|
路面電車紀行〜インスブルック編〜 イン川に面するチロル地方のこの街にも路面電車が走る。市内線と郊外のFulpmes(フルプメス)まで走るStubaitalbahn(シュトゥバイタル鉄道)から成っており、市内線からも美しい山々を間近に見ることが出来るが、郊外線であるStubaitalbahnは山を登っていくためさらに美しいパノラマ風景を眺めることが出来る。(Fulpmesまでの所要時間は市街地から約60分) インスブルックでは現在、Düwag型の車両が主力となっているが、2007年10月に新型低床車であるBombardier製のFlexity Outlookがついにインスブルックに到着した。5連接の両運転台車両で、市内線で用いられている600Vの他に、郊外線Stubaitalbahnの700Vの電圧にも対応しているため、両路線での走行が可能となる。22編成を順次導入予定で、営業運転開始は2008年3月から開始した。この新型低床車の導入により、残念ながらDüwag型の車両が少しずつ姿を消すそうだ。 追記)引退したDüwag車は、今後ルーマニア等の東欧諸国への移動が始まっている。 路線に関しても延長計画、さらにはRegionalbahn建設計画と、目が離せない話題が多いので、今後も注目していきたい。 |
|||||
|
||||||
|