2007.9

Würzburg(ヴュルツブルク)・バイエルン州に位置する都市で、ロマンチック街道の起点の町としても知られる。街からはブドウ畑を見渡せ、フランケンワインの生産地であることを感じさせる。 ヴュルツブルクには５系統のトラムが走っている。トラムは中央駅から街の中心へとも伸びているので、観光に使って見るのもいいかもしれない。 今回は中央駅から３駅先のRathaus(市庁舎)まで足を伸ばしてみることにする。中央駅はループ状のターミナルで、４系統のトラムが集まってくるため頻繁にトラムはやってくる。 中央駅を出ると、トラムは駅舎とブドウ畑を背に中心街へと向かう。２駅目のDom(大聖堂)に近づくにつれ、人の数が増していく。この辺りは歩行者天国となっているので、ゆっくりトラムは進む。マルクト広場※１や大聖堂などへ向かう場合はDom(大聖堂)の停留所で降りるのがよい。 さらにトラムはゆっくり走り、目的地であるRathaus(市庁舎)の停留所に着く。ヴュルツブルクの観光名所の一つであるAlte Mainbrücke(アルテマイン橋)やFestung Marienberg(マリエンベルク要塞)※２へは、この停留所が最寄となる。

※１　▲Marktplatz(マルクト広場)に立つMarienkapelle(マリエンカペレ)。広場では市場などが並ぶ。	▲ヴュルツブルクの街並み。
※２　▲Alte Mainbrucke(アルテマイン橋)から見たFestung Marienberg(マリエンベルク要塞)	▲マリエンベルク要塞から見た眺め。奥に見えるのがブドウ畑。
▲マリエンベルク要塞から眺めたマイン川と旧市街。左に見えるのがアルテマイン橋。	▲Residenz(レジデンツ)