前夜発、現地泊の余裕の山行。開拓団の精鋭7人。
食糧、飲み物、すべて東京で調達して現地へ向かった。
神保町から三才号、大師経由のhodaka号、日曜朝に合流するih号の車三台での行動となった。
渋滞なく21時30分に小屋着。
まだ月の出ていなかった夜空にはきらめく満天の星が…
ただちに飯炊き、鍋の仕度にとりかかる。
ビールの仕込みは12本。今日6本、明日6本で、山に持っていくつもりだったのが、たちまち不足になって、、、
飯は今日の分と明朝のおじや、昼の弁当の握りめし分を炊いた。9合。
隊長がハマちゃんに真向法の指導。1時すぎには就寝。
翌朝7時起床の予定だったのが、誰かのかけ声で皆6時半に一斉に起きだす。狩漁部をのぞけば開拓団はじまって以来の快挙。
焚火さん、hodakaさんがおじやの仕度をして、握りめしは19個つくる。中味は梅干しと高菜の漬け物。
予定通りに8時にihさんが到着。これで全員が揃った。
8時15分出発。
洲崎神社は村の人たちが出て、成人の日の準備や掃除をしていた。
車二台を駐車場に止めて、いきなり正面の石段登攀。
石段の数をかぞえながら登ったので、村人に挨拶されても返答ができない。
仲間が挨拶してくれたからよかったけど…
「148段あったよ!」
「下に148段って書いてありましたよ。正確だったですね」
「ううっ…」
いよいよ神社の裏山に入る。最初の難関だ。
石段のあとに、またまたこの急勾配をよじ登る。道ではない。
こんなのがずっと続くんならイヤ、と思った隊員もいるにちがいない。
旧軍の遺構もみつけられた。
山中の藪こぎ苦闘1時間15分でめざす山の背にでた。こんなところを歩く人がいないわけだ! たえずルート確認をする。
だんだん道がはっきりしてくる尾根歩きをして、大山山頂へ。
風も弱く、暖かい日射しにつつまれる。
カヤ原に腰をおろし、海の上の富士山をながめて寝そべって休憩。
握りめし昼食、湯を沸かしてコーヒー。
いい日射しで、もう動きたくなくなったりして…
1時間以上の大休憩をして、大山を下る。東の尾根へはいい道がついているが、滑りそうな下り坂にはロープもつけられている。
途中で大アクシデント!
隊長の靴底が…
小さな登り下りの連続で、縦走完遂しました。
14:01 下山。
苦あり楽あり、いい眺めありのおもしろい山歩きでした!
このphotoの大半はmaiちゃんが撮ってくれました。
「記録班ですから」と、任務全う。
小屋に着くとただちにビールを買いにいって…
6時からの休暇村温泉で体をほぐし、正龍で夕食。
山の神に守られた山行でした。
山岳部の大山山行記録もまた豊かになりました。
こんどは、公民館裏から小コースを登ってみましょうか。