長期戦開始の開拓団(2021.1.9~1.10)
家裏の土手に着手

2020年
10/31-11/2 単独行

11/22-23 tsk

12/27-29 単独行

2020年10月17日・18日の開拓団のあと、単独行、tsk、再び単独行とつないで、今回、新年1月開拓団の決行となった。新型コロナの緊急事態宣言再発令で参加を見合わせざるを得なくなった人もあって参加6人。
北陸・東北は記録的大雪だったが、関東は晴れ渡った。
穂高号4人、バス2人で出発。

食材や必要な買い物は車のメンバーで動いて、12時半前後に現地集合した。
昼食は焼きそば。しばしの休憩のあと活動開始。
大根は順調に育っている。

まず、単独のときにできなかった作業にとりかかった。引込電線の障害になる木の処理。枯木を一本切り倒し、もう一本はハシゴをかけて木の上部を切断。

そしていよいよ家の裏の土手にシャベルとクワを入れはじめた。
ここは山側から沁みだす水を排水溝に受けとめ、敷地の外へみちびく重要な場所なのだが、土手には竹がはびこり、大木の根も縦横に根をのばして石垣を破壊し、崩れた泥が水路を埋めていた。その竹と大木が一昨年の台風で家と反対側に倒れ、根を覆う土とともにめくれあがってぱっくりと洞窟のような口を開いた。

あまりのすさまじさにしばらくは手をつけられなかった。夏はジャングルと化し、ようやくこの冬から土手の再構築の作業に入ることにしたのだ。
まずは、この根と泥のひさしを突き崩さねばならなかった。



しかし人力。これは一冬くらいでは終わりそうもない。

泥止めの貝殻砂を浜に採りにいく。これも相当の量が必要だが少しずつためるしかない。石垣の石も必要だ。今回は二往復。最初はハマちゃんがネコ車で大量に運んでくれた。二度目は釣りの帰りに穂高さんが。

いつもより、平砂浦に寄った浜で投げ釣り。いい天気でダウンもマフラーもいらないくらい。1時間だけのつもりが2時間以上になって…。

さまざまな食材を持参で、腕をふるってくれたのは穂高シェフ。
団長も絶賛!

出発時は緊縮財政を宣言されていた今回開拓団は、酒も食事も何不足なく余裕。作業の課題も明確になって次回への大きなはずみになった。その間にも単独、少数班による作業はつづけたい。
長い仕事になりますが、楽しみながらやりましょう!