第10次開拓団  2014.1.11(土)~12(日)
根回しもして、さらに前進の前夜の巻

平成26年 第10次 館山開拓団 作業報告

【探検日程】
平成26年1月11日(土)~平成26年1月12日(日) 天候:晴
【探検隊員】
団 長:ニャゴさん
隊 長:三才さん
隊 員:音さん、cさん、さっちゃん、ヤマドリさん、hnoさん、ozさん、ゴクウさん、芦坊さん、ともちゃん、kuwa 計12名。

1 月11日(土)
9:40今回も冬季作業のため、しゃれこうべを早めに出発した。首都高速道路で早くも2台が順路から外れるなど君津pa到着までにお約束のイベント付。大した渋滞もなかったので、遅れもなく皆が合流した。今回もpaでニッカボッカ隊の記念撮影。

今回は報道班初参加のともちゃんが我々の一部始終を記録してくれる。 paを出て早速さっちゃん号の撮影をしてくれた。

我々はサングラスをしている。レンタ号のcさんと芦坊さんはマスクをしていたらしい。助手席とのサングラスはよくある光景。でも2人でマスクはどうみても怪しい。

富浦icを出てうどん屋で昼食。時間も12:00前だから比較的空いている。作業場到着は12:30前後。 太陽が出ている間は暖かく感じたが、日差しが雲に阻まれると極端に寒く感じる。そういえばちょうど1年前に雪が降った。開拓団員は皆さん記憶しているが。

今回の作業は前回の続きで、物置小屋跡地周辺の整備で諸々の作業だ。土も竹も乾燥していて火を起こすことはたやすい。

ニャゴさんの安全祈願、音さんから作業進行時の留意点など申送り後作業開始

久しぶりに「チーム根っ子」のバール王が帰ってきた。すぐに新しい根っ子を探しだし、即座にゴクウさんとozさんがショベル、ヤマドリさんがバールを刺し込む。このチームはほったらかしでも大丈夫だ。

いつも通り排水溝まわりはニャゴさん、火の番人は芦坊さんに、hnoさんには落ち葉集めをお願いして、、、だったっけ。

cさんが体調が悪くて車の中で静養中だ。熱があるらしい。私と三才さんは廃材の処理。チェーンソーの活躍かと思ったが上手く裁断出来ない。材木が硬いのと、チェーンソーの歯がかけているのかあまり効果がない。さっちゃんも加わり三才さんと人力のこぎりで裁断してもらった。

ともちゃんも撮影の合間に音さんと井戸周辺の竹を切ったり運んだりであっという間に長い竹が山のように積まれた。

16:00を過ぎた頃音さんと親戚まわりをした。昼間訪ねたが皆さん不在だったので改めて訪問した。音さんが「ケーザの○○です」と云うと「あら~」と皆さん快く迎えてくれた。後で音さんに「ケーザ」の意味を聞いたら屋号だそうだ。「貝塚かいづか」が「貝座かいざ」となり「貝座けいざ」になったとか。屋号ってcoolだ。
今開拓団で敷地に小屋を建てる計画し、有志で作業している旨を話した。それは良いことだと皆さんとても喜んでくれた。ただ訛りがあの瓦屋さんと同様で全てを理解できなかったが。

最後の訪問先で上がり込んでしまったので17:00を回ってしまった。皆作業が終わり駐車場で寒さに耐えながら待っていた。さっちゃん号の車のkeyを私が持ったままだったので、車の中には入れなかったのだ。どうもしゅいましぇん(著作 ダデ笑いさん)。

取り合えず無事作業は終った。このあとは本日の宿かやま&北浜へ。

寒さと汗を流し「正龍」で食事。

そのあと夜の開拓団「かわばた」へと続く。この辺りはどなたかのレポートお願いします。

11月24日(日)
8:00宿を出発。気温は低いがよく晴れていて気持ちの良い朝だ。寝不足の方には申し訳ないが・・・。
cさんもだいぶ回復したみたいだし、今日も作業が楽しみだ。朝食をcocosで済ませ9:00には駐車場に到着。すると近所の方が「朝方煙がたちのぼってたわよ、消防車が来ちゃうと大事になるから気をつけて」と。どうやら昨日の消火が不完全だったのだ。いつもなら井戸水で鎮火させるのだが、昨日は土をかけて踏み固めたが中途半端だったのだ。今後は十分気を付けないといけない。

チーム根っ子はあい変わらず、自分達の仕事がわかっている。周りの作業状況をみながら戦略的に作業している。これでyuzawaさんyoneさんが復帰したら鬼にバールだ(著作 ニャゴさん)。
hnoさんも落ち葉を大部分かき集めてくれた。最初は枯れ葉の絨毯だったが、ほぼ全面土が見えてきた。

お昼近くに以前から気にはなっていた母屋の北側の屋根にもたれ掛かっている2本の木がある。チェーンソーで切ってしまおうとハシゴを屋根に掛けて登ってみた。

直接屋根には当たってはいないものの、いずれは切ることになるので今日やってしまおう。だがあい変わらず木が硬いのと、チェーンソーの歯が木に食い込まないので、コメリで新しい歯を購入することに。ついでにナタとノコギリ替刃と熊手も購入し再度屋根に登った。2本あるうちの1本は三才さんがノコギリで切ってしまったが、もう一本はチェーンソーで切り落とした。瓦はアスベストが配合されているようで柔らかく衝撃で穴が空いてしまった。

そうこうしているうちに昼食時間になり、さっちゃん&ともちゃんが準備してくれたカレーライス。

皆食事もそこそこでまた作業に戻る。午後からは土運びを中心に物置小屋跡地の汚泥の撤去、根っ子の撤去、草刈等にとりかかった。

排水溝も音さん、ニャゴさんコンビでまた水が流れるようになった。水や土を整備すればカブトムシの幼虫やカニ、カエルなど生き物たちの生息が確認できる。

何とかこの自然を破壊しないように整備していくことが今後の課題で、やらなければならないことがまだ沢山ある。

浜を見に散歩に行った人も…

夕暮れせまるなかでの記念撮影
16:15だれかが作業終了を呼び掛けて、工具の水洗いが始まった。そうこうしているうちに焚き火の消火が始まり私が工具を洗い終わる頃には、鎮火していた。火が消えるととても寒い。

「旅のしおり」では作業終了時間は16:30のはずで、それから工具洗いで消火活動は工具洗いが終了して一番最後の全員作業である。結局恒例のバケツリレーはなかった。

一番怖いのは火の不始末だ(実際起きた)。バケツリレーがないと、皆が火に注視していない。誰が消したのか、確認したのかがわからなくなる。消火活動は必ず全員立ち合い、目視することが重要である。

今回で10回を重ねる開拓団。皆が各自で作業を進める事が出来るのは素晴らしいが慣れて来る頃に事故や怪我も起きやすい。今後も楽しく作業出来るよう皆さん是非再考されたい。

皆様お疲れ様でした。
文責 kuwa 1/17