悲鳴をあげる、とは どんなに楽なことか
恐怖心が外に向かって開放されるとは どんなに楽なことか
悲鳴を禁じて 眉間に恐怖心を集中させ 怒りに変えることは パワーが要る・・・
いつでもいつでも 常に前のめりに怒る準備をして 夜道を歩いているとは
恐怖にはじかれて 叫んでそのまま 心電図のグラフが一本になるみたいに 真っ白に蹂躙されたら いっそ楽だろうに!
だからといって 男に生まれたかったとは 思いませんがね