記・国民B(2018.3.21)
■市中引き回し、火あぶりの刑にも値する暗黒安倍政権の巨悪犯罪

◆森友疑獄=安倍政権の国家財産の強奪横領と死刑に値する公文書改ざん犯罪
 公文書の改ざんが森友疑惑で300か所を超える程度という前代未聞の国家犯罪が進行している。海外でも「アベゲート事件」として大きく報じている。
 存在しない、破棄したと嘘をついて逃げようとしたばかりか、都合悪いことを改ざんまでして、なおかつご丁寧に前と後の対照表まであるのだ。
 米国でも終身刑という極悪犯罪にあたいする。その主犯である安倍・麻生・財務省が、国会でぬけぬけと「全容解明が課題」「再発防止策を整備する仕事が」などといっている。ヤツらはお砂場にひっとらえられているという自覚がゼロなばかりか、自分が大岡越前守にでもあるかのような錯覚をしている。
 安倍は麻生に、麻生は佐川に、佐川は自殺した官僚に責任をなすりつけて、今だに逃げ切るつもりでいる。
 このヤツらの内閣は加計学園の文書でも同様な改ざんをしているといわれているように、その犯罪は底なしだ。証拠は隠滅と偽造、発言は虚偽でヤツらの内閣はすでに世から信頼がうせている。たいへんいいことだ。
 だがヤツらはこのどさくさでも悪事をめぐらしている。ひとつはヤツらの仲間であるオウム事件の受験者の「死刑」を執行して、世の眼をそらすつもりだ。やはり同じ仲間の都知事小池が議会で「迷惑防止条例改正案」をろくな論議もせずに通し、デモや抗議行動をできなくする気だ。前川前文科省の講演をめぐる文科省の教育現場監視行動。
 公文書改ざんがJオーエル「1984」の真理省化、既成事実化の象徴ならば、迷惑防止条例は、反体制運動をすべてテロ視して禁止する警察国家の既成事実化だ。暗黒阿倍政権の独裁の全面化の既成事実化だ。
 多くの人びとは、日本で戦前のような独裁政権の復活や海外への戦争行為など発生するわけがないと、頭がマインドコントロールされているが、現実の出来事はそれが急浮上していることを示している。
 安倍は「妻であっても、関与しているなら、議員も首相も辞める」と言っている。がそう言わざるをえないほどの真っ黒に手をつっこんだと、誰からも見られているのだ。実際に加計もそうだが森友はまさに安倍が主犯なのだ。それはテレビ・新聞で報じられたことだけで明白だ。
 だが、証拠主義にとらわれている野党(政治屋たちであることは変わらない)には、権力中枢サイドによる証拠隠滅と百パーセント子飼いのマスコミによる誘導に迷わされて、最後のひと押しに及んでいない。真っ黒なものを指さしながら「黒い疑惑の可能性がある」などと分かりにくいことを言っている。
 「真相が解明されていない」「なぜ改ざんしたのか」「誰の指示なのか」と。
 このように問いながら、絶対に回答はださない。人民から真理を遠ざけているのだ。
 麻生は「オレは関係ない。首相夫妻の尻ぬぐいで何でオレが辞めねばならないのだ」とごねているという。だがここ籠池と麻生のただならない仲を証明する写真が出回っている。
 まだ安倍と籠池とのツーショットは出ていないが時間の問題だろう。電話や年賀状はもちろん相当な親交があった。昭恵自身が講演で「主人も籠池と手紙や電話で話したり、実際にもお会いしていただいた」と発言(2014.12)しているのだ。籠池は安倍を信頼している時点では首相の直接関与を隠すために、忖度して「あってない」とはいっていたのだが、あって籠池に声援を送っていたのだ。昭恵を使って百万円の現金まで渡している。
 籠池の園児に時代錯誤の教育勅語を暗唱させたり、安倍首相頑張ってくださいとさけばすなどの方針を、昭恵は「素晴らしい」と感涙し「主人もそうだ」とまで講演し、それをお仲間のサンケイにオイショ記事にまでさせている。
 籠池は昭恵を名誉校長としたばかりか、新設の学校名を「安倍晋三記念小学校」とまでしていたのだ。阿倍が首相になって、名を露骨に出すのがあまりにも露骨すぎるとして、たいそうな看板まで用意していたのだが、後に「瑞穂の国記念小学院」名で大阪に申請書をだしている。それまでは募金集めでも「安倍晋三記念小学校」名を使い続けていた。
 加計では400億円超の国家財産を横流しした。値段は昭恵と昭恵の栄転秘書が直接的におこなった。森友で問題になったのはおよそ十億の土地を十分の一程度で森友に渡そうとしたのだが、土地にゴミを埋めてその撤去費用として値引くというバカな技を使った。籠池は「神風が吹いた」として国交省から提示された額で買っただけなのだ。
 「われわれがこの学園をつくりあげようとしたのは、皆さん方のご意思があってこそだ。しかもその意思の中には安倍総理の寄付金が入っている」と籠池は語っている。
 後に籠池は「教育者にふさわしくないしつこい男の詐欺師」と安倍からいわれ、裏切られた籠池の証言を恐れて、不当な異例の長期監禁を続けている。そればかりか籠池自宅を競売で処分する暴挙を続けている。
 何よりも、当初の小学校設立申請書が当然要件を満たせず、大阪は退けている。公文書の原本の経緯説明でも、それゆえに克明に記録していたのだが、安倍・麻生らの主犯はそうした事実の記載箇所を全部消し去ったのだ。消して改ざんすることをしてまで覆い隠そうとしたのは、それが安倍・麻生というトップの強い意図だったからであり、極悪の国家犯罪であったからだ。
 佐川に2億円を渡してトカゲの尻尾を演じさせる。2千万をもらった官僚は死んだ。
 マスコミは自らが流してきたこのような明確な関与の事実を、世が判るように話さない(付録の12枚の写真は揺るがせない証拠のひとつではないのか)。

◆「岩盤にドリルで穴をあける」特別な必要性の背景
 安倍政権は地球一元支配者のネオコン戦争屋一味のカイライだということは、何度も説明したとおりだ。森友問題はネオコン戦争屋一味の命令でやったことではない。ネオコン戦争屋一味と野望をひとつにして結集した日本会議の暴走だ。
 世界を支配する地球一元支配者の何千年来の野望はNWO(新世界秩序)だ。世界をごく少数のエリートで支配する。世界をいくつかの政治・経済ブロックに分け、ブロック同士が戦争・競合している状態を装う。世界人民を五億人程度に間引きして、反抗しないロボット状態で支配する、というものだ。
 Jオーエルの「1984」であらわした姿にいきつく。
 明治維新で実現したヤツらの日本支配。カイライ集団を育成した。それが薩長であり、岸・安倍一族であり、三菱等の財閥だ。安倍政権以来NHKの大河ドラマのテーマはこの礼讃だ。征韓論、日清・日露戦争、第一次世界大戦、そして第二次世界大戦。特に先の戦争では「八紘一宇・アジアの盟主」をかかげて大陸に侵略をする経験をつませた。同時に大敗戦を食う経験を積ませた。
 「天皇をトップに奉る」を利用することで、日本人をすべて騙し、人民には不要で無益どころか多大な犠牲を強要する「満州マフィア」を育成したのだ。東条英機は極東戦争裁判で死んだが、直後にその中枢だった岸信介、児玉、笹川らのA級戦犯が無罪釈放された。戦中に強奪して作り上げた膨大な財宝と細菌兵器などの資料を戦争屋一味に差し出したかたちで免罪されたのだ。
 笹川は競艇、ギャンブル、スポーツ全般を支配する利権を一手に得る。正力は満州での謀略組織の電通と組んでマスコミ報道機関全般を支配する。岸は表の政治全般を支配する。同時に日米合同委員会での官僚組織・司法組織の掌握がなされる。
 岸は首相となり、弟の佐藤栄作も首相に就いた。「もはや戦後ではない」から今や満州マフィアが掲げる大東亜共栄圏の夢よもう一度「日本をとりもどす」時期が再来したとして、戦後ばらばら状態だった組織体の結集にいたった。それが日本会議だ。
 岸らが釈放されるや否や戦争屋CAIに指示を受けた。それが満州時代からの同じ謀略家である文鮮明であり、創価学会で活躍する池田らであり、大陸にそのときのために残留して中国と朝鮮の政治に深く関わっていく連中だ。すべて日本、朝鮮、中国、モンゴルの合体によるアジア圏統合の夢だ。そのために力を合わせようという、さも、人民にも利がありそうな幻想だ。
 日本の天皇を頭にかかげて(天皇は政治的力のないかざりとして)、各国人民を欺いて、支配者側の一方的な野望にもとづいたたわごとだ。人民サイドから見たら、ただの侵略のいいわけであり、騙されて犠牲になるのは御免に決まっている。
 日本会議に結集したこの満州マフィアの野望を、日本をカイライとする戦争屋ネオコン一味が掲げるアジアブロック化の野望がかさなり、相乗りしたのだ。好都合だったのだ。
 満州マフィアが結集するというのは、その野望の実現のためにもう引けない。世界を支配するネオコン戦争屋が背後についた。恐れるものはなにも無い。日本会議が天下を取ったのだ。天下を取ったということは、まさに後は行動のみ。
 織田信長は残忍無比で意思を貫いた。躊躇なく比叡山を焼き打ちし、僧侶を抹殺した。いまこそ日本会議は同じように行動するのだ、暴走しているのだ。
 天下を取った者を縛るものはない。すべては意思の貫徹であり、憲法だって、法だって縛りではない。それは支配されるものには適用しても、支配者である己には影響を与えない。として、秘密保護法、共謀罪、集団的自衛権(戦争法)とつぎつぎと、かつての自民党でさえ躊躇したことを、安倍政権では実現してきた。
 日本会議の小野寺五典防衛大臣テレビ出演で「戦車を1000両、1万両日本がつくって輸出すればコストが下がる」旨の発言をしたが、戦争への狂気丸出しだ。
 幸い安倍はバカだ。ブッシュのときと同じで頭に据えるのは日本会議からするとバカなほどいい。日本会議の大阪代表、運営委員、総裁である籠池の作ろうとする学校をつくる、安倍の実質の弟である加計にバイオ・ハザード対応の研究所をつくる。作るのが目的であって、手段は選ぶ必要がない。
 首相に安倍をすえている、大蔵省(財務省)に麻生をつけている、各省の中枢人事権は内閣がにぎった。総選挙や国民投票での数偽装の操作は総務省にあり、そのサーバーと連動するムサシの集計機は連動して配下に置いた。マスコミはNHKを抱き込んだし、読売産経は「公正報道」の看板をすでに下ろさせたので、どうにで世論誘導できる。内閣調査費と称して買収費はいくらでも使えるようにした。閣議決定だけで何でもすすめられるようにまでした。ネットの世界も常時監視し安倍体制を維持するために賛同ツイートを大量に工作確保している。
 ここまで日本会議が準備して、できないことなどあるわけがない。
 ラッキーなことに、モリカケ問題は、命令者であるネオコン戦争屋の指図を受けていないから、日本会議だけで自由にできる。森友ではたかだか十億円ではないか。総理の名で自由にできる巨額のばらまき費のもとになっている「国家特別会計」は、国民に知られずに自由にできる。これこそが天下をとったものの最高の利権だ。
 森友による日本会議の「大東亜共栄圏構想」の思想教育をする機関の突破口をひらく。加計によって敗戦で途切れた細菌兵器研究を復活する。もしも、来たるべき大陸侵攻にたいしてロシアや中国が「恐るべき」細菌兵器などを使って、阻止にかかった場合に対応できるだけの策を十分に準備しておくことが必要だから(だ、とのたまう)。
 だから、森友と加計による学校開設は満州マフィアの「正義」のやらねばならない事業なのだ。その邪魔をされるのは許されない(と叫ぶ)。
 いったん天下を手にした日本会議にとって「戻る」はない、というのが満州マフィアである日本会議のバカな考えだ。
 あまりにも人民をこけにした許しがたい策謀だ。
 そのような悪事が成功するわけがない。ヤツらはせいいっぱい考えた積りかもしれないが、そうした悪事のほとんどがもう世にバレてるのだ。明治だとか、教育勅語だとか、731だとか、あまりにも時代感覚がなく、まだらになった年よりの悪夢であって、手法が古すぎて、やることがみえみえだ。
 そのような陳腐な策謀は、認められる時代ではもうない。
 今回の公文書改ざんの中身は、満州マフィアの関与を消そうとした。だが、いきさつは、ヤツらの卑劣さ、愚かさ、バカさ加減が世にさらされただけになっていて、大変いいことだ。
 外国では「アベゲート」事件としてほとんど小バカ扱いだ。ヒトラーまがいの右翼思想、特に海外への侵略戦争行為をさも「正義」であるかのごとく主張するのは、世界中でネオコン戦争屋一味だけで、全世界の人民はもうへきへきしているのだ。
 安倍のバックとして組んだネオコン戦争屋一味も日本会議の暴走には手を焼いている。もう見捨てるかと。だが後釜にすえるカイライ探しに時間がない。
 原発と同じで、戦争は「しない方向」「なくしていく方向」に思いや力をかしても「戦争する方向」「できる力を強める方向」への加担はしないと決めているのだ。原発や戦争がたとえそれが「平和」だとか「クリーン」で偽装して人民をだましてまきこもうとしても、もうこれ以上だまされない、と決意しているのだ。

◆安倍政権の土壇場劇場を注視。巨悪を追い詰められないのはなぜか
 にもかかわらず、極悪安倍政権にとどめを刺せないのはなぜか。
 階級的な視点、人民権力の視点、革命の視点からみたら明らかなように、人民の権力が未成熟であることに尽きる。これだけは一朝一夕ではできない。ここに人民サイドの弱点がある。
 人民サイドの弱点は弱点として内因論の立場からしっかりみつめなければならない。階級的な視点、人民権力の視点、革命の視点を強めることで、被支配者としての過去、現在、未来についての認識をうちたてなければならない。
 それは現実に目の前で展開されている人民への圧政をひとつひとつ明らかにすることを通じて、培っていく以外にない。
 ヤツらの人民に真実を分からせない手法もバレてきている。つまり、いい気になっている安倍らの言動、行動を通じて、否が応でも徐々にほころびがでてきているのだ。つまり、気違い的なネオコン戦争屋一味のカイライを使った支配のやり口が、だんだんと皆が知る時代に突入したのだ。
 人民は巧妙にヤツらの策動に仕事として、あるいは日常の生活として、加担する社会構造になっている。これが人民の自覚のおおきな阻害要因になっているのだが、これとて完璧ではない。
 支配構造の暴露がすすめば、寄生虫たるヤツらは生きるすべを失くしていく。
 この暗黒安倍政権の圧政下にあって人民が心掛けるべきことは、難しいことではない。「全世界の人びとを支配している6つの主敵」と「主敵の犯罪を追撃していく5つのポイント」を理解して日々行動することがそれだ。

  ①ひとを不愉快にさせたり、迷惑をかけないこと。
  ②カネの盲者、欲の盲者にならないこと。
  ③子孫に負荷をかけない、未来にツケをまわさないこと。
  ④戦争の禍根を解き放つこと。他国へのよけいなお節介をしないこと。
  ⑤人間の尊厳をもって生活できるようにすることへの貢献。

 最後に。断末魔の安倍らは窮地だが人民サイドの追求が弱いのをいいことに、最後のあがきをしている。外交で目をそらす手が常とう手段だが、それも難しい。トランプの周囲の閣僚が切り崩されていっており、排除あるいは暗殺の危機にある。トランプ・安倍会談は見通しがたたないほどだ。そこで注意するべきはテロ。