館山開拓団
第6次(2013/1.12~1.13)報告 

幹事長kuwaさんの報告です。

【探検日程】平成25年1月12日(土)~平成25年1月13日(日)
天候:晴

【探検隊員】団長:ニャゴさん
隊長:三才さん 
隊員:音さん、オニオンさん、yoneさん、cさん、
のりぴー、ヤマドリさん、さっちゃん、ユザワさん、
オゼキさん、タロウさん、ゴクウさん、
そして私の計14名。

【1/12(土)作業報告】   
〔出発〕午前10:00しゃれこうべを車4台で出発。今回は集合地点を作業場の駐車場と決めていたので4台はそれぞれのルートで目的地を目指す。


(ここで工具を購入)
途中休憩と予約していた工具(ショベル、バール、熊手、軍手、ノコギリなど)の引取りを済ませ作業場駐車場に到着。
皆さん時間通りに13:30集合していただき、ここから道具を持って徒歩で作業場へ。

昨年9月の作業終了時の状態を残してはいるものの、年を越した作業場は枯葉が絨毯のように敷き詰められている。今回は作業内容をあらかじめ「旅のしおり」で記載していたので、各自やるべき作業は隊長以外は解っていた。

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団長の「安全祈願」の号令、隊長の「作業開始」後、前回焼却した灰を南側の壁面(前回団長が伐採しちゃった)へ移動。6~7人一斉にショベルで壁のように積み上げた。同時に前回切り倒した大木をcさんに細かく切ってもらってから熊手で枯葉を掻き集め、袋に入れる作業を開始。枯葉集めは予想外に大変で、東京都の燃えるゴミ袋5~6枚に目一杯入れても完全には掃ききれないほどである。

今回の主な作業は
●広場の根っ子堀り、排水溝の整備、伐採後の竹を適当なサイズにカットである。
●根っ子堀りは3人一組でショベルやバール(のようなも)を使い大小さまざま根こそぎ掘り起こすこと。
●排水溝整備は土や泥などで埋まった堆積物をかき出し、水が流れるルートを確保すること。
●そして積み上がっている伐採後の竹を日曜日に焼却するため細かくすることである。

温暖な房総とはいえ、1月の北風は寒い。寒さ対策をして作業開始。初参加ののりぴーはいつも「笑い袋」と言われるほど大笑いを得意とするが、どこにいるかわからないほど寡黙に作業していた。

のりぴーです
またyoneさんも大柄なので、ヤマドリさんとのツーショットは確かに阿吽の金剛力士像か仁王様か大魔神だ。タロウさん、ゴクウさんも初参加にもかかわらず、一心不乱に作業に熱中し、1つまた1つ根っ子を取り除く。音さんも排水溝整備で暫くの間、広場から姿が見えなくなっていた。

暫くすると皆「暑い」と上着を脱いでいく。水分は2・のペットボトルを大量に持ち込み自由に飲める。水がまた美味しいのである。開拓団に参加して作業する方々はベテランも初参加も男性、女性良く働くのである。団長が「休みましょう」と言わないと、また言っても休まないのである。人数も多く皆が適度に散らばって作業しているので、一人ひとりの作業はあまり観察できなかったが、初日の作業終了間近、広場を見渡すと効率的な作業結果が良くわかる。このままいくと日曜日はもっとはかどると思っていた時「バキッ!」。何とアルミのショベルが破損した。荷重を掛けすぎたためか。それほど竹の根を取り除くのは重労働なのである。

作業開始から2時間余りが経った。冬は日照時間が短いので、16:00には撤収しないとすぐに真っ暗になってしまう。頃合を見計らって、団長が「本日の作業は終了」と告げ、片付けをして日帰り温泉「ジャングルパレス」へ向かったのである。その後食事と夜の宴会~夜の開拓団~真夜中の怪宴へ続くのである。

18:30少し早めの夕食で「カンパァ~イッ!」みんなの目が爛々と輝いてきた。まさに「しゃれこうべ館山番外編」の始まりを告げる合図でもあった・・・。 

【1/13(日)作業報告】  
朝8:00朝食に集まった隊員、皆眠そうである。毎回ドンチャン騒ぎするから朝は辛い。昨晩は特に凄かったらしい。その辺のレポートを詳細にお願いしますね。

予定では朝6:00から早朝の開拓団「洲崎灯台に行き富士山とスカイツリーを望む」ツアーがあったはずだが誰も行かず。オニオンさんとオゼキさんが個々にお散歩しただけであった。

9:00 再び作業場へ。天候は気温も高く風もない。絶好の作業日和である。昨日に続きひたすら根っ子を掘る、排水溝の整備、竹を裁断する作業の繰り返しである。

風もなく穏やかなので、のりぴーが裁断してくれた竹とゴミ袋に詰まった枯葉を燃やした。ある程度根っ子を取り除いたので、焼却場も母屋から離すことが可能となり燃え移る危険は無くなった。

根っ子班は要領を掴んだのか各自グループを作り、また他のグループや個人で根っ子と格闘しているところに応援に行ったりで、すっかりベテランの作業人である。少しずつ大きな根っ子を狙いだしてきた。

お昼は料理人さっちゃんが豚汁を作ってくれた。母屋の廊下にコンロ2台を並べ、寸胴に豚汁とうどん入り豚汁が出来上がる。

池田荘で作ってくれたおにぎり3個(当初は2個の予定だったが、作業の話をしたら1個増)とゆで卵。この時ばかりは皆作業をやめて美味しく頂いた。

休憩もそこそこにして皆作業へ戻る。そのうちに何だか騒がしくなってきたのでふと見ると根っ子班は特大サイズの根っ子に挑んでいた。ひとり、またひとり加わり巨大な根っ子を掘り出そうとしている。yoneさん、ヤマドリさんが重いバールやショベルを根っ子の下の土を突き刺ししぶとい根を破壊している。周りからもショベルがいくつも根を突き刺す。その姿はまるで巨大ホオジロザメを仕留めるシャークハンターの様だ。

少しずつ巨大根っ子が姿を出してきた。皆その大きさに仕留めたい炎がメラメラと燃え上がっている。すると「ワォーッ!」という歓声があがり、遂に巨大根っ子を掘り起こした。その姿はまるで正月の門松であった。

2日間で取り除いた根っ子の山を眺めそれぞれが感慨にふけっていると、広場に午後の木漏れ日が優しく差している。

誰もが今回の開拓団の作業は終了したと思った瞬間であった。いつものようにバケツリレーによる消火作業、片付けをすませ日帰り温泉に向けて作業場をあとにした。

今回の開拓団も無事に怪我もなく2日間で最大の成果であった。まだまだ細かい根っ子はあるものの、もはや時間の問題である。早速次回の作業趣旨も見えてきた事が進展している証しであろう。このレポートは作業面のほんの一部である。皆さんもこの珍道中の出来事や作業も含めて色々な報告をお願いしたい。

皆様お疲れ様でした。