リキシャ。インドの一般的な乗り物だ。実際乗ってみると、なんだか自分より痩せたインド人がハアハアいいながら自転車を漕いでるのをズーッと後ろから見ることになるので、あんまりいい気持ちではない。 動物ならいいだろうと、馬が引っ張ってる力車(これは馬車か)に乗ってみたが、今度は馬の背中に荷台の横木があたって傷になり血がにじんでいる。その馬をムチでビシッと叩くたび馬はギャーというように小走りしながら跳ね上がる。のんびり流れる風景を楽しもうと思って乗ったのに、いたたまれない気分になってそれどころではない。さっさと降りてしまった。エンジン着きのオート三輪車ほうが落ち着いて乗ってられる。 |
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バラナシ 1997.1 | 前のページに戻る |