記・国民B(2016.3.31)
■地球人民総奴隷化・世界金融資本の支配を絶つ道
今日の内外の狂った世界をえぐったものは世にあふれているが、圧政の真実が書かれていない。圧政で世界中の民が呻吟している。被支配者たる民が解放されることはないのか。狂気の世界にとどめをさすことはありえないのか。そのような課題を追求したのがこの文書だ。
次の五つのテーマにわけて説明を試みる。政治と経済、社会と思想を考えるときの、視点をどこにおき、何を明らかにするのかを読んでほしい。
一.911事件は地球一元支配をもくろむ者がひき起こしたもので、人民総奴隷化計画を実行に移行した狼煙である。
二.戦争は理不尽の極みを人民に体験させ、ストレスを与えて思考を歪めさせるための政策である。
三.グローバリズム資本主義は、人民を自己補填ロボットの歯車とする究極の支配システムだ。
四.主敵を追い詰める闘いのかなめは、人民自身の権力の構築にある。
五.「五つの人間原理」を見すえて一人一人が身の回りから変えていくこと。
他の意見や主張と違うだけに、多くの人びとに簡単に理解されるとは思ってない。だが、心から世の真実を知りたい、正義とは何かを知りたいと考えるのであれば、ここに行き着かざるを得ない。
◆911事件は地球一元支配をもくろむ者がひき起こしたもので、人民総奴隷化計画を実行に移行した狼煙である
人類の歴史をみると、世に人間同士の力や所有する物量の差がでてきたときから、貧富の差が「支配者と隷従者」という関係ができた。本来的には、人間が共生していくときに、協働のなかでの適正を考えた役割の分担での差はあっても、人格の差になるものではない。
しかし、動物的な生存のエゴと無知から必然的に人格の差別が持ち込まれる。これが動物界にはない人間界の複雑な争いのもとになる。富めるものは、富むことが何かと優位で便利であることから、歪んだ優越心が、麻薬のように常態化を求めるようになる。
優越心の裏返しで、貧者への蔑視を増強させる。富への欲は抑えられない。貧者がいくらあがいても、貧者の地位から抜け出せない仕組みを考える。人としての生活の営みの目的が狂いだだす。
適正による協働は忘れ去られていく。人格の差別、貧富が固定化するシステムづくりを目的化するようになる。支配者は常に支配者であり続け、隷従する貧者はその地位から死ぬまで脱出できない。世代を超えても富者は富者、貧者は貧者となり、階級として定着する。
被支配者は幾度となく支配者への怒りをぶつけ、反乱をしてきた。その都度容赦ない弾圧でつぶされてきた。一時的な貧者の勝利はあっても、富者は支配者の地位を守り通してきた。彼らはあらゆる手段を使って、永遠の安定的な支配システムの構築に力をそそいできた。
富者は地球全域における富者と結びつき、すべての人民隷従させた。永遠に刃向わない、働くだけのロボットとして、必要な数だけを飼育したいと考えるようになった。
それが地球人民総奴隷制度である。ヤツらが「ニュー・ワールド・オーダー=新世界秩序(NWO)」と呼ぶものだ。
人間共存中心で考えれば、労働は本来の人間としての生活に必要なことのためにある。そのための労働は無限にある。だが、富者は、自分にかしずくだけの数でいいとして、数十億人の人民を間引こうというのだ。
生体チップを埋め込み、マイナンバーGPSで管理し、遠隔マインド・コントロールで思考まで自在に操作しようとしている。
地球全体を自分のモノと考えるヤツらによる地球人民総奴隷制度は、何千年にも及ぶ悲願である。計画に沿い、いくつかの政治ブロックを作ってきた。また民族や宗教をもとにした「国」という単位での支配のためのブロックを作ってきた。息のかかった国にはカイライを育成してその国の人民支配をしてきた。例えば現在日本は、カイライ安倍による「一億総奴隷化」のように、着実に実行されている。
2001年の911は、ヤツらの地球一元支配の野望を、計画と試行錯誤の段階から、一歩踏み込んだ実行の段階に移行する狼煙だったということである。
世界の政治経済情勢は、911を境にしてそれ以前と大きく変わる。
地球一元支配の達成は、まだなしとげられてはいない。ヤツらの思い通りに動かないブロックが残っている。ひとつはイスラム圏であり、もうひとつは旧共産主義圏だ。
共産主義圏については、911以前にある程度のカタをつけてきた。第二次世界大戦中を通じて台頭してきた生意気な国を「ファシズム」というレッテルを張って、疲弊させて叩き潰した。そのときに手をつないだ米ソは、その後冷戦を演じた。「経済の自由化」なる幻想で、共産圏を懐柔し自己破滅させてきた。これにより共産圏はふぬけにさせられた。
次のステップとして、しぶとく何千年も自己の世界を守ってきたイスラム圏を、今「テロリスト支援国家」として絶滅に追い込もうとしている。
地球一元支配謀略の足掛かりとして、第二次世界大戦を通じてイスラエル国を作った。イスラエルは、周囲のイスラム圏を「米国」を通じて叩き潰すことを画策する。これが911作戦の底にある。米国をハイジャックしているネオコンが周到に詳細作りをした。イスラム圏を強大な軍事力でたたけるように、もっともらしい理由をでっちあげる。911の4年前には完成。直前までシュミレーションと訓練をやってきた。
911と同時に米軍はアフガンに侵攻、続いてイラクを陥落、リビアを叩いて、現在シリアで暴れまくっている。
イスラム圏で壊滅作戦のターゲットになった国には中央銀行がない。ヤツらの常とう手段は、経済面では世界各国を借金奴隷国家にして、中央銀行とIMFと世界銀行によって隷属させることだ。安定的に世界から観光客を呼び寄せてきた中東の各地は、現在その面影はない。
「米国の利権をすべてに優先させる」というエゴを隠さない。米国の象徴であるWTCツインタワーを「狂信的イスラム原理主義が攻撃した」とした。反撃する権利をかざして、犯人をかくまっている疑いがある、あるいは大量破壊兵器を準備している疑いがあるというだけで、何の証拠がなくても復讐できるとした。どのようなマフィアやヤクザも顔負けだ。
テロとの戦いという終局のない永続の戦争状態にした。日本も含めた米国の同盟国も「どちらに立つのか」と脅迫まがいで参入させられた。
911で同時に開始したのは、ヤツら地球一元支配をもくろむ権力者に全権を集中する法、つまり独裁を合法化する法を作り出したことだ。権力による露骨な人民支配を、ちゃっかりと法律を作って合法化するものだ。
米国では「愛国者法」を911の興奮が冷めない中でとおした。日本では、北朝鮮の挑発演技の支援を受けながら、カイライ安倍が「秘密保護法」「安保法案」を通し、今改憲、「非常事態法」と進めている。フランスとベルギーは自国の首都でのテロ事件を通じて「戒厳令」の法令化を実現しようとしている。その実現の手口はヒトラーのワイマール憲法化で「国家緊急権」の行使だ。
人民の目の前で露骨に犯罪的な圧政を行っても合法としたことだ。時の権力が合法的に弾圧できるようになった。
カイライ安倍は自民党の用意している憲法草案で、しっかりと人民の基本的な権利の存在を消し去っている。同時に「時の権力」に対する抵抗を「違憲」として犯罪視している。
憲法第97条「基本的人権」を全部削除/第18条「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない」削除/第9条「戦争の放棄」文言削除
911のターニング・ポイントとしての重要さは、彼らが直接牛耳る米国だけではなく、そのカイライを通じた国々においても、露骨な圧政が開始されたことである。地球の一元管理体制という世界支配システム実現を一歩進めたこと。実際に独裁を合法化したこと。ヤツらの支配の永久化をよりすすめたことである。
地球一元支配、世界人民総奴隷化を妄想する一派が、911を自演自作し、自分たちの平和な生活圏を打ち立てている国家に対して、無差別の破壊をおこない、元首を殺害し、収奪をほしいままにするようなヤツこそ、悪の犯罪者である。許すべからざる極悪犯罪人である。
だが、野蛮な邪悪の地球支配者の横暴を、ヤツらが支配する国では「美」と「正義」として扱う。その国に住む民はカイライ政権が報じる報道から、ヤツらの行動を「美」と「正義」として受け取る。フセイン死んだ、カダフィ死んだといって、小躍りし、殺害犯罪者であるブッシュらに歓喜した。醜く空恐ろしい狂気。現代の悲劇だ。
アフガンやイラクやシリアなどで犠牲になっている人民の姿に、薄っぺらな同情はときどき出るが、空爆し抹殺兵器を使いまくり拷問を繰り返す兵士、軍隊送った米国や安倍カイライ政権を、正義と褒めたたえ「支持」する。
いったんヤツらのマインド・コントロール下に置かれた愚民の姿は憐れだ。この構図こそが地球支配者が理想とする奴隷の思考だ。特に日本人は世界の見本とされる。占領軍によって成功した一億愚民化教育プログラムを、イスラム圏で流用しようとしている。
911は「オサマ・ビンラディンがやった」という。ヤツらはそう主張してアルカイダを温存するアフガニスタンに空爆をやった。これが端緒で、叩きたいイラクを破壊しフセインを殺害した。その後もつぎつぎに理由をつけて、中東全体を荒らしまわり、今はIS(イスラム国)を別働隊にして複雑化している。中東に住む者から希望を奪い、路頭にほうりだし、流民をうみだしている。
人民を恐怖のどん底に突き落とし、力ある地球支配者による安定を望むよう仕向けている。徹底的に破壊しまくり、余地のない強制を強いている。中東全体を新たな支配エリアとして、フォーミングするというのだ。
パリやベルギーでのテロ騒ぎは、地球支配者の強引な「中東フォーミング」の完成に向けた演出だ。これでもか、これでもかと、人民が住むところで危機を起こしている。911以後の世界では、世界中の人びとの恐怖状態を続けるために、ヤツらが自演自作のテロを起こしているのである。
ケネディ暗殺事件のように、911事件の真相は闇といわれる。詳細なことなどはわからないのは当たり前だが、報道されている内容からだけでもその核はわかる。地球支配者が管理するマスコミであっても真実は漏れてくる。被支配者にウソの報道をして、思考を誤誘導するのがマスコミの仕事になっている。「マスコミが誤誘導するためにこの記事を出している」との見方で読めば、真実が見えてくる。
911が地球支配者が仕組んで、計画的にやったことを裏付ける証拠はいくつもある。マスコミの報道の子供でも分かるウソ。ウソを土台に映画まで作られ、熱の入ったキャンペーンが展開された。
・事務用カッターを使って4か所で同時ハイジャックは、あんな稚拙な連中にはできない
・スクランブル発進ができないように軍はいくつもの同時訓練を実施した
・4000人のイスラエル人が当日出勤しないように連絡を受けていた
・当日該当する飛行機を利用しないように連絡を受けた要人が多数いる
・1000度に満たない燃焼温度でWTCの鉄骨は溶けない
・WTC犠牲者の1000名以上が蒸発したのは小型核爆弾によるもの
・WTC倒壊現場の地下にできた溶けた巨大な金属のプールは、小型核爆弾によるもの
・WTC倒壊時に飛散したミクロン状粒子は小型核爆弾による超高圧爆発
・WTCビルの鉄骨が150mも吹き飛ばされているのは小型核爆弾
・4000人以上が脳腫瘍を初めとする様々な癌を発症(内部被爆、311のレーガン乗組員同じ)
・ブラックボックス・フライトレコーダの記録器機の記録のすべてを公開していない
・公開されたブラックボックス・フライトレコーダの記録にコックビットが開いた記録がない(ハイジャックされていない)
・ペンシルバニアに墜落のユナイテッド93便に限らず、レコーダに旅客室の声は録音されるはずない(コックビットの会話を記録する)
・飛行機から携帯電話は通じない
・犯人の無傷のパスポート、テロ計画書、操縦マニュアル等の犯人の遺物はあり得ない
・実行犯と名指しされた19人のうち9人もが普通の生活中
・該当の航空機はそもそも飛んでいない(別の無人機を遠隔操縦した)
・WTC第7棟は倒壊しえない
・ビル倒壊は制御解体
・WTCに激突した航空会社3社の株の空売りやプット・オプションのインサイダー取引の事実
・共同事業者のビンラディン一族をブッシュが全航空機離着陸禁止中に逃がす
・突入したはずの飛行機よりペンタゴンの壁に空いた穴が小さい
・1機目突入映像は偶然撮影に見せかけて、CG加工する時間を稼いでから公開したのではないのか
・ビルに航空機が激突時に爆破せず吸い込まれ、ビルの裏側に無傷で鼻(コックビット)が出る映像
・2機目のビル激突映像はあらかじめ用意されたCGではないのか
ウソが米国やカイライ日本の国とマスコミ総動員で展開された。冷静に現時点でどれひとつとってみても、ビンラディンがやったにはつながらない。現にFBIはビンラディンの指名手配罪状に911実行犯という罪名をつけていない。そうでありながら、2011年5月にビンラディンをパキスタンの村で「殺害」したと自慢げに報じた。
だが、これはすべて世界向けの事実風に作った映像だよ、ということを英誌『ロンドン・レビュー・オブ・ブックス』が報じている。証拠はいつものとおりで何もない。ビンラディンの死骸も途中で「海に捨てた」と。
ヤツらが事件をニュースとして報じ、世界の民衆をだます映像は米国内の特撮部隊が作っている。演ずるのはクライシス・アクターと呼ばれている職業人。
ボストンマラソン事件、フランスのパリテロ、ロシア地下鉄テロ、ベルギーのテロ、ジカ熱、エボラと忙しい。同じ俳優がそれぞれでテロの犠牲者になるというこっけいさだ。恐怖の事件映像はひっきりなしに作る時代だからだ。例の火星でのキュリオシティから送られてくるという映像も同じだ。
911を歴史の区切りと位置付けたのは、911を境に地球一元支配をたくらむ連中が、それまでの穏やかな計画立案と試験段階から、露骨な実行段階に移行したことである。911以降、ヤツらは有無を言わさぬ連続した恐怖を世界人民に与えてきた。連日の無慈悲なニュースが不安をかきたてる。安寧を奪い去った。911以前は今よりもっとゆったりと平和で安全な生活を営むことができた。
現代世界の強烈な閉塞感は、911を境にして起こったことである。その理由がこのように、一握りの邪悪な連中による政策の質的変化なのだ。その事実を語ろうとするものを「陰謀論者」として見下しながら、ヤツらの陰謀が表で堂々と展開される時代になった。
※2016年3月29日NHK-BSでの番組は実行犯の立場からの主張で世を丸めようとする典型
※2008年8月「9・11テロの超不都合な真実」、2011年8月「9・11テロ完全解析」10年目の「超」真実」。菊川征司著。911について報じられていた記事と筆者の執念の取材の結果がまとめられてた必読書
※2016年3月31日TBS「日本人だけが知らない ワールド謎ベンチャー」のジョージア・ガイド・ストーンの紹介
◆戦争は理不尽の極みを人民に体験させ、ストレスを与えて思考を歪めさせるための政策である
人として生命を得て生きていて、世に存在する出来事でもっとも不可解なことの一つは戦争だ。人間が人間を切り殺し、差し殺し、薬殺し、蒸発させる。刀、銃、地雷、大砲、手投げ弾、機関銃、ミサイル、毒ガス、核爆弾を平気で使う。人が人に殺せと命令する。人びとは敵からなすすべなく殺される。戦時には、平常時のルールがすべて別世界として無視される。
常に命令者は危険の外にいる。たいていは富者か富者の代理だ。命令される兵士や戦争の犠牲になるのは貧者に決まっている。圧倒的多数の一般人は戦争に反対だ。二度と起こすなという。だが、絶対少数の富者と命令者は一般人に耳を傾けない。戦争の必要を一方的に説く。
「敵が攻めてきた」「民の生命と財産をおびやかそうとする」「民の食料とエネルギーを確保する必要がある」という。民というのは富者・命令者の支配下の人びとで「国民」と称される。自分たちのことを「国民」という。国民は戦争の必要を説かれると、そのときは反射的に戦争の必要を納得し、命令に従う。
911のときに「米国が攻撃された」といった。ヤツらとマスコミの大声で、史上最低の知能といわれたブッシュへの支持率が80パーセントを越えた。大半の民は侵略という大犯罪を、真逆の「正義」として支持したのだ。
北朝鮮が危ないとか中国が攻めてきそうとかさわぐ。もしそれが起こるとしたら、彼らの在日の数十万という同胞を危険にあわせ殺すのだ。日本との貿易で得ている財政で国家が回っているのを壊すのだ。日本が他国を攻めるとしたら、逆にその国の日本人同胞を危険にあわせ殺す。同じ同胞同士が、熱に犯されて、狂気の振る舞いをするのだ。
だが、人として冷静に判断したら、戦争の理由のすべてが論理的にも実際にもまったくのウソ、トリックであることがわかる。他国に攻めたのは自国で、自国が他国の民の生命と財産を略奪している。食料とエネルギーは自前でまかなっていても、他国の民のものを奪おうとする。泥棒そのものの論理だということがわかる。
民族、国という概念を抜いたら戦争は成りたたない。民族や国のしばりが、戦争成立の重要な土台になっている。この当然のように作り上げられた概念で、被支配者のマインド・コントロールしているのだ。民の意識を民族と国でしばっておくことが、支配者にとっていかに大事かがわかる。支配者は地球全体をみている。国などTPPを出すまでもなくヤツらは「国」を超えて考えている。支配する民には民族主義をあおり、日本人だ、国民だ、国益だとあおって民族主義に閉じ込め、決して世界を見ないようにさせる。
戦争論議は、人間の文明開闢以来繰り返されてきたにもかかわらず、いまだに解決しない。戦争は現代には「テロとの戦い」として、世界中で日常化した。
人間は戦争をやめることが永遠にできないのか。
これは壮大なテーマだ。結論はあっけないほど簡単だ。一握りの邪悪な地球支配者を排除することだ。マインド・コントロールから離脱すること。それだけで、簡単に終えられる。
難しいのは世界の人民が戦争の真実を理解すること。邪悪な世界支配者を排除するために、幾重にも処せられたヤツらの支配網をはがさなければならないことだ。
戦争を論ずるときに必ずでてくる話がある。「戦争屋が儲けるためだ」「攻めてくる敵がいる限りやむをえないのだ」「経済の行き詰まり解決のもっとも有効な手段」「戦争が文明発展の原動力だ」等々。
儲けるためというのは根強く語られる。結論を先に言えば真実ではない。戦争がおきると、目先のカネや利権の暴利を得るヤツらが出てくるのは事実だが、戦争の行為は利権を至上とあがめる盲者を利用して行うものなのだ。盲者は使われているのであって、首謀者ではない。
盲者が主体であるというのは盲者自身の錯覚と思い上がりだ。欲目にくらむ愚民が戦争の周囲にむらがる。この行動原理を首謀者が利用して戦争を実行している。このことを見なければ、戦争の真実には近づけない。
戦争は欲目の盲者を巧みに操ることで実行される。各国の政治を担わされている「政治屋」はすべてのこのレベルのものだ。安倍をみるがいい。本人の意思で良かれと思って政治をやっているとうぬぼれている。「欲目至上主義者」の特別なカイライ・ファミリーとして育てられたのだ。ヤツらの欲目意識を通じて、一挙手一投足がほんとの命令者によって操られているのだ。
攻めてくる敵がいる、というのはあり得ることではある。実際に攻められたらどうするか。闘う人民は「戦争を内乱に転嫁する」ということなのだが、説明が必要だ。攻めてきたとしたらそれは外の勢力、つまり敵国が「自国の民のため」などとウソの理由でその国の民をだまして、兵を挙げ「わが国」に侵攻してくる。わが国も攻められたとして、民に団結して「相手国を殲滅する」と説き、兵を挙げる。だが、この戦争で犠牲になるのはわが国の兵士と民、そして攻めてきた国の兵士(民)だ。
自国の民と攻めてきて犠牲になる敵国の兵(民)が、支配者(命令者)のウソの理由で対立して闘うのだが、殺し合う理由などまったくないというのが事実・真実なのだ。つまり双方の民が、闘う矛先を命令者に向けるようにするのだ。やっつけるターゲットをほんとの敵に向けるようにする闘いが人民のなすべきことだ。
「攻めてきたら」「内乱に転嫁する」というのは自分たちに命令する者(ほんとうの人民の敵とその手先)との戦いにしていくことである。
安倍の盟友の麻生は「ナチスに学べ」で有名だが「デフレは戦争で解決を」とも言っている。ヤツらは日本の経済をとことん破壊した。国民の資産を徹底的に収奪しつくした。アベノミクスなどという露骨な愚作で日本経済を叩きのめした。これからの脱却は戦争だ、という主張だ。破壊するのもヤツら、立ちなおさすのもヤツら。典型的なスクラップ&ビルド、つまりマッチポンプだ。
確かに地球支配者は年世紀にもわたってこれを続けてきたのだ。戦争という非常事態は、平常時のすべてのルールが超法規によって無視される。完全な独裁のみが実行される。ガラガラポンで、ヤツらがむさぼってつくった国家財政の巨額債務を、すべて棒引きにするのだ。
ほしいままに収奪しておきながら、涼しい顔で逃げる。すべてのツケは貧者(民)に負わせる。そのような戦争は許されない犯罪行為である。
戦争の重圧は危機からの脱出をもとめて、火事場の馬鹿力のような現象を生む。歴史的な発明や発見がなされる。民の生活に貢献するものもあるが、同時に世に存在してはいけないような兵器まで生み出す。最たるものは核爆弾であり、それを正当化する狂気だ。日本の現憲法下でも「核の所有・使用は可能だ」などという安倍のどはずれの狂気。
核兵器や原発は即廃絶以外にない。世界の人民の安寧な生活にまったく不要である。未来にも負担と害しかおよぼさない。負の遺産でしかない。核兵器や原発は、貧者の無力の反省として、人民は心に記憶しなければならない。
戦争を語るときに必ずもっともらしく語られるこれらのテーマは、戦争を「する」という前提だ。戦争を促す材料としてだけ、これらの理由が存在していることが解ろう。
戦争の根源の理由には値しない。戦争を経済等の視点からえぐっても真実は見えない。
戦争の真実はつぎのとおりである。実は戦争は貧者、民、人民という一般の人を、永遠に「被支配者」としておくための手段なのだ。マインド・コントロールの道具なのだ。
民は富者の奴隷で、主人に立てつくことが最大の罪だと、支配者は決めつけている。立てつかずに一生丈夫で働きをするのが理想。思考する人間をそのような状態の生物にしておくには、被支配者が自分を奴隷と気づかせないことだ。単機能思考のレベルにとどめておくこと。手間が最小限の自営する奴隷。命令されても疑問を持たない奴隷。命令者の粗相や不備を、ほっといても補完してなしとげる奴隷。貧者同士が常にささいなことで争い団結しない奴隷。
マインド・コントロールはあらゆる実験と試行錯誤で完成したものだ。何千年もかけて経験から実現した富者最大の成果だ。それは民にストレスを与えておきながら、方向性をもった暗示を与えれば、自在に思考の操作が可能だということだ。
民に常に何らかのストレスを与える。生涯に一度は、人が人を殺すという理不尽、不道理の極みを、戦争の当事者にさせ体験させることだ。
これだけで民は同じ方向を向き、集団で自在に動く。何でもいうことをきき、犯罪でも人殺しでもする。命令者を敬い、目先の欲を求め、奴隷として、何も気づかぬまま死ぬ。
「国民を戦争に参加させるのはつねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」とヒトラーの片腕ゲーリングが言ったという。
敵が攻めてくるということで危機をあおってストレスをあたえ、悲惨な戦争をイメージさせる。すると、おのずと愛国心が増幅され、兵に志願までする。敵は悪い、憎いと勇ましくいう命令者を敬い、率先して独裁法に賛同する。この構造は、911でやったこと、ここ数年の安倍のやったことを見れば明らかだ。ヤツらが全面支配するマスコミという機関が言論を誘導する。
戦争の目的は民を永久に支配下に置くことである。経済問題を実際に戦争を行う上で、欲目で釣って、彼らを自分のためにやっているように思わせる手段に過ぎない。
子供はチャンバラごっこが大好きだ。殲滅戦がテーマのゲームに夢中だ。親は人間同士の殺し合いが嫌いでも、子供がやるのを容認している。武器を持って敵を倒すという思考と行動が、まるで子供の本能かのごとくみなしている。
このような社会こそがヤツらの作り上げた理想だ。こうして脳の底にしみこませたものが、大人になってから、戦士への豹変を当然視するようになる。ただのガキの遊びとして放置するのか、ヤツらの執拗な支配政策からの脱出をするのか、よく考えるべきだ。
戦争の真実をいまこそさらさねばならない。世界人民はこの真実を知らない限り、永遠に奴隷からは解放されない。本来的に自国だろうが他国だろうが、人民同士が争わなければらない理由は存在しない。争いはすべてが一握りの世界一元支配をもくろむヤツらの企みだ。絶対にヤツらのそそのかしに乗ってはならない。
※2016年3月19日テレビ朝日報道ステーション「ワイマール特集」は真実をついたものだ。
◆グローバリズム資本主義は、人民を自己補填ロボットの歯車とする究極の支配システムだ
地球一元支配をたくらむ連中は何千年もかけて、現代のグローバリズム資本主義を実現した。資本主義の帝国主義段階を経て地球全体を牛耳る段階だ。資本主義という市場原理、というより単純な利権獲得に一切の制限を設けない主義は、強奪者の論理として当然いきつくシステムだ。
資本主義の発達期は一定のルールがあった。マルクスが資本論で解明したような題目だ。実際は異なっていても資本家と労働者と設備によって生産物の価値が構成されるというのは明快だった。労働者の果たす役割と価値を所有する権利を認めている。
帝国主義は地球の支配エリアの争奪戦だ。国境はこれで強引に定めたものだ。
グローバリズムは金融投資家のなりふり構わぬ一方的な強奪に至った。本性を丸出ししたものがグローバリズムだといってよい。「一円でも安く仕入れ、一円でも高く売り、一円でも多く儲ける」という至上主義で、制限は一切ない。あっても無視し歯牙にもかけない。手段は選ばない。人殺しでも犯罪でもOKだ。
特別に育成する政治屋、経済詐欺師、弁護士、マスコミを使い、買収して、犯罪をすべてを合法する。帝国主義時代につくった「国」をカイライを通して支配する。中央銀行制度をつくり「造幣する権利」を握る。中央銀行のない国を、かたっぱしから転覆させていく。
ヨーロッパはEU、南北大陸はアメロ圏に、太平洋はTPPとか、いくつかのエリアに統合を進めているのが今だ。
新世界秩序と呼ぶヤツらの世界一元支配構想は、現在支配しているヤツらにとってだけ有利なもの。世界人民、各国人民にはまったくメリットはないものだ。そのために、強引なヤツらの政策を、各国カイライ政権下でも容認しているわけではない。TPPしかり、EUしかり。EUでは一方的に負担が増える英仏などは脱退しかねないほどもめている。
そのような中でヤツらが仕掛けているのが、経済疲弊プラス戦争惹起策だ。
アベノミクスをみたときに、これが意図的な確信犯の日本経済の破壊であることがわかる。安倍は命令者の指示のままいいように日本経済を破壊してきた。「私の名前はアベノミクスで歴史に残る」とうそぶいた。
「米国のATM日本なのに、なぜ安倍は日本をそんなにまで疲弊させるのか」という疑問をきく。現在ヤツらが乗っ取っている米国の経済も破たん状態だ。米国の産業は日本に先行してすでに死滅状態で、生産工場の多くが他国に移っている。
この理由は先に指摘したとおり、国民への異常なストレスを与え続けるためであり、戦争でガラガラポンをすすめるためである。しかし同時に別の目的も隠されている。米国も日本もかつては世界的な生産国で経済の実施での実力国だった。国民にその誇りがあった。問題はその誇りが、ヤツらの地域統合のジャマになっていることだ。
自国の経済が確かであれば統合など必要を感じることない。負担増のデメリットしかない。邪悪な統合策をいくら美化しても、ついていきたくない。国民がそういう意思を強く持っていると、ヤツらが意図する地域連合が進まないからだ。
ATMであっても叩くしかないというような、狂った意図から安倍に命令が下っているのだ。
TPPはアメリカと日本を中心にして「関税撤廃、平等な貿易」を謳っている。ヤツらが周到に準備した条項にははっきりと悪魔の意図がでている。それはISDS条項であり、ラチェット条項であり、内国民待遇National Treatment 14」(第9.4条項)である。これらについて安倍は日本語訳すら出さずに隠して、閣議決定でTPPの批准に走っている。
国際金融資本を背景にしたグローバリズム企業群が、TPPに加盟した国家を合法的に支配振り回すことを可能にする条約である。グローバリズムという企業の弱国支配。悪魔のような略奪政策が、仮面を脱いで世界の人民に襲いかかるのだ。歴史にの残るおぞましい条約である。
「内国民待遇」の問題とは、TPPが批准されれば、結果デメリットを受けるときに、国民の利益を国家は守ってはならない。守る法律や規制は国際的に犯罪になるというもの。道理もなにもない企業の国家支配というのがTPPの本質だ。
「一円でも安く仕入れ、一円でも高く売り、一円でも多く儲ける」という連中の横暴が、いま世界人民の目の前で、強引に進められているのだ。
米国では今、米大統領選挙の予備選という茶番が行われている。ヤツらの描いている計画は49:51で戦争狂いのクリントンが勝つ手はずだ。そのクリントンが人気がなく口先ではTPP反対を言って民に媚を売っている。大統領になったらTPP批准の可能性がいっきになくなる。だが、騙されてはならない。ヤツらの常とう手段は、安倍がそうであったように(選挙前TPP絶対反対が、当選後TPP賛成の先鋒になった)簡単に覆すのは目に見えている。
さて、問題は国際的にここまでヤツらの卑劣な圧政を受けても何故に人民は抵抗が成功しないのか。国内的に安倍のヘビのような執拗な圧政を受けても、人民の状態は変わらないのか。ややもすれば、安倍を求め支持するようなザマなのか、ということである。
その結論は次の項で論ずるように、人民自らの力が弱いということに尽きる。だが、その前に、ヤツらが敷いた巧妙な支配のシステムを知らなければならない。地球支配者の人民支配システムの構造だ。これを理解しないと、永遠に人民側の力は強くならない。何をしても水をかけられ、内部から自壊し、最後は人民不信に陥り、苦い水を飲んでしぼむ。永遠の奴隷化に絶望する。
現在世界の一元管理を目指して支配しているヤツらは「①国際金融資本とグローバリズム企業、②王政特権階級、③バチカン一神教と原理主義、④彼らが操る諜報機関、⑤帝国軍、⑥カイライ政権」であり、これらが世界人民の主敵。
①国際金融資本とグローバリズム企業群は資本主義の凌駕の過程で得た財力と組織をもとに、それまでの支配の中枢であった②③と永久支配という一点で一致し結合した。その配下に作った組織が④~⑥で安倍などには当然末端手先としての役割しかない。
人民側はまず「民族」「国家」「宗教」で多重の分断支配下にある。企業、地域、家庭の単位に属して管理されている。人里離れた野山で誰からの束縛されないで生きてゆくことなど、できないようになっている。生きているだけで税金をとられ、ヤツらが提供する食料、生活資材とカネを利用しなければ生きていけない。
いまや小学生まで携帯という鎖で位置を掌握され、歩いているだけで一日に数百台の監視カメラに補足されている。パソコンやテレビでも個人情報はヤツらのサーバーに送られ、リアルタイムで分析の対象にされている。(横道にそれるが、当局が逮捕されたヤツが持つ携帯の記録を見れるように協力要請をアップルにし、それを拒否したというニュースが流れた。ところが例のスノーデンがとっくの昔に当局はその技術を使っていると暴露。さらに日本の企業が協力して当局が解析に成功したと報道。アップル拒否報道は、当局とつるんだアップルのアリバイ作りであったことがバレバレだった。)
毎日流されるゴールデンタイムの刑事ドラマでは一日何人も殺され、当局が使っている犯人を追う最新機器が次々に紹介される。
確かに犯罪は悪事である。犯人は逮捕されるべきだ。だが、ほんとの巨悪犯罪は報道されない。ヤツらがなしとげた監視システムは、支配者への人民の闘いを監視することに、主要な目的があるのだ。
CAIというヤツらの私兵が、世界中の暗黒組織、反政府組織にスパイを送り込んで動きを掌握し、時には誘導して事件を起こす。日本でも基本的に同じである。支配者は時の政府権力を使い、自衛隊(の人民監視組織)や警察(公安部隊)を使い、民間企業をよそおう覆面組織をつかい、膨大な予算(税金)を使って活動している。
国単位に配置された時のカイライ政権のもと、活躍する暗躍機関の構成員は民である。民のひとりひとりが、同僚である民の動きを給料をもらって調べている。配置されたエージェントが日常の仕事として、疑問を持つことなく行っている。民のひとりひとりが、支配者の利益を守り、支配の永続に貢献している構図だ。
企業でも同じように作用している。上司がいて任務として仕事が与えられ、指示命令されて役割をはたす。指示に対し任務を確かに遂行する方向で有益な意見なら部下が言えるが、その任務そのものに対して反対することは基本的にできない。その任務は謀略機関においては「国民の平和と安全と利益をまもるため」であると大義を納得させられる。企業においては「企業の利益確保、他企業に打ち勝つ、社会に貢献する」と大義を示される。
お国のためというのは、実は即支配者のため。企業の主張は一円でも儲けるためであり、その儲けは現段階では投資家を肥やすためだ。何のことはない。人民の利益になることなど何一つないのに、さも有益なことのように言いくるめられているのだ。安倍は恥知らずにも「トリクルダウン」などという言葉を用いた。上がもうかればおこぼれがしたたり落ちてくる。それが民を潤すのだから、指示したことの遂行に励めと。
企業はグローバリズム企業が直接関係企業を作る場合は、はっきりと邪悪な目的を持つ。そこでの社員は全体像を知る由もなく、分解された任務の遂行にあたる。指示命令を上手にやり遂げることが社員の成果だ。大きな企業の下には無数の下請け企業がぶら下がる。下請け同士の容赦ない値下げ品質競争が展開される。下請けのいじめだ。一円でも安く引き受けさせれば担当社員の成果として評価される。
こうして働くことが一人一人の民の日常だ。朝に会社の門をくぐると、家庭でのよきパパママが企業戦士に自動変身する。マインドが180度変わる。部下に指示命令し、下請けに要求する。セクハラといじめと区別がつかない。マインドが逆転したことを誰も気づかない。愛に満ちたマインドと、同僚や競合企業の戦士や下請けを容赦なくいじめたおす指令者・戦士のマインドが同一だと考え、何の矛盾も感じない。
昔の奴隷制でももっとおおらかだった。今は指示命令された側が自分をとことん痛めつけないと乗り切れない。3K、ブラックはどこにでもある。安倍はそれでも「一億総活躍社会」などといって、奴隷根性がまだ足らないと鞭打つ。
「手間が最小限の自営する奴隷。命令されても疑問を持たない奴隷。命令者の粗相や不備をほっといても補完してなしとげる奴隷」。現代の支配システムの要はここにある。
民が生活してゆくために働くという行為が、支配者の利益に奉仕させられ、支配の永続化に貢献させられ、知識と知恵がヤツらのために使われる。働いているわずかな給与がややもすれば犯罪に加担した報酬であるということ。
このみごとな支配システムこそが、支配者の永続の制度的な要だ。被支配者の民自身が日常的に働くことで、圧政をすすめ、補完し、ほころびを直しているのだ。しかもそれが自動的になされ、民自身の知恵で、人民支配が日々強化されるというもの。
まっとうな世界ではありえない。
真実を求める人民は働くということを、あらめて、冷静に見直すことだ。少なくとも働く原点においてこれでいいのかを見つめなおす必要がある。一人一人の民の知識と知恵は何のためなのかと。自分がヤツらの支配システムの歯車になっているということを、欺瞞を恐れずにあからさまにしなければならない。
※「蟹工船」を彷彿させる池井戸潤著「七つの会議」
※「日本が異常でおかしい国である10の理由とは(http://sekaitabi.com/japan10.html)」ではつぎのような項目を指摘している
1・道徳倫理に欠けた公然ポルノが、取り締まられずにまかり通っている
2・健康被害を及ぼす室内の受動喫煙が放置されている
3・原発事故で、子供たちを放射能汚染から避難させなかった
4・貧困対策は「寄付」で、大金バラマキ・税金大量無駄遣い・横暴政治国家
5・ローマ時代の奴隷より酷い労働環境、ブラック労働
6・感情や個を持たないマニュアルロボット化されている
7・「皆同じ」「常識」「空気」に支配され、首を締め合い足を引っ張り合う同調圧力社会
8・弱者が助けられずにさらに苦しめられる社会
9・国が教育にお金をかけず、学生・若者から利息を搾取して儲けている
10・原発事故がまだ継続中で収束していないのに再稼働する狂気
◆主敵を追い詰める闘いのかなめは、人民自身の権力の構築にある
世界と日本に覆い尽くすグローバリズムの狂気。事件やニュースとして、日々研究者の意見が発表されている。日刊ゲンダイなどもそうだ。
読者の自覚をうながし、民主主義の力を信じ、時の権力者の横暴をこれでもかと暴露している。権力は天狗になって堕落すると。そして最後は選挙で安倍を追い落とし、民主的な政治家を当選させて、国民の声をより反映した政権をつくるしかない…という方向だ。
これはこれでそれなりの価値があり、これを読んで感心し、そうだという思いにまではなるかも知れない。だが、ではどうするのか、ということになると「選挙で安倍ではない民主的な政治家を」という結論に至る。だが、この「日刊ゲンダイ」レベルにとどまってはならないということを知る必要がある。。
ほんとうに現在の支配システムを破壊したいのであれば、本気に何千年来の奴隷状態から脱却したのであるなら、本気で人民の安寧な生活の実現を願うのであれば、結論は明確である。ヤツらを追い落とすだけの人民の力がいるのだ。ヤツらの奴隷制システムに変わる人民自身の社会システムが必要なのだ。
「選挙で多数を得て人民の政権を作る」ことなどではない。選挙で人民が権力を得たことなど、歴史的に一度もないし、未来もない。選挙とか民主主義とかとの概念自身、現権力者が自らの独裁を覆い隠すために用意したものだ。たちの悪い幻想に過ぎない。
カイライ安倍が牛耳る日本の国会を冷静にみればすべてがわかる。国家はおしゃべりの機関だ。政治という支配システムの真実を知らないおバカを、国民の代表であるかのように選び、税金で養い、真実には絶対に触れないおしゃべりをさせておく機関だ。愚民はそれを話題にし、愚痴り、従う。実際の政治は国会とはかけ離れたところでなされている。
国会が最高機関などというのは、愚民に思い込ませておくウソなのだ。
ヤツらの人民支配は凶暴な暴力・独裁である。その権力に勝つだけの力を人民自身が持たないで、ヤツらをやっつけることなど夢でもあり得ないことだ。
世界中の人民を虫けらのごとく見下し、世界一元管理には5億人程度で十分だから、他は間引きするという。世界人民を総奴隷化するという。カイライ安倍はとくとくとして「一億総活躍社会」などと偽って実施している。人民をいじめ倒しておいて、何の情もなくそれを自分の歴史的な実績と思う。このようなことがグローバリズムの狂気だ。
人民と同じ人間の狂気と思うかもしれない。家庭ではよきパパの一時的な世迷いで、本心ではないと思うかもしれない。だが何千年もかけて富者(支配者)のなかに芽生えた思考と感情は、独り歩きし、得体のしれない怪物になった。同じ人間、いや少なくとも被支配者である人民の感覚感情とは、かすかにも重なることのない悪魔の感情、邪悪なエイリアンの思考になったのだ。人民にとっては、総力で排除するべき魔物以外のなにものでもない。
まず、権力ということを嫌うようにマインド・コントロールされている。権力はひとつだと歪んだ情報を与えられている。だから選挙でも「権力奪取」などということを普通に使うが、間違いだ。大事なのは人民自身が作り上げる人民権力であって、ヤツらが持っている反人民の権力を、人民が奪い取って替えるようなものではない。権力はふんどしとは違う。代替えはきかないのだ。
ヤツらの現権力は、ヤツらの意図の行使の道具で、すべての権力機構が連動して遂行する。それが機能しているときに、その機能に対抗し、停止させ、マヒさせ、廃絶させるには、人民の権力が同時に存在して人民の意志を遂行する道具として機能しなければならない。
「権力奪取」が人民権力を機能させた結果としてのものなら、表現としてあっても、現在のヤツらの権力機構に人民が入っていって、取りあげ、機能させるというようように考えるのは間違いだ。自分で自分の権力を作りたくないだけの無駄話だ。
権力は腐敗する。その権力をいまさら自分で作るのは間違いというような意見もマインド・コントロールだ。人民の権力が腐敗しないなどという論議をしているのではない。権力は現在の地球支配一派を廃絶する目的のために、道具として必要なのだということ。
人民の権力ができると、そのヒエラルキーの中に指導者層の特権階級ができて、その階級が人民支配のためにその権力を私有してしまう。そうなれば、現在の支配者が新たな支配者に代わるに過ぎない。このように、マインド・コントロールで刷り込みがなされている。話は簡単だ。人民権力自身が信じられないのであれば、何度でも自らの権力を作って覆せばいいだけだ。
人民という言葉についても同じ問題がつきまとう。人民とは、ヤツらの支配下にあって、主敵と周囲の腰ぎんちゃく以外のすべての民である。被支配者として圧政で苦しむものすべての民、一般人が人民だ。ちなみに「国民」という用語は用いない。日本という国に住む者は国民だが、それは敵と味方の区別を限りなく曖昧にしている言葉だからだ。支配をするものと支配されるものがいて、被支配者は圧政にあえいでいるという事実をごまかしてはならない。
国や国境は、帝国主義時代にヤツらが分断支配という効率からできたものだ。それぞれの場で生まれ育った民ひとりひとりからみれは、ヤツらが支配のために勝手に作ったのが国や国境だ。国はヤツらがストレスを与え、民族主義をあおって敵(他国)への敵対心という、愚かな幻想(真実はヤツらの侵略や強奪の犯罪から目をそらす)を抱かせる道具。
スポーツでの「ニッポン・ガンバレ」も素朴な感情をよそおった、民族主義的なあやうい心情操作フレーズ、という視点を忘れてはならない。
人民は国や民族や宗教やいうまでもなく性別などには影響を受けない。人民同士には敵味方はない。被支配者という点で、同じ主敵をもつものだ。
支配者と闘うという視点から人民という言葉を使う。この人民の定義について小難しい規定は不要だ。国民といって事実を矮小化するのは不要だ。
人民の権力については、単に現在の主敵と闘うだけのものではない。敵が地球全域を対象にして支配を展開している以上、特定の地域だけで敵をやっつけることなどできない。長い道のりであっても最終的には地球支配の一派を完全に封じ込めること。それがなされない限り人民権力の勝利はない。つまり、世界中の人民との提携によってのみ勝利できる。それだけに遠大な道のりになる。
悪魔のような世界支配者を封じ込め、最終的に人民が勝利するには、世界中でいっせいに行う超ゼネストだ。全人民がすでに敵のシステムに歯車として組み込まれている。歯車をとめるのだ。ヤツらが息を吸って生きる糧を封じるのだ。
もちろん、このときには世界中に人民の権力が存在し力を蓄えている。当然、人民のための生産や営みは止まらない。ヤツらのためになる歯車を止めるゼネストだ。とどめはこのような超ゼネストである。ヤツらの超強大な権力に対し、人民が用いる権力は超ゼネスト以外にない。
人民権力は人民が世の主人公になったのちにおいても、どのような安寧の生活を築いていくのかについて、ビジョンを持つ必要がある。地球をハイジャックした邪悪な主敵の連中が、地球の一元管理体制の計画を911以降実行に移している。人民権力は、逆にヤツらを廃絶させた後に人民が再びヤツらのような支配を再現させることのないように、教訓を学んでしっかりしたビジョンを作ってゆかねばならない。
ヤツらの人民支配のいきつくところの姿は、Jオーエルが「1984」で骨格を明らかにしたとおりだ。食料・薬品での人民の肉体からこころまでコントロールされる。自由である風をよそおい、完全な規制下におかれる。奴隷を自覚しない思考がマスコミをつかってなされる。いかに高度になっても自己増殖はロボットではできないが、人民という生きたロボットなら可能だ。
そのような嫌な世界に現在急速に近づいている。「なびいたほうが幸せ」など拒絶する。マスクなどしないで地球の空気を胸いっぱいに吸いたい。誰の支配も受けたくなどない。
人民や権力についての刷り込みは深いので、この概念の理解は肌で拒否される時代だ。だが、ヤツらの支配体制の転覆を本気で臨むのであれば、いやでも人民の権力にたどりつかざるを得ない。
◆「5つの人間原理」を見すえて一人一人が身の回りから変えていくこと
最後に、圧政を覆すという遠大なプロジェクトに少しでも賛同加担する意思がある人々へのメッセージだ。
反安倍のデモ、署名活動、ツィートも大事だが、つぎに紹介するような観点からの自己解析、出来事の考察、周囲との話しがもっとも重要なカギになるということだ。
①ひとを不愉快にさせたり、迷惑をかけないこと。
②カネの盲者、欲の盲者にならないこと。
③子孫に負荷をかけない、未来にツケをまわさないこと。
④戦争の禍根を解き放つこと。他国へのよけいなお節介をしないこと。
⑤人間の尊厳をもって生活できるようにすることへの貢献。
不快にさせること、迷惑をかけることは犯罪だとする。大げさに思えるかもしれないが、これを明確に犯罪だととらえたときに、自分の行為も相手の行為も世のなかの出来事も、カイライ安倍の政策も、その本質が見えてくるようになる。
人間として何をしてはいけないのか。決して法がご都合で決めたことだけが犯罪ではない。法は支配者の犯罪を合法化する流れで作られている。普通に人として生活をしていて、やってはならないことが犯罪だ。カイライ安倍を世紀の極悪犯罪人と断じる根拠は、ヤツのやることなすことが人民への収奪と殺人に値しているからだ。
民がこの素朴なモラルを守って安心して平和な生活を営むことを、ヤツらはもっとも嫌う。人間としてのモラルを破壊する。
3S政策、お笑い迎合、ゲーム熱中、幼稚化、変態化、愚民化をすすめる。ゲスのきわみっぷりの競争、ヤクの蔓延。かまって欲しい症候群(北朝鮮の誇示をハナクソが笑ってる)。カネ持ちにあこがれさせる。本来人民が得るべきものを、不当にかすめとった結果がカネ持ち。犯罪者でもある者をうやまう卑しむべき行為だ。
特に日本人の優れた品位を、徹底して失くしてしまうことに戦後エネルギーを注いだ。その結果が現在の世相だ。
カネの盲者、欲の盲者は、支配者が何かの犯罪をなす時に、そこに人民を実行部隊として巻き込む。ヤツら自身は一握りであり、当然だが直接犯罪に手をだすのではなく、歯車として人民を巻き込み、手先として動かす。そのときに、カネと利権、我欲で動かす。金券思想と利権こそが世のすべてという思想のとりこに、民を閉じ込めておく。すると、容易にヤツらの犯罪の手先に利用されるのである。
逆にヤツらの犯罪の手先にならないためには、金券思想と欲得第一主義に陥らないことだ。愚民を多く育てるのはわけがある。
仏教界の経典に「般若心経(はんにゃしんぎょう)」というのがある。ここで色即是空(しきそくぜくう)ということが書いてある。解釈は勝手だが、ものごとにとらわれない心もちを説いている。だから仏教やこの経典が大事だというつもりはない。これを持ち出したのは、人は何かにとらわれると、必ず思考にゆがみが伴うということを、自覚することの大事さ。その歪みがダマしにあう隙を生むという心理を書いているからだ。
支配者は被支配者が常に何かに夢中になり、カネや欲にとらわれている状態をつくる。人は生活や仕事では必ず、集中と打ち込みが求められる。だが、そこに必然的に隙が生まれ、誘導されてしまう危険があるということ自覚しなければならない。
昔からこの心理現象を支配者は利用してきた。マジシャンもメンタリストもこの生理現象を利用してきた。現在地球一元支配をたくらんでいるヤツらも、この単純な原理を使っている。だが、被支配者の民には教えない。しかし人民はこの原理を自覚して、ヤツらの誘導に乗らないようにしなければならない。
未来や子孫にツケをまわさない。一番の例は原発であろう。半減期ですら万年単位のもので、未来の人類にはかり知れない迷惑をかける原発。いかなる理由をもってしても許されない犯罪なのは明らか。目先の利権をむさぼる詐欺そのものである。
原発の現場はいくら装っても、本質としての醜さは隠せない。吐き出される放射能廃棄物の量をみよ。それがまき散らす毒をみよ。危ない黒いビニール袋のようなものに詰めた袋で、日本全土を埋め尽くすまで増えてもやめないのか。原発に群がる愚民の狂気は、あまりにもあさましい。鬼畜だ。
カイライ安倍は再稼働をあおるが、もう騙されてはならない。原発を持つ電力会社から電気を買うのをやめ、地産地消の電気を考えることだ。
戦争の真実は、地球一元支配をもくろむ連中の支配者に対する思考コントロールの道具。ヤツらの策動に加担することは絶対にしないということ。禍根を断ち切り、廃絶する方向ですべてをみるということである。
また、国は他国・他民族に余計なお節介を絶対にしないことだ。民族自決であり、先進国ヅラして後進国にお節介することは、うぬぼれも甚だしい。余計なお節介をするのは、やましい詐欺のもくろみをもつからだ。発生した利権を理由にして戦争を引き起こす。
人間としての尊厳と矜持をもって生きることは、かけがいのない大事なこと。自分も他人も、それを尊重することからすべてが生み出される。
以上のようなシンプルな人間原理を、情け容赦なく傷つけはがし取るのがヤツらの支配だ。その支配を終わらせること。そして人民による生きがいと幸せを実感できる社会を作ることである。