2016.1.19(火) 山岳部
房の大山(3) 大山から東の尾根へ (音治郎)

関東にも雪を降らせた低気圧が北海道に移動して、東京・千葉は晴れ。
西岬(にしざき)の根本から大山へ登り、途中まで引き返して東へと続く尾根を歩きました。
晴れてはいましたがかなりの強風で、大山山頂の脚立にのると手持ちのカメラも風でブレるほど。

この日の大山山頂からの展望
館山湾

富士山/強風波浪注意報がでていて、波が高い。

大島

富士山から伊豆半島、大島までのパノラマ

根本の民家の間から山に入るとすぐ左へのゆるい登りとなる。山腹にそって登り、5~6分で最初の分岐にでる。
左は堰へつづく道で山腹をはっていく。今回も堰をちょっとのぞいてきた。
分岐から北東そして北へ登る道が大山へとつながるので、この道に入る。
10分ほどで再び分岐がある。北西への道が大山へとつづき、北東への道は東の尾根へとつづく。
北西をたどるとすぐに尾根へでて、眼下には館山湾側の民家がみえる。さらに5分ほど歩いた尾根からは北北東に国民休暇村の建物もみえてくる。
尾根づたいの一本道で大山山頂に到達する。

大山山頂から分岐まで戻って、東の尾根へ。
尾根は木々につつまれているが所々から館山湾側の波左間(はざま)のあたりの漁港景色がみえる。
地形図130m標記地点は短いが急な登りで、太平洋側の根本から伊戸が一望できる。斜面を吹き上がってくる強風にあおられカメラを構えるのもやっとだった。


大きな建物が平砂浦ビーチホテル。


根本の集落。開拓団現地の森も手前左にみえる。

東尾根への分岐から35分くらいで尾根から北へ下る道がある。
地形図によれば北へは加賀名へ、南には坂足へと尾根をまたぐ道の表示があるが、南への道ははっきりしていない。
起伏のある尾根上からは休暇村の建物が所々から見えるので位置確認はしやすい。
尾根が北東にむかいはじめる。加賀名へ下る分岐点から25分ほどの所に四角い大きなコンクリート建造物が現れる。
この先で一旦尾根がとぎれる。低い尾根が切り通しの道路に寸断される。昔は切り通し場所はトンネルになっていた。
この建造物の少し下が舗装道路。
加賀名の高台の別荘分譲地だった。
大山山頂から、約1時間30分。
なぜか右脚の膝関節の外側が痛くなって、まともに歩けなくなっていた。

切り通しの舗装道路をゆっくり歩いて小沼へ。
脚をひきずるようにして車道を坂足まで歩き、ついでに坂足の堰の探索をした。
堰の少し手前に左へ山へ入る道があった。これが尾根へと続く道だろうと思ったが、脚の痛みがおさまらずパスして次回に見送った。
こんな軟弱な脚ではなかったはずなのに…

これで次回の探索コースが決まった。加賀名から坂足への尾根越えをしてみよう。


南面の根本から見た東の尾根。
大山はこの左方向で写真には写っていない。