記・国民B(2014.12.12)
■あのヒトラーの登場を想起する安倍暗黒政権による選挙の強制
◆米大統領選挙キャンペーンを真似てきた日本の民主主義選挙
ヒトラーは日本の今とかさなるようなドイツの深刻な不況下で、人民庶民があえぎ苦しむのを、逆手にとって登場した。既存の政治団体が政治と経済を打開できないでうだうだしているときに、自分なら突破口を開けるととい「新鮮味と行動力」を訴えた。
ブッシュ祖父らの地球乗っ取り犯らが資金をだし、街の不良をかき集めて制服を着せ、背の高い順に並ばせて行進、トラブルを起こし政府がもたついている間にこいつらが解決する。マッチポンプのようなことを繰り返して、庶民から徐々に注目を浴びる。
国会に放火し「やったのは共産党だ」と宣伝し、あらかじめおとしめる。
そして選挙で多数を得る。見事に庶民をはめる。ヒトラーは「私を選んだのはコクミンだ」と言って己の非道に開き直る。「嘘での百万回も繰り返せばホントになる」といったのもヤツだ。
今回の日本の安倍暗黒政権がやったことを見てみると、まさにこの例にそっている。
安倍が政権に着くや否や、矢継ぎ早に日本の政治と経済を破壊していった。後は平和憲法の廃棄と原発再稼働を含むさらなる日本破壊をすることが残っている。この宗主国からの使命を、より効果的に、さもコクミンの支持を得てすすめたようにするために、にわか選挙をやったのだ。
筆者が「選挙の強制」といっているのは、一般にいう「選挙をこの時期に理由もはっきりしないまま」することになったのを言っているのではない。選択肢のない選挙を言っている。今回の選挙は端から出来レースで、安倍に反対しようがしまいが無関係に「安倍が一方的に勝つ」選挙であるということだ。庶民からみたときにこの選挙の空虚さは、歴史に残るほどのものであろう。
選挙の焦点はアベノミクスだと。本当は経済詐欺より秘密保護法、集団的自衛権、基地問題、原発再稼働などの政治問題こそが優先なのに「経済問題がメイン」ウソを言う。安倍自民党以外はいくら「政治だろう」といっても、かみあったように見えない。まず、マスコミが主従を逆にして報道して肝心な討議をさせない。安倍暗黒政権が実現した目玉「秘密保護法」はこの選挙騒動のどさくさななかで「世界人権デー」に。ひっそりと施行日を迎えた。安倍ニホン以外、つまり海外は日本の景気について宗主国も含めて悪くなっていることを指摘しているのだ。
311直後より悪いのに「景気は良くなっている」と。公務員給与をあげて「賃金はあがっている」と。正規雇用が減り失業率が上がっていて一時雇いが増えただけなのに「かつてなく雇用が増えている」と。そのうえ「好景気の動きを背景に利益を上げられないのは無能だからだ」とAAデュオ(安倍・麻生ヒトラー礼賛コンビ)は叫ぶ。野党と庶民は80~90%が実感が無い、ひどくなっているという。だが、安倍はこの真逆の「叫び」を百万回繰り返せば「真実」だとする。
上下に大きく揺れる経済指標の頂点の瞬間の数字をとらえて、民主党政権時にはできなかった高い株価を実現したといい、何十年ぶりに得られる不況の突破口云々をいう。コクミンは浮き沈みの繰り返しで悪くなっているというのに「完全な突破をするのに、もうひといきなのだから、アベノミクス継続、安倍政権を選べ」と訴える。今「暗い」のは「夜明けのの前夜」だからだ、いつか聞いたようなセリフだ。いままでヤツらこそが、どんどんと暗くしてきた張本人であることこそ問題だろう。
自民党内でも「AAデュオはテレビに出すな」と当初言っていたが、百万回繰り返す必要上出ずっぱりに慣れ、ヒトラーの名言を信じるようになっている。マスコミは早くも「一強他弱」「自民公明300超獲得」と繰り返す。マスコミらは例によって事前アンケートを大々的に展開する。「安倍政権には納得いかないが選挙での選択は与党へ託す」のが多数であると、口をそろえて報じる。
創価学会を完成させた池田は庶民の声を政権に、と公明党をつくった。少数での「与党」であることにこだわった。例えいくら自民との見解の相違があっても、庶民の声との間にはおさまるべき「中間」があると。安倍暗黒政権でこの立場から醜い姿勢を強めてきた。自民はあらかじめ公明への譲歩分を見込んだテーマをだし、公明に譲歩したふりする。自公間の話し合いがコクミンとの論議であるかのようにつくろう。
安倍は「消費税を無条件に10%にする」という。公明は「軽減税率を盛り込めば」という。消費税そのものが不当な詐欺で、撤回以外に本来ないものだ。軽減税率というのは、消費税そのものを正当とみなし、さらに余分な手間と経費をかけるだけのもの。誰が何をどう消費税とするのか、という膨大な、まったく百パーセント無駄な浪費を発生させる。安倍は10%の他にあげた消費税をすべて投じても足らないような「軽減税率」処理に伴う無駄に、うんなどといえば、さすがに詐欺がばれるので、曖昧にする。
野党の候補の訴えをちらり見すれば、自分の現役時代に「自分の努力でこんなことを実現した」と誰にもうなづけない実績を自慢し、長年できもしなかったことを「今度議員に当選すればあれもやれるこれもやれる」と平気で空約束をしている。あわれで寂しい。
尖閣諸島沖の漁船団、小笠原諸島沖の密猟船団、中韓との不仲は、今回の安倍暗黒政権の再選をバックアップするために演じられて茶番だったのではないか。サンゴ密漁の現行の映像はあるのか。各船に往復300万円の燃料費を上回るギャラを払ったものがいて、用が済んで戻しただけではないのか。国内は混乱しているが「近郊国がこんな不正をして日本が危ないのだから、安倍の強い政策が必要だ」と思いこませる演出だったのではないのか。これも、安倍に命令しているヤツとかき集めて船団を動かしているヤツが同じヤツだとしてみると、うなずく話だ。
選挙の開票・集計はまたしてもムサシ(とパソナ)に外注されるようだ。ムサシは安倍家が大株主とのこと。すると安倍と竹中コンビで開票のすべてを握ることになる。「事前投票」管理、投票率管理、無効票管理、白票管理のなかで、ハード的にソフト的にコクミンの投票行為は、ヤツら身内のフィルターをくぐることになる。
「米国大統領選挙」のカラクリが何年も前からすでに明らかになされている。これは実際に投票の集計結果には一切の意味が無く、全体が「民主主義をよそおうキャンペーン・イベント」にすぎないということだ。大統領はずっとまえに決められていて、49:51の拮抗を演出して盛り上げ、最後は49サイドが「敗北を宣言」し引いて終了する。場合によっては裁判をする。だが、先の日本の選挙裁判あったように「再集計をしても結果の大筋に影響をあたえるほどでない」という理由で、うやむやにされる。
日本の選挙で、まだ有効(投票者を納得させるのに)とされているのは、出口調査の結果というものだ。
TVでの開票番組をみてコクミンは当確を知る。だが、ここ数回の選挙では、番組のアナウンサーの開口一番が、今回なら「自公で300議席超」とかいう言葉からはじまる。根拠は、独自の出口調査の結果だと言う。なめられたものである。
「安倍不支持が支持を上回っている」とも報じる。それは当然なのだが、投数を下げる大きな理由になる。投票時間の繰り上げもそうだが、「事前投票」管理でも可能だ。さらに、尋常でない寒波と大雪という「自然災害」すら利用して、分母を低くして安倍再選の合理化をもくろんでいるのだ。さあ、当時の天候はどうなるのか。
出口調査や事前アンケートがそんなに正確なら、そもそも選挙が無駄なのだ。複数の機関が、何重ものアウトソーシングを経て、もっともらしい調査をする。末端での少ない調査結果が何重のフィルターのなかで、どう集計されるのかはだれも知らない。
◆安倍暗黒政権の再選は、安倍の「勝利」などではない。ヤツらの破滅の一ステップに過ぎない
先にも触れたように、特に今回の選挙は「コクミンが自分の首を誰が代表で締めるかを選択する」もので、民主主義のカケラもない悪魔の強制だ。ヤツらの支配をさらに強化する必要からやっているイベントだ。
「投票はコクミンの権利だ、義務だ」などというだましに乗って行く人も、行かない人も、茶かしや、気まぐれ、暇つぶしで行く人も、安倍自民党や公明党には入れないようにさえしたらいい。ヤツらは現在の政治経済の犯罪主犯だから。意識的に、積極的に人民庶民に圧政をしいてきた下手人だからだ。
TPP、原発再稼働、消費税、秘密保護法、集団的自衛権、沖縄基地に反対を表明して行動した候補者にいれるか、白票か、無効票か、棄権を、すなわち「安倍には賛成しない」ことがポイントだ。
だから、当日の集計を見たときの参考として、安倍が再選されたことなどは無視することだ。どうせ出来レースなので意味がない。安倍暗黒政権を拒否し不支持なのか、この一点に注目してみればいい。閑な方は興味があれば、過去の選挙での数字と比べてみればいい。
安倍らが、ぬけぬけと、白昼に真逆のウソをへいきでつき通してもなお、再選するのか。ここに今日の世界が象徴されているのだ。自分の首を絞める代表を自分が選んだのだ。安倍が2年間徹底的に自分をいじめてきた。「続けて政権をまかす」ということは、もっと強力な圧政をしくのを認めたのだ。だから、選挙の結果自身を論じてみても無駄である。生活がひどくなる覚悟だけしたらいい。
ヤツらが意識的に、積極的に、政治と経済を破壊していることが、それでも信じられないというのがいる。候補者の「訴え」を聞けば、ここ何十年も言い尽くされてきた「夢」を相変わらず語っている。聞く方も、彼らの語るキレイ事に、頑張ればもしかして当選させて、少し世の中良くなるかもしれない、などと思っている。これがヤツらの望んだ「庶民」の思いなのだが、根本的な勘違いがある。
911という2001年の号砲が理解されていない。
911以前なそのような、のんきな、平和的な世相があったかも知れない。911の号砲で社会の状態が新たな段階に変容した。
地球を支配し地球の人民庶民に寄生し、人民庶民の思考を乗っ取って奴隷化し、いじめ倒すゲームで快感を得ているヤツらが、奴隷支配のゲームのステージをあげた。有無を言わさず奴隷の数を70億から5億程度まで減らす計画を実行の段階に変容させた。
Jオーエルの1984のように、地球全体を解りやすく一元管理したい。数千年の歴史をかけて、ゲームを楽しんできた。徐々にステップをあげて最終局面に向かっている。西洋から「文明」の名のもとにアフリカ、西アジア、アメリカに陣地を広げた。ネイティブ(現地人)を虐殺していった。911で中東のいくつかの国々を「野蛮なテロリストの源泉地」と決めつけ、国主を血祭りにあげ、そのコクミンをアリンコの如くけちらし、ガタガタにしている。それが現在目の前で堂々と「民主主義」「平和」をかかげて遂行しているヤツらのありのままの姿だ。「ホロコースト」の犠牲にあったというユダヤ人の国家を詐称する「イスラエル」がパレスチナ人に対して、無差別の殺害、弾圧、攻撃を日々展開している。それが目の前で行われているにもかかわらず、安倍ニホンをはじめとして「民主主義」「平和」国家は何のとがめをしない。
ヤツらは西から東をせめ、今太平洋をわたり、極東を支配し、安倍らの暗黒政権を自在にあやつり、そのコクミンをいじめている。ニホンいじめには別の意味が付加されているのも今知らなければならない。ヤツらの本性をまだ理解できない人がいる。ついでに言えば、ヤツらは地球を破壊することなどヘイキなのだ。月や火星まで「宇宙解明」とか「宇宙探検の夢」などとベールをかまして、火星に「テラ・フォーミング」なる改造を実現し、自分は新天地に移り住もうなどというのだ。
誰が考えても、現在の地球を破壊しまくって住みにくくして、住めなくなったら、今住むことができない砂漠の火星を、気が遠くなるほどの時間と手間をかけて地球のようにする改造するというのが、ウソで少なくとも無駄の極みであることが分かる。そのようなことをするなら、現在の地球破壊をやめ、大事にし、住み続けるように気を使うのが正気というものであろう。
だまされてはならない。火星も地球もヤツらによってかつて何度か破壊されてという説もある。ピラミッドのように前文明の遺物が残されている通りだ。現在の地球人がこうしたヤツらの何度目かはわからないが、地球破壊を今度こそ許してはならないのだ。
ハイエナのように、地球のすみずみまで、宇宙のすみずみまで、寄生し、食いつくし、破壊し、宿主に気付かれると多くは自らも死ぬのだが、わずかが生き残りながらも、後を濁しきって、渡りさまよっているのがヤツらの本体なのだ。
ニホンの宗主国米国もヤツら寄生虫のような地球乗っ取り犯に支配されているのだが、長く便利に使ってきたがゆえに、その米国が深刻な危機に陥っている。国家破産の危機だ。ヤツらにとっていくつかの国が破産したり消えることなど、蚊に刺されたようなものだが、米国を命令されて直接動かす手下どもにとっては、ここまでくると放置できない。
ドルが基軸通貨として通用しなくなってきたのだ。そこで総体的な見せかけの価値を保つための策として、卑劣なヤツらの考えた。ロシアのルーブル、日本の円、中国の元などをおとしめることである。ウクライナでロシアをはめてロシア制裁を始動させルーブル下落をもくろむ。日本と中国には戦争を惹起させて消耗疲弊させるというアイデアである。
安倍に命じているのは、日中の対立をあおり、戦争に持っていくことなのだ。安倍を日本にすえ、この2年をかけて、コクミンの目の前で着々と閣議決定を憲法の上まで格上げし「秘密保護法」「集団的自衛権」「沖縄基地」「武器輸出」を進めてきた。戦争経済時に海外からの石油エネルギー輸入ルートの脆弱性が問題になるために、必死に「原発の再開」をもくろんできた。こうした準備が「普通に」実行できるようにするために残ったのが「憲法改定」だ。この残った仕事を完成させるために、強制を実行したのが今回の選挙だ。
安倍と安倍や宗主国に指令を放つヤツらの犯罪は、この選挙というイベントを通じて繰り返される。犯罪の証拠が次つぎと明らかになるともいえる。だまされたままの庶民人民ではなく、ヤツらの思考監獄からの脱出の材料を与えてくれたともいえる。
このたびの選挙で、例え安倍でないどの党が勝とうが、根本的な変革はできない。安倍らは先の選挙で「日本をとりもどす」というスローガンを掲げた。「民主党がそこまでいうのならやらせてみたらいい」と成立した民主党政権。しかし鳩山が描いた政策は何一つ日の目をみなかった。小沢は保守の総力をあげて政治生命をはがされた。何人かの死者も出た。そこに311が。
安倍は「二大政党による拮抗政治」は何も決められず不安定にするだけとして、公明とつるんだ絶対多数による永久政権こそが大事と教訓を得た。つまり、戦後の自民党一党独裁政権を「自民以外の政権」から「ぶれずに、永遠に独裁が実行できる政権を取り戻す」ということで、それをここ2年間で下準備をし、今回の選挙でしあげるという意味もあったのだ。
このような政治詐欺師たちのもとで、またそれと同じレベルの幻想に振り回されている野党のもとで、ニホン政治等どうみても期待できるものではない。
国際的にも、国内でも、こうした乗っ取り犯による政治と経済破壊に癖へきしている者、911以来の何の容赦もない庶民人民いじめの流れ、ファッショ化の本質を見定めている者も増加している。
寄生虫のヤツらは被支配者の思考操作にはたけてきたが、仕組みに気付いたものの人心にはうとい。宗主国米国内ではさまざまな本質ではない理由を表にして、事実上の暴動が頻発している。
大事なことは、絶対に人民庶民同士での争いにくみしないことだ。ヤツらの手口は、人民庶民を脅迫し、ストレスを与えて、思考をねじまげること。尖閣しかり、小笠原沖しかり、ヘイトスピーチしかり、すべては支配するヤツらが仕組んでやっていることだ。ヤツらの政治支配の最も大事なのことは分断支配、人民庶民自身の対立だからだ。
すべての怒りをヤツらにこそ向けるべきだ。ヤツらとは世界金融資本とグローバリズム世界企業連合(ともろもろ:別項参照のこと)だ。ヤツらの利益にならないこと、ヤツらが意図しないことをこそ考ねばならない。
ヤツらの意図と真逆のこととして、下記のようなシンプルなことが核になる。
子孫に負荷をかけないこと。
ひとを不愉快にさせる迷惑をかけないこと。
戦争の禍根を解き放つこと。
カネの盲者、欲盲者にならないこと。
人間の尊厳をもって生活できるのことへの貢献。