記・国民B(2015.2.20)
■安倍の秘密保護法、集団的自衛権、マイナンバー制がすべて暗黒ファッショ世界につながっている

◆目の前のタマ・ホームCMとSAMSONGのスマートテレビニュースの暗示はJ.オーエルの「1984」のテレスクリーンだ
 以前に韓国LGが自社で開発した携帯電話にひそかにバックドアを組み込んでいることを紹介した。携帯を通じて会話を含む個人情報を自らのサーバーに送り、それを保存解析している紹介した。LGは「プログラムのアップデートである程度機能を制御できる」と言い訳したそうだ。
 それだけでも背筋が凍るような話題だが、こんどは、2015年2月韓国SAMSUNGが製造発売するスマートテレビがテレビの前での音声を、サーバーに送信しそこで保存し分析の対象にしていることが話題になった。(すでにLGのスマートテレビについて同様な問題が2013年に起こっている)SAMSUNGは「画面にマイクのマークが出るので使用者に警告はしている」と説明しているという。
 日本の三沢基地も関与しているという、米国のNSAが主導する世界的諜報機関の運用するエシュロンは、インターネット・メールを始め、電話での会話、ファックス等のすべての通信を傍受解析し、瞬時に「テロ」などの犯罪行為を暴き、国家の危機に対応しているという。少なくとも数十年も前から。
 SAMSUNGのスマートテレビが今回話題にはなったが、これから日本のメーカーからもスマートテレビは続々登場する。それらに同様な機能が付くのは当然だ。スマートテレビとはそうした機能が付いているから、スマートテレビなのだ。別の表現をすれば「未来型家電」とか「家電のネットワーク化」とか「全ての家電を携帯から監視制御する」とか、さも夢の電化製品のごとく紹介しているのがそれだ。
 キムタクと鬼奴のタマホームのCMを見たことがあるだろう。鬼奴が歌うBGMで「電気つけて!」とか、「テレビつけて! 消して!」などと言うと家電が反応する。ウン、リモコンを持たなくても、口で言うだけでいいんだ。便利になるなぁ。こりゃなかなかいいぞ、などと思わせる作りになっている。
 家庭で、誰でもリラックスするテレビもある居間で、何の警戒もなく話をすることが、すべてサーバーに転送され、解析されているというのだ。もちろん、テレビの電源が付いていようとも消えていようとも関係ない。消えてるときに「つけて!」というのに反応しなきゃ無意味だからだ。「電源を切ってれば心配ない」という時代は終わっている。
 こうした機器のまえでの会話、話、つぶやきは「音声だから」それをリアルタイムでテキスト化しているのか、という素朴な疑問を言う人がいる。エシュロンでやっているように、ファックスの画像からもテキスト化をしている。音声からのテキスト化などやさしいものだ。アップルの音声認識サービスSiriはすでに有名だ。米国の「ニュアンス」社だ。
 マイクに向かって話すだけでテキスト文章化するというソフトウエアは、PC用でも数多くだされている。特に障害者に手助けするといって一般化がすすんでいる。
 見逃せないニュースがちょろ出しされている。マイナンバー制が安倍暗黒政権によって施行(2016年1月)が目前に迫った。その情報提供ネットワークシステム等の構築に係る工程管理支援業務がアクセンチュアという外国企業にまる投げされているというのだ。1年前に落札されたものだ。
 国民のすべての個人情報を一元管理することが、当然のことく目の前で実現しようとしている。しかも、それが、国民の海外出入国状況・履歴、国民の不動産登記情報、国民の犯罪・検挙歴、皇室・宮内庁情報、公正取引委員会情報、財務省官僚の人事・給与情報、国民の税申告情報、政府の電子政府進捗度、NHK人事給与情報、日本郵政グループの顧客管理、社会保険庁が導入する新システム等々まで含め、外国企業が根幹を握るというのだ。
 アクセンチュア社がいかなる背景の企業であるかということも大問題なのだが、そもそもこのようなテーマの事業を外国企業にゆだねるということが許されていることだ。暗黒政権安倍の売国性、自分に命令するモノにいかに無条件でハイハイをしているかがわかる。
 アップルはもとより、ここに登場したOSのMSだけでなく、検索のグーグルなど、IT技術の基幹をにぎる企業が「中立」や「個人情報の厳守」をするどころか、権力や諜報機関と密接につながり情報を提供しているのは公式に報じられているとおりだ。
 暗黒安倍も最近いわゆるビッグデータについて、企業がもっと制限なく自由に扱える方向で規制を緩和している。
 暗黒安倍政権は自衛隊を現在の憲法のままで、海外にどこにでも制限なく派兵できるようにするのにやっきだ。米国の手先になって海外で謀略を行い、直接軍事的な侵略と「敵国」の人民庶民の殺害に関与するのだ。凶暴な戦争狂の米軍のふるまいを遠くから支援をしていた時代は終わった。「多額のカネを出す」から「非戦闘地域に派遣し非軍事的支援をする」から、直接的な加害者、戦闘の主犯に躍り出たのである。
 これによって、自衛隊はもちろんだが、日本そのものが相手国から正式に、公然と、敵国として攻撃される立場に昇格したのである。
 安倍の「集団的自衛権」と「積極的平和主義」の真の目的がいまなら誰にでもわかるはずだ。
 暗黒安倍はODAの提供先について、従来他国の軍隊など軍事関連の組織団体にたいしては禁じてきたのを解禁した。そのときの説明で「非戦闘的な使用目的に限定して提供する」と言った。しかしこの説明について野党とマスコミの抵抗はほとんどないように抑えられた。
 コクミンの目の前で堂々と展開される陰謀は、いまや日常だ。軍隊や軍事組織のすべての行動の目的は軍事、すなわち内外の人民庶民への力による圧政、戦闘と破壊、殺害である。例え食糧でも、医療でも、輸送でもすべてが戦闘を目的にしたものだ。安倍のいう「非戦闘」などありえようがない。にもかかわらず、このような言動が当然の理であるかのごとく話され報じられ、決議されていく。それをコクミンは見逃すのだ。
 マスコミに出る解説者や専門家と称する連中のたいていは、現政権の太鼓持ちなのだが、それでも、ここ数か月言われていることは、出演者に「安倍批判はするな」「原発再稼働に反対意見をいうな。そもそも再稼働にふれるな」「アベノミクスへの反対意見をいうな」といことを言っているという。マスコミに安倍の意図を直接にこまごまと言うこと自身が異常な政治状態なのだが、それがいまや毎日のことだと言われている。
 そればかりか、安倍のこうしたヒトラーばりの意図は行政機関にまで及んでいる。昨年に話題になった9条の会が地域の祭りにブースを出せなくなったこと。理由は「9条を守る」ことが安倍政治の意図に反するから、反政府的な主張をもつ組織に祭りの会場を提供できない、というのだ。同様な問題が発生している。
 子供の「平和」をテーマにした絵画展などを地方の施設を利用して開催してきたのを、今回から拒否したというのである。「平和」を唱えるのは現安倍政権に反対する左翼の用語だ、そのような主張の催しには会場を貸せないというのである。
 そして暗黒安倍は「70年談話」を出すのに民間の相談役会を発足させた。このコクミンの目の前でのアリバイ作り。姑息などというレベルではない。中国や朝鮮を始めとする周辺国やアジア、世界に公然とした挑発を、わざわざするというのである。火に油をそそぎ、日本軍の犠牲者の気持ちを逆なでし、戦争惹起を挑発する。
 安倍はヒトラーばりの急激な日本の破壊、戦争国に突き進んでいるのは、いうまでもなく、彼の発案などではない。暗黒に道を開いた秘密保護法、集団的自衛権、マイナンバーはすべて一体なのだ。安倍に命じているものがいるのだ。それを忘れてはならない。
 日本の政治と経済を破壊しつくすのは、同じ破滅に一直線に進んでいる米国の破壊を、相対的に目立たなくするためだ。指令を発しているヤツらは、いま世界中で戦争の挑発をしている。イスラエルとパレスチナ、ウクライナとロシア、エジプトとリビア、そして例のイスラム国だ。これをさらに日本と中国の紛争をさせようとしているのだ。
 安倍はその紛争を止めさせようとしているのではない。積極的に火をつけているのだ。確信的な犯罪を実行しているのだ。
 ヤツらの目論見の一つは、イスラム教の国ぐにを抹殺することだ。イスラム教の国ぐにの団結をぐちゃぐちゃにするために、アルカイダをつくり、いまイスラム国(IS)を作って混乱を拡大している。彼らを創出し、資金を提供し、訓練したのはヤツらだ。イスラエルを作ったヤツらだから、ほんとうは中東でいちばん激しく対立しそうなイスラエルとイスラム国(IS)は闘わない。
 イスラエルは無制限の横暴をつくす。イスラム国も同様だ。無制限の横暴をみせる。目的はイスラム教国家の連携を切り、内乱をおこし、みせかけキリスト教(=ユダヤ教)の実質ヤツらのカイライ政権をつくることである。地球的な規模で見たときに、現在のイスラム教の国ぐにの政権をカイライ政権の色で塗りつぶすことだ。
 ヤツらによる一元的な地球支配の抵抗勢力がイスラム教の反欧米(ヤツらになびかない)色の国ぐにが邪魔だからだ。911を境にしてこの作戦を開始したのだが、十余年経過しても思うようにすすまず、ヤツらはいま焦り、むちゃくちゃな戦線拡大をしているのだ。それにどうしても自衛隊を直接送り込みたいのである。
 自衛隊を自由に世界に展開できない規制になっていたのが、憲法9条であり、さまざまな法令だった。この邪魔を取り除くために、911のときにバカで有名なブッシュを大統領にすえて一気にやったように、安倍のボンボンをひっぱり出したのだ。マスコミでの世論作りとインチキな選挙で実現した。先の選挙でさらに2年の延長を実現した。
 「閣議決定」を憲法の上に置くという強引なやりかたを認めさせ、安倍を通じて障壁となっていた制限をすべて取り去ったのである。安倍は憲法違反どころか、日本を根底から破壊した戦争犯罪人としての罪を歴史に刻んだのだ。
 ヤツらが安倍を通じてニッポンの「整地」を完成させようとしている。
 ヤツらは、衰えゆく破産国家米国の力にくらべ、相対的に日本の力が温存されるのを根底では脅威を感じている。そこで安倍を通じて、日本の経済を破壊し力を弱めることが、二つ目の目的である。売国奴でもある安倍は、命じられたとおりに、日本経済を破壊しまくっている。外国にいけばまず口から出るのは巨額のバラマキとODA。現在GDPはゼロからマイナス成長という破壊ぶりで、みごとと言う他はない。
 ヤツらの人民庶民の目前での堂々とした陰謀の実行を許しているのが、冒頭のスマートテレビにみる事態だ。
 SAMSUNGの米国や英国での報道でも、これはJ.オーエルの「1984」の到来そのものだと報じている。ドイツでは「プライバシーはないと言った方がいい」と。まさに「テレスクリーン」そのものである。ちなみに暗黒安倍政権下ではこの事件をマスコミは報じない。そしてキムタク+鬼奴のようなCFのような感じで「実現すれば便利」の広告や報道が増えている。各所で急激に増加する監視カメラと同じように、コクミンに自らよろこんですすんで導入したいスマートテレビに意識を向けている。
 家電メーカーがこれから主力製品として膨大な市場を夢のように展開するに違いない。
 安倍の目くらましにすっかりはまって、安穏としているときではない。気づいたときにはもう遅いのだ。経済はいつ預金封鎖されるかもしれない戦争経済、テレスクリーンによるプライバシーの消失。ソフトキリングがいま急速に進行して行っているのだ。
 地球を支配するヤツらが安倍を通じて実行していることをみるときに、また人民庶民が目の前の事態について判断をするときに、下記の点を基準にすると、すべての真実がみえる。この観点からヤツらと安倍の悪行を徹底的に暴いていく必要がある。身近な周囲に語り、ヤツら寄生虫に依存しない、振り回されない、ヤツらの影響を排除していることが、明日への希望を開くことを確信する。
 ①ひとを不愉快にさせたり、迷惑をかけないこと。
 ②カネの盲者、欲の盲者にならないこと。
 ③子孫に負荷をかけない、未来にツケをまわさないこと。
 ④戦争の禍根を解き放つこと、他国へのよけいなお節介をしないこと。
 ⑤人間の尊厳をもって生活できるようにすることへの貢献。