第24次開拓団(2017.1.7~8)
富津・ihさんの開拓地小屋も訪問!

富津のihさんから、是非お寄りくださいというご招待をいただき、館山に向かう途中でお伺いしました。ご自身でお作りになった素敵な別荘を見学し、お話をいろいろ聞かせていただいて、いい刺激になりました。
われわれが館山現地に着いて、仕事をはじめているとihさんも応援においでくださって、駐車場や敷地南側の荒れ地に生い茂る草や竹の伐採をしてくださいました。ありがとうございます。

●1月7日(土)・晴
神保町9時18分出発。
富津中央出口に10時13分到着。迎えに来てくれたihさんの車の後について案内されて別荘へ。休耕中の小さな田圃には氷が張ってました。


毎週の工事をつづけて、半年で作り上げたそうです。
手作り感があって落ち着きました。床の火鉢もいい雰囲気で…
雑木林にはイノシシもでるし、キョンもでるのだと。
別荘にわかれをつげて11:24出発。

富楽里で弁当や食材を仕入れ、odoyaでもいろいろ購入。現地着は13:30。
隊長がもってきてくれた、靴棚や整理棚を設置。
作業計画を練って、まず近くの畑地だった場所の検分をおこなった。
いまは荒れ放題になっている。徒歩1分。

見ただけでみんな唖然。わがバール王は「見なきゃよかった…」と念仏のようにつぶやきつづける。焚火さんは「これは、チェーンソーじゃないと無理だね」
お隣の家の、留守番をしているらしいオジサンが声をかけてきた。われわれをみて嬉しそう。
「刈りに来たんですか?」と顔をほころばす。
「いやいや、ちょっと様子を見に、、、」
「竹が水路を覆ってしまって、だいぶ刈ったんですけど、大変でしたよ。この竹はなかなか燃えないんですよ」
蘆が大きくなったような竹で、葉は長くて垂れ下がるほど。幹は真竹より柔らかくて水分を含んでいる。サトウキビに似ているかも。
これが交じって密生している。


荒れ地のなかでかろうじて生きている梅が蕾をつけていた。


梅の木はかなり大きいが竹に押し囲まれて一方にしか枝を伸ばせず瀕死の状態。
早く助けないと、庭にあった梅の木のように枯れてしまう。


いままで気づかなかったが、枇杷の木もあった。根元に生えているのは水仙。

荒れ地から戻って、駐車場を広げる草刈り、竹狩りと、庭の掃除をはじめた。

ihさんも参入してくれて、敷地南側の赤ミチの外に沿った土地の伐採にとりかかってくれた。


ihさんが草刈り機を持って藪のなかに潜り込む。


かなりの範囲の竹や草を刈ってもらいました。感謝!


夕飯をご一緒にとおさそいしたのですが、また今度とお帰りに…

初日の仕事を終えて、いつもと同じ光景が。必須シーンとカメラを向けると。


台所仕事をしてくれたのはゴクウさん。


具だくさんのうまい鍋をつくってくれました! お餅も入って。

仕事だった宮ちゃんが、君津から電車で来てくれて、館山からタクシーで7時半すぎに到着。
私(音)は、三が日の不摂生がひびいて缶ビールだけでワインも飲めず、ゴクウさんのお母さんが作った味噌で、胡瓜をかじって、ホッカイロを背や腹に貼ってゴロ寝。ひたすら回復を待つというていたらくで、、、

●1月8日(日)・曇りのち雨
狩漁部、6時30分起床。
伊戸漁港にでかけた。


船が入ってくる小さな港には、カモメやトンビが空を舞っている。


堤防に白い筋が見えるのは、鳥のフンです。いかにも夜明け風の写真になっていますが、実際には普通に明るい景色。
朝飯の魚を釣るつもりだったのですが、風があって寒い。手がかじかむ。釣果ゼロで早々に引き上げ。

朝飯の準備中に、資材調達班がコメリにでかけて、私は荒れ地のソテツ救出にでかけた。

がんじがらめに取り囲んでいた竹を取り除いて、やっとここまで単体それぞれの姿がみられるようにした。ソテツがいくら強いからといってもあまりに放置しすぎると枯れる。
すでに朽ちてしまった株がいくつもあった。

朝飯はご飯。アジの開きとシジミの味噌汁。目玉焼きその他も…
午後からは予報通り雨になった。排水溝などの外仕事はできず、ウッドデッキ作りの室内仕事をしたり、居間の壁に絵を飾ったり、台所の手許を照らす蛍光灯をつけたり、、、まったりした時をすごして。
遅い昼飯は昨夜の鍋に麺やもろもろを足して、鍋は万能。

夕方5時半に現地をでて、休暇村温泉へ。正龍で夕食をすませて7時45分、帰途に。
9時15分頃には神保町に帰還。

三才号に隊長、やまどりさん、宮ちゃん。焚火号に焚火さん、ゴクウさん、音で総員6名。

あずま屋や、竹小屋作りの話もひろがって、たのしい開拓団でした。