第15次開拓団報告(2015.8.9)
開拓団道具・保管出動の巻

【日程】
平成27年8月9日(日)日帰り
天候:晴
【隊員】
三才隊長、オニオンさん、クロちゃん(兄)、音治郎 計4名。

【8月9日(日)】
母屋修繕がはじまったので、開拓団の道具・備品を保管するためと、ご近所への工事挨拶のため急遽の出動となった。
8時30分にしゃれこうべ出発。今回はクロちゃん号に4名同乗。
夏の房総方面は海水浴客で混雑も予想されたが、さしたる渋滞にもまきこまれず、コメリでの買い物・食事をすませて12時前には現地に到着した。
瓦を落とす作業は始まったと聞いていたが工事は予想以上にすすんでいた。
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屋根瓦を落として、傷んだ外壁を取り除いたところ。
工務店社長が来てくれていて、工事進行の打ち合わせをおこなう。
社長からは、室内にある不要品を土嚢袋に入れて搬出してほしいという要望があり、この作業に時間をとられた。

分担は不要品搬出がオニオンさんとクロちゃん(兄)、開拓団道具のとりまとめ保管は三才隊長、近所への挨拶まわりは私。

開拓団道具の保管場所は物置小屋を撤去した跡地。生い繁っている草刈りからはじまった。草刈りは隊長一人での奮闘。
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庭は瓦礫の山とかしていた。


室内も同様で、土嚢袋に詰めて運び出す作業にほぼかかりきり。
本棚の書籍類は要・不要を見る余裕もなくすべて廃棄。
オニオンさんは、いつものように黙々と働きながらも余裕。
三十年前からあるペットボトルの醤油をみつけて、庭の隅に空けると暑さで蒸発して「わあーっ、醤油臭い!」
湯飲み20個と急須も台所から運び出して保管。

汗が噴き出してたびたびの休憩。
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瓦礫の前で一服しながら「まるで被災地だね」。

母屋の裏(北)側の様子。傷みの最もひどい所。

工事車両が出入りする近隣7軒への挨拶まわりもうまくいって、「大変だね、あわてずにやりな」「入り用なものがあったら言いな」と、好意的に迎えてくれた。

隊長がきれいに草刈りしてくれた跡地に開拓団の道具を積んで、ブルーシートをかける。
このブルーシートも、屋根覆い用にkuwaさん、さっちゃんが以前から準備しておいてくれたもので、工務店に頼むことなくその日のうちに覆い作業を完結できた。
室内から持ち出した洗濯機の底をひっくり返してみた隊長が「モーター部分もまったくサビていないし、使えるんじゃないかな」と、期待をこめて保管することにした。
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作業を終えてひと息つきながら、さっちゃんが提供してくれた「冷却剤」を首に当てて体の熱冷まし…、ありがたかったですね。 渋滞のはじまる前に撤収したかったが、現地を出たのが4時。
一気にやりとげた4時間の作業だった。
クロちゃんが調べるナビとスマホの渋滞情報に、助手席の三才隊長が「帰りは長期戦になりそうですね」。
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木更津のあたりで行く手の夕陽が輝いた。
開拓団の新たな舞台を祝ってくれるように思えた。
しゃれこうべ帰還は8時でした。

緊急出動、突貫作業の皆様、お疲れさまでした。
泊まれる家ができたら、また楽しみもひろがりますね。

(記・音)