記・国民B(2016.8.7)
■民主主義=議会=選挙は為政者の支配の道具。カイライの独裁支配を演出で見せかけているに過ぎない

 ここ1か月間の世の動向を振り返り、世の真実を追求してみよう。といっても、日替わりで世界的事件が報じられている今日、すべてを取り上げるわけにはいかない。すべての事柄は背後ですべて通じ合っており、象徴的ないくつかを指摘するだけで背後にあるものが浮き出る。
 ひとつはやはり選挙であろう。先の参議院選挙とその後の東京都知事選挙だ。
 もうひとつは8月6日の広島への原爆投下に関係することだ。
 最後に8月1日の東京湾地震誤報速報である。
 これらをみれば、すべてがつながっていること、すべてが現在の為政者の邪悪な意図で満たされていること、すべては圧政からの解放を願う人民のみずからの権力の構築にかかっているということが明らかになる。

◆参議院選挙と東京都知事選挙。さも手が届きそうなテーマで誘導していく。幻を追うパブロフの犬のような習癖を付けられていることに気づくこと。
 選挙はキャンペーンだ。目の前にニンジンをぶらさげられて、それに食らいつこうとする馬。当然は食らいつこうとする。首を延ばしただけの距離分ニンジンは先に離れる。馬は馬鹿という漢字が示すように、その見え据えた原理が理解できない。さらに勢いをつけてもっと前に進む。それでも食らいつけない。
 選挙を操る為政者と圧政に嘆く民衆との関係がそれだ。露骨な独裁を「独裁」と認識させないためには、内容としての独裁がさも民衆の利益のための行為をしているかのうように、偽装しなければならなくなり、ベールをかぶせた。それが「民主主義」という欺瞞であり、民主主義の象徴は多数決だという欺瞞だ。多数決とは民衆に選挙で多数を得て選ばれた議員による多数決で政策を決めていくという欺瞞だ。
 そもそもの「民主主義」なる概念が、為政者の露骨な独裁(圧政)を、さも正義そうな、美しそうな、平等そうなベールで覆うという目的から編み出されたものだ。独裁(圧政)をやめたのではない。独裁を実行している為政者が人民と交代したわけではない。以前と同じ独裁者が、独裁の様相を時代に合わせて変え、その呼び方を民主主義と変えただけなのだ。
 ヨーロッパから米国に集団で移住し、平和な原住民を皆殺しにし、労働し身の回りを面倒見る召使として遠くアフリカから黒人を奴隷として狩り出して使った。人間の風上にも置けないこうした野蛮極まりない連中が、米国の政治体制を作った。これのタイミングで、民主主義や議会や選挙という言葉を前面に出したのだ。
 民主主義の制度は米国でさもフレッシュな制度のごとく装って実行されたが、独裁である実態は変わるどころか、従来以上の酷さを伴ったものであることは歴史が証明している。支配をされ続ける民衆にとって、民主主義なるものの本質は、欠片も妥協できるものではない。
 この時期から為政者が思わぬ武器を見つけ、それを利用することで、民主主義というベールを厚化粧に変え、民衆の目を眩ますことに自信をえた。それがマスコミという宣伝機関だ。時代は独裁という目的のために、音声と映像の威力を発展させてきた。それが近年CG技術の完成に近い開発を経て、被支配者を非現実(バーチャル世界)に閉じ込めておけるまでになった。
 米国大統領選挙を見ればわかりやすい。1年間かけてキャンペーンを展開する。オリンピックのようにやってくる大統領選挙サイクルのうち、ほぼその一年間を使って洗脳を公然と実行する。いかに民衆を熱狂させるか。いかにして大統領選挙が自分に身近な政治であるかを感じさせるか。二大政党制がいかに必要で正しい政治体制かを認識させるか。
 そのように時間をかけ、熱意をもって選ばれた大統領が、いかに偉く、自分の意見を具現化してくれる尊敬すべき人か。等々興奮をもって報道される。選ばれた大統領には大統領が属する政党だけでなく、ケンカ腰で競った一方の政党も一体化して、大統領を支えることの大事が説かれる。
 イベントとしては政治行事として最大規模のものであり、完成している。
 だが、この見かけの現象は政治の真実ではない。為政者の明確な目的のもとにつくりあげたものなのだ。民主主義=議会=選挙というシステムが、被支配者である民衆に、独裁ではなく、まっとうで優れた政治システムであると思わせるという目的だ。キャンペーンは単なるその政治手法に過ぎないのだ。
 次期大統領などは、選挙の結果として発表される何年も前に決められており、キャンペーンはその決めたことが民衆にとって最後にそれなりの納得ができるように、誘導するということだ。候補者の選挙運動はそのためになされ、マスコミは誘導機関として、民衆の気持ちを最後のゴールに向かって誘導していく。
 では、議会はどうか。議会での口にあわした議員の論議は、報道を見るまでもない。絶対に、いっさい独裁という真実に迫る議論はされない。どんなに熱気こもった、場内騒乱もどきの論議にしても、決してそこで真実は議論されることはない。議員は口角泡を飛ばし、薄っぺらな、さも真実風な、無駄な、とりとめもない、無限ループを語っているだけなのだ。議員になる連中の頭での、最大の英知のレベルが、それなのだ。つまりおしゃべりの機関が議会だ。
 そのおしゃべりが、民衆が熱気に満ちて選んだ自分の意思の代表者として議員なので、議会で意に沿った決議がなされないことにイライラする。進まないのは対立する会派の勢力が強いからだ、意地悪で汚いからだ、民衆の気持ちがわからない連中の利益を代表しているからだとか、考える。
 次の選挙ではもっと熱心に選挙活動をやって勝たねばとなり、多数決の民主主義だからある程度仕方ないか、とあきらめる。
 これが永遠に、無限に繰り返される。ご覧のように、民意の進展はなされない。進まない。常に根本的な解決には至らず、一方では次にチャンスがくると自分に言い聞かせ、一方ではあきらめる。これこそが、独裁者=為政者の思うつぼだ。意図したことがまさにこれだ。
 民主主義=議会=選挙で、過去に世が変わったことがない。未来もあり得ない。その理由はこのように、民主主義=議会=選挙は独裁者=為政者が永遠の支配のために作り出した、欺瞞のための政治システムだからだ。
 当選者は、選挙前にすでに為政者によって決められており、選挙キャンペーン期間を通じて、マスコミという為政者の誘導機関が民衆の気持ちを操作していく。ただそれだけだ。
 先の参議院選挙については、相当以前からここで明確に指摘してきたように、すべてがそのように進んだ。結果もそうなった。驚いたことは一つもない。暗黒安倍政権にとって、自公快勝。改憲勢力が49:51で三分の二を得る。その通りになった。
 選挙期間中の動きも、マスコミの誘導がそのままだった。民衆の投票という行為と開票の結果はまったく別物だ。その偽装先進国米国でも暗黒安倍の政権下でも同じだ。投票数や投票率は選挙前にやや変動幅を持ちながらも、決められており、キャンペーン期間中を経過して、開票日当日に事実のごとく演出されて公表されるだけだ。
 背後ではほぼ独占的に民間企業に選挙業務がアウトソーシングされる。投票所開設、投票に来る人の確認システム。筆記する設備と投票箱。開票所への移送。開票所での開票作業と集計処理。全国的なまとめの処理。こうした作業が機械、設備、人員を含めて民間企業、それも暗黒安倍と密接な関係のある民間企業に全面委託される。臨時に多くの人が動員される。そこにはヤクザやさんが深くかかわり、合法的に巨額が流れ込む。選挙という巨大イベントが実行されるだけで、民が認識する「選挙」とは無縁といっていい。
 マスコミは為政者があらかじめ用意した、任意のアンケート調査と出口調査をベースにしたシナリオにそって報道していく。今回は、開票日=選挙日の午後4時という、まだ投票が続いている時間帯に、出口調査の結果を速報している。
 そして、今回は投票が終わる8時同時に、全報道機関が同時に「自公圧勝」を速報で報じている。9時からの開票はほとんどおまじないような儀式だ。ここ何回かは、9時の結果報道だったが、今年は1時間早まった。中身は4時の即表結果と同じ。
 民間のアンケート調査や出口調査なるものの正確さを誇るようなマスコミの説明だが、いかにそれがあり得ないことかは、多くの人が気づいている。なぜ4時の結果と同じなのか。それで分かるなら、選挙そのものが無駄なのではないか。民はただのおいしいダシに過ぎない。
 マスコミは民衆が速報を聴いて瞬時にあきれ、興味を失い、チャンネルを変えるのを防ぐために、全放送局が口裏合わせて、いかに長く興味をひきづるかに力を注いだが、問題の本質はそのようなものではない。指摘しているように、全面的にうそとでたらめが、さも現実のできごとであるかのごとく、マスコミがみなつるんで演じているということだ。
 先進国アメリカを追って、仮想現実仮想政治の世界へ人民を引きづり入れて、独裁を実行しているということだ。
 東京都知事選挙はどうであったか。
 同じだ。暗黒安倍政権を操る為政者は首都東京で続くゴタゴタはやめろ。しばらくは醜い振る舞いを控えろ。それには女性だ。小池にしようと。として急きょ一方的に決めた。安倍自公はその直前に従来方式で増田を立てた。自公二人に野党統一の鳥越という形になった。
 与党サイドの奇妙な分裂のように見える現象の出現に誰もが戸惑った。自滅ではないかと。鳥越圧勝以外にあり得ないと誰もが思う。
 都知事選挙についての与党分裂の本質は、安倍を操る為政者(安倍らはカイライであって、為政者はカイライに命じているもの)の動揺があったからだ。安倍らカイライ一味は、参議院選挙劇での勝利者の酔い、この勢いで自分らの意図する一味を都知事にと思った。だが、為政者は、カイライでありながら、いい気になり過ぎている安倍らの独走が暴走気味なのを警戒し始めている。
 命令している為政者自身も米国でお尻に火がついていて、戦争よりもこれ以上民衆の生活を放置できない派が優勢になってきているため、安倍への指示がわずか遅れたのだ。それが安倍らカイライには理解できないで戸惑いとなったのだ。多少命令がずれても、安倍は従う以外にない。時代の流れが理解できない都与党の振る舞いはこっけいそのものだ。
 安倍が結果をやや遅れて知った時点から、増田への支持遊説もやめたのは、出れば帰れコールにつつまれるというのを避けたこともあるが、今回の事実は上記のごとくだ。
 都知事選挙の結果については言うまでもない。為政者が決めた時点で誰が勝つのかは決まったのだ。実際の投票数とは関係がない。後はマスコミがどのように誘導シナリオを描き流すかだけで、電通らが作り上げた作戦がフル展開されただけだ。
 ちなみに、民間の団体が独自にアンケート調査をしている。
 参議院選挙でも都知事選挙でも、自公の支持は合わせて一割余である。つまり野党の圧勝だ。各所の演説で人を多く集めた山本太郎が推薦した候補などの票が当然当選ラインを大幅に上回って得ている。都知事選挙では鳥越が七割の得票を得ている。
 米国でも民間が調査している。クリントンなどは1%の支持も得てない。
 米国も日本も、為政者直属の専門機関に委託した調査に比べ、独自の民間調査は分母が多い。マスコミの多くて数百程度のいい加減な調査とはケタ違いだ。それが全面的に信じられるということを言っているのではないが、より実際に近いということは間違いない。
 「ポケモンGO]というゲームが例によってマスコミは大々的に報じた。歩きスマホ。そのヒトの様相。しかも新宿御苑に集まった集団の様子は、まるでゾンビ集団だ。自民党本部がある永田町。そこは文字で「永遠の政権与党」と表示されるという。
 選挙で論じてきたことを「ポケモンGO」現象がすべて語っている。

◆「原爆投下は戦争の終結を早めた?」。核の廃絶は現在の支配者にはできない。核は被支配者を恐怖下におき、常に歪んだ心にしておく道具だから手放さない。
 夏になると原爆投下で数十万人の人民が一瞬で惨殺されたときが思い起こされる。毎年セレモニーが開かれる。時の政権と対立する勢力が主催して戦争の廃絶に向けた集会というのが基本だったが、近年は春闘と同じように政権与党が主役のようにしてセレモニーが催される。
 先の戦争の戦犯のファミリーである暗黒安倍がメインで挨拶するのが常になった。しかもそこに原爆を投下した主犯アメリカの高官が参加するというのが話題だ。今年オバマが先に訪れた。この犯罪人らが来てする挨拶に、反省も謝罪もない。米国などは口先ではさも核兵器の縮小するようなまやかしを口にするが、実際には数千兆円をつぎ込んで「現在の核兵器の次の兵器」を作ると公言している。
 カイライ安倍は参議院選挙を終え内閣の改造したが、恥ずかしげもなく核武装を当然視する戦争右翼の側近を防衛大臣にすえて、挑戦的な行動をしている。命令されて中国との紛争の惹起に邁進している。中国も安倍の挑発行為を黙視していない。こざかしいことだが、200を超える漁船群を尖閣列島近辺に動員して抵抗の意を表した。
 6日NHKでは核投下時の米トルーマン大統領が、投下を認めていなかったのではないかという特番を組んだ。公表されている公文書を調べて出した見解だ。
 それによれば、軍部が独走して投下し、成功したという報告を受けて、祝賀パレードまで行い、堂々と実行の部隊をたたえあげ、これにより日米の戦争を早期の終結に追い込み、何千人もの米兵の命を救ったと語った。米国はこの演説を受けて、原爆投下を正義で必要だった作戦と正当化し、米兵の犠牲を最小限にしたものと、今に至るまでとなえてきた。
 番組では、急死したルーズベルトの後釜になったトルーマンに、軍部は核開発作戦(マンハッタン計画)の引継ぎの説明をし、さらに日本の敗北が目前に迫っている中で、どこの地域を投下の目標とするかの許可を得ようとした。が、トルーマンは面倒くさがり「実行後に報告せよ」と逃げたと。
 そしてトルーマン自身は報告を受け、その後冷静に考えればとんでもないことをしてしまったと、しきりに後悔したと日記に記していると。
 だが番組は、軍の作戦が何年も前から作戦は動いており、投下ポイントも何度も精査して決めており、しかももし日本が投降して戦争を終わらしたら「核を使う機会が失われる」ということを恐れていたと指摘している。
 つまり、軍は大量破壊をする武器の開発を当然視してすすめ、それを日本で使用する。その際にはより一般人が多く密集している箇所、周囲が山で囲まれているような核の効果をより高められる個所を探して、虐殺実験のはっきりした意思をもってやったということだ。
 1時間のドキュメンタリー番組であるが、当時の事実を調べ上げえぐりだしている。この点は賞賛すべきことだ。だが、ここで明らかにされた事実を、視聴者はどう受け取るのだろうか。「軍は戦争となると突っ走るのだな、戦争ならそれもやむを得ないな、日本軍だって大陸で石井部隊とかひどいことをしたのだし、と分かったような気になり、だから嫌でも次に戦争が起こった時には、遅れをとらずにこっちが勝ち組になるようにしなければならない」。
 そして「核武装とか国外での活動とかに法で手かせをはめない方がいい、絶対に中国やロシアには妥協しない。まして北朝鮮ごときには制裁をくわえるべきだ」「北朝鮮のミサイルの脅しが頻繁になり、世界中でテロリストの攻撃が激しくなる中で、今まで以上に友好国との連携を強め、集団で防衛することをすすめることだ」などと、まるで安倍やその戦争屋サークルの解釈を容認する受け止め方となる危険をはらんでいる。
 地球を支配し、安倍に命令するヤツらが、日本を太平洋の不沈空母化するために、日米戦争をしかけて敗戦に持ち込み、戦後支配の威信のために核爆弾を投下し数十万人を虐殺するということを、何年も前から決めており、それを米国と軍隊は忠実に実行したに過ぎないということだ。
 選挙と同じだ。何年も先の支配の姿を明確にし、そのビジョンの実現のために手を打っているのだ。
 同胞の惨殺を経験して、その国の民には圧倒的な脅威をもたせること。戦争で対立した国と国民に対して、末代に至るまでの深い恨みつらみを抱かせること。そのためにヤツらは残虐な武器を開発し行使してみせたのだ。
 ただ、日米戦争では戦後戦勝国である米国が日本を前面支配する。その際に占領支配者に日本人の反逆が及ぶのを避けるために、米国は歴史的に新たな実験を試みた。それはWGIP(War Guilt Information Program)という作戦である。恨みつらみの怒りの方向を米国や米国民に向かわせるのではなく、米国と敵対する中国やロシアに向けさせるという試みだ。
 ヤツらはGHQを通じて、徹底的な思想管制を敷いた。教科書、出版物、マスコミの検閲、用語への干渉。物資と文化の支配と改ざん。本来戦犯なはずの安倍ファミリーのような特殊に育成した勢力を、戦犯から解放し抱き込んで協力者として利用した。
 WGIPのこの作戦はうまくいった。日本人のマインドコントロールに成功した。米国が中東に破壊をもたらし、その後の占領支配にこのWGIPを持ち込もうとしたが、相手にされず失敗しているが、日本ではマスコミと官僚を完全に支配して動かすことで功を奏したのだ。
 本来の戦争の敵は、双方をけしかけて戦わせて、邪悪な誘導をしている双方への命令者である。この連中の支配を崩さなければならない。この連中の意図を拒否しなければならない。戦争相手国である米国や米国民に牙を向けるのは当然間違いだ。まして、無関係な中国やロシアとか北朝鮮を次の悪者=敵にして騒いでいるような理解は、最低である。自分はヤツらにマインドコントロールされ、騙されていると顔に書いているようなものだ。恥を知らなければならない。
 核の問題は、おのずと明らかになる。原発の継続と核武装はまったくの同根である。放射能から逃れる術のない現代技術水準下で、その犠牲を民に一方的な恐怖として押しつけ、命令者は威信を保つ。その絶対的なとほうもない大きな理不尽さが引き起こす恐怖こそがヤツらの目的なのだ。
 恐怖心は人間の思考をゆがめる。ゆがめることで、思考を自在に操る。民が独裁という一方的な政治支配に疑問を持たないようになる。気づかないようになる。これがヤツらがやっていることの核心だ。
 北朝鮮が暗黒安倍を支援するために、最近はしょっちゅうミサイルを放つ。秋田沖まで飛んだミサイルのときは、隣国韓国も日本自衛隊も発射に気づかなかったという。友国米国は知らせなかったのかとの問いに「危険がなかったから無視した」のだと苦しい言い訳をした。
 ミサイルの発射など常に正確に感知できるシステムなどないのだ。打ってきてもそれを空中で撃ち落とすシステムなど完成していないのだ。友国と日本や韓国が米国を思いへつらっても、米国は宗主として、奴隷国に事前に知らせ、守ることなどできないし、そもそもそのような義務を事務に課していないのだ。
 あわててもっと防衛強化などといって、出来の悪い未完成の武器を宗主から高く買わされ、結局はヤツらの真の目的である戦争惹起に油をそそくだけなのである。

◆「東京直下深度7の地震速報」誤報に見るヤツらの邪悪な支配の意図
 8月、かつてない最も治安の悪い場所でのオリンピックが開催される。定例的に「ニッポンがんばれ」の妙な民族主義高揚のキャンペーンが繰り広げられる。被支配者を国と民族の壁に閉じ込めておくために、定期的に繰り広げられる国際的なセレモニーだ。
 さて、「気象庁は1日午後5時9分ごろ、「震度7」の緊急地震速報の「予報」を誤って一部に送信した。その後、すぐにキャンセルした。東京湾を震源とするマグニチュード9.0以上の巨大地震が発生し、東京23区や千葉県、神奈川県、埼玉県などで最大震度7以上の激しい揺れのおそれがあるとの「予報」が500万件の利用者向けに送信した。当時、千葉県富津市の観測点の上空に、強い雨雲があり、気象庁のコンピューターが落雷などで発生したノイズを地震と勘違いした可能性がある…」というニュースだ。
 テレビでは気象庁からのデータとして、日本全土を揺るがす深度の色で埋めたリアルな図を表示している。
 落雷によるノイズで大規模な対策を講じている気象庁のコンピュータが変な振る舞いをしたというが、まずありえないことだ。
 そもそも、テレビで使われたリアルな深度図は、各地で震度計がとらえたデータが表示するものではないのか。
 考えられることは、外部あるいは内部からコンピュータに不正にあるいは正当に侵入した外部からの操作によるものだ。もう一つは、邪悪な命令者が人工地震を用意し、そのときのために使う報道用にシミュレーションがあって、それが事前に流されてしまった。あるいは、ちょうどそのときに邪悪な人工地震の行動が予定されていたにもかかわらず、起こすのに失敗したかだ。
 事前にシミュレーションが流れたというときには、それはエラーや事故ではない。邪悪な計画を知る立場にいる内部の関係者が、漏らすことで抵抗しているのだ。
 それにしてもやばい。今日本ばかりでなく世界中で危険な事態が進行している。
 選挙の報道を見たらわかる。今回の選挙では8時からのテレビ局すべてが、それぞれ速報として与党あるいは小池の当選を報じたが、その際のテロップやらの大量の小道具がみごとにそろっていたのだが、気づいただろうか。そのれを作るのが現在そうとうスピーディにできるのは当然としても、遅くてもまさに夕刻の4時には内容が決まっていたのだ。
 そうじた大量の小道具を使って、報じる内容が今決まった、明らかになったかのごとく、アナウンスされていく。
 同様に地震誤報の件は、あれほどまでにリアルなシミュレーションがあらかじめどこかで決め、作っているということにほかならない。人工地震で日本を死の恐怖に落とし込むという悪魔の作戦が実際に進行しているのではないか。
 人工地震波の技術はすでに完成していてかつては、ダム工事などの大規模な爆破を必要とするところで使われていたという。その後、放射能問題などからそうした表の工事現場では使われなくなった。ただ裏の戦争の現場ではイラクやアフガンでは敵の小部隊を瞬時に蒸発させるような作戦に使われた。
 これが911で使われ、311でも利用されたとされる。
 今回の首都直下マグニチュード9、深度7で日本全土を激しく揺さぶり、壊滅に至らせるような地震を意図的に起こす目的はなになのか。なぜにしつこくそのような悪魔のような計画を持つのか。常識ある人間には絶対に思いつくことではない。
 今回の誤報なるものが、まさかそんなことはありえない。妄想もはなはだしい、という指摘がだれもがすることだろう。だが、それはありえないことではない、ということを記憶しておいて欲しい。
 逆に、この地震誤報は、ほんとにカミナリのノイズのせいなのだというなら、それを納得できるようにきちんと報じてほしい。どのようにしたら、それを防げるかということも、説明をするべきだ。
 地球を支配するヤツらの邪悪さを知るなら、ヤツらは人間ではないと断言できる。ヤツらはまさに邪悪な悪魔の具現者である。地球上の人間を5~10億人ほどまで間引くと明言している。その連中には、日本が沈没しようが1億余人が消えようが、へとも思っていないのだ。
 60余億人を抹殺しようという目標から見たら、満足にはほど遠いぐらいなのだ。まして日本人は比較的教育リテラシが高いために、ヤツらの推し進める邪悪な計画に気づきかねない危険民族でもある。早いうちに抹殺対象にしておく方がいいと判断してもおかしくない。
 EUから英国が出そうになって、ヤツらは計画の推進が邪魔されたと思っているところだ。そのうえに追い打ちをかけるような米国でのトランプ現象。反撃をしなければと考えるのが日本沈没のような事態だ。
 転変地変などの自然災害を除いて、戦争だとかテロだとかたいていの事件は民衆の眼をどこかに持っていくために、あらかじめ計画され、シミュレーションされ、ニュースで流す内容が用意され、小道具ができてから出現する。つまり、為政者が邪悪な計画を一歩進めるために事件が、彼らによって起こされる時代なのだ。
 近年忙しいクライシス・アクターなどは、その最たるものである。ヤツらの邪悪な計画さえ存在しなければ、大きな事件などそんなに発生するものではない。テロの恐怖など存在しえない。テロが向くべき方向は、一握りの邪悪なヤツらに対してであって、テロにおびえ恐怖にさいなまされるのはヤツらでなければならない。
 ヤツらは人民に生涯たかる寄生虫だ。寄生を永遠に続けたいがために、巣食っているのだ。別項で繰り返し書いているように、宿主である世界の人民は寄生虫を退治し、健全な平和な世界を実現しなければならない。
 ヤツらの邪悪な計画と、寄生虫というヤツらの実態を正確に知るならば、決して不可能ではないことがわかる。
 ただ、何千年にもわたって人民の心の中に出来上がった奴隷の依存性根性を抜き去るのは容易ではない。同時に、ヤツらの支配システムに、すべての人民ひとりひとりがくまなく歯車として組み入れられ、邪悪な犯罪システムの一片になってしまっていることだ。この状態を正確に自覚してでないと、寄生虫の駆除は容易でない。
 人民の誇りとして必ず圧政を続けるヤツらを葬り去るのだと、強い決意があるならば、ヤツらを暴露し、広く実態を知らしめることが、やがて人民自身の権力を作り上げる。それが決定的なヤツらへの鉄槌になる。人民の権力があれば、戦争や核兵器や核とは無縁の世界ができる。ヤツらを退治するには人民自身の自覚的な権力を持つ以外にない、ということが結論である。