開拓団・園芸部(2018.3.10~3.11)
自然発芽のアカザがいっぱい!

【3月10日(土)】
神保町を夜に出発。
ちょうどひと月前に焚火さんが種を撒いた大根と九条ネギの様子を見ることと、アカザの種まき、果樹を植えてくるために出かけた。四人。

道路もすいていて今までの最短時間で館山に着いた。24時までやっているマツモトキヨシでビールを仕込んで、現地到着が10時49分。とりあえずビールで一息ついたが、室内気温は10.5度で夜はまだ肌寒い。ストーブは必要だった。


まず、かきフライとコロッケ!

昨夜、無宇さんからいただいた大根、白菜、人参、ネギを活用しようということで、ただちに鍋仕度。豚バラとシーフードミックスも投入。てんこもりの旨い鍋がたちまちできあがった。

あたたかい鍋で腹を満たして、ビール、焼酎、ワインでまたたく間に深夜。分散就寝。

【3月11日(日)】
翌朝は狩漁部員若干一名が夜明けとともに、第三の池(堰)にはじめての釣り糸を垂らしてみようかという目論見もあったが、起きられず…。
みんな寝ているなかで、朝風呂をつかう人のシャワーの音を夢うつつに聞いて布団をかぶる。

朝起きてみると、大根とネギの耕作地はおどろくべきことになっていた。
人が踏み込まないように周囲を囲んでおいたビニール紐が、ずたずたに切られている。そして中央部が掘られたようにえぐられているのだ。発芽しているはずの大根の芽などひとつもみあたらない。
これはアライグマかイノシシかキョンか野ウサギか…なにやつの仕業かわからないが、荒らされまくっている。

アカザ畑だった所を見てみると。
先月に耕して苦土石灰をまぜてきた所も、手をつけなかった所も、小さなアカザの双葉がいっぱい芽をだしていた。去年の秋に実をつけてこぼれ散った種が発芽していたのだ。

掘ってみると地中3~4センチまで糸のような根を伸ばしている。
今年は知人から4メートルにも育った巨大アカザの種を譲り受けていたので、これを撒こうと持っていったのだが、自然発芽していたとはこれほど頼もしいことはない。

朝食の前に、コメリへ出かけて果樹の苗を買ってきた。
柚子、山椒、ブドウ。ラベンダーも。

それぞれ、思い思いの所に植えてみた。楽しみ広がる!
大根の種も撒きなおして、肥料もほどこして…。

コメリへ向かう道々に小さな川がいくつかある。
いつも瞬時に通りすぎてしまうので、今回は車を止めて見分した。
うなぎ捕りのための下見だ。

朝昼兼用の飯作り。
定番の玉子焼きは隊長へリクエスト。

天気も良し。浜へ行ってみた。

ちょうど干潮。もう時期がおそいが、岩場で「はば海苔」をちょっと摘み取ってみた。

貝殻や石ころを拾ったり…、浜はおもしろい。

補充されたビールで…


いっぱい落ちていた…何の種かな?
今回も記録班の写真がすぐ送られてきて、速報が掲載できた。

家の周囲に敷いていた砂利の効果で、雑草の茂りもおさえられた。
のんびりすごして、現地を5時ころ出発。
館山道の大渋滞を回避する団長のナビもあって8時すぎに帰還。
ノンアルコールビールでこらえた隊長、お疲れさまでした。

次回は野性アカザの成長がみられるかな!
4月のはじめには、枇杷の摘果があります。6月の大収穫のために。
木が高いので助太刀が欲しいのだけれど。