|
■Daten
軌間 1000mm
路線数 1
路線長 2.3km
※2008年1月現在 |
▲GmundnerKeramikの停留所に位置する車庫 |
|
路面電車紀行〜グムンデン編〜
Traunsee(トラウン湖)岸にあるグムンデンにも小さな路線の路面電車がある。 ÖBBのGmunden駅から湖畔にあるGmundenの中心街まで、ゆっくり2キロかけて下っていく非常に短い路線だ。
中心街側の終点はFranzJoseph Platz(フランツヨーゼフ広場)で、旧市街の入り口のようなところに位置するが、1975年まではその広場から200m程離れたRathausplatz(市庁舎広場)まで路線が延びていた。
現在、ドイツ・ルール地方のVestの路面電車(1982年に廃止)から来た2両を含む3両の単車と2両のレトロ車両が在籍している。基本的には前者の車両が約20分間隔で定期運行されている。 非常にのんびりとした雰囲気が漂うグムンデンの路面電車であるが、近代化プロジェクトも進行中で、@低床車の導入、ASeebahnhofまでの延長計画が進められている。 @に関しては2003年に試験的にNordhausenからCombinoを借りて試験走行を行ったほか、2008年秋にはインスブルックに新しくデビューしたFlexityOutlookを借りて試験走行を行う予定だとか。
架線並びにレールの工事なども行われ、準備が着実に整っている様子。またAに関しては、この600m程の路線が出来れば、Traunseebahn(トラウン湖鉄道)の終着駅のSeebahnhofとGmunden中央駅がダイレクトに結ばれることになるので、利便性が高まること間違いなしだ。 |
|
左) 少し古いものだが、近代化プロジェクトに向けての看板。 |
Stern&Hafferl Verkehrsbetriebe mbHのウェブサイト
http://www.geg.co.at/sverkehr/ |
Tw8
Lohner製
|
Tw9,10
80年頃までVestで活躍 |
|
|