その他みんなの言いたい放題 【その21】マシダ
創作迷言集6

生命

こういうのは考えすぎるとだめなんですね。考え始めて一月経つのに浮かばないのが「前後左右」というテーマ。なかなかまとまらないので、別テーマにしました。「生物」嫌いだった人は読み飛ばしてください。

「命が惜しければ金を出せ」というが、この文脈から金より命の方が大事だということが分かる。
人間にとって命とは、不滅の魂が宿る死に至る容れ物である。肉体が死んだ後は墓がそれに代わる。
エージング医療は、葬儀屋と寺と医者を廃業に追い込む。
生は死によって生命となる。
生命が素粒子で出来ていることは、さすがのDNAもご存知あるまい。
生命を一言で言い表すとすれば、それは「内側」である。
生命を最初に発見したのは生命である。
人間は、遺伝子DNAに生命の謎を解き明かす鍵を求める。が、当のDNAにとっては、細胞の外で何が起きているのか、全くあずかり知らぬことである。
生命を一言で言い表すとすれば、それは「外側」である。
DNAは生命の設計図ではなく、単にタンパク質の設計図にすぎない。環境と生命の関係こそが、生命とDNAの設計プロセスだ。
生命にとって、地球はモンテカルロだ。
ヒトのDNAは、火星ではヒトの設計図として役立たない。
元来、親子の顔が似ることを遺伝というのに、それが遺伝子のためだと言われても、何の説明になっているというのか。
宇宙旅行とは、宇宙に作った「旅する地球環境」の中に身を置くことだ。
ネンキンはみんなのホウシで生き残る。
パパ!命ってどうして大事なの?
バカ!生き物がいなくなったら食べるものがないじゃないか。
ママ!赤ちゃんてどうしたらできるの?
やぁ〜ねー! パパがいけないのよ。でも、ママもちょっとはいけないの。

 お粗末