記・国民B(2013.12.29)
■誰が犯罪者でありテロリストか
「毎日報じられるニュースに、ヤツらの公然たる陰謀、目の前で堂々とかまりとおる陰謀、ヤツらがぬけぬけと人民をバカにしいじめぬく暴挙、民主主
義を語りながら人民を苦しめる圧政、人類史がいよいよ新たな帝国=世界的な新奴隷制を実現しようという巨悪の陰謀を暴く切り口で書いてきた」と、前回に述
べたのだが、その後のここ半月を振り返ると、ほぼ毎日ヤツらのとどめのない暴走・横暴が続いている。まさに、日本人民は現在かつてない危険な権力者からの
圧政下にある。
先に述べるが、この実態の背景を冷静に認識し「私支配する側」につく、あるいは無意識に「お上にたてつかずに従っていく」という立場の人には、この「追
撃者」は無縁だ。恐らく暗黒法(秘密保護法、共謀罪等)の網にかからないようにみえるゾーンの住人だ。どんなときでもこの種の人はいる。この人々はそれで
も大きなくくりの人民の範疇によりそいたいのであれば、闘う人民への足の引っ張りさえしなければいい。もし誤解とはいえそのような行動をすれば、たちまち
多くの人民からそしられる目に合うことは覚悟しなければならない。
日々強まる圧政の日本では、いやでも自分の姿勢が問われていく。あいまいな姿勢、あるいは「良くわからない」「難しいのはいやだ」として暗黒法に距離を
置こうとすることが、結果的に暗黒法の成立をサポートしたのだ。ともかく、ヤツらに手を貸すことだけはしてはならない。
ここ数日間の間にも、空恐ろしいヤツらによる公然の陰謀がズンズンと音を立てて進行しているのだ。短期間のうちに多くをすすめていくというヒトラーが世
に出て政権をのっとるまでのスピードと似ているのが、気分を一層悪くする。
いくつか羅列してみよう。「石破のデモをテロ発言」「石破報道させない権利発言」「石破報道自主規制すべき発言」「共謀罪創設発言」「武器輸出三原則制
限廃止宣言」「韓国への弾薬一万発提供」「最大規模の赤字財政宣言」「自衛隊が米国から巨額の武器買入れ(2014-2019年で総額24兆6700億
円)」「沖縄を一千億円の上乗せで買収」「TPPのISDS条項承認」「原発再稼働宣言(核所有の権利を破棄したくない)」「労働者派遣法の一挙改悪」
「猪瀬都知事辞任追い込み」「靖国参拝」「北朝鮮の政敵即刻処刑」等々だ。TPPが年内の妥結が内輪もめで延期になっていることぐらいが、ヤツらのスケ
ジュールから外れただけである。
よくぞここまでやったものである。以前なら場合によっては数年かけてもできなかったことだ。
某自民党総裁が暴走しているというが、石破は幹事長の立場どころか総統のような不気味な発言を平気でしている。政治的な発言を禁止されている天皇までが
「先の戦争で尊い310万人の犠牲がでた。そのような戦争はまっぴらだ。平和憲法を守ることこそが大事」といってしまう事件を起こしている。日本を牛耳る
官僚や検察、財界は某総裁を押し上げ、誘導・プロパガンダ機関になりさがったマスコミはアベノミクスという詐欺を、こりずにも推し進めている。
マスコミが犯罪的なのは、誘導に徹するだけで、某総裁の意図にマイナスになるようなニュースを報道しないことである。それは上記のような日々推し進める
人民抑圧の政策に対して、反対の発言や行動をしているニュースを絶対に報道しないことだ。素直にそれらの政策が人民の利益にならないことを発言し行動して
いる組織・団体、個人は多くいる。
某総裁が子分を送り込んだNHKでは報道の姿勢に変化が出てきている。たとえば普天間問題では、上乗せ一千億円(表の金額。裏の工作費はいかほどか)の
買収後、先に賛成派を数名登場させ、後に反対派のこえを付け足すようになった。少なくとも上記のような問題については、以前は逆だった。圧倒的多数がお
もっている反対派の意見こそ先で多く紹介するべきだろう。
日本時間12月10日の早朝に米国アーカンソー州にある原子炉が爆発炎上した。今も第一核施設爆発炎上の放射能被害が広がっているのだ。しかし日本の
TV新聞はいっさい取り上げない。このニュースが、原発を再開させようとする某総裁の意図に水をさすのは明らかだからだ。
12月23日、ユーロではヨーロッパの公立病院で来年5月以降に生まれる子供たちすべてにマイクロチップの義務付けを決めた。米粒ほどの大きさのIC
チップを皮下に埋め込み誘拐や行方不明防止のだという。この驚くべきことを報じない。マイクロチップの埋め込みが「陰謀論者の根拠のない噂」などではない
ことがバレてしまうからだ。
12月26日、米国ニューヨークで十代の子供たち数百人がショッピングセンターで略奪・破壊の暴動をおこした。しかし日本のTV新聞は取り上げない。反
政権の機運をうながすかもしれないし、権力の基盤の弱体の実態を知られてしまうきっかけになるかも知れないし、米国全土で連日仕事と食料を求めて騒動が起
こっていることがばれてしまうかも知れないからだ。
日本を牛耳る連中がこぞって某総裁を支持していると書いたが、さらにその日本を牛耳る連中を支配しているのは国際金融・グローバリストである。日本人を
徹底的にいじめ抜き、沖縄のサンゴを虐殺し飛行場を作ろうなどとする連中は当然だが、少なくともこころは日本人ではない。世界を支配するこの連中は当然日
本人など働き蜂として、奴隷として、支配し略奪し寄生する対象としか見ていない。
そもそも一円でも多く利益を得ることを史上の、究極の幸福とする妄者であり、すでにこころは人間ではないのだ。身体的に人間に見えるから混乱しがちだ
が、この魂と思想とこころは、非道そのものであり、人間として許されないものである。
地球の人民を支配するヤツらが日本をいま思うがままに支配しているのである。だが、支配者としての余裕からかこの連中にも欲の遂行方式でいくつかに別れ
ている。被支配者に対しては強固な一致をみせながらも、遂行の手段をめぐる対立がある。
某総裁が靖国を参拝した。取り巻きは喝采した。天皇は批判した。中国、韓国等は激しく反発した。米国は強い懸念を発した。あれっ、某総裁に命令をしてい
るのは米国ではなかったのか、と気づいた方もおられよう。
まず、米国というのは正しくない。米国をのっとり支配している連中(の一部・一方)というのが正しい。米国は民主主義国で、米国民が選挙で人民の政権者
を選び、政権を運営しているなどということは、まったくないのだから。日本と同様に米国の政権や財界やらを支配の道具として動かしているのは、同じ連中な
のだ。非道な犯罪人集団なのだ。
米国が日本をはじめ世界に寄生して収奪して得たもののおこぼれを米国民に少しだけ流して、そのおこぼれを得た連中が「米国の世界一の反映」の夢を見てい
ただけである。その夢は911を境に急激にさめていき、統計局は2012年の家計調査報告では、米国人の15パーセントが、貧困層に属する生活をしている
事態になっていると発表している。公式なこの発表では貧困層の数は、1年前より約30万人増え4650万人となったと。
就業可能人口の半数に仕事がないと言われている。破たん(デフォルト)の直前の米政府の国家財政のめどがつかずにフード・カードの更新が停滞して米国全
土で大騒ぎになったのは、つい先日だ。公園は日本のブルーシート同様のキャンプ生活者であふれている。米国では実際に連日暴動のような騒ぎがおこってい
て、いつ大規模な隠しきれない内乱が起こるかもしれないと言われている。
こうした状態を国際金融資本・グローバリスト連中は承知している。
落ち目のブッシュらに代表されるネオコンのテロリスト犯罪一派、最近まで主導権を持っていたこの連中が某総裁派とつるんで、戦争を惹起し、ガラガラ・ポ
ンをもくろんでいるのだ。国家予算の700年分の借金を誇る米国と、1000兆円といわれる国家財政借金をかかえる某総裁の某国は、矢つぎばやの戦争一直
線の政策をバタバタと進めているのだ。
膨大な借金を戦争のどさくさでチャラにし、同時に人口抑制と称して数十億人の抹殺をやるという気なのである。某政権の「積極的平和主義」の発言の真意が
ここにある。一方のヤツらのマスコミ「ニューヨークタイムス」では「靖国参拝をする安倍首相の日本は平和主義から離脱した」といっている。誘導専門の日本
メディアは70~80%が支持しているとやりあう。
世界支配のもう一方の派はやや穏健なよそおいで本性を隠している。ネオコンはの動きがあまりにも目に余るために、ブレーキをかける結果になっている。も
う少し穏やかに、もっと利口に地球の支配をしたいというグループだ。衰えゆくネオコンの最期のあがきを代表する某総理対ブレーキ派のさや当ては続く。つい
でだから、もっともっとやってほしい。やればやるほど悪が深まり人民の眼に明らかになる。
表舞台の代理人はオバマである。某総裁の靖国参拝に懸念を表したのは米国民でも米国でもなく、この反ブッシュ派である。ブッシュ派がネオコンがんじがら
めの駐日大使館に自派からケネディを送り込んでいる。
TPPについては「年内妥結」を望めば米国の議会でも話題を隠しとおすわけにはいかず、論議になったが、少なくとも現在のままでは米国の自動車などの産
業は賛同できないということで6割程度の反対にあった。ネオコン派がいかに陰険で焦って暴走していたかがわかる。TPPは年をあければまた論議になるだろ
うが、すでに売国を決めてしまっている某総裁のもとでは、よほどの人民の行動が起きない限りくつがえす結果にはならないだろう。
北朝鮮の粛清事件は、結果をみれば某総裁に大きな支援を送った。まるで、某総裁がさまざまな重要案件をいっきに実現するときに、それを知っているかのご
とく絶妙なタイミングで目をそらせてあげた。「北朝鮮があんなに危険なんだから日本の秘密や防衛をもっと」「北朝鮮の危ない政権は自制がきかずに日本を攻
めてくるかもしれない」という雰囲気をつくりだすのに、大いなる貢献をしたのだ。
「北朝鮮は独裁国家で日本は民主主義の国家だから、そんなことは全くあり得ない」と刷り込まれている多くの人から見るとこの説明は理解できないかもしれ
ない。だが、その幻覚から覚めよ。刷り込みから離れよ。マインド・コントロールから自らを解見てるかもしれないが、同じであることをこそ見よ。
北朝鮮の独裁の根拠に「世襲」がある。現在の北朝鮮を作ったのは金日成といわれている。これも事実とは異なるのだが、それは別の機会においておくとし
て、その息子金正日が後を継ぎ、いまその子の金恩正である。自らの血統を唯一とあがめ、忠誠を強制している。北朝鮮が初期において人民の革命政権としての
性格を持っていたというのであれば、少なくとも社会主義国家の建設と維持はできなかった。そればかりか現在の独裁的なまさにJオーエルが危惧した「動物農
場」そのものにまでなってしまった。人民の創意性は反映されなかった。偉大な指導者というのは自称で何の内容のある指導実績を残していない。いま人民は塗
炭の圧政にあえいでいる。
某総裁はどうか。吉田茂という独裁者との親戚関係で安倍晋三を親に持ち、ただの世襲者にすぎない。自分への取り巻きの権威を、北朝鮮のような露骨な言葉
を前面に出していないだけである。しかし、明治維新時の長州の閥をタテにいまだにそのときの利権にたよっているだけで、自らが考えてつくりだした人民のた
めの政策などひとつも実行していない。ヤツらにとうに魂を売り、カイライ政権としての政策を忠実に、バカのごとくやっているだけだ。
表ではさげすむ北朝鮮と実は変わるところはない。人民に対する卑劣な対応はその卑劣さが、つまりダマしの支配技術がすすんでいるだけである。「原発0」
の元クンも世襲。元クンと某総裁で、どれほど多くの人民がブラック企業の犠牲になり、職を失い、年越村依存を増やし、郵政自爆の犠牲になったか知れない。
一方はスパッと銃殺、一方は「いっきに楽になどさせるものか」とじわじわ社会的な強制でいじめぬく。
よくみればみるほど、これら、人民の敵は似ているのだ。見かけの違い、言葉の違いにいつまで惑わされているのか。実際にヤツらのやっていることを見てみ
れば、圧政の真実がみえてくる。
犯罪とは、人に迷惑をかけることだ。小さなことも大きなことも、人を貶めたり、危害を加えたり、普通に生きることを邪魔したり、不快なことを強要するな
どはすべて犯罪だ。人間として生きる権利、尊厳、自由を圧迫することが非道であり犯罪だ。
法が先にあるのではない。時の権力者の勝手なルールが先にあるのではない。人の自由と権利が先にあるものであって、それを侵すものは犯罪か無効かであ
る。
某政権が通したような暗黒法は、どこをどうみても非道の犯罪そのものであり、ヤツらこそが意図的な人民に対するテロリスト集団なのである。
真実を知るものは、暗黒法のもとでどうするのか。ヤツらこそが人道を侵す犯罪人であることをしっかり認識し、可能な範囲で慎重に周囲に拡散することだ。
ヤツらのいう共謀・教唆だが、ヤツらこそが悪をたくらみ共謀しているのだ。マスコミを使って拡散しているのだ。いまは、ヤツらへの同調・支持するもの(の
思想)を蔑視し、おおきく鼻でせせら笑ってやることだ。絶対に力を貸すな。