ビワ収穫出動(2018.6.9~10)
ビワ収穫?と螢の夜

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ビワ収穫のためにでかけた園芸部。狩漁部は釣り竿6本用意して、今回は餌のドジョウも調達した。
前日の金曜が句会だったので、メンバーかなり飲み疲れ…だろうと、集合時間をさらに遅らせて10時45分。出発11時となった。
5人が三才号と焚火号に分乗したので余裕。

車の流れている首都高に入って、よしよしと思っているとすぐ渋滞。おかしな交通規制にひっかかったが、そのあとは快調。
途中休憩もなく、富楽里にも寄らず、館山直行。快晴。

餌のアオイソメを買って、コメリで昼飯と食材を仕入れた。ビワ酒用の瓶やホワイトリカー、氷砂糖も。準備万端。

昼飯を食べて一休みして庭の草むしり。

玄関前のアカザは人の背丈を越えていた。しかしながら去年同様に根元の太さと下枝の繁りがわるい。早くも杖の素材にはならぬとあきらめる。

一度荒らされて、3月に種を撒きなおした大根は大成長をとげていた。
いい加減な畑作りをしたのによく育った。焚火さん殊勲賞。
曲がっているのをためしに引き抜いてみると、このとおり。

まだ種が残っているので、成長の悪いもう一つのアカザ畑をつぶして大根畑にすることにした。

さあ、いよいよビワの収穫!
いきおいこんで出かけたが、みてみるとアララ、もうビワが落ちてしまってほとんど無い。ジャム用に一瓶つくれるかどうかの量しか穫れなかった。

残念感からすぐ立ち直ったのか、ビワ採り労働をせずにすんだ安堵感か、庭にもどるとすぐ晩飯バーベキューの支度に邁進!。
もう缶ビールもシュポシュポあいているし、車の運転はできない。
ウナギの仕掛けを川に置きにいくのも諦めざるをえない。柳川にされなかっただけ、ドジョウも幸せだったかも。

焚火さんは大根畑つくりにとりかかって、大きな畝をふた筋つくった。

7月末の開拓団で穫れるかどうか微妙だが、いま育っているのだけでも充分。

最後は焼きそば。今回の火守は団長がその隠された腕前をふるった。太い薪がオキになって燃えつづける。夜の闇につつまれ、火を囲んでまったり飲むのもまたよし。

「あっ、ホタルだ」
とhodakaさんがつぶやいた。
まさかと思って、いまは使っていない古井戸のあたりに目をこらすと、青白い光りが浮いて飛んでいる。蛍だ!
近所の田圃もみてみると、所々に青い光りがみえる。
もうなん年もこの地に来ているのに、はじめてみるホタルだ。
小屋の裏の埋もれた井戸を掘って清水を湛たえたらホタル池になるんじゃないかなと思ったり…

室内に撤収して部屋飲みしながら、ひさしぶりにカード遊び。hodakaさんも団長の決めゼリフ「地獄に落ちろ!」の洗礼を浴びる。
1時すぎにはみんな就寝。
私はまだ寝られる時間ではないので、一人飲み続けて瞑想にふける。

翌朝、6時半起きした狩漁部の三人が出動。
伊戸の漁港へ行ったが、堤防の内側に「磯釣り禁止」のペンキ書きがしてある。
漁港作業の邪魔になるからかと思って、外海の消波ブロックで釣りをはじめた。
なかなかいい場所で、たちまちいい大きさのベラが釣れた。
ところがここもダメだそうで、漁師は外来者の海老採りに気をとがらせているらしい。
平砂浦の岩場に移動したが、ここは最初から期待薄。
堤防釣りのいい場所を探さないとな…。

居残り組の隊長が朝飯を炊いてくれて、寝てる部の団長と不足物の買い出しにも行ってくれた。ビールも補充。

朝昼兼用の飯は、ご飯と自家製大根・豆腐のみそ汁、焼き鮭、海苔の佃煮、スクランブルエッグ。
昼前から雨が降りだして、プロパンボンベの廻りに除草剤を撒く外仕事も薪作り作業も中止。

hodakaさんはビワの皮剥きをはじめて、ビワジャム作りに。

アカザはよさげなのをピンポイントで選んで支柱をたてて紐かけ。
大風にそなえました。

2時半までの休暇村温泉に入って帰ろうということにして、一斉片づけをはじめて撤収。
まだ明るいうちに神保町帰還しました。