2007.2

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ザクセンアンハルト州に位置するマクデブルク。エルベ川に位置し、ハンザ同盟都市としても栄えた。
街には二つの塔を持つ教会や歴史ある建物も多くあり訪れる価値があるものの、日本のガイドブックにはあまり載っていないのが残念である。
電車でマクデブルク中央駅に降り立つと、駅前にトラムの停留所がある。中央駅には駅前の停留所と、少し離れた大通り「Ernst Reuter Allee(エルンスト・ロイター・アレー)」の停留所と二つある。駅前に乗り入れない系統は大通りにある停留所を通るようだ。
この大通りを歩いていくと、小さな公園にマクデブルク半球※1の模型を見つけた。マクデブルク半球とは大気圧の大きさを証明するために用いた道具で、半球同士を合わせ、内部を真空にすると八頭の馬で互いに引き合っても引き合わすことが出来ないというもので、17世紀の自然科学の発展(科学革命)の中で実験されたものである。この実験は物理学者であり、またマクデブルクの市長であったゲーリッケによって行われたため「マクデブルク」半球と呼ばれるのだとか。
ここからさらにしばらく進むとトラムが交わる交差点へと出る。ここらへんがMarktviertel(マルクト地区)でAltesRathaus(旧市庁舎)、Johanniskirche(ヨハニス教会)※2、Otto von Guericke Denkmal(ゲーリッケの像)等はこの辺にある。
ちなみに余談だが、マクデブルクの観光案内は非常にしっかりしていて、看板や標識などで、名所をわかりやすく紹介してくれている。ロマネスク様式の建物が多いせいか、ロマネスク様式の建物の付近は「Strasse der Romanik(ロマネスク通り)」という標識がある。下の写真※3も、エルベ川沿いにあるロマネスク様式の教会で、こういう建物も、わかりやすい標識のおかげで比較的訪れやすい。
マクデブルクの町歩きを再び進める。トラムが交わる交差点を曲がり、Breiter Weg(ブライターヴェーク)を塔の見えるほうへ進んでいくと、不思議な建物を目にする。この建物はHundertwasserhaus Die GRÜNE ZITADELLE VON MAGDEBURG(フンデルトヴァッサーハウス・マグデブルク緑の砦)※4という建物で、設計したHundertwasser(1928-2000)という建築家に由来する。芸術的な建物で2005年に完成したマクデブルクの新名所と言ったところだ。ここから川の方に少し足を伸ばすと、素朴で優しいような雰囲気のKloster Unser Lieben Frauen(ウンザー・リーベン・フラウエン修道院)※5が見える。ここからさらに少し歩けば、壮大なDom(大聖堂)※6にたどり着く。
このようにゆっくり歩いておよそ1時間半ぐらい。見所は街の中心に集まっているため非常に歩いて周り易かった。
※1 ▲マクデブルク半球の模型 ※2 ▲Altes Rathaus(旧市庁舎)とJohanniskirche(ヨハニス教会)
※2 ▲Johanniskirche(ヨハニス教会) ※3 ▲St.Petri,Magdalenenkapelle(聖ペトリ・マクダレネン礼拝堂)とWallonerkirche(ヴァロン教会)
※4 ▲ Die GRÜNE ZITADELLE VON MAGDEBURG(マクデブルクの緑の砦)
芸術的な外観に目を奪われる。
※5 ▲Kloster Unser Lieben Frauen(ウンザー・リーベン・フラウエン修道院)
※6 ▲Dom(大聖堂) ▲Domplatz(ドーム広場)

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