記・国民B(2015.12.1)
■ヤツらとの必死の攻防戦が世界中で展開されている。内外情勢を見るときのキモについて
◆狂気が日めくりで内外を覆っている
まず、金子勝の最近発したことばを見てみよう。
【「対テロ世界戦争が拡散する中で、経済ももはや戦時中と同じ。狂気が世界と日本を襲っています」
チュニジアの首都チュニスでもバス爆破のテロが起こり、12人が死亡。カイドセプシ大統領が全土に非常事態宣言。対テロ世界戦争が世界に拡散している。
世界史に起きている新しい戦争形態を理解しないと、アベのとんでもなさも理解できないだろう。
最高裁が2014年12月の総選挙も「違憲状態」と判断。そのおかげで東京生まれの東京育ちの二世三世のボンボンが地方選出議員になり、違憲状態の国会で立憲主義を無視して安保法を決め、憲法を無視して臨時国会も開かず。ひどい国だ。
パリ同時多発テロが起き、株式市場ショックを恐れた中央銀行の日銀は、ジャブジャブ金融緩和を異常に膨らます。麻薬漬けの経済は株価だけ浮いた状態。対テロ世界戦争が拡散する中で、経済ももはや戦時中と同じ。狂気が世界と日本を襲っています。出口がなくなっていく。
この10日間で日銀の国債は7兆円も購入。総計で323兆円の国債を日銀が保有。アベノミクスを持ち上げた主流派経済学者は沈黙し、2年後の約束を反故にした副総裁と日銀政策委員は、麻薬のようにどこまでも金融緩和を継続する。
村上ファンドを株価操作疑惑で強制捜査が入った。実態のない官製相場を餌食に儲けるのは外資系と投機筋だけ。GDPは増えず経済成長がない中で、大企業やファンドだけが市場最高益を誇る。憲法だけではなく日本経済も空洞化する。
安倍首相は米海兵隊トップのロバート・ネラー司令官と官邸で会談、辺野古への基地移設を「確固たる決意で進める」と伝えた。米国と一緒に戦争をやりたい政治のトップが、沖縄県民の民意を無視して新基地建設を進める。狂気です。
政府は、2016年度の診療報酬改定で引き下げ方針です。実質2年連続です。法人税減税で消費税増税を使い、医療機関への診療報酬を引き下げる。地域の医療機関はますます苦境に。
1億総活躍で、補正予算を使って低年金者1千万人に一律3万円を配る案が出ている。生活保護を切り下げ、後期高齢者医療制度の減免制度の段階的廃止を打ち出す一方で、税金使った参議院選挙前の一時金バラマキで票を買う。嘘つき。
一億総活躍だの地方創生だの、本当にアベは息を吐くように嘘をつく。
『NEWS23』でキャスター岸井成格さんが降板させられるとの情報が出ている。岸井さんが安保法制批判をしたことに産経と読売に「安保法制批判は放送法違反」の意見広告が掲載。これが本当なら言論攻撃も完全に戦前回帰そのもの】
たかだかここ数週間に起こった出来事の要点が指摘されている。フランスの中心部でのテロで揺さぶられ、ロシア軍機をトルコが撃墜した。中東でのきわどい戦いが日本での危機的に進んでいる。まさに狂気が日めくりで内外を覆っている。
日本ではこのどさくさで、安倍らは緊急事態法と共謀罪の準備をすすめている。憲法の改定まで射程にしている。
金子が指摘している通り、内外の動きは同じひとつの意志で作られたものであってばらばらに偶然起こっているものではない。
◆支配者の当面の三つの悪だくみを前提にみればわかる
わずかな地球支配者連中のたくらみに起因していることを知ればわかる。
地球支配者とはだれか。何千年にもおよんで人間を奴隷として支配し続けてきた連中だ。王として象徴される王政権と、人民の思考を支配する一神教原理主義から始まる。
近代においてヤツらは国際金融資本による権力と、人民の思考を支配するグローバリズムの衣を着て、複雑で多重の支配体制をつくってきた。
近年に至り、ヤツらは一神教原理主義による「世界新秩序」なる狂気の野望をいよいよ完成させようとするに至った。
だが、ヤツらがグローバリズムとして世界を無理やり一元的に支配をしようと、自ら用意したインターネットなどのインフラが支配維持の墓穴にもなっている。有象無象の集約したデータが誰にも容易に利用できるようになったことが、ヤツらの邪悪な奴隷支配という「真実」を多くの人々に急速に気付かせるという、予想外の現象がでてきていることだ。
ヤツらの「世界新秩序」というのは、現在の地球人口を5億人程度まで間引きし、奴隷として一元管理して主人にかしずかせる千年王国をつくろうということだ。狂気のさたである。ヤツらはそれを紀元2000年あたりを目標にして追求してきた。だが、なかなか思うように計画が進まないのに焦りを感じて、突破口として仕組んだのが2001年の911である。
ヤツらの計画の遂行がなかなか思うように進まないのは何故か。ヤツらのカイライたる支配実行の手先、人民を奴隷として管理する連中は、同じ人間でありながら被支配者である圧倒的多数の人民と直接接している部隊が、主人の命令を素直に実行できないからである。
奴隷を管理するといってもカイライは奴隷である人民とわずかしか違わない。奴隷の気持ちにもわずかでも配慮しなければならない。黒を白といいくるめなければならない。常に支配の事実を自由とか民主主義とかの偽りでねじまげなかればならない。その矛盾にカイライである限り耐え偽善を続けなければならない。特に近代では理不尽がきつい。とうぜん、カイライからおちこぼれも出る。
カイライでありながら自分も単に主人から利用されている道具にすぎないことに気づいてしまう。
主人として指令をしているトップの連中は、動揺するカイライを容赦なく切り捨てる。カネと欲得のよりいっそう強い盲者に交代する。格差がひろがり、半端なカイライは生存できなくなり、有無を言わさぬ徹底的に主人に忠誠を誓う露骨なカイライが重宝される。奴隷である人民にたいして、少しでも同情をしめすようなカイライはすべて抹殺されたのだ。カイライはそうしなければ生きていけないことを強要されたのだ。
自民党総裁選挙での動きは如実にこの事実を証明している。安倍が自民党総裁として歴代誰もと比較しても、突出した忠実犬だからだ。
ヤツらの「世界新秩序」の企みに、ヤツら内部の異論はないのか。どうやら、目標での相違はないようだ。だがその実現の手法をめぐってはあるようである。それはトップの主導権をにぎっている「有無をいわさず冷酷にやり通す」というネオコン強行一派にたいして、奴隷支配は「マインドコントロールを主にして気づかれないようにやる」という悪知恵一派がいる。
ネオコン一派の手法は奴隷の反乱という危惧をともなう。さらには地球そのものにダメージを与え元も子もなくしてしまいかねない。だが、強行措置による危険は短期間で、わかりやすく千年王国実現は実現すると踏む。悪知恵一派の手法は、奴隷に気づかれないまま実現するという点では理想的かもしれないが、もたついて時間を要することが逆に新たな欠点を生む可能性をはらむ弱点がある。後者は積極的でないことからか主導権は常にネオコン一味に握られている。
この悪知恵一派の強い個所では、動揺するカイライへの締め付けも甘くなる。
このような支配者側の内部に存在する異論が複雑にあいまって、世界情勢を混迷化させているのだ。強行と悪知恵双方の政策が人民に重なって襲撃している。
主導するネオコン一派の強行路線に変更は見られない。第一に、ヤツらの当面する課題は、中東で混乱を拡大させて、ロシアをEUと対立させ双方の消耗をさせること。第二に、黒海周辺に第二イスラエルをつくり千年王国の本拠地にすること。第三に中国と日本を対立させ双方の消耗を実現すること。5億人の奴隷は基本的に白人奴隷で、有色人種は一掃するということだ。
◆ヤツらの邪悪な目標である「混乱と消耗」を引き起こすために「テロとのたたかい」を作った
中東にはそうした明確な目的をもって、アルカイダとISを送り込んだ。米国とサウジとイスラエルで訓練し武器と資金をあたえて送り出し、暴れまくらせた。「イスラム教原理主義にもとづいた…」などというのはまったくの嘘である。何よりの証拠はクリントンが米国が作ったことを証言していることであり、本来中東での主敵であるはずのイスラエルとは戦闘しない、捕まえてみればほとんどが米国人ということだ。有志連合の空爆は効果の発表はなく、支援物資の投下までしている。911同様にちゃちな何人かの素人同然の連中に計画実行できるか。フランスのテロもわずかな何もなさそうな連中が、同時別場所であんな大それたことができるか。
訓練され、武器を与えられ、高度に組織的に計画されてできることだ。わずか数か月で中東の広範な地域にISが占拠ばかりか、政治支配体制を作り上げられるか。そのようなことを現在実行できるのは、世界でもいくつかの暴力機関しかない。実際に最有力候補として誰にでも名指しできるのは米軍とCAIである。それが正解だ。
シリアの反アサド派武装集団も、宗派対立をあおって武器と資金を与えて暴れさせているものだ。だから一国の合法主権者アサドをかつてのフセインやカダフィと同じように悪の独裁者にしたてて、転覆にやっきなのだ。ヤツらは中東地域全体をがたがたにして、一時的に自分が放った勢力に占拠させ、そこを第二イスラエルに最後はもっていく計画なのだ。
それを見抜いて無用な対立と消耗への巻き込みに利用されるのを嫌ったロシアが、「ISをたたく」という米主導の嘘のスローガンを利用して、本当にISと反アサドは拠点に空爆しミサイルを撃ち込んでしまった。連日ISはかつてないダメージを受けた。反アサド拠点も同じくやられた。ISを送り込んだ主犯はロシアの思わぬ行動に激怒した。ISと反アサド一派とつるんで彼らから石油を輸入していたトルコともエネルギー供給を止められた。
「中東に混乱を」という暗黙の合意で行動していた有志連合は、ロシアにかき回された結果になった。だが、「ISが混乱の原因だ。彼らをのさばらさない」という看板を掲げている以上、ロシアのISたたきを正面からは非難できない。自分らの邪悪な目的のために用意した偽りのことばが、自分の首を締めることになり、そのイライラがついにトルコによるロシア軍機の撃墜になった。
ヤツらがロシアをヨーロッパ戦線に引きづりこんで消耗させようという目標から、フランスで911と同じようにフラン人という自国の人を犠牲にしたテロを起こした。フランスではこれを理由に「テロとの戦争」を宣言し、米国と同様に非常事態法と大統領への権力集中をできるようにした。ISをはびこらしたシリアのアサド、アサドを支援するロシア、そのロシアに対する警戒強化をNATOがする。EUに反ロシアキャンペーンを強めようという流れをつくるためだ。
だが、この愚かな作戦は見えすえていてロシアはまったく乗ってこない。乗ってこなければヨーロッパでの戦争惹起はできない。ということで、トルコにロシア軍機撃墜指令をした。トルコはロシアルートでのガスエネルギーが止まるリスクも覚悟での指令実行だったのだが、それでもロシアは乗らないだろう。このような露骨な挑戦をいちいちまともに付き合っていたら、戦争は何度も起こっていただろう。
ヤツらのもう一つの当面の課題である、東洋での日中戦争惹起だが、これは中国が乗らないだろう。忠実カイライの見本のような安倍は、先のAPECで米国から容赦ない指令を受けた。戦争法案を通したのだから、南シナ海での自衛隊による中国挑発をやれと。さすがに、安倍は即答はしていないようだが、時間の問題だろう。もともと戦争法案はこのために通したのだ。
安倍はフランスと同じ指令を受けている。つまり、戦争できる状態化を急げということである。表面的にはいつ起こるかわからない「テロとにたたかい」にそなえるとする。中国やロシアをテロ支援国家として、中国、北朝鮮、ロシアとも戦争する気だ。
緊急事態法とか共謀罪の準備をもくろみ、マスコミに露骨な介入をしている。金子勝が「戦争への狂気が襲っている」とはまさに今の事態を突いているのだ。
「一億総活躍…」などというのは、先の戦争の企みのときに発したことと寸部同じだ。
◆日本(人民)を徹底的に壊すのが主人から安倍への指令だ
「日本を取り戻す」というのは安倍が選挙で掲げたもの。誰から。ヤツらの指令を徹底的に冷厳に実行できない半端なカイライから、安倍のような忠実で容赦ないカイライに政権をゆだねるようにする、ということだ。
真逆のことを息を吸うように、平気な顔して、ぬけぬけと言葉巧みにいえること。これがいま主人がカイライに求めている要件だ。その点で安倍は合格だろう。
安倍は日本を壊しているのであって、決して経済の再生など目指していない。日本に生活する人民の安寧な生活を実現することなどではない。日本経済もほとんど壊滅状態だ。人民の生活はかつてない厳しさになっている。消費税は絶対あげるが、財界にはすでに先行して税率を下げた。低所得者を救うために軽減税率だとかいうが、低所得者を大量に作ったのはヤツらだ。安心して働けない日本にしたのはヤツらだ。
ところん壊しておいて、「いま予算を組んて対策するのが緊急…」というほど厚かましい話はない。主犯であるヤツらはいかに真逆かがわかる。
同様なテーマで、かつて「設けて何が悪い」と話題になった村上を不正相場操縦なんたらで捜査というニュース。世を覆うギャンブル経済は、地球支配者たるヤツらが世のカイライを育成する目的でつくって操っているもの。ここに参入した不労所得に目がくらんだ犯罪人仲間での意地汚い小争い。
カネに取りつかれたことが犯罪の一担。そのギャンブルの世界では「相場操縦」は当たり前の彼らの仕事そのもの。そもそも欲目を拡大させるため、正気を奪い取り、カネを吸い上げるのを目的にして作られたもので、賭博場でのオヤの利権をおびやかさないための「法」は、オヤによる「相場操縦」特権ともいえるもの。つまり、オヤ=ヤツらによる相場操縦そのものがギャンブル市場なのだ。
そこに成り上がりの小物が証明もしがたい「相場操縦」の疑いがある行為をしたなどというのは、ただの先輩顔した連中のやっかみといじめに過ぎない。人民にはかかわりのないことだが、問題はこうした小競り合いの一部が意味ありげに話題になるときには裏がある。現在進行形で巨大経済悪が進行しているのを覆い隠するためである。おそらく、安倍らがやっきになって進める戦争経済に関係があるのだろう。
米国財務が破たんし、日本の財務が破たんしており、それをチャラにするための工作が進められているのだ。デノミだ、金融封鎖だ、戦争だが起こってもおかしくないことを裏付ける話題でもある。
また、言論封圧を象徴するようなことが話題になっている。それはTBSの「NEWS23」キャスター降板。安倍の戦争法案が通っても、圧倒的に多くの人が賛同していなのだからこれからも言い続けていく必要がある、という意味の発言に対し、産経と読売がなんと名指しで全面広告をだした。
いうまでもなく、安倍の差し金であり、安倍カイライの背後組織集団である宗教集団数派が電通らと起こしたものだ。言論をたたかわす、ということではない。先に指摘した通り、気に食わない相手に対して有無を言わさずに圧力をかける、言論を封じる行動だ。TBSも言論でたたかうことをせずに降板させた。安倍らの行動に屈し、同列であることを宣言したようなものだ。
安倍らと一体でマスコミ面からの不気味な戦争惹起をたくらむ電通が、1年前にAGF(味の素ゼネラツフーズ)の限定版のWEB用「コーヒーブランド・ブレンディ」のコマーシャル映像を作った。今年9月に自画自賛的に『スパイクスアジア2015』広告賞銅賞を得たという。
この中身が問題だ。話題に上がったときにはyoutubeなどで見れたのだが、現在はかたっぱしから電通によって世界的規模で削除されているようで見れないのだが、すごい内容といっていい。ヤツらがもくろむ家畜としての人民奴隷状態をモロに想起される内容だ。「挽きたてカフェオレ『旅立ち』篇」というタイトルだが、AGF側は「牛の擬人化で努力と達成感が強調される」のだという。
登場する人物全員が飼育されている牛とおなじく鼻輪を付けている。制作に表の意図はどうあろうと、人間に対する侮辱は安易に許されるものではない。奴隷が奴隷に気づかずに、期待され与えられた主人のためのテーマを、素直に受け入れ、達成のために努力する。達成すればご褒美にもあずかる。舞台は高校の卒業のようだ。男子生徒は闘牛場あるいは食肉工場へ(いき食材に)と進路が与えられる。女生徒はおおきなおっぱいで濃い牛乳を多く出すことを求めるられていることが暗示される。
何より創造性をもとめること、人間の尊厳を大切にすることが描かれるべきものなのに、その真逆を映像化し、忠実な隷属、与えられた条件の中での努力がさも、美しくおおきな感動や幸せであるかのように描き、称賛する。まさに、ヤツら権力者の邪悪な、ぞっとするような、おぞましい挑戦的な映像だ。
初めに外国から批判がでて日本でもサイト炎上があったようだが、何よりもその後削除しまくり何もなかったかのごとくする。この手口も1984の史実記録官の仕事を思わせるものだ。
ついでだが、ヤツらの片割れである悪知恵一派の策も同時に急速に遂行されていることに触れる。マイナンバーとマイクロチップとTPPだ。
人民自身にとって何のメリットもなく、邪魔で面倒な手間だけが強要されるマイナンバー。これはヤツらが人民を奴隷とみなして、その全員に施そうとしているマイクロチップとつながって完成する。安倍は主人から命令されているので、マイクロチップの導入は必ず実行される。
マイクロチップについて、米国ではオバマケア(米医療保険改革法)で義務付けされる。たかが盲腸の手術でも数百万円(例として全額550万で「調整」があって111万の支払い)を要するなどといわれる米国で、さも日本の医療保険のように安い料金で医療が受けられるようになるかのようなうたい文句で実現しようとしているのだが、千ページを超える草案は米国では議員も含め誰もまじめに読みもしないという。911のときの愛国者法もおなじだ。
それを真面目に読んだ人がいて「1014ページに2017年までに全員にマイクロチップを埋め込む」と書いていることを暴露した。だが、マスコミを牛耳るヤツらは報道しない。日本ではもちろんだ。口コミや削除しまくられるインターネットで少しずつ人民に知られてきた。奴隷化管理に欠かせないツールだとする。しかも、マイクロチップは個人についての情報ばかりか、GPSでの位置情報とか遠隔操作をすれば、体内に埋め込まれたチップから毒を出すことができその人の思考をコントロールし殺すこともできるのだという。
まさに奴隷、家畜一元管理の道具である。このようなことが邪悪なヤツらはまじめに開発し、社会保険だ、ワクチンだといって偽って実行しようとしているのである。
安倍がやらないわけがない。
TPPだが主導の米国ですら通らないかもしれないと今は懸念されているにもかかわらず、安倍が呪われたように一心に既成かしようと走っている。
TPP犯罪の主点はすでに何度も指摘したとおりなので、ここで重複はしない。TPPの食料輸出入問題では多くの人から指摘されているように、安価な食材が怒涛のように世界中を動き回る。
当然に農薬まみれ、保存剤まみれ、遺伝子組み換えまみれが世界を覆うことになる。人間の口に入るものが大手食品グローバル企業に支配される。つまりヤツらの意図そのものだ。
食料の安全を保障するものなどないのだが、悪知恵一派は食料と医薬品で人類(人民)の大量消滅をもくろんでいる。世界の食料を一元的に管理する野望がTPPの重要な側面。
食い物については、人民は死活問題である。ヤツらの意図を許してはならない。自己の生命防衛は地産地消を貫くことだ。地球全体が農薬まみれに汚染されている中では、それでも安心が保障されるわけではないが、人民は自分の食材を自分で選ぶことが必要だ。
生活苦で安い食材に目がいくのは避けえないが、それでも可能な限り意識しなければ自分の生命は守れない。おいしいものを食いたければ、現地に行け。行く費用と時間がとれなければ、あきらめろ。地元で人々が目の届く範囲で作っているものを口に入れろ。人民が地元の生産者と一体になることで互いを防衛することだ。
◆ヤツらの策謀遂行の歯車に加担が強制させられている接点の現実をあからさまにせよ
内外の現在の情勢は相当やばい。世界を巻き込む戦争前夜の様相だ。国際的には、幸いにもロシアや中国の首脳陣が戦争惹起の挑発に慎重な態度だ。だが、ヤツらの焦りもつのっていて、挑発行為はすごい。アフリカで広範に展開している中国の行動を狙い撃ちした謀略機関の「テロ」(マリでのテロ報道など)。タイでの市街テロ、米国内での突然の遊撃テロ、飛行機爆破予告、ロシア国内でのテロ、靖国での爆発物騒動、等々すべてがつながっている。
人民の正気を狂わすためだ。フランスの大統領の発言でもあるように「戦争」が行われているという「異常事態」なのだ。なしくずし的に「戦争状態」が世界を覆う。日本も含めて。人民を異常事態にさらすことで、人民委ストレスをあたえて、落ち着いた正常の思考ができないようにしている。ヤツら主犯や安倍のようなカイライが自在に行動できるのは、人民が正常な思考を停止しているからなのだ。
中国やロシアにもヤツらのネオコン戦争屋一派のスパイ、謀略機関の一員が多数潜入している。各国の中枢機関にも無数に潜り込ませている。日本の安倍のように表だったものばかりではない。現在の中国やロシアの政権内にも、裏勢力が大きな影響力を持っている。だが、現在の力関係ではヤツらが主導権をにぎっていない。だからといって、世界の人民がよりどころにしていいような人々が主導しているのではないことは、忘れてはならない。
たとえばロシアが戦争の挑発に乗らないといっても、すでに国主アサドが認めているという状態でも、他国シリアに軍事基地を置き、シリアという領内を空爆したりミサイルを撃ち込むのは、すでに侵略だ。やってはならない一線を越えている。他国や多民族にたいして侵略するという行為はとほうもないうぬぼれであり、人間として絶対にやってはならないことに気づいていない。犯罪を犯しているのだ。
自ら大きな国家権力を保持しているのであればあるほど、無用な争いの連鎖を断ち切る道を貫かねばならない。
一方の米国はヤツらの私的暴力機関として世界中でやりたい放題暴れまくっているときに、それでもいいのかという意見をよく聞く。前回にもとりあげたことだが、人間原理にもとづいた「戦争を内乱に転嫁」という考え方を実行するしかない。国内に人民権力をつくりあげ、それを各国に広げ連携していくことだ。その国の人民でもある「実行犯」が刃を本当の敵に向かうことこそ必要なこと、正しいことと導いていくことだ。
一握りのヤツらの手先はいろいろな権力機関、権力機構に配置されたカイライ。たとえば安倍らは、何十年から何百年かけて育成された特別なヤツらの子分だ。裏切りは一族の抹殺。続ける限り富と存続が保障される。
だが、そのカイライの周囲に集まり、カイライから支持を受けて、人民に直接接して「邪悪な人民支配の政策を実施」する末端の手先は、数が多いだけに多くの奴隷である人民を巻き込んでいる。構造的にそうならざるを得ない。
人民自身が「人民を支配する機構の一角」にとりこまれ、それを仕事として毎日業務遂行している。仕事に欠陥や不具合があれば、それを人民自身が穴埋めする。人民支配の強化のために、末端配置された人民自身が、仕事として知恵をしぼり、より強力なカバー策を作って、自ら実行するのだ。
人間原理にもとづいた「戦争を内乱に転嫁」という人民本来の考えを、これにあてはめれば、人民自身が自分の職場、自分の地域、自分の家の中で、どのように歯車として一端を担わされているかに気づくはずだ。普段、正気を失わされて気づかずに、いや逆に仕事としてそれを生きがいやほこりに感じていたことのひとつが、実はヤツらの巧妙な犯罪のほう助や加担だったことに気づくはずだ。
例えば、政党も含め政治家(政治屋)の活動組織で働く人びと。例えば公務員。中央政府でも地方政府でもそこで働いている人々の多くは人民自身だ。例えば大企業の社員。正社員でも臨時社員でも契約社員でも同じだ。当然中小零細の事業体に努める人々も同じだ。どこの場所でも密接に人民の底辺の生活に密着している。そこでは「一円でも多くの利益を得る」「一円でも少ない予算で多くの効果を実現するため」日々奮闘している。
世界的企業であることに酔い、他国の安い労働力開発に嬉々としていないか。
食品会社では、人間の健康をじわじわむしばむ添加剤や防腐剤を開発し使うことに加担しいないか。「うまい」「安い」「かんたん」「どこでも」を売りに、毒入り食材加工に加担をしていないか。
薬品会社では、石油から精製した人間におおきな副作用としての害が及ぶことに目をつぶった薬品の開発と多く発売することに加担していないか。
その目的を達成するために、人民自身に犠牲を強いることをしていないか。地球に負荷をかけたり、他国の人民の阻害になっていることをしていないか。カネと欲得の盲者につい陥っていないか。楽をしたり不労所得をすることに気が動いていないか。
「競争に勝つのが当然の至上命令」と信じ権謀をしていないか。人気のTVドラマ(小説)「下町ロケット」「半沢直樹(ロスジェネの逆襲)」にみる理不尽と不当をめぐらしていないか。このドラマの人気は誰もが身近で似たような策謀を感じ、疑問を感じているからだ。現実には加害者は、取引停止、資金停止、悪評偽造などの加重脅迫を恐れ、存続のために一方的に泣かされる。人気はドラマでは泣きながらも正面から口にして巨圧に立ち向かうので、自分の代わりにウサを晴らしてくれる痛快さがあるためだ。
社会でいう金持ちへの憧れを家庭で子に吹き込んでいないか。社会でいう金持ちは犯罪者なのだ。金持ちは本来生産者や消費者に帰すべきカネを合法と称して不当にぶんどっている強奪者だ。人民を犠牲にした汚れたカネをため込んでいるのだ。ギャンブル市場での投資家はため込んだカネを使って、全人民に大きな影響と危機を及ぼす人民を犠牲にした賭博行為をしているのだ。
「正義とたたかう」という幻想に惑わされて暴力や残忍な人殺しシーンの多い映像やゲームを野放しで自分の子供が見るのを許していないか。技術としての戦闘能力だけを買われてヤツらの望む人民弾圧の戦闘員の予備軍にされていないか。子供に説くべきなのは、たたかうべき本当の敵は誰なのか、人民を奴隷として支配しているヤツらとたたかうことこそ、ほんとうのたたかいであることだ。人民の敵とのたたかいこそが課題だ。
お笑いの例を見てみよ。立派な職業だ、芸を追求した芸人だ、よく勉強していてあろうことなら子供をそうさせたい、などという声も聞く。しかしよく考えてみてほしい。
一億総白雉化政策の一環でTVメディアを利用して実行している下劣な作戦の一つに過ぎない。百パーセント支配者の意図で作られスポンサーが付き、芸人が選ばれシナリオに沿って演じるコマとして使われる。彼らの総意や工夫のすべては制作する側の意思に沿い、それを補完し、新たな装いを演じられる点でだけ評価される。人気は作為的に作られる。意図に沿った芸人がのしあがり、破格の収入を得ることもある。
人間の創意と工夫、研究と鍛錬がマインドコントロールとして利用され、その百パーセントが人民支配の思考的檻として作用する典型である。人気が落ちるのは、制作の意図に背くようになったときだ。そのときは鼻紙を捨てるようにポイだ。
一時的な欲目にくらまなければ、人間としての尊厳を少しでも考えれば、子供にお笑いになることなど望まないだろう。
今日の社会での人民一人一人が、素直に、冷静に現実を直視したときに、本来の人間としての在り方として「異常」と感じなくなったことが多い。感じなくなったのはヤツらの意図によるものだ。
それを改めて感じ取るのに、下記の人間原理の視点は役立つはずだ。
・ひとを不愉快にさせたり、迷惑をかけないこと。
・カネの盲者、欲の盲者にならないこと。
・子孫に負荷をかけない、未来にツケをまわさないこと。
・戦争の禍根を解き放つこと、他国へのよけいなお節介をしないこと。
・人間の尊厳をもって生活できるようにすることへの貢献。
ヤツらによる人民支配体制に終止符を打つためのたたかいは、実は遠くになるのではない。全人民の身近に深く存在している。それを発見し、暴露し、ひとりひとりがその歯車をいっせいにとめることが、寄生虫としてしか生存できないヤツらへの決定打であるということである。
絶対的なヤツらの支配体制を打ち破る新たなたたかいのキモは、人民自らの目の前にある。全世界の人民はつねにひとつであり、ヤツらには連携して打ち勝つことができる。人民の希望は必ず実現する。