館山開拓団
番外編・生産活動隊(2013/5.19)報告

「アカザ、アロエ、シソもあるでよの巻き」
5月19日(日)天気は晴れ時々曇りのち雨

朝10:00にしゃれこうべを出発した。今回はジャガイモ、しいたけの生長確認とあらたにアカザ、アロエ、シソの栽培、前回掘り起こした根っ子の処理、排水溝の確認や井戸の水深調査、その他諸々で音さん、芦坊さん、さっちゃんの計4人の参加である。

季節的に清々しい行楽日和。さぞ道路は混雑かと思われたが、君津paに到着したのは40分後の10:40。

館山道で道路脇にある「動物注意」の看板(サル、狸、鹿)をさっちゃんがデジカメで撮影するオプションもついても最速で館山に到着。

駐車場から広場に行く途中の敷地に音さんと芦坊さんがアカザを植えた。土を掘り返すと沢山のミミズがいるらしく栄養満点の土で楽しみがまたひとつ増えた。また他の家の畑にジャガイモが花を咲かせていた。当然開拓団のジャガイモも期待できるのだが、、、。

広場に到着する時必ず昨年の悪夢が一瞬よぎるが、前回の終了時そのままで安堵。季節がら蚊の歓迎があり早速火を起こした。


まずはジャガイモの観察を。 ん?花はまだか。何かでかくね?

茎が伸びていて自分の重さに耐えかね寝ているではないか。さっちゃんいわく「こんなに大きくなるとは。茎の太さは良いけど、この茎の長さは見たことない」とのことだ。花が咲くのだろうか。いや、ジャガイモができるのだろろか。

次は椎茸。ひとつふたつ出来ている。

もっと近くへ。ありゃ、腐っているのがかなりある。下の方にいくほど腐っている。上の方は腐ってはいないが硬い。笠が開ききって乾燥している。とりあえず硬くても何とかなる?ものを収穫。栽培は難しいものである。

前回チーム根っ子が収穫した門松並みの根っ子や乾燥した大木をさっちゃんが燃やし、音さんと芦坊さんは排水溝のメンテや竹を伐採、私は母屋の前の軒下の土を掘り返した。

馬鹿でかい根っ子は重くてとても燃焼しきれない。乾燥した大木には蟻が大量に住み付いていたが、そのまま火の中へ入れてしまった。合掌。

排水溝には5ミリ四方のカニが沢山生息している。

土と同色なのでなかなか見分けられないが、確かに生息している。その中で割と色白の美蟹を激写。

音さんが長い竹を切っていつも使用している井戸の水深を測ったら3メートル。東側の水深を測ったら5メートル。意外に浅い。秋が来る前に井戸さらいをしなくては。

音さんと芦坊さんが7月の開拓団(遊び中心)の偵察にビーチに出かけ、さっちゃんと私は掘り返した土をふるいにかけてジャガイモの豊作を祈りながら土盛りをした。ここの土は温かくやわらかい。何でも育てられそうな土である。

ビーチから戻ってきた音さんと芦坊さん。童心にかえり貝殻集めをしてきたようだ。

ビーチは火気およびbbqの禁止はないようだが、釣りや潜水して魚介類を採取するのは禁止らしい。

この時期は日が長くまだまだ明るい。音さんが海側の敷地外の竹を伐採すると時折涼しい風が海から広場に流れてくる。


16:40をまわる頃、消火活動に入り、17:00に鎮火を確認し日帰り温泉に向かった。

今回の温泉は前回16人中12人が間違えて行かなかった「いこいの村館山」だ。確かに空いてるし、タオル(バスタオルも)も配布してくれる良い温泉であった。

事故渋滞がわかっていたので、odoyaに寄って買物と飲食を済ませると渋滞は消えていた。たいした混雑もなくおよそ1時間30分程度でしゃれこうべに到着。

今までの開拓団の成果で広場は現状を保っている。これからが夏本番なので手放しで安心はできないが、少なくとも次回の作業までは時間稼ぎができると思う。これで胸を張って夏は遊びの開拓団だ。

皆さまおつかれさまでした。
文責 kuwa