記・国民B(2016.9.3)
■暗黒安倍政権の「共謀罪」と「緊急事態法」で主権在民も民主主義も根こそぎになる。この目前の重大危機をみのがすな

◆核という、あまりにも時代遅れな稚拙な政策にしがみつく安倍の見苦しさ
 「人びとにストレスを与え続けておく」という為政者の邪悪な圧政が続いている。
 安倍は米軍の要人と会談し「オバマ大統領は核兵器の先制不使用を宣言しようとしているが、北朝鮮や中国の核兵器に対する抑止力を著しく低減させいるもので、反対だ」と発言した。米国で即報道されたが、日本のマスコミは報じない。だが、帰国して追求させれるや「事実無根の報道だ」と真逆のウソで対応した。
 北朝鮮は安倍支援をする。潜水艦から500キロ以上を飛ばすミサイルを発射し、日本が宣言する防衛圏内まで飛ばした。日韓はそれを事前に知りえなかったとする。どこに落下したという指摘すらできずに、ぼんやりした位置を想定として報じた。米国は知ってか知らずか日韓には知らせもしない。
 そうしたことがなきようにと防衛予算を膨らませてきた自衛隊だ。スパイ衛星を打ち上げ、米国から役立たずの高い迎撃システムを売りつけられ、常時哨戒機を飛ばしてきたが、発射すら検知できない。いうまでもなく、飛んできたミサイルの迎撃などただの冗談であることが実証された。
 だが、この事件と報道は安倍と自衛隊にしてみれば「だからもっと予算を組んで対抗できるシステムを高性能にしなければならないのだ」との理由づけにする。この「事件」実際に起こっておらず、おそらく安倍はマスコミを使って「大本営発表」をしただけだろう。
 自衛隊は来年度予算に5兆円を超える請求をする。本気に北朝鮮のミサイルに対応する気などない。安倍は米国からの高額兵器購入と称して、邪悪なジャパン・ハンドラーという脅迫者に貢ぐことが主眼だ。自衛隊を米軍の一部隊として、日本の税金を使って軍備強化しているのだ。
 また、何年も前から決めている通りに年明けには武装した自衛隊をアフリカ(南スーダン)に送る。「かけつけ警護」などというふざけた実践に参加し、戦闘の現場を手始めに経験させる予定だ。実際に戦闘がおこり、自衛隊員が発砲し、発砲を受け、血を流す。この既成事実をつくることになる。安倍は自衛隊員が現地で死んだら9000万円を遺族に払うという。賞恤金(しょうじゅつきん)というのだそうだ。
 まったく不要な海外での米軍の軍事行動と手先による紛争事件。その犠牲になぜ自衛隊がならなければいけないのか。死んだらその高額の弔慰金を税金から払うというが、世の中にあっちゃいけない典型的な無駄ガネだ。何をどう理由づけしようが、戦争容認のだましだ。
 安倍の集団的自衛権なるもの、積極的平和主義なるものが、単に米軍の末端組織に日本という国がらみで組み込まれていくことだ。世界中にいる米国の敵を正式に、日本の敵にまわすことだ。
 国連では核兵器廃絶に向けた論議をした。核兵器の廃絶方向に明確に反対しているのは米国をはじめとする「国連常任理事国=第二次世界大戦の連合国」という皮肉さ。圧倒的な少数である。そして、米国のポチのような日本など数か国が「棄権」という卑劣な反対を表明した。今回も。
 米国の大統領や国務長官とかが、米国の落とした原爆の爆心地広島や長崎にきて、頭をさげたふりをする。非人道的兵器の極みの原爆を使用したことに反省もしない。犠牲になった一般人にわびもしない。安倍などは日本に核を使用したヤツに勲章まで与えた。つまり、米国や安倍らを「広島に来てくれただけで前進だ」という声を演出するが、ヤツらの厚顔無恥な二枚舌、卑劣なダブル・スタンダード、うそつきの非人間性をこそ暴くべきだ。
 ほんとに核を廃絶する気なら、原発をやめるとか先制使用を無条件で宣言するとか、被害者への真摯な謝罪をするとか、ひとつでも実行するものだ。「戦争を早く終わらせ、多くの犠牲を救った」などという誰も理解しえないでたらめな主張を撤回するべきだ。もちろん、ヤツらがそれをやることはありえないが。
 2001年の911だが、あの事件で粉じんを吸うはめになった人で5400人ががんに侵されていると報じた。ちなみに32000人が呼吸器系の障害を訴えている。精神的な障害で治療中が12000人。健康被害にあっているのは75000人に及ぶという。
 311で「ともだち作戦」を展開した米艦隊ドナルド・レーガンの乗組員が3桁規模でがん被害を訴え訴訟になっている。これらが、何を意味するのかを考えてほしい。いずれも邪悪な連中がテロリストに攻撃された、津波の被害を受けたという名目のもと、核を使ったのだ。「テロリストと戦う」「ともだちを救う」といって兵士や一般人を犠牲者にしたのだ。
 ヤツらの戦争惹起、そそのかしにあうと人びとは容易に自ら進んで、ヤツらに従ってしまう。素直で疑うことを知らない普通の人びとは、邪悪なヤツらの餌食になるのだ。人びとに何の罪もないのだが、それが正義だとか、悪をやっつけるためと言われると、すすんで加担してしまう。
 作家早乙女勝元の文が新聞の投書欄で紹介された。戦中のありふれた日常、そこで戦争をすすめる末端の教師、それに従う庶民の姿が紹介されている。現在の時点で、それを見たときの奇異がわかる。だが、21世紀の現在安倍がすすめていること、それをマスコミ、家庭、学校、職場から聴いている人びと。それを何十年とは言わない、数年先からの眼と感覚で見たときに、同じことが言えないか。
 【「戦時の校長祝辞『死ね』に慄然(りつぜん)」(作家 早乙女勝元。東京都84歳)
 関西のある町の、市民団体による平和集会に招かれた。会場には戦時資料が並べられていた。1点は「修了記念」と印刷された卒業アルバムで、昭和18年3月、京都市本能国民学校(小学校)のもの。冒頭には校長先生の祝辞が出ていて、「征(ゆ)け、戦へ、死ね」とある。この時期の戦局は急な下り坂だったが、学校長ともあろう者が、記念アルバムで「死ね」とは非常識を越して、異常である。その異常が異常と感じられないところまで、戦争は人間的な感性と教育のありようをゆがめていたことに慄然(りつぜん)とした。
 わたしが通った京都市立光徳小学校のS校長は、敗戦(終戦)を挟んで校長職に在り続けた。浩さん(1932年生まれ)も正ちゃん(1935年生まれ)もS校長時代の生徒だった。しかし彼に「戦争と教育」を振り返った様子はない。おそらく彼には「正しいとされることを子どもたちに伝えただけで、それが何か?」という弁解が用意されていたのだろう。この程度の人物が教育に関わっていたとは、恐ろしいことだ。】
 暗黒安倍が邪悪な為政者の命令を受けて進める戦争惹起は、現在音を立てて進められている。多くの人がそれを肌で感じている。声をあげだしている。
 グアムの米兵宿舎に115億円支出? 沖縄-グアムのオスプレイの行き来経費負担になんぼ。。。暗黒安倍の宗主国へのへりくだりは完全に度を越している。米国民でも中央政権にそれほど忠実ではない。沖縄圏東村高江での米軍ヘリパッドでの暗黒安倍の卑劣をみよ。ヤツらがコクミンの声を聞く気などなどまったくない。法で定める人権など完全に無視だ。忠犬をしのぐ、命令者への忠誠を一途に貫いている。
 暗黒安倍は、日本というお国を手放しで捧げれば、生きる道が開けるとそそのかされている。モンゴル・中央アジアを訪れ2兆円をばらまいた。アフリカにいきやはり3兆円をふりまいた。すでに安倍は106兆円をこうして使ったという。アフリカからの安倍へのキックバックは1億6千万円だという。すべて日本の税金だ。命令者の国外での紛争惹起の肩代わり支払いだ。すべて人民の友好をはばみ、憎しみを増幅させるための資金になるのだ。
 アフリカで1000万人の人材育成をする? そのようなことが安倍にできるか。お国でもできていないのに、どようのな人材をということに答えられもしないのに。つまり、人材育成という名で、海外に米国流のお気に入りの社会を混乱させる犯罪組織をつくる宣言なのだ。
 命令する為政者とカイライ安倍が狂ったように奔走している戦争惹起。「その戦争で日本は戦勝国側につくのか、またしても敗戦国がわになるのか。いうまでもないだろう」というのがヤツらのそそのかしだ。安倍は当然OKをして、いわれるまま振る舞い、国連の常任理事国入りという夢を追っている。外国に行ってはばらまくが、そのときに「常任理事国入り」を国連で支持してくれと頼んでいる。
 TPPは何度も取り上げてきたが、中心の米国が、次期大統領候補いずれもがTPP反対を言っており、実現する可能性が無くなっているのに、安倍はこれから開かれる国会での決議を予定し、さらに米国にロビー活動(ワイロ提供)をしてでも通すのだとわめいている。これほど、安倍は時代の流れが理解できない男なのだ。

◆原発再稼働という愚策がつぎつぎに露呈していくバカさ加減
 驚くべきニュースは、原発が出し続ける放射能廃棄物の問題について、原子力規制委員会が出した方針だ。「使用済みではあるが放射線量の高い制御棒などを70m以上の地下に埋め、電力会社に400年間管理させ、その後国が10万年間掘削を制限する」というものだ。
 たかが電気を作るだけなのに、現在の国民と未来の人びとについてはかり知れないほどの犠牲を押し付けているかについての、罪の意識がゼロ。無責任の極みのような方針。よくぞ口にだし、文字に書けたものだ。
 原発を始めたのがたかだか数十年前だ。その後の犯罪という事故の事実を見てみたらいい。放射能で直接犠牲になったものも少なくない。爆発を起こし広大な地域を死の地にした。巨大プラントは人間が所定の時間でいかようにも点検でききれないほどになり、点検漏れということが常態化した欠陥システムだ。東京への送電で6割以上のロスをする。常識では考えられない致命的な欠陥を持つ。
 福島の冷却壁という知能劣化の果てのような対応。アイデアが出された時から効果がまったく期待できない対策。原子力の制御は完璧でなければ使ってはならないのに、その「完璧」は完璧に期待できないプロジェクトだ。原発の保守は、何と驚くべきことに、社会の犠牲者たる人びとの人力に依存している。強い放射線にさらされ、短期間しか就業できない。何重もの下請けを経てわずかな賃金で騙されたようにして就労している。社会貧困化層を増やすことで、この放射能で命をちぢめ続ける非人間的な労働の供給を実現する。世に存在してはならない労働を、ヤツらは永久に存続させる気なのだ。
 今では誰も信じてないが「原子力の平和利用」「原発はもっともコストが安い電力」とウソをつかれた。廃炉費用。放射能汚染物の「除去・除染」費用。もちろん放射能は除染などできない。単なる位置の移動に過ぎないので、数十万年移動を繰り返し続けることなのだ。事故の際の対応経費や賠償費用は天文学的金額なのに、意図的に小さくみせているか最初から計算に入れていないのがバレてきている。実際に原発発電の電力がゼロでも十分に電気は供給されていた。
 安倍はこうした中で「リニア新幹線の開通を早める」と宣言した。それに30兆円つぎ込むという。リニアを動かすには大量の電気を使う。それゃそうだろう。何トンもの車両を磁力だけで宙に浮かし猛烈な速度で引っ張ろうというのだから。リニアの出す絶大な磁力線が、客として乗る人間の身体にどれほどのダメージを与えるかははかり知れないし、もちろんペース・メーカーなどをいうに及ばず電子機器への影響については、明らかにされることがない。それなのに、コストも計り知れない無駄飯食いのリニアの費用負担は税金と利用料に転嫁される。そして「だから、原発で電気を必要とするのだ」と単純につなげようとしている。実に単純思考で安倍らしいのだが、これはキチガイ沙汰そのものだ。
 原発を維持したがるのは、誰もが知るプルトニュームという悪魔の人工物を生産し、安倍ら戦争屋がみずからいつでも核兵器を作れる、また必要とする戦争屋のお仲間に売るためだ。同時に戦争では膨大な電力を使う。そのときのためにも原発電力を手放したくないのだ。
 そうした事実を知るなら、核兵器とおなじで、原発は廃絶しかありえない。それなのに、あの犯罪的な東電のような企業をあと400年も存在させるということ。安倍などはとうに存在しないばかりか、人類すら生存しているかどうかわからない10万年間を、国=国家が管理するというのだ。東電が400年、犯罪国家が10万年? 自民党本部が「永遠の政権与党」というのと同じレベルの与太話だ。
 安倍の完全な太鼓持ちとなったNHKだが、深夜番組とはいえそこで出演した7人の解説者のうち6人がはっきりと原発再稼働を批判した。後述するが、世の流れだ。
 佐藤福島県知事というのがいた。忘れてはならない。彼は原発のいかがわしい実態を目にしてから、政権と東電の指示に従うことを躊躇するようになった。途端にヤツらは佐藤知事の抹殺をはじめる。周囲で4人を自殺に追い込み、覚えのない収賄で訴訟され、犯罪者に仕立て上げられた。特捜検事から「知事は日本のためによろしくない。いずれ抹殺する」といわれ「0円であっても収賄に当たる」などという法治国家とは思えない判決までだされたのだ。佐藤が危惧した事故は起こされた。起きたのではない。
 鹿児島県の三反園知事は、安倍が再稼働させた川内原発の即停止を求めた。安倍の醜い強行にくぎをさした。さあどうなったか。熊本地震だ。あいつぐ熊本をいじめ倒すような集中豪雨の追い討ちだ。えっ、安倍が地震や豪雨をやったのかって? それは解らないが、あやしいのは事実だ。
 泉田新潟知事が次期知事選への出馬を撤回したと報道された。佐藤福島知事のときと同様に、いわゆる原子力ムラの理不尽な横暴に対して疑念をもち、多くの市民の支持をえて柏崎刈羽原発、再稼働に慎重な姿勢を貫いてきた。命を懸けてでも主張を貫くと強い姿勢を打ち出してきていただけに、知事選出馬の撤回行動には、何が背景にあるのかと注目されている。
 このときも早くから異常な台風十号が話題になった。沖縄の方向に向かい、史上最強の力に育ち引き返して、関東に直角に左折して首都圏に襲いかかり、新潟方面を目指すという「予報」がどんどんなされた。バカな! 何日も後の予測なのに何故に直角に左折することになるのだ。何故にそれを気象予測できるのだ、と誰からも指摘された。
 実際には、関東圏のもっと北に行ってから岩手、青森、北海道を荒らしまわって、甚大な被害を及ぼした。
 ひと月ほど前に東京湾直下型の巨大地震の「誤報」がリアルに流された。その後、西欧で日本での巨大地震誤報が2度ほどされた。西欧の知り合いから日本どうなっていると逆問合せがあったようだが、日本では報道されていない。エアー報道だ。つい先日はイタリアの地震だ。ほとんど同時期にミャンマーとインドネシアで同規模の地震があったハズなのに、ミャンマーとインドネシアのは被害が伝わってこない。地震は起こったが被害がなかったのか、これもエアーだったのか。
 何っ! これも安倍らの仕業だというのかって? そうは言わないが、逆に説明してほしい。何故にそのような誤報が続くのかと。泉田知事を脅迫していないのだとしても、変であることには違いない。
 気象庁は十号台風で今後台風についての進路予測は過去の記録にもとづいた予測どおりでないこともありうると。昨年広島や和歌山で話題になった「線上停滞豪雨帯」が岩手でもあったようだが、過去になかった異常な気象現象を誰もがわかるように教えてほしい。
 熊本地震をうけて過去の事実としての前波のない地震振幅がありえること、本震より余震が強くなることがありうること、と。「数百年に一度の」「かつてなかった」「予測不能な」「地震理論ではありえない」とかもありうる、と説明にならないことをいっている。
 これらの近年の現象と報道には「悪意」があるように感じるが、いくら考え過ぎだろう、ひねくれているなどと言われることもあるが、多くの人が疑念をぬぐえないでいる。
 高度な科学技術を手にした邪悪な連中が、地球支配者は自分だとうぬぼれきって、いいように人びとを犠牲にした実験を展開中なのではないのか。気象兵器や地震兵器を行使しているのではないのか。「現在地球は異常気象を迎えている」と宣伝して、さも「自然気象現象」であるかのようによそおって、台風や地震を起こしているのではないのか。
 邪悪な連中が仮にこの世から消えたなら、今起こっている異常な台風や地震は起こらないといいたい。

◆台風と地震、オリンピック報道の背後で進められる「安倍隠し」
 選挙という綿密に作り上げた一大政治イベント。これで実際にコクミンの支持など極小の暗黒安倍が改憲勢力3分の2を作り上げた。選挙が安倍らが支配する企業に独占的に下請けさせて実現した芝居だ。
 改憲もさることながら、選挙後に流される政治的な報道は目を見張るものがある。まず、「日本政府、未実行犯罪に対し刑罰を下す法案が準備」と海外各国で報道された。いわゆる共謀罪だ。安倍らの系統に属する戦争惹起政権が過去に何回か提起してはボツになった法律だ。
 共謀罪は米国では911直後に「愛国者法」などという1984ばりの真逆の名称の法律で実現している。法で秩序を守るという論はいうまでもなく、犯罪という事実が起点でのみ行使される。考えているだけでは成立しない。思想信条の自由が保障されるという当然の姿を原則にするなら、考えているだけで犯罪が成立するという法は許されるはずがない。
 だが、憲法や法を単に人民の取り締まりと管理目的にしか考えない為政者や安倍らには、おのれの思考を押さえるものなど、端から念頭にない。ヤツらは人民がおのれの敵であることを承知している。人民を取り締まり管理する目的のためなら何でもする。そこに制限はない。
 911直後、ブッシュらの犯罪者は、ターゲットとして目を付けた人や国家に対して、おのれが「…を考えているに違いない」とみなしただけで、無制限の拘束と攻撃できるとした。実際に「イラクは大量破壊兵器を隠している」とみなして、殲滅作戦を展開した。
 「愛国者法」はそうした一連のブッシュら犯罪者の既成事実を受けて追認で事後成立したようなものだ。ちなみにだが、後に「隠している証拠がなかった。誤った情報にもとづいて決断した」などという事態になっても、行動した犯罪者は何の罪にも問われなかった。
 安倍らに成立を命じた「共謀罪」は、まさにこれだ。「永遠の政権与党」なる犯罪者集団である現暗黒安倍政権にたいして、意をとなえ、ヤツらの廃絶を語り、行動する人民を、根こそぎ「犯罪者」にするのが目的だ。邪悪な戦争惹起作戦の抵抗になるようなことを、すべて取り払う。そのような安倍らの犯罪遂行の邪魔をするものを、真逆に「犯罪者」として「合法的」に拘束・抹殺しようという、とほうもない法を作ってしまおうというのだ。
 この法自身がいうまでもなく、現行法違反であり、憲法違反だ。暗黒安倍らが、日本コクミン、人民をどのような視点で見ているかを、このうえなく表しているのが共謀罪だ。
 ゆえに、この共謀罪の論議に対して、どういう姿勢をとるのかがで、その人がいかなる人間かが判明する。
 この犯罪(共謀罪を国会で成立させようとする行為)を、さも当然のこと、必要なことであるかのように持っていくのが、マスコミだ。専門家とか解説者と言われるコメンテータの役割だ。明確な反対を言えないものは、共犯者である。
 「テロ対策」というのを前面にもってきている。だが、テロはヤツらが人民に対して、社会不安を起こすために行っている行為であって、邪悪なヤツらの意図とそそのかしがなければ起こらないことだ。海外での一連のテロ事件はほとんどが、ヤツらの手先が起こしている。あるいは、単に不安とストレスを持たせるためにマスコミがエアーで流していることだ。
 日本でも安倍らの悪質な圧政がなければ、テロなど起こり得ない。安倍らに意をとなえる人民の怒りを、ヤツらが先に「テロ」と叫んで封殺を演じるのがテロ事件だ。テロをなくすのは邪悪な為政者とその手先である安倍らがいなくなることだ。
 狂った為政者が現在中国との戦争を極東で起こそうとしている。世界中の人民がだまされ、そそのかされ、阻止できないまま戦争になれば、東京オリンピックなどなど。そのオリンピックをだしにし、予想される「テロ」を封殺するために、どうしても共謀罪をつくる必要があると屁理屈を言う。
 話は逆だ。共謀罪を成立させて戦争に持っていく生涯を排して、邪悪な為政者の意図する戦争を起こし、結果オリンピックなどないのだ。
 もう一つは幾度も話題になっている「緊急事態法」を簡潔に。これは言い訳として「震災などの自然災害」をあげるが、それは嘘で、どこかでヤツらが自演自作のテロを演じ、それを理由にして緊急事態を宣言し、安倍ら狂った政権に国家の全権を集中させて、政権だけの勝手な意思と判断で何でも実行してしまうというものだ。
 憲法やすべての法を無視する。つまりわかりやすいファッショだ。そこでは、ヤツらを取り締まる法はないのだから、無制限の横暴が可能になる。時代をいっきに、ヒトラーや東条英機が登場した時代に戻すというのが、安倍の意図であることがわかる。
 暗黒安倍はアベノミクスという悪政をとことんやっている。コクミンのためというが真逆だ。安倍政権がこの間コクミンのためなどひとつもやっていない。コクミンが日本の政権は国民のために政治をするのだと思い込んでいる。だから、安倍が「国民の生活と安全のため」といって進めるアベノミクスに期待する。
 反対者は「アベノミクスは失敗している」という。つまり大いなる勘違いを安倍は巧みに使っているのだ。
 安倍政権というのは歴代の自民党の政権ではない。邪悪なジャパン・ハンドラー(為政者の実態)に尻までなめさせられて、魂をさしだし、毒食わば皿までと、コクミンの生命や財産をさしだし、命ずられるままに行動しているカイライなのだ。いわばネオコン犯罪者一味の下請けによるクーデター政権なのだ。
 海外で106兆円ばらまき、政党交付金を安倍だけ(自民党)で174億円奪い、年金はギャンブルに使い、来年度予算を100兆円超えとし内借金返済が30兆円だという。安倍をささえる大企業の内部保留は377兆円。ヤツらがタックスヘイブンに隠しているカネが数千兆円。
 税率は世界で二番(実質一番)になった。国家の借金が1000兆円を超えた。すさまじい貧困化の深化。子どもの貧困化が増大。自殺は想像絶する数に。中小零細企業の廃業と倒産。生活保護者の増大。それでいて少子化対策や教育や保育所・幼稚園対策にはカネをださない。公然と恥ずかしげもなく「おこぼれが滴る落ちるまで、もう少しガマン」などと、アベノミクスの完成をいう。人民の生活や未来の繁栄のための創造と生産という分野をことごとく破壊してきた。本来の価値を生み出す生産が消えたのだ。仮想つまり虚偽の経済をふくらませて経済を偽装してきたのだ。
 消費を伸ばす? このような目標にするべきでないことを経済指標とすること自体狂っているが、狂っている方向での財政再建などありえない。本来の人民のための生産の方向を摘み取っておいて、いくら詐欺師経済やギャンブル経済、サービスだITだを大きくしても、経済が成り立つ道理がない。
 マスコミは円ベースでGDPとか円高とか株価を報じているが、ヤツらの基準であるドルベースでは報じない。ドルベースでみれば、日本の経済は安倍政権になって見るに堪えないほどの落ち込みをしている。
 みごとに、安倍は日本を根こそぎ破壊していっている。ブルトーザどころではない。着実に経済を壊しているのだ。
 秘密保護法、集団的自衛権、そして根底から法治国家を覆す共謀罪と憲法改悪行為だ。アベノミクスの大成功である。(何故にわざわざATMである日本の経済を壊すのか、については別項で説明しているので、そちらを参照されたい)
 冬のオリンピックとあわせると、2年に一度の割合で行われるオリンピック。この開催はいまやその憲章精神からかけへだてた政治利用の極致にあり。競技者の競技力を競うだけのものが今や国家ぐるみとなり、選手は24時間組織的な管理にさらされた状態である。邪悪な地球支配者の「競争」が手段を選ばない。それがこの世界に及ぶ。金メダリストへの異常な報奨金制度とか、薬物を使ってでも勝たせるという狂気の世界になった。
 世界の市との関係で催されるものに国が介在し、目に余るたかりの構造を作ってしまった。開催予算が当初の見積もりから何倍にも膨らんでいく。ハイエナのように詐欺師が集まる。何倍になってもそれが当然視されるように、例によって世論を誘導する。今回ドーピング薬剤問題でロシアいじめをしたが、どうどうと国家間の争いを持ち込む。
 暗黒安倍は安倍マリオを恥ずかしげもなくやったが、この費用は12億円。自分が操り人形で、福島原発炉心のメルトスルーを勘違い誇示するようなものと世界からあざわらわれている。
 派手なショーを演出する。数日間のショーに底なしのカネのつぎ込み合戦をする。お祭りが終わる。一時的な施設の解体だ。巨大なハコものが残りメンテナンスでその後何年も苦しむ。市や国家財政を苦しめる。後の祭りというか、祭りのあとというか、開催に多くの犠牲を払ったことに反省はない。
 米国のいじめにあって破たんしたブラジルとリオ市の財政下での開催が、どれほど多くの背後の悲劇があっても、暗い側面はださないというルールが敷かれ、報道されない。報道されなければその事実はなかったかのように。
 暗黒安倍の国ではNHKは堂々と安倍の意をうけオリンピックが国威発揚の機会にと五輪憲章違反をいう。
 そう「ニッポンがんばれ」という異様な熱狂を演出し、ニッポン人、ニッポンのすごさを誇り、一致団結の精神を高揚させようというのだ。乗る乗らないは別にして、どのTVチャンネルをひねっても、へきへきするような実況を中継するアナウンサーの絶叫が響く。さもそのようなのめりこみ、興奮、感情が当たり前であるかのようだ。
 この背後のさも自然そうな民族意識の高揚が、メダルを取ったりするたびに盛り上がる。メダルの国別の数を競うように報ずることは、いうまでもなく五輪憲章違反である。戦時中の国民一丸の空気と同じである。さらにはヒトラーの演説と会場の叫びが重なる。
 素朴に、たんたんと、アスリートが全力を投じて行う競技は美しい。それを素直に、静かに観て楽しもうとするのを、これでもかと畳みかけるように邪魔するのがマスコミだ。
 オリンピックと地震と台風のニュースで占領されるマスコミの報道の中で、安倍による悪辣なたくらみが進む。きれいにニュースから外される。見事な安倍隠しといってよい。
 さて、為政者に選ばれた都知事は、いま築地市場延期で話題だ。遅かりしだが、問題を提案するのはいい。この勢いでオリンピックのたかりの構造をきれいにし、本来の五輪競技を実現してみてほしい。思わぬ流れで都知事に選ばれたものの、選んだ為政者の本意を勘違いしていなければだ。

◆安倍の親玉が現在窮地にあり追い詰められている。地道に人民の力を広げよう
 戦後七十年などというが、安倍がクーデターで政権についてからは、まるで永遠の政権与党が実現したかのような、ファシズムが実現しているのだ。世は911を境にして急激に変わった。人民がそれ以前と同じ姿勢で政権と付き合うのは間違いである。安倍の登場にある背後の巨大な歴史の流れに、目を向けて、これからの世界を考えなければならない。
 AIIB(アジアインフラ投資銀行)にカナダが参加。先の英国のEU離脱意向表明といい、1984型の一元支配をもくろむ邪悪な連中からの離反が進んでいる。安倍一味の偏向した報道を見ているだけでは、邪悪な為政者一派が進撃中のように見えるが、世界は変化していっている。
 ヤツらは世界の軍事力と、諜報力と、経済力を集中させていい気になり、911以降思う存分に世界をかき回し、暴れまくり派手に演じた。政権を乗っ取られた米国では、それが世界の正義とだまされて、それが結果米国民のためとして支援していた。西欧もEUのビジョンを語られそれがさも現代には必要なことであるかのように思わされてきた。
 だが、冷静に見れば米国は世界中に基地を置き、警察官気取りのおせっかいをして紛争を起こし、世界中を敵に回す結果を招いてきた。それが、ほんとうに米国の民のためになっていないこと、政府にだまされてきたことに気づいてきた。トランプ現象が起こった。中央政府の方針は、米国民のためではないと。
 EUでは米国に盗聴され、財政を吸い上げられ、貧困国の代替わりをさせられ、それでいて貧困国はさらに貧困化され、そのうえにロシアと戦争をそそのかされる始末。無法者の横暴国家イスラエルとイスラム圏の絶えざる紛争に巻き込まれ、バラ色の当初のビジョンがまったくの偽りであることがバレてきた。
 邪悪なヤツらのアルマゲドンの意図(ジョージア・ガイドストーンに刻まれた)が浮かび上がるにつけ、そのような悪魔の計画に加担する意思はないということを、はっきりと国単位で示すに至っている。ネオコンのような犯罪者を政治の世界から葬り去れということをいっている。
 NATOとロシアの戦争惹起にはもう乗らないということだ。あの反ロシアのトルコ大統領までもが、親ロに寝返っている。ISが米国をのっとるヤツらが作った傭兵集団であることを皆知っている。イスラエルが米国を動かして利を得ようとしている意図を見抜いている。そのような醜い意図に協力することはない。むしろ距離を置きたいというのが西欧のいちような流れだ。
 だから、戦争惹起勢力は、必死になって進めようとしいるが、見苦しい安倍を除いて世界ではもはや賛同する勢力はいないのだ。むしろ世界の孤児への道が残されているのだ。911以降のネオコン一派による世界人民への激しい攻撃は、逆に世界に世の政治の真実を知らせる結果を呼び、今や作戦変更を余儀なくされているのだ。
 もちろん、こうした大きな流れがあっても、それを本流である人民の力がない状態では世は変わらない。ネオコン戦争狂信一派に変わるBプロジェクトが進められるだけである。目先がやや変わっても、NWOという1984世界の実現をあきらめるわけではない。政治は常に露骨と非露骨の両側面をもつ。露骨な奴隷制が封建制に代わり民主主義の装いにかわったように、露骨なブッシュや安倍型の圧政が別の形の圧政に、表の顔が変わるだけである。人民に被支配の実態はかわらない。それを変えるには人民みずからの権力以外にありえない。(人民の権力、それをどう作るか。では各自はどうするか、については、別項で説明しているので、そちらを参照してほしい)