、平和憲法は存在していても既に政権から否定され、護憲は反政府と同じで扱われている。戦争法、秘密保護法、共謀罪等により権力は「合法的」に反政府の動きを封じられる情勢になった。
 政権が公然と報道機関に干渉する。記事ばかりか人事まで口を出す。片っ端から人民に有利な情報を流す番組、担当ははずされた。新聞とテレビは、ゴシップとスキャンダルを興味本位で報ずることを優先するようになった。そのまま現在の「安倍ファシスト政権の真実隠し」であり、政治的なことは大本営発表という政権側の一方的なオタッシとなった。
 そればかりか、世論調査での安倍支持率72%などという、誰が見ても作為的なことを流すところに成り下がった。世論誘導という、世に存在してはならない偽造偽作のゲス機関となったのだ。
 米国では米国民の70余パーセントが新聞テレビが「真実を報じていない」と断定している。安倍ファシスト政権は急いでこれにならえしたのだ。米国では100社のメディアが一斉に社説をかかげた。「トランプはアメリカ国民の敵だ」とのキャンペーンを今展開している。醜い限りである。
 モリカケという政権トップが国家財産を横領する。それが捻じ曲げられながらも報道される。安倍が登場するたびに、確実に人民の政府への疑惑と不信が広がった。それはついわずか数十日前までだった。だが、今権力によってマスコミが「安倍隠し」を命じられ、さらには「よいしょ記事」を書かされ続け、自民党総裁選で続投が当然視されるような世論工作中だ。
 ファシズムは「一強」。やりたい放題だ。先の日本帝国による軍国主義も、ヒトラーによる独裁も、成立したら、反政権勢力は徹底的な弾圧にあった。徳田球一の「獄中18年」にあるように反政権の活動家は逮捕投獄虐殺にあった。ドイツでは「国会放火事件」をでっち上げられて一斉に逮捕投獄の弾圧にあった。
 ファシズムから人民が解放されたのは、自国の人民の力によってではなかった。第二次世界大戦での日本帝国主義の敗北、ドイツ・ヒトラー政権の敗北、つまり反ファシズム連合軍が「勝利」することで実現した。
 現在の安倍ファシスト政権の独裁はどうなるのか。
 日本の人民だけの力では「勝てない」のか。安倍ファシスト政権は人民を巻き込んだ戦争をしかけるのか。戦争になり「敵国」の人民に多大な犠牲を強いて、また「外」の力に負けなければヤツらを退陣させられないのか。
 日本ばかりか世界の人民の大疑問。「あれほどの犯罪者安倍を何故に辞めさせられないのか」ということを、この間提起してきた。いまも、納得できる解答を提示したものはいない。
 ここの一連の記事では、日本会議が安倍を顔にした永遠の独裁国家を作るとして日本の天下を取ったからだ、と断じてきた。連日の政治の動きはその指摘以外に説明できないことを示している。
 安倍ファシスト政権下でテレビ新聞から真実の情勢は得られないというのが、覆いつくしている現実だが、官邸記者会見で鋭い追及で有名な東京新聞などは頑張っている。また日刊ゲンダイなどでも口に衣をきせない視点からの安倍政治をえぐっている。
 ここの一連の記事で常に指摘していることだが、良心的なジャーナリストの記事で評価するのだが、もう一つの側面を忘れずに見ることが必要だ。では根底からそのような圧政をなくすには「どうするのか」だ。これらについてはまったく論じない。あえてつきつめれば、次の選挙で反安倍に投票しよう、ぐらいだ。そもそもファシストは不正選挙をしているのが明白ななかで、投票をというまやかししか言えないこと自身、人民はまったく期待できないということである。つまり「日刊ゲンダイ」レベル、ということを自覚して読むことだ。
 「どうするのか」ということは、人民権力の構築。人民の権力によってのみ安倍ファシスト政権を封じることができるという真実。これは「日刊ゲンダイ」レベルでは、絶対に出ることはない。この限界を知って読むことは有意義である。
 この一線を念頭に置かないと、安倍ファシスト政権下で「改善や解決」ができるかのような幻想の世界に陥る。人民は決して一時的な湯気抜きや息抜きを求めているのではない。根本的な圧政からの脱却を求めているからだ。
 テレビや新聞だけが現代のメディアではない。これは歴史的にもここ数十年のことだが、ネットの世界がある。有象無象とも言われる、この世界には真実も虚偽も同居している。
 安倍ファシズム下では人民の税金たる予算を使って、いわゆるネトウヨを育成し展開させている。そこに投じられる額は巨額だ。安倍ファシズムをもちあげ、安倍を頭に据えることの必要性をとき、一方で反安倍を攻撃して潰す。
 し烈な闘争が展開されている。ヤツらはカネと数で圧倒する。中身はない。個人中傷からウソ、出鱈目、おまえのカアチャンでべその口だ。ヤツらにしてみれば、政権維持のための必要な反政府活動潰しであり、それを予算を投じて事業体をつくり、雇用をつくり、当然のことをしていると思っている。
 そこで働くものは雇用を得て仕事ができて、それも国家防衛に加味することでいいと思っているかもしれないが、世に存在しちゃいけない中身なのだ。人民の前で恥ずかしいことをしてはならない。人民に迷惑をかけることは犯罪なのだ。人民権力下においては絶対に許されない行為だ。
 このネット内には人民の側からみて有利な、有用な、つまり権力側から見たら隠したい不都合な事実も多く存在する。だが分母が無数なだけに、しっかりした目的と見る目をもってあたらないと見つけるのは困難かも知れない。
 しかし確実にそのような真実をもとめるものへのメッセージを出しているものいる。自ら真実を追求して、圧政を根本的に覆すことを模索している。人民権力が構築される度合いと比例する。人民権力はそもそも生活点、生産点、地域、趣味等々無数の場での直接のつながりの強さに依存するのだが、それがネットの世界へのアッピールに反映する。
 だから、人民の利益の視点で同じ活動を展開していれば、互いにわかる。砂漠の中の宝石が判別できる。判別能力は足元での自分の活動で培われるといってよい。
 ネットの世界でも足元と同じように、安倍らに雇われているような反権力者潰しとかとのたたかいに注意しなければならない。ヤツらとの無用な対決は極力避けるべきだ。人民権力が弱い中で圧倒的なカネと数の攻撃にさらされたら、そこでの勢力消耗が強いられる。正面衝突では基本的に勝てない。
 この点でここ世界的に注目されている例がある。すでに1年以上前からその存在が認められていて、数か月前から活動がより活発になってきたQANONだ。現在地球一元支配者が真二つに分裂し、それこそ日々し烈な(表では報道されない)たたかいが展開されている。その良心派の一派だ。
 米軍、CIA、FBI、…といった米国の権力中枢の片方だ。双方が世界をまたにかけているので、話は米国にかぎらない。当然安倍ファシスト一味も関係する。驚くべきことに、政治中枢に巣食った犯罪者一味を片端から逮捕したり投獄したり、一線から退かしたりをしていると報じる。軍事と武器をもった集団だからその衝突もある中でだ。QANONはそれを知る人が知る方法で語る。
 911以降やりたい放題で世界中で人民を圧殺してきた地球一元支配者が、つぎつぎとその邪悪なもくろみを失敗に終わらせている。第三次世界大戦の惹起もそうだが失敗した。メディアから猛烈な批判をあびながらも、極東での和平の動きは進んでいる。相反するような動きと並行しながらも、分裂した一方の米国と中ソの戦争屋を封じる動きも強まってきている。
 かたや一方は異常気象(※2)を含めて猛烈な反撃を展開するといった具合だ。安倍を異常にしぶとく続投させるのも関係している。
 QANONのメッセージもすごい。というより、ここでの記事で展開していることと多くが共通しているのだが、その視点がないと、メッセージは読めない。わかる人にはわかるというものだからだ。分からないものには何がテーマかすら伝わらない。(※1)
 「国家」間の対立、人種・宗教による対立、これをあおって、嘘で支配させられてきた。もうそれを許さない…という主張は明確だ。
 もちろん、運動体だからこれからどう展開されるのかは分からない。反QANON勢力は猛烈な潰しの活動を展開しているし、中枢ではまさに軍事+武力での戦闘がある。だから期待し支援はするが、すべては自分たちの足元の人民権力の力にかかっている。

◆世界の人民はすでに気づいている。複雑を重ねて見えにくくしてい入るが、支配の構造は極めて簡単だ。バカの一つ覚えのような支配の手口にはもううんざりだ
 世界は何千年も一握りの支配者に人民は支配されてきた。
 支配とは所有であり、奴隷を所有する、つまり人間が人間の顔をした何者かに所有されること。
 最大のテーマは人民が奴隷として支配されていることからの解放である。
 生産の発展段階に応じて支配者の表層は変化した。力のある単純な豪族や王が支配、やがて支配領域が拡大し王の周囲の貴族あるいは武家の支配になる。言うまでもないことだが、小さい支配領域が大きくなるという支配統合は一方が滅びる。被支配者である人民は抹殺されるか奴隷になる。
 人民が奴隷に永遠に甘んじる構造を支えているのは、王への無条件の帰依、それと一体の宗教だ。現在の日本でも皇室への異常な帰依感情は揺るがない。支配の構造が揺るがない大きな背景になっている。王家、皇室へのその感情を疑い完璧に廃棄しなければ奴隷根性は永久に生き続ける。
 商業の発達、産業革命、そして現代のAIテクノロジー社会と変化する中で、カネこそがすべてという拝金主義がうまれ金融資本が幅を利かす。支配領域が世界に及ぶようになると、従来の王、貴族、宗教と結託しつつも支配の主役が世界金融軍産複合体になる。
 何千年も一貫して存在したのは戦争だ。戦争はすべてが非生産的である。労働して生み出すものはすべて消耗される。しかもそれが双方を「敵」とみなして、人民同士を殺し合う武器となっていることだ。
 支配者、すなわち王、貴族、宗教、世界金融資本、軍産複合体という連中は、連合して「常時戦争を続ける」ことをしさえすれば、永遠に世界中の人民支配ができるという絶対法則に至る。
 戦争は(ヤツらにとって)幸いなことに、人民同士が間断なく争う、憎しみあう、阻害しあうという現象を起こす。究極の理不尽を体験させれば、人間の生理現象として正常な思考が歪み、絶対に団結できない。主敵を認識できない。奴隷から解放する道など思いつかない。
 ただ、21世紀となると、被支配者である人民が100億になろうとしている。管理も面倒で、うっかりすると支配の構造に気づきかねない。支配者にかしずくだけの5億人程度がこの地球では十分だ。と思うようになり、それを実行することに決めた、というのが現在だ。つまり、全世界の人民はヤツらによって、5億人程度に間引きされようとしている。
 宗教で幻想を植え込ませてきたアルマゲドンだ。世界戦争を人工的に起こしその後千年王国が支配するというものだ。実行の手段は選ばない。
 被支配者たる世界人民は歴史的な最大の危機に面していると言える。世界人民の敵は世界金融軍産複合体と王政宗教だ。人民の感覚感情と共振するDNAがもともとないか劣化して機能しなくなった悪魔のような一握りのヤツらだ。全権を持つヤツらからのおこぼれで生きるために魂を悪魔に売り渡した卑劣な取り巻きだ。
 ヤツらによる支配システムを壊滅させることが、人民に課せられた最大の課題だ。
 悪魔とその手先による支配システムをみてみよう。支配システムの根幹は戦争と恐怖だ。そして国で分断支配を実行する中央銀行システムだ。
 世界軍産金融複合体という表の舞台が目に見える主敵だ。背後には王政と宗教がつく。世界各国はカイライ政権を置く。真実を見せないため、被支配民衆に分かりにくくするために、主敵が対立しているように見せかける。これは常時戦争状態を偽装するには欠かせない構造でもある。
 第一次世界大戦、第二次世界大戦を経て政治的に米ソによる、資本主義と社会主義(自由主義と共産主義)の対立を演じた。その後、南北米大陸のアメロ圏、EUの西欧圏、中ロのユーラシア圏などの経済ブロックを中心とした競合と対立を演じようとしてきた。
 第二次世界大戦が終わるや否や朝鮮戦争をはじめる。続いてベトナム戦争。そして紛争の焦点は中東へ移る。さらに911を境にして「テロとの戦い」などと称して、世界中どこでもいつでもテロの現代になる。
 戦争や紛争の表の現象である勝ち負けは支配者にはどうでもいい。
常時戦争状態が目的なのだから。莫大な費用が浪費されてどの国も借金がかさむ。卑劣な戦争で人民が犠牲になり、思考がゆがむ。まさに、この状態こそがヤツらの支配そのものなのだ。
 ヤツらは奴隷を人間とは思わない。いやこの表現はおかしい。人間の感覚感情を理解できない悪魔である支配者連中だから、奴隷、人民、ヒト、人類に対しては煮て食おうがミンチにしようが、平気なばかりか、苦しんでいるのが愉快で、ここからヤツらはテメエの生体としてのエネルギーを得るようなのだ。
 原爆二発、枯葉剤、建材が毒入り、食材が毒まみれ、人が食らう牛肉はホルモン漬け、作物の種はご都合主義の特許で独占。主効果は毒の副作用を利用する薬剤。QANONでタブーがバレそうなのが小児性愛の果てに殺害して血を飲むという支配者連中の生体だ。
 支配者連中の手口がどんどんとあからさまになってきている。こんなヤツらの言うことを真に受けるのは、いかにばかばかしいことか、ということがばれてきだしたのだ。
 陰謀論といわれていたことが、実はそのまま真実だった。そもそもの目的が「常時戦争状態の維持」「被支配者奴隷5億人への間引き」という地球一元支配者である世界軍産金融複合体の勝手で邪悪な意図であるだけに、どこひとつとっても人民には許されざることだ。ここに絶対的な階級矛盾がある。消されざる火種がある。
 地球は世界軍産金融複合体が支配しているのであって、国、民族、宗教は支配の道具にすぎない。支配者がいて所有物である奴隷がいるだけだ。こんな社会はもうこりごりだ。くそくらえだ、と。
 日本のカイライ支配の単純な構造をみてみよう。
 極東日本をヤツらが支配下に置くために、タネを植え付けたのはフランシスコ・ザビエルが日本に来て、邪教の布教をはじめたときからだ。明治維新で半分程度だが日本の支配に成功した。維新派と幕府派双方にスパイを送り込み、双方に融資し、武器を与えてたたかわした。どちらが勝ってもよかったのだが、薩長の維新派が新たな政権を立てた。
 このときに、欧米の支配の膨大な経験から行ったこと。政治形態を西洋風にしたこと。とほうもない借金を負わせたこと。山口多布施出身者の特別なカイライ育成を始めたこと。これが現在の安倍一味。マイノリティー支配を実現したこと。
 早速に日清戦争、日ロ戦争をやらせていい気にさせる。日清戦争が世界戦争に向けた大陸の情勢を整備した。日露戦争はいうまでもなくロシア革命を成功させることで、後の国際的なイデオロギー対立の準備ができた。日本を第一次世界大戦に参加させて、第二次戦争への準備をする。
 日本の皇室を前面に押し立て宗教と政治を一体化させて、民衆が戦争を受け入れる環境を準備する。特別に養成した岸一派に「成功したらアジアをまかせる」とささやき、大東亜共栄圏の盟主になることがさも必要で当然なことのように思わす。
 日本帝国主義によるファシズムを西洋のヒトラー、ムッソリーニと同様に作り上げさえて連盟さえ組ませる。そうしておいて、枢軸国は世界の敵として完膚なきまでに叩き潰す。無差別空襲、原爆2個投下で、絶対的な盟主の力を見せつける。一連の戦争という消耗で日本という国土、国はすべてを失う。
 一方で人民は帝国主義の圧政からの解放が実現してよろこび、別の形式の支配方式である「民主主義」の幻想体験に入る。地球一元支配者は特別養育した岸一族をカイライ政治の表の顔として決める。かつての満州マフィアが、続々と政治支配の要所を抑えるように配置される。
 財閥解体のつかのま、同じ満州マフィアの産業の中心である三菱は復活する。マスコミと芸能は正力に、スポーツは笹川に支配を任せる。日本の政治は絶対的な世界軍産金融複合体の下にある。そのカイライとして表ではさも独立国であるかのような「幻想」が演出される。
 「3S作戦」で民衆の政治への無関心を実現する。政治より目先の利益、当い未来より目の前の享楽、他人のことより自分の利益を追うように教育がなされる。
 戦争が終わり、投獄されていた政治犯は解放される。ソ連からの抑留者が大量に帰国する。中国で毛沢東政権が樹立する。日本でも人民革命をと立ち上がる。共産党はいきなり思いがけない数の議員が当選する。
 だが日本は米軍の占領下にある。日本を基地にして朝鮮戦争を準備中だ。レールが敷かれているように徹底的な弾圧の嵐がくる。下山事件、三鷹事件、松川事件を支配者が起こす。その主犯を共産党関係者だとして一斉に逮捕投獄する。レッド・パージをおこない、左翼は公務員から追放。共産党は非合法とされ、党中央は地下に潜る。
 たちまち日本での革命の芽は摘まれて、朝鮮戦争が実行される。戦後復興、朝鮮戦争特需に浮かれさせる。
 権力に立ち向かえば容赦ない弾圧を加える。権力になびけば犯罪者でも免罪となり、利権というおこぼれにあずかれる。マスコミは権力者がやった犯罪を見逃すばかりか、革命思想の存在自体を徹底的に消す。権力に柔軟で紳士的なたたかいを唯一にしていく。
 懐柔だ。労働運動からデモ、ストライキが消え、あげくは権力者が「賃上げ」を口にし、メーデーでぶつまでなってしまった。たたかいの先頭にいた国鉄労組内では、ストなどする気なら脱退するという始末だ。
 思い起こすがいい。一見平和に日本のようだが、朝鮮戦争前にあった大弾圧、ベトナム戦争中の学生運動の大弾圧は、つい前の出来事。今安倍暗黒政権が戦争法、秘密法、共謀罪を強行しているが、戦争前夜の動き、いつか来た道なのだ。安倍を顔にした日本でのファシズムの実現は、支配者がしょうこりもなく、同じ悪事を繰り返そうとしているということだ。
 マイノリティーにカイライを任せるということに触れよう。ずばり、同和、朝鮮人、暴力団に支配をさせるということ。一般的に社会で語ることをタブーにすることばだが、逆になぜタブーにしたかを考えればよい。
 タブーとすれば、話題にならず、思考から除かれるかだら。悪事が隠せるからだ。その悪事とは日本の政治的なカイライが実は同和であり、朝鮮人であり、暴力団だということの実態だ。
 先に指摘しておくが、安倍らがそうであるのは事実だが、そのこと自身には「マイノリティーによる支配」ということ以外に意味はない。つまり出自など問うても、追及しても、無にしか帰さない。問題はヤツらがやろうとしている悪事だ。圧政だ。その内容だ。全世界の人間はみな混血である。オレは何々だということを強く主張する者がいるが、それには取り上げる価値がゼロであるばかりか、その程度のことに価値を主張しようとする知的レベルが悲しいだけだ。
 いうまでもなく、日本人であることの誇りだとか、優秀さだとかを声高にいうものがいる。これも間違いだ。自ら言うところに即支配者に利用されるものがある。自分でないよその民族の優れた点を発見したとき、それに接したときに、素直にたたえ誉めるときに登場するものだ。オレがというまえに、他から自分がたたえられるようなことを、黙ってすることだ。
 自らの誇りというのなら、人民を支配しようとする者に対して、世界中の人民同士を団結させてたたかうことだ。
 世界の頂点を支配しているのがよくユダヤだという説があるが、これと同じである。ユダヤの実態は嘘だ。実は世界人民の主敵である「世界金融軍産複合体+王政宗教」である。ヤツらはユダヤではなくユダヤを利用して支配を隠しているのだ。ヤツら自身は民族のことなど歯牙にもかけていない。利用しているだけなのだ。
 日本でも同じ。同和、朝鮮人、暴力団の実態は違う。同和が今も存在していることにしたいだけ。朝鮮人であることがさも問題であるかのように見せかけることで、支配者(カイライ)の真実を隠したいヤツらの演出だ。暴力団も同じだ。
 支配は人民同士の格差を意図的につくり、底辺やはみだしを意図的に見放す。それを救済する集団が存在する。その存在を支配体制は認める代償に、裏の仕事をまかす。表に出したくない仕事は暴力団にまかせる。
 日本のカイライのトップは岸=安倍一族だ。満州マフィアである。つまり麻薬のもとじめであり、そのさばきを同和、朝鮮人、暴力団と呼ぶ行動隊に分担させているのである。人身売買、臓器売買。表ではできないことを、世界をまたにかけてやっている悪の事業だ。
 現在の安倍ファシズムの核は日本会議。実態は満州マフィア。支配者から一手にまかされているヤクの上りと、安倍が海外にばらまく人民の資産の見返り。この巨額が安倍一強の実態。安倍以前の自民党とは内実が全く異なる自民党ができた。(※4)
 日本をカイライにして支配するものが構築した多重な支配構造だ。わかりにくそうに見えるが、複雑にして利権屋が跋扈する場をひとつひとつはがせば実態は明確だ。長州内マイノリティーの特別に育成された
 世界的な動きの中での安倍ファシストの位置づけを見てみよう。
 世界的な動きは現在極めて激しい対立のなかにある。絵に描いたように進めてきた一元支配勢力が、とまずき出している。ヤツらの描いている絵があまりに醜いからだ。世界人民は気づかないわけがない。
 現実につぎつぎと手足をもぎ取られている。トランプ出現、EU離脱現象、ドル抜き国家間決済の拡大などだ。世界の憲兵気取りを米軍ができなくなった。グローバリスト企業が露骨に世界の国家を支配するTPPはつぶれようとしている。
 だが、一元支配者一派も黙ってはいない。何千年の夢を追って蓄えてきたカネと軍事力、謀略力はどこにも負けない。邪悪な夢であっても反省したり取りやめる気はない。
 パワーバランスは拮抗しているといえる。人民サイドの願望は一元支配一味が弱体化し敗北することだが、それは世界中での人民権力の構築の度合いによる。
 一方は世界中で唯一残っている安倍ファシズム国家日本を支援し、極東での戦争を起こし、アジア圏を作る。これを足場にして再度邪悪な夢を立て直す作戦だ。(※3)
 そのために気象兵器とか世界中でのテロとかで次つぎと混乱を起こし、各国に非常事態を宣言させて、コクミンを統合させて、旧態のシステムを安定化させる目論見だ。
 一方は何としてでも世界戦争を封じ、悪の連中を逮捕投獄、悪の根幹部分を崩壊させて、世界的規模で政治と経済システムをまともなものに戻そうという動き。QANONにみられる動向だ。
 戦争と恐怖で支配されるのは、まっぴらだ。マスコミのいうことが最初は真実だと思っていたが、それは皆ウソだった。支配につごうのいい作り話だった。
 「国民の生命と財産を守るため」の国家と信じていたが、真実は逆だった。そう言って人民同士をたたかわせ、殺させあい、支配維持するのが目的だった。
 ヤツらの口車に乗るのはもううんざりだ!と。。。。
 安倍の続投だって。大体において人民は安倍をだれも選んでないどいない。選んでもいないやつが国のトップに居座る。犯罪者でることが明確なのに、逮捕もされなきゃ、まだ続けられるという、これこそがヤツらのつくった支配システムではないか。
 安倍の顔がテレビに映るだけでムシズが走るのに、もうこんな政治嫌だ、というのが人民の実感。これがファシズムだ。人民の気持ちはカケラも反映しないのがファシズムだ。
 こうした歴史的な展開がなされているが、残念ながらテレビ新聞では絶対に報じない。しかし、例えば何年か後、何十年か後にわかる。世界を支配するシステムに対して、人民の画期的なたたかいがなされたこと。注目していてほしい。

◆人民の権力という考え方を取り戻せ。つい何年か前までは人民にとって当たり前の思想だった
 国会前デモに参加する。署名も集め、シュプレヒコールもした。だがむなしい。諦めてならないのは分かっていても、こんなことでいいのかという疑念が浮かぶ。バカ野郎!と叫びながら、飛び出して石でもぶつけたい。
 興奮のあまり怒りを満面に表し行動しようとすると、主催者が止める。だめです、この線から出ないでください。警官と衝突などしようものなら、マスコミが騒ぎ、私たちの行動が反社会的だとして、国民から支持も得られなくなります、と。
 簡単に説明すれば、現在のデモはこのようになっていて、ファシズム下の湯気抜きだ。
 反政府の運動、デモ、活動がこれすべてとは言わないが、限りなくこれに近い。反権力の運動ではない。何の力にもなっていない。沖縄の反対運動、国会前でのデモ、いずれも基本的にこうなった。国会での野党の活動がいまひとつ頼りないといわれる。皆同じ。野蛮はダメ、紳士的に、証拠主義で、となってしまったのだ。
 支配者から提供された枠内にきれいにたたかいはおさまってしまっている。
 まさに、見事な「支配」である。たたかう人民はここに気づけ。まあ、日本人は大きなたたかいを基本的に好まない。裏を見ることが好かない。それに対して、一般論だが、大陸の特に欧米人は驚くほど狡猾で、裏を読み、対置する手を編み出すのに慣れている。絶対にかなわないような差がある。
 日本のカイライは小粒で汚いが、同時に命令者から欧米の狡猾さ、残忍さ、卑劣さを特別に教育されているために、民衆はたやすく懐柔されている。たたかう側があまりにも正直で狡猾さにうとい。何も狡猾になれと推薦しているわけではない。文尾に書いてある、人間としての、人民としての当たり前のことを明確にして、どうどうと正面から対峙することなのだ。逆にヤツらは根っからひねくれきっているので、正面からの対決には勝負できない。
 現在の安倍ファシズム。支配側ははっきり決めているのだ。反権力者に権力は永遠に、絶対に渡すことなどないと。
 一時、米国でも共和党と民主党の二大政党による安定支配というのがあった。一元支配者の一ミリにも満たない差の違いしかない二つの政党を用意して、コクミンにはいずれかを選ばせる。時に交代させる。悪魔の選択である。
 日本でも見かけだけのそれを実現してみた。民主党の選挙勝利だ。だが、当の民主党はもともとの「はず」を踏み出し、沖縄基地を否定し、中国との接近を急速にすすめる。そんなはずで二大政党を試そうとしたのではなかった。
 これは危険と判断し、311を起こした。小沢を犯罪人にでっちあげた。この時にカイライの集団は決意したのだ。絶対に政権を形だけでも後退させたりはもう二度としないと。そして作ったのが日本会議であり、安倍を表の顔にしたファシズムだ。このとき、ジャパンハンドラーは明言した。日本の首相はバカにしかやらせられないと。
 選挙をコンピュータ管理にしてそれを外注し、総務省の集計データを自在に変えられるようにした。どんな展開になっても最後は多数を得られるという万全の体制をつくった。
 安倍を顔にした現ファシズム政権はこうしてできたのだ。
 この視点から現在の政治をみればすべてが見える。
 日本の史実では分かりにくいところがあるが、米国の史実で見てみれはよくわかる。米大陸に西欧から大陸を己のものにするため(これは異論ないだろう)にやってきた。ネイティブ・インデアンと呼ぶ先住民がいた。ヤツらは己の支配の欲望(大陸支配)を実現するために、先住民のほとんどを抹殺したのだ。
 過程で先住民をだます。「君たちも同じアメリカ国民なのだ」と。これにだまされて侵略者と同じ立場に立ち先住民を抹殺に手を貸したものが多数いた。最終的には手を貸したものの抹殺の対象になったのは言うまでもない。
 侵略者が勝手に自分を「アメリカ国民」と呼ぶ。先住民はほんとに同じ「アメリカ国民」なのか。ここにトリックがある。違うのだ。国という概念などまったく持たずに遠い過去から生活圏を作ってきた。あえて言えばその生活圏が素朴な自分の国家だ。侵略者の言う「国家」とは明らかに違う。だが、言葉巧みに「君たちも同じアメリカ国民ではないか」と言われると、そのような気もちになってしまった、という過ちだ。
 何が同じ国民なものか。日本に適応してみよう。安倍がいう「日本国」と、被支配者の人民の「国家」は明らかに異なる。ヤツらにしてみれば、米大陸の侵略者が言った「アメリカ国家」と同じように「日本国」という国家しかないだろう。侵略者の思考では己がとなえる国家以外に国家が存在するということ自身が理解できない。
 だが、侵略された側、被支配者側から見たた、自分の厳然としたヤツらのいう国家とは別の生活圏があるのだ。それが人民の国家だ。
 別に表現すれば、人民が存在するところには必ず人民の国家がある。つまり、ヤツらが言う日本国とは別に人民の国家がある。人民の権力がある。人民の権力と支配者のいう国家は併存しているのだ。この真実を理解しなければならない。この重なる別の国家には相容れるところがないのだ。
 人民の国家は例え小さかろうが、厳然とした存在であり、力関係が存在する。人民の国家をヤツらが支配する国家と並立して育てあげていくのだ。そして、人民の国家の力を強化し、やがて、ヤツらの人民支配=人民を所有する国家を力でしのぎ、国家の主力を人民国家に入れ替えることでる。これが人民革命だ。
 当然のことながら、人民が支配するソビエトのような国家が成立しても、二重でブルジョア国家、つまり敗北した人員を支配していた国家権力が弱いながらも残る。この歴史的な反動国家の存在をあなどってはならない。ゾンビのようなヤツらは人民権力に対して、己の国家の復活再生を忘れない。これをいかに封じるかは、いうまでもなく、人民国家自身の権力の強さだ。
 ソ連の崩壊はまさに、人民権力が己の権力の歴史的な意義を忘却したために自壊にいたったのだ。ヤツらの権力がまさったのだ。
 圧制のくびきからの解放をもとめる人民はこの教訓を忘れてはならない。
 では、ファシズム国家内でのたたかいで、自国のファシズムは倒せないのか。確かにその例はみられないが、問題の本質はヤツらの「支配」を倒すことだ。そのたたかいの核は人民の権力である。ならば、人民の権力がどう構築されているかによって、権力との力関係が決まる。つまり、すべては人民の権力にかかっているということである。
 人民権力とは難しく聞こえるが、決して難しいことではない。このサイトで常にくりかえしていることだが、下記の五項目をしっかり理解して実行することだ。ここで改めて革命などといていない。だが、人民の根源的な欲求である支配からの解放というのは、きわめてシンプルなものだ。別項で五項目についての解説もしているが、難しいことではない。
 日常の当たり前の思考と判断と、行動である。これを身の回りで行い、友を募り、友と語らい、その人間としての当たり前の感覚を日常にしていく行為が革命の土台そのものなのだ。この視点を深く身に着けさえすれば、世の動きも正確に判断できる。もしも己がヤツらにだまされて、この原則と別のことをしているなら、その本質がわかる。場合によっては面従腹背も必要だろう。だが、最終的に表も裏もない、人間として素直な生活ができるようにするのが課題で、そのために、絶対に解決しなければならないのが、圧制からの解放だ。支配は「人民の所有」ということ。支配を人民が許してはならない。
 われらは国民とはいわない。人民だ。安倍がいう日本国と確かにかぶさってはいるが、重要なことはヤツらのいう日本国を容認するのではない。人民自らの国家を目指しているのだ。日本人だ、朝鮮人だ、ユダヤ人だということもいわない。日本国もそうだが、民族の名、国という名は地球一元支配者の都合で、分割支配をする必要でもちい、人民の思考を小さな枠にとどめさせるものでしかないからだ。われらはあえて言えば、地球人だ。人種や民族や宗教というヤツらの支配の道具を使わない。だから、人種や民族や宗教を使って人民同士を争わせることに、絶対に組しない。同時に、人民に、未来に、地球に負荷をかけるヤツらの原発、借金を許されない犯罪だとするのだ。
 人民の側から見た国家、支配を深く理解することである。この視点が弱いことから、ヤツらのいう支配と国家と自分のそれがあいまいになり、それがたたかいを歪んだ、誤ったものにしているのだ。

 ・ひとを不愉快にさせたり、迷惑をかけないこと。
 ・カネの盲者、欲の盲者にならないこと。
 ・子孫に負荷をかけない、未来にツケをまわさないこと。
 ・戦争の禍根を解き放つこと。他国へのよけいなお節介をしないこと。
 ・人間の尊厳をもって生活できるようにすることへの貢献。

※1:高島康司著「2020アメリカは分裂する」
※2:異常気象

今年の迷走台風。北欧と米国西部の火事。これが自然な気象の事象なのか。疑ってかかってみればさまざまな真実が浮かび上がる。
※3:8月15日の安倍と天皇の発言を比較すれば瞭然だが、日本会議安倍一味は天下取りをするときに、先の大陸侵略については本音を露骨にした。つまり、口先だけの「反省」を撤回、侵略などではなかった。アジアの盟主として当然のコトをしたまで。たまたま負けた。今度こそはもっと鮮やかにアジア平定を実現するのだ、というヤツらの決意だ。
 それに対して昭和天皇の発言にでているのは、天皇を利用する侵略と戦争行為は絶対に繰り返してはならない。それぐらいなら「天皇を辞める」と。これが例え湯気抜きであったとしても、反安倍、反ファシズムという点では評価し、満州マフィアの野望という狂悪事を押しとどめるテコにするべきだ。

※4:官僚出身旧自民党のカミソリ後藤田は「安倍晋三だけは首相にしてはいけない。あいつには岸の血が流れている。岸の血って血縁って言うだけじゃないんだよね。人としての情がない。恥を知らない。岸信介と安倍晋三に共通しているのは、その恐ろしさなんだ」という旨を言ったといわれる。少なくとも後藤田は「常に戦争にあけくれる米国にいつまでつきあうのか」「憲法で明言されているように海外派兵など日本のやることではない」旨明言している。

※5:安倍に政権を続けて欲しいか、という調査が定期的に発表される。安倍の再選を「みんな支持してるんだから」と思わせるための出来高レース、世論誘導なのだ。これも政府が強く作為をもってやるものと、その影響が強く及んでいないところではだいぶ違う。だが、民衆の大半は安倍の政権担当継続を拒否、すぐやめて欲しいと感じている。