館山開拓団(第7次)
2013/4.13~4.14 文責:kuwa

「総勢16名、大いなる前進の巻」

【探検日程】平成25年4月13日(土)~平成25年4月14日(日)
天候:晴

【探検隊員】団長:ニャゴさん
団長代行:芦坊さん
隊長:三才さん
隊員:音さん、オニオンさん、cさん、n姐さん、maiちゃん、
iqさん、ヤマドリさん、さっちゃん、yuzawaさん、
ゴクウさん、ヤッシー、yukoさん、そして私の計16名。

第7次開拓団。もちろん今回も珍道中。いろんなことがありました。その四方山話は他の人にお任せしてここでは作業中心に報告します。

【4/13(土)作業報告】
清々しい晴天の朝10時、しゃれこうべにどこからとも現れた不審なオッサン11名と美女5名。何とも怪しげな16名の集団は4台の車に分乗し、それぞれ勝手に館山を目指して出発した。

開拓団は往復の車内の様子は誰かにお任せするが、私は行きの車内がノンビリ旅気分で一番リラックスできる。お昼の食事までだが。
目的地に到着するやいなや皆自主強制労働者になり黙々と働くのである。
今回の任務は各チームが時間内に作業を進めていないと他のチームが次の作業ができなくなり、全体の進捗に支障が出てしまうのである。

13:30過ぎに作業場に着くと、先に到着していたヤマドリさん、yuzawaさん、ゴクウさんが早くも根っ子を掘り起こしていて一汗かいていた。もうすでに2つの根っ子を撤去したとのこと。
まもなくして全員が到着して団長ニャゴさんの安全祈願も早々に皆が持ち場へ。
と、その時音さんが「全員の集合写真を撮ろう。みんな工具を持って。」とパチリ。

〔チーム竹〕は女性陣+芦坊さん。n姐さん、maiちゃん、さっちゃん以外は今回初参加。
まず焼却する穴を掘って火をつける。火起こしは毎回行うので手際が良い。芦坊さんは伐採した竹を焼却近くまで運こび、ヤッシーとyukoさんに竹を焼却サイズに裁断してもらった。あっという間に火柱があがりパチパチと勢い良く燃える。

竹の運搬や裁断は地道な作業であるがチーム一丸となって手際よく行ったおかげで、どんどん運ばれ、次々に燃やされていく。竹がそのまま積みあがり放置されることはない。さらに次のチームがスムーズに作業を行えるのだ。

〔チーム根っ子〕は既に職人領域レベル。その竹の切り株を見ただけで、何処から、どうやって、工具は何が必要かを見抜く。回を重ねるごとに掘り起こす時間が短縮され、みるみるうちに掘り起こした根っ子の山ができあがった。

前回、いや前々回からバール王に君臨のヤマドリさん。今回もバール王は間違いないのだが、時折「おーぃ バールッ!」と叫ばれていたのを聞いた気がした……王なのに。
初参加のiqさんは前日までしゃれこうべで「私は運転手で働きませんから」と冗談宣言をしていたが実に働き者である。タンクトップにショベル姿がよく似合っていた。コーヒーも参加者全員分入れてくれて何とも良いオジサマになってるし。でもハリキリ過ぎか当日購入した工具壊しちゃうし(芦坊さんが直してくれました)。

〔チーム解体屋〕は今回母屋の東側にある倒れかかった物置小屋の撤去。何処から手を着けたらよいのか判らないぐらいの代物。崩れると危険なので、順番に撤去していくのだが、その量がすさまじい。

板や角材、耕運機あり、畳あり、ガラス戸もあり、ムカデ、カニ、でかいカブトムシ?の幼虫やクロアゲハもありで思ったより重労働であった。この作業を土曜日中に終わらせないと、翌日に排水溝、小屋周りの竹の根っ子堀作業ができないのである。
砕けたガラスに注意し、他のチームからの応援で廃材を運んでもらって何とか物置小屋は撤去できた。撤去した跡地をみると、新たに広大な敷地が現れたのある。

17:00ようやく作業も終了し開拓団恒例のバケツリレーの消火活動。

いつもは長靴をはいた三才さんが井戸水汲み担当だが、もう一人長靴をはいた芦坊さん(お家から履いてきた)が担当することになった。けっこう辛い水汲みだが約30杯近くを汲んだ。無事鎮火し撤収。この日の作業はすべて予定通り終わった。

皆さん疲れてはいるものの、恍惚とした満足感がこれから始まる食事~夜の部屋飲み~夜の開拓団は荒れる予感がする。
夜の団長はmaiちゃん?いや、今宵は「巨乳艦隊」艦長の芦坊さんだ。

【4/14(日)作業報告】
朝7時から各自自由に朝食を食べに食堂へ。昨晩の疲れも何のそので、私もしっかりご飯を二膳いただいた。
出発まで時間があったので、音さん、三才さん、さっちゃんとで前回までの宿でお世話になった池田荘へご挨拶に。正面玄関から入ると下駄箱に靴が何足も。音さん「営業してるのかな?ということはあの一夜で出禁?」すると女将さんが出てきてくれて「あらぁ~開拓団の方々ですよね。あれからしゃれこうべのhp見てますよ。」
実は弓道関係の方々が最後のお客様として泊まっていたらしい。なぜかホットした。あらためて正面玄関からみると立派な建物である。後で女将さんと記念写真を撮ればよかったと後悔した。

10:00作業場へ。昨日の成果で本日予定の作業へ。
〔チーム根っ子〕は前日撤去した物置小屋近辺の根っ子堀り。どれも巨大な竹の根っ子で重労働の作業である。作業に余裕ができたのかバール王が一人で別な所でも根っ子を掘り。地味な作業だが、確実に根っ子は減っている。

〔チーム竹〕はn姐さんが三才さんと一緒に東側の竹を伐採し、cさんが西側の竹を伐採。芦坊さんは西側の伐採した竹を運ぶ。ヤッシーに火の番をお願いし、yukoさんとmaiちゃんで竹の裁断。東も西は見晴らしがよくなった。

〔チーム解体屋〕は土曜日に物置小屋を解体したので、音さんとニャゴさんはいよいよ排水溝整備へ。実はこのために各チームの土曜日の作業があった。つまり排水溝が整備されないと次に進めないのである。

今まで何処から何処を通って流れているかわからなかった排水溝だが、これで全貌が明らかになった。いままで積もった泥や枯れ木・枯れ草をきれいに取り除く気の遠くなるような作業である。ここからが大変である。

13:30に広場で昼食。
さっちゃんが一週間かけて煮込んできたキーマカレーである。今回もホームレスの炊き出しごとくひと時の休憩。朝食を沢山食べてはいたが、昼食はまたお腹が空くのである。

この後もみんな黙々を自分のすべき作業をこなしている。いつも思うが、みんな「しゃれこうべ」にいる時の酔っ払いとは別人なのだ。

夕方近く、広場の土をふるいに掛けてフカフカの土をつくってみた(けっこう重労働)。
4月に植えたジャガイモの盛り土のためだ。一番育っている茎だけを残しその上からフカフカの土をかける。4列に16株しか植えていないが、ちょっとした畑になっているのがうれしい。
このジャガイモは6月の最終週か7月最初の週に収穫予定である。

16:00過ぎ。さすがにみんなの顔に疲労が見える。
この辺りで今回の作業は終了した。昨日に続き芦坊さんの井戸水汲みで消化活動へ。
17:00無事鎮火

皆さん本当にお疲れ様でした。今までの竹の密集地から広場へと変貌しつつあり、今後の広場開拓へ新たな予定も立ちそうです。