記・国民B(2018.3.17)
■カオス(混沌)の内外情勢。暗黒安陪を逮捕投獄できない不甲斐なさは、何なのか

◆地球一元支配一派と満州マフィアの象徴。イイね「阿倍こそが国難」
 新聞やテレビで報じる政局は、何といっても暗黒安倍政権の断末魔だ。
 暗黒安倍とその盟友であるナチス麻生のAA政権。政府の人事権を好きなように使って、悪事を貫いている。話題が盛り上がっているのは、圧政を繰り広げてきたこの政権の国民財産の横奪事件、モリカケ疑獄だ。アベ友といわれる日本会議に寄った身内に、巨額の国民財産をただ同然で引き渡してヤツらの野望を一気に実現しようとしたのだ。
 野望とは、森友で教育勅語というおよそ時代遅れで民主主義とあい入れない思想教育する機関の創出。加計で細菌兵器開発の創出をして、悪名高き731部隊という亡霊の復活をさせようとしたことだ。
 戦中に「大東亜共栄圏の実現、アジアの盟主になるのは日本の定め」として、人民を騙し悪事を推進してきたのが岸信介だ。阿倍は岸ファミリーとして、敗戦でついえた悪事の夢を引き継ぎ、その実現を公言している。
 現在この狂った野望をかかげて、戦前戦中に中枢だった連中の残党ととりまきの二世三世が日本会議という組織に野合したのだ。
 地球の一元支配という邪悪な野望を何千年もかけて完成しようとする連中の実行部隊は、米国をのっとり、各地で暴れまくってきた。ネオコンら戦争狂一味だ。その私兵がCIAだ。
 ヤツらは長い時間をかけて各国にカイライを育てて、動かしてきた。日本は明治維新を経て本格的にヤツらの支配下になった。その時からヤツらの手先として動いてきたのが岸・安倍ファミリーだ。
 思想は「八紘一宇」。政治権力のない天皇を象徴としてかかげて、もともとDNAをひとつにする日本、朝鮮、モンゴル、中国の一体を実現する。つまりは黄色人種が極東にひとつの政治的、経済的エリアを作るというものだ。
 この夢想は、地球一元支配一味の夢とうまい具合に重なる。ヤツらは地球全体をいくつかのエリアに分けて、競争と対立を永遠に繰り返えしていることにする永久支配体制をもくろんでいる。
 Jオーエル「1984」で示されているビジョンだ。典型的なのはEUの創出。これをアジア圏でというのと悪夢がダブることから、ヤツらは巧妙につるんできた。
 2001年の911事件がノロシとなって、ネオコン戦争一味が全面後押しして、日本会議ができた。大陸に出るのは当然とする右翼思想と天皇を掲げる神道派と、単に天皇を利用するのが徳だとする連中がごっそり野合した。
 一味は中枢に岸・安倍ファミリーを掲げることにした。世界を牛耳る戦争屋一味の全面バックアップを得ることで第二次安倍内閣が強引に成立。日本会議はここで「天下」をとった。
 省庁の人事権をこの安倍政権に集注した。かつては政権政党が政策の思想的なリード役だったために、一定の民主主義的なたてまえを尊重された。その前は占領した米軍、すなわちGHQによるもろ独裁だった。
 例えば、日本政府は見かけ上存在していても、内実はGHQの判断で自在に圧政が実行された。2・1ストの中止命令、共産党の公職追放と非合法化。朝鮮戦争に向けた大弾圧等々、容赦ない人民への弾圧をしていた。
 それが一応GHQが引き揚げて、沖縄小笠原が返還されて、それまで存在していた米軍基地内の核も公式には撤去された。日本がさも独立国になったかのような形式となった。
 教育やマスコミで「日本は独立国」であるかのように宣伝され、その誤解が徹底された。
 平和ボケと呼ばれる空気、民主主義国の幻想は定着した。
 その背景で、ヤツらはかつてなら思っていてもできなかったようなことを、つぎつぎと実行に移してきた。日本会議の安倍政権を「国民の多数が支持している」ことを偽造していったのだ。国政選挙での票数を自在に操作する、アンケート調査結果を「事実・真実」として報じて、人民の思考を誘導する。
 マスコミは当然分断する。全マスコミがスポンサーと称する支配者の奴隷であるのは当然だが、偏りのない報道などもともとないのだと開き直った読売とか産経がでてくる。政権から人事を送り込まれたNHKが大政翼賛会的な報道に傾く。
 首相が公然と朝日新聞は名指しで「偽報道機関」と呼ぶ。いくら支配者の奴隷とはいえ朝日も黙って引けない。ついに「公文書を改ざんしている」と報じて反撃を始めた。
 森友と政府関係(財務省・国交省)の交渉記録文書は、そこに国家財産を強奪する「特別な」経緯が記録されている。それは担当した官僚の基本的にすなおな、まっとうな、日常的な感覚での事実が記載されている。
 だが森友との交渉では「総理の意思」という「岩壁にドリルで穴をあける本来あってはならない異常な力」が作用するのを担当役人は感知し、むしろ克明に記載した。それが原本だ。
 最初から疑念をもつ野党は国会で佐川に聞くと「文書は破棄してない」「森友から値段の要求は無かった」と首相や官邸の力は存在しなかったことを強調。人事権を握る官邸を嘘で守ったのだ。
 同時にJオーエル「1984」の真理省よろしく、安倍・麻生・佐川発言につじつまあうように、全ての関係文書を改ざんすることになる。改ざん前の文書を破棄し改ざん後の文書を「前から存在した」正式文書とするのだ。
 報道では、森友だけではない。加計文書まで改ざんしているという。さらには、前文科省次官がさる学校で呼ばれて講演したが、その際の録音テープを提出しろと文科省が求めていると。「おいこら」特高警察の再現まで既成事実化する気のようだ。
 およそ「国」の体裁をもつ役所で「公的文書の改ざんや破棄などあってはならないこと」なのだが、天下をとった日本会議の野望を実現するというためなら、それが「あり」とするまで腐ったのだ。
 朝日に続いて毎日が改ざんを報じた。すでにこの時点で一部の国会議員の手にも、存在しないはずの文書が渡っていた。そもそも財務省から国交省へ、それぞれから会計監査院へ文書はわたっていた。
 直接関与した役人は良心にさいなまされたか「自殺」した。栄転した佐川は「辞職」した。ちなみに、森友学校敷地の売値を下げるためにお上の命令でゴミを埋めた関係者が死に、今年1月には財務省から死人が出ていて、今回で判明しているだけでも3人が犠牲になっている。つまり安倍が殺したのだ。
 監査院は改ざんに気づきながら言わなかった。改ざんなど見過ごしてはいけない会計監査院までが、暗黒安倍政権を守るために口をつぐんだ。人事権を握られた状態で、もはや各機関がその基本機能を果さずに、暗黒政権を守り支えるだけの機関に成り下がったのだ。
 朝日と毎日は「改ざん」と明言。だが読売、産経、日経、NHKらは「書き換え」などど犯行の悪質度をごまかそうとしている。読売は内閣支持率を前回より少しだけ下がっただけとし、今だに50%弱だと安倍支持を偽装。
 いままで自民公明の与党が拒否してきた佐川の国会喚問を認めた。阿倍は「報道された原本を見ても安倍夫妻はまったく関与していないことが証明された」などといっている。ぎりぎり麻生に責任をとってもらい収拾したいと。麻生は佐川に全責任を負わせて逃げ切りたい。佐川は自殺した役員にすべて押し付けたい。
 しかし、このとかげの尻尾切り構図も、安倍こそが犯罪の主犯であり原本文書は安倍と昭恵の関与を十分に語っていることを誰にで明白であることだ。
 ちなみにだが、近年当然のようになったノリ弁という黒塗りされた公文書公開。腐りきった安倍の政治の犯罪の証明だ。いままで出た公文書で、1カ所でも黒くするに値するものなどないのにだ。民主主義国家が公文書を隠すという冗談かおバカ。政治屋と官僚の「権限」をかざしてえばりたいだけに過ぎない。
 一般の人びとは、こうした報道でようやく腐りきった政権の本性に気づき出したところがある。
 この安倍政権は腐臭に満ちている。阿倍ら官邸は今月5日に改ざんの報告を国交省から受けおりながら、安倍は国会でしゃーしゃーと「11日に知った」とうそをつく。この場に及んでも「自民党改憲案は一任してくれ」とほざくのだ。
 世界を牛耳る戦争屋一味のバックがあって天下をとったとうぬぼれた日本会議と安倍政権。秘密保護法、戦争法、共謀罪をつぎつぎと強硬成立させてきた。最後の仕上げで憲法を改悪して、平和法を破棄し、非常事態法により民主主義を捨てた安倍独裁の永遠化を進めてきた。
 アベノミクスという詐欺で命令者に国家財産を貢ぎ、実質賃金を低下させ、残業代ゼロ法をインチキな資料のでっちあげをして通そうとした。いまや報道の自由度、国民の幸福度など世界的にも地に落ちた。
 原発を再開させ、輸出させ、ミサイル材料を北朝鮮に提供し、北からの危機を煽って人民の意識をマヒさせて悪事を通してきた。阿倍政権は成立以来、一度もひとつも人民のために何かしたことは無い。すべてが日本会議の野望の実現のために悪事を積み重ねてきただけだ。
 その安倍暗黒政権が「つぶれよう」としている。

◆追い詰められている戦争屋たちと安倍一味
 安倍政権の目に余る悪事がバレてきたのには理由がある。
 それは国際的な政情の動きだ。
 EUからの英国の離脱、米国でのトランプの登場、中国での賄賂一味の大量放逐、ロシアからの破壊工作者追放、中東でのIS・アルカイダの一掃等々。
 地球一元支配者が世界各国に配置していたカイライ政権は、ここ十年程でつぎつぎと力を失っていった。あまりにもあからさまで横暴な圧政は人民に支持を得られずに、反対派が政権をとるようになったからだ。
 戦争屋一味の横暴というのは、例えば中東のIS。いまやISなるものが戦争屋が私兵であるCAIなどを通じて、組織訓練されて、中東に送り込まれたこと。彼等は米軍そのものではなく、宗教組織とか民族派とかに偽装した暴力組織であるがゆえに、法を無視した残虐行為がなされる。
 クリントン財団などを通じて巨額がそそぎこまれて、その組織を現地で暴れさす。平和な町や村が破壊される。画像、映像が作られて世界にばらまく。そいつらの「悪」のイメージができあがったところで、米軍がでていってその国を乗っ取る。
 そうした筋書きをここ何十年も展開してきたのだ。その戦争屋一味がやってきたことが皆バレてきたことだ。
 911同様にクライシス・アクターによる世界的な凶暴な事件の自作自演とニュースとして配信する行為。ボストンマラソン・テロ、英国地下鉄テロ、米国高校乱射事件。大きな事件報道はいまや大概作り物だ。この世の混乱・悪事はヤツらが意図的に作り上げているのだ。
 世界の人民は安寧な日常の暮らしを求めている。グローバリズムによる破壊、戦争屋による破壊、ヤツらに騙された詐欺師によるかく乱には、へきへきしている。世界をまたにかけた何たらなど、クソくらえなのだ。
 世界中で通信社からの映像、画像、記事配信を受け、テレビや新聞で報じる。これが偽物・作り物なのだ。いまインターネットでメーキングがほぼ、同時に流れる。新聞やテレビを「真実」と信じるものは驚くかもしれないが、もうそれほど地球を牛耳る戦争屋の「支配・行為」はいっちゃっているのだ。
 かつてアポロ11号の月着陸を偽装する行為をしてみせた。今は火星のキュリオシティ・ローバーの画像で詐欺を働いている。それで、すっかり自信をもち、事実と虚実を混在させて、被支配者を騙しながら支配しているのだ。
 安倍一味の偽装・改ざんなどはその延長でもあるが、ヤツらには犯罪意識はそれゆえにない。
 目の前の「政治」は「陰謀」という事実と同時に行われている。人民が目先のこととしての生活や労働に関わる問題で直面する政治の事実と、水道事業を外国を含めた私的事業体に渡してしまうことや、財政再建などと偽装してカジノを導入したり、オリンピックを語って公的資金強盗やセクハラをやる。人民をバカにして地球一元支配を遂行するのは陰謀だ。
 地球一元支配の中枢はここで規定する主敵の一角である国際金融資本、グローバリズム企業群のTPPに込められた意図。現在の国家の上に企業を置くという欲望の実現は陰謀そのものだ。
 政治と陰謀が混然一体で語られ、進められている。それがバレてきて世界的な流れとして人民の拒否にあっているのだ。まっとうな、本来の政治に戻ろうと。リンカーンが自分のことを棚にあげながらも「人民の人民のための人民による政治」という言葉を発した。
 現在の政治とは真っ向から対立するものになった。民主主義とは民、すなわち人民が世の主役であることを意味するが、現実の政治は真逆になった。特に日本の安倍政権は成立以来、まったく人民をおきざりにした。
 韓国では民衆が大統領の悪事を認めず、引きずりおろし、現在はあの北と統合する方向で大きく動いている。トランプまでもがちゃんと対話をしようとしている。
 世界を見渡せば、戦争屋一味の意図を体現して残っているカイライ政権は日本の安倍政権だけになった。
 だから、戦争屋一味は、何をどうしてでも安倍を存続させたい。阿倍らはどんなに追い込まれても、この地位を手放すわけにはいかない。
 戦争屋一味は、世界中で追い詰められていても、挽回に必死だ。テロでも気象兵器でも、何を使ってでも、最後まであがなう気だ。
 韓国とはいわないまでも、欧米なら、現在の安倍の醜態を目の前にして、人民は存続を許さないだろう。日本の人民も連日国会までデモを展開している。国会では野党が久々で連合して、安倍の責任追及をしている。
 だが、安倍を倒せていない。
 安倍の巨悪犯罪を目の前にして、日本的な証拠主義にこだわるあまり、いや証拠を握っていながらも倒せない。阿倍と昭恵の関与など昭恵自身の証言で証拠十分ではないか。
 そう時間を待たずに安倍は自滅するだろう。だが、問題は日本会議と安倍にかわって、日本をほんとうに動かす政治勢力が「頼りない」と思わされていることだ。
 人民が安倍と現在まっこうから対立している。それは、安倍を持ち挙げている日本会議との対立でもある。同時に地球一元支配の戦争屋一味との対立でもある。
 戦争屋一味は、安倍にささやいている。必ず早いうちにトランプを落とす、習近平とプーチンに泥を塗る、再び戦争屋一味のカイライを各国に配置する、それまでに安倍は自滅しないでくれ、と。
 ちなみにトランプを追い詰めようという「ロシア疑惑」と称するでっち上げが「辻本清美スパイ説」という安倍の策動と全く同じなのが笑える。
 だが、実際のところは、戦争屋一味により安倍への命令支持はとぎれとぎれなのだ。一貫性のある命令、黙ってききそのように動きさえすればよかったような指示は、継続的になされなくなっている。
 かつての勢いはどうしたかと思える例えば小池百合子は、そうした動きを抜け目なく察知し自ら逃げた。だが、安倍はそうはいかない。土壇場ではあるが、政局は複雑だ。

◆戦争屋と安倍らに政治を人民が託せない理由
 毎回に指摘していることだが、安倍らが言い多くの人が口にする「日本国」、あるいは「外国から攻めてきたら守らなければならない国」は、人民が守るべき「国」とは別物だということ。
 「安倍こそが国難」。阿倍の国の国難は大歓迎である。別に日本の民、日本人民の生命と自由を守る「人民の国家」が国難ではないからだ。
 地球一元支配の戦争屋は米国の政権を乗っ取り、各国にカイライ政権をつくり支配してきた。米軍の占領を経て、戦争屋の手先である政治屋によるみせかけ政権が動かす「日本」という国家。
 GHQが残した日米安保条約。地位協定。日米合同委員会で確認する日本への要求書。それを実行する官僚への命令・支持はここから直接なされる。短期間で入れ替わる政府のメンツとは異なり、一貫して任務と組織が維持される官僚組織が、日本支配の中枢だ。
 日本は民主主義の国であるかのようによそおいながらも、実際は米国をのっとっている戦争屋の直接の命令・指示で運営されている。行政はもちろん、裁判もこの支配下にあり「アメリカ軍が日本の国土を自由に使えるという権利」を行使するための協議機関だ。憲法や法律にもまったく縛られない機関だ。
 CSISらのいわゆるジャパン・ハンドラーのネオコン・シンクタンクがつぎつぎと米国で頭打ちで消されていっているのが今のご時世なのだが、官僚組織、日本会議や安倍らは無条件の追従を続けているのだ。
 地位協定がすべての日本の悲劇を起こしている原因だ。沖縄をみよ。米軍のわがまま勝手をみよ。日本の制空権をみよ。絶対に明かさない国家の特別会計をみよ。
 安倍はこの機関から生かされているのだ。
 安倍が動かす日本はこの機関の意思だ。逆ではない。
 安倍の「日本国」は、戦争屋一味の支配機関だ。支配されている人民の「日本国」ではない。「人民の人民のための人民による政治」を普通に適用しても、人民のための「日本国」とは別物であることだ。
 では、人民の「日本国」とは何で、どこにあるのか。
 そのことを明らかにするために、ここでは何度も取り上げて解いてきたのだが、人民の本来の生きる自由と権利についての意識で、この問題を見つめないと理解できない。
 まずは、安倍らが守る、取り戻す、誇る「日本国」は人民の「日本国」や「政治・権力」とは別物だということを頭に留めておいていただきたい。
 だから、安倍らの脅迫「他国から攻めてきたら滅びていいのか」に怯える必要はまったくない。ヤツらの「日本国」などどうせ1千兆円を超える借金国家であり、壊れ潰れて死滅して欲しい。一刻でも早くなくなって欲しい。
 人民が創出し、守らなければならない「日本国」は人民の政治権力である。人民の生きる権利と自由をヤツらの侵害から守るものである。ヤツらが脅迫して人殺し戦争に巻き込み、追いやることに反対し、人民自らの生命と財産を守る「日本国」であり政治権力だ。
 人民の権力「日本国」の意識を持ち、その視点からの実力が至らない。これが、安倍を引きずりおろせない最大の要因だ。
 もうひとつ、岸・安倍ファミリーに政治を託せない理由がある。ヤツらは思想的にも、人間性においても、感覚的にも人民とあい重なる部分がないからだ。利益はもちろん、完全に相対立する存在のやつだからだ。
 「そこまでいうか」という意見があるが、ヤツらは人民と同じ社会で住む生き物ではないとまでいいたい。
 ともかく、安倍らについて日々報じられる発言と行動の中身を冷静にみて、素直に判断してみてほしい。
 安倍政権が成立してから、ただのかけらでも人民の利益にそったものはあるか。ヤツらがやった悪事は無数にあげられる。すべてが命令者への貢ぎと、日本会議というアベトモへの利益誘導、つまり犯罪だ。
 それほどまでに反人民的な圧政ばかりを進める安倍に対して、人民側が目の前でそれを見ながらも何もできないのは、普通に考えておかしなことだ。
 その理由は先に指摘した安倍のいう「日本国」を人民の国でもあるという誤った認識が一つ。阿倍の日々の政治が「それでも人民の利益を実現するために違いない」「恐ろしく困難なかでも巨額の財政赤字を立て直すために違いない」「北朝鮮のような無謀な挑発から少しでも日本を守るために違いない」。「まして多数の支持を得ている政権が、人民の利益に反することだけに全力をつくすなど、考えられない」と思わされているからだ。
 「お上は私たちの国だから、困ったら助けてくれるはずだ」「自衛隊をみればいい。災害などのときに彼らが奮闘しているのは目に焼き付いている」と。
 だが、これらの思い込みこそが、為政者の望む被支配者たる人民の理想的な姿だ。教育とマスコミによるマインドコントロールのなせる業だ。
 人民が人民の利益を守る自らの権力、政府、自分の「日本国」が念頭から無い状態では、多数の世論のごとくみえる、教育とマスコミの宣伝する主張になびく。それは人民が被支配者として生きてきた、社会的強制のなせる業だ。
 だが、ここでヤツらの望むマインドコントロールのフィルターを取り除いて、ありのままの安倍政権の発言と行動ををみつめてみよう。
 原発、米軍基地、海外へのばらまき、アベトモへの国民財産の横流し、国民の自由と権利を削除し独裁を書き込んむ憲法実現のもくろみ、政府機関のデータねつ造と改ざん、公文書の隠ぺいと虚偽。領収書無しでも合法とする政治詐欺、マスコミ操作、財界への利益誘導等々、どれひとつとっても絶対に人民が認められるものではない。
 ここから見えてくる、ありのままの真実は、①冷酷、残忍、卑劣(相手を思いやる感情欠如)。②虚言症と自己顕示欲(人格障害)。③時間認識がない。ということに尽きる。まともで健康な人間にはない病気の症状だが、その深刻度は群を抜いているのが、岸・安倍ファミリーだ。
 地球一元支配の戦争屋から特別に育成された一族だから、当然だと言っていい。カイライ(くぐつ)とはこのような性格で、育成者=命令者のいうことなら、反射条件のように行動する。国会での答弁は命令者の意を受けた官僚が用紙に書き、それを読みあげるだけだ。
 ぐぐつには自分の思想や考えはない。そもそもそれを主張するならカイライ失格だ。ここで水を飲む、ここで声を大きくする、ここで目を上げて皆を見る、とかまで命令者は文書に書く。安倍(麻生もだが)まともに字も書けない、読めない。だから、すべてフリガナをふってあり、重要なところには赤マーカーで印されている。
 書かれてあることに疑問は持たない。持つように育てられていない。
 被支配者たる人民の生きている姿に思いを寄せることはまったくない。その感情や思考がないのだ。これはカイライの絶対要件でもある。人民は一方的に支配者に奉仕するロボットであって、カイライとはいえ自分は為政者、支配者だという姿勢をくずさない。「おれ支配する側、おまえ支配される側」「天下を取った、国はおれの私物」の目線だ。
 万が一にも人民の気持ちに思いを寄せたら、それ即ちカイライの命とりだと、絶対的になしてはならないと育成されている。そもそも、戦争屋の思想に相手を想う思考など、最初からない。戦争で殺す相手が感情を持つ人間で、こうしたら痛いだろう、死んだら仲間や家族が困り悲しむだろう、などと、かけらも持ったらできないからだ。
 戦争行為は、一方的な命令で、人民同士の殺し合いをさせることだ。戦争屋は双方国のカイライを通じて、殺す相手は凶暴な悪者の兵で、相手は殺して当然だとだますのだ。双方のカイライに命じるのだ。
 このときに、殺す相手も、同じ人民で、双方の人民とも騙されているのだという真実を知ったら、戦いにはならない。この真実だけは人民に知られては困るし、カイライは冷酷、残忍、卑劣に、人民に虚偽を通すしかない。
 平気でどんな嘘でも命令者のいわれるまましゃべる。息を吸うように、息を吐くように嘘をつく。ついた嘘に恥じることは無い。恥を知らないからだ。恥は少なくとも、己に人間としての良心があるから、それに照らして感じるものだが、安倍らには「照らす良心」がないから、恥もない。
 ときどき「丁寧、誠実、粛々」などの言葉を使うが、その場まかせの嘘だ。
 重要なことは「時間についての感覚」が普通の人間と異なる点だ。
 安倍首相は年頭所感で明治維新から百五十年目だと、妙な明治礼賛をする。教育勅語だとか731の再現とか、すでに人民の歴史から否定されていることを持ち出す。確かに地球一元支配の戦争屋が明治維新を実現し、そこで薩長が政権に就いた。薩長からヤツらのカイライが育成された。
 岸・安倍一族であり三菱等の国営財閥集団だ。だから明治というものもいるが、そう単純ではない。地球一元支配の戦争屋がもくろむ壮大なビジョンであるNWO(新世界秩序)の一環としての極東ブロックをすすめるのに、日本から大陸への戦争行為が不可欠だからだ。
 大陸への戦争行為は、あらゆる意味で間違っており、許されてはならない。だが、敗北した経験にこりず、敗戦は目指したものが間違っていたからではない、日本軍はアジアで歓迎されこそすれ頼りにされたものだ、戦後教育で教えられた日本の戦争観は押し付けられた間違いだ、敗戦はコミンテルンの謀略によるものだ、とヤツらはいう。
 だから韓国で話題になる慰安婦問題も、中国人や朝鮮人の強制抑留も歴史の事実を認めない。歴史を改ざんしてでも、ヤツら満州マフィアは「大東亜共栄圏」の悪夢を合理化しようとするのだ。
 その狂気の野望を正当なものと「国民」を騙すには、明治礼賛、教育勅語、天皇利用の妥当を主張するのだ。人民にとっては屁にも劣ることだが、NWOの戦争屋一味は真剣だ。
 何百年か何千年かのオーダーでの企てによって、今動いている。よく話題になるのだが、人間の一生はたかだか百年。今いくらその計画に加担しても、自分は死んでしまい、栄華を自分ではみれないだろう。だから、NWOの野望というのは単に陰謀論者の主張じゃないのか、と。
 また、経営者、投資家、富豪らは今でも使いきれないほどのカネをもっているのに、生涯かけて貯め込んでも、使いきれないカネにそれほど執着するのか、と。
 まさに一般に人民には理解できない、共有できないのがこの時間の感覚だ。ヤツらには一般の人間の持つ時間感覚がない。あるのは異常な感覚なのだ。自分という個体の生涯の期間と無関係に、何百年何千年という単位での目論見のために行動する。
 しかし、これは安倍らも自分と同じ「人間」だという認識が頭にあるから起こる故の疑念だ。ヤツらを「カイライだ」指摘しつつ同時に「人間だ」と思うからだ。ヤツらは人間ではなくまごうなきカイライなのだ。
 カイライ、即ちくぐつ=ロボットには時間の感覚感情があること自身異常だ。ヤツらに人間と同じ時間感覚がないこと自身が、ヤツらが正真正銘のカイライである証明なのだ。
 確かにヤツらは人間の顔をしている。同じ人間だと一般に思ってしまうのもうなずける。だが、ヤツらはカイライ=ロボットなのだ。
 別項でヤツらをエイリアンと区別がつなかいことを指摘したが、グレイのような宇宙人とまったく同じ特性を持つ。レプティリアンともいう。
 ①感情を持たない。②命令に従い行動するのみ。③時空感覚がない。エイリアンは個でありながら、集団でも行動する。目的は理解できないが、個の生存単位を超えて命令に従う。
 まさに地球一元支配の戦争屋とそのカイライ、人民の主敵のヤツらとそっくりだ。過去のあらゆる革命で、人民が自らの生存と自由を守るために、人民の権力の力で主敵を打倒するしかなかった。つまり、話し合いで、相手が改心することでなされた革命などありえない理由がここにある。
 このような暗黒安倍政権を、人民は絶対に許してはならない。遠慮なく、徹底的にたたくべきだ。そのなかからしか、次の新たな芽はでない。
 公的文書を改ざんするという許されない政治犯罪を犯したのは、われわれ人民の知人か、友人か、親族か、あるいは自分自身か。仕事として業務として犯した行為か。自殺した彼だけが犯行者か。
 いや、そうではないだろう。皆が犯罪の一角にしっかりと組み込まれているのだ。それを自覚するべきだ。己の欺瞞を自覚するべきだ。関与した人民は、己の行為をあからさまに出すことだ。出すことで初めて犯罪は根本から正される道が開ける。
 安倍ら日本会議一味による政権が、かつての自民党でもできなかった残忍な人民圧政を始めたのは、命令者の戦争屋が世界的に追いつけられる中で、余裕のない荒っぽい政治になった。阿倍の自民党はかつての自民党ではない。前の自民党もろくでもない圧政者だったが、今は日本会議がが乗っ取ったのだ。
 満州マフィアだ。戦争屋CIAが朝鮮の文鮮明をつかってつくった謀略組織統一教会、戦争屋CIAに魂を売ってA級戦犯(死刑)から逃れた岸、同じく正力の読売を核とするマスコミに創価学会を始めとする日本の宗教組織、天皇をあおぐ神道神社組織が一堂に会したのだ。
 日本会議が安倍をたてて戦争屋のカイライになった。その前にカミソリ後藤田(正晴、1914-2005)と言われた自民党の政治家がいた。彼は安倍について言葉を残している。
【安倍晋三だけは首相にしてはならない。/あいつには岸の血が流れている。/みんなは岸の恐ろしさをしらない。/岸の血って、血縁っていうだけじゃないんだよね。/人としての情がない。恥を知らない。/岸信介と安倍晋三に共通しているのは、その恐ろしさなんだ】