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人工歯根

歯の漂泊

歯ならび

どうする

こんなときどうする?(Q&A)
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Q1 はえたばかりの歯は、むし歯になりやすいというのは本当ですか?

Q2 前の方に乳歯が残っているのに永久歯がはえてきました。どうしたらよいですか?

Q3 乳歯に冠をかぶせると永久歯がはえるのに邪魔になりませんか?

Q4 歯が傾いてはえてきましたが、歯ならびは悪くならないのでしょうか?

Q5 2歳で前歯がとけてきたようですが

Q6 3歳で急にむし歯がふえたようですが

Q7 子供が歯みがきをいやがって困ります。泣いても押さえつけてまでやってよいでしょうか?

Q8 3歳で指しゃぶりがひどいのですが、歯に悪い影響はないですか?

Q9 1.1歳の子どもですが、いまだに寝る前に哺乳ビンが手ばなせません。歯にも何か影響がでますか?

Q10 ころんで歯をぶつけました。だんだん色がかわってきたのですが

Q11 小学生ですが、運動会でころんで前歯が抜けおちてしまいました。おちた歯は持っているのですが、どうすればよいでしょうか。

Q12 9カ月になりましたが、ほとんど口を動かしているように見えません。丸飲み込みしているのではないかと心配です。

Q13 10カ月半になります。スプーンで口の中に入れてやると、のどにつっかえるのか「ウッ」と吐きそうな声を出します。食べさせ方が悪いのでしょうか?

Q14 固いものを、かめずにいつまでも含んだまま、飲みこめないでいます。

Q15 食べるのが遅い子は、全部食べさせた方がよいのでしょうか。それとも、さっとかたずけたほうがよいのでしょうか。

Q16 2歳近くになりましたが、食べる量が少しもふえません。よその子に比べて食べる量が少なくて心配です。

Q17 結婚式までに治療を終わらせるには、どの位前に健康診断をうけたらいいでしょう?

Q18 家族から歯ぎしりをすると言われ悩んでいます。

Q19 口臭があるのではないかと心配です。

Q20 両親とも歯が悪いので、生まれてくる子供に遺伝するのでは、と心配です。

Q21 「つわり」がひどくて、歯がみがけません。何か良い方法は?

Q22 妊娠中にどうしても歯が痛みます。治療できますか?

Q23 歯磨き粉はどんなものがよいのですか。

Q24 20分以上も歯を磨くことができないのですが。

Q25 汚れが落ちたかどうか、どうすればわかりますか。

Q26 力のいれ具合が分からないのですが。

Q27 歯を磨くと出血するのですが。

Q28 磨きすぎて歯や歯肉がすりへりませんか。

Q29 歯を磨くと歯肉がさがるのでは。

Q30 冷たいものがしみるのですが。

Q31 歯ブラシの時、吐き気があるのですが。

Q32 歯みがきだけで、口臭はとれますか。

Q33 歯のない所もみがかなくてはいけませんか。

Q34 冠をかぶせた所も磨かなくてはいけませんか。

Q35 入れ歯も磨いた方がよいのでしょうか。

Q36 舌に苔のようなものがついていますが。

Q37 つまようじを使ってもよいでしょうか。

Q38 歯石をとる時、痛いですか。

Q39 歯石をとると、歯がしみるのでは。

Q40 奥歯もできるだけ金属が見えない方がいいのですが、白いものが詰められますか?

Q41 詰めたものがよくはずれるのはなぜですか?

Q42 以前、前歯を詰めた所が変色してしまいました。詰め替えた方がいいですか?

Q43 抜歯する時、痛くないですか?

Q44 抜歯したあと、どのくらいで歯を入れられますか?

Q45 前歯を抜く予定ですが、人前に出なくてはなりません。歯がないままだとカッコ悪いのですが・・・。

Q46 歯が倒れたままになっていますが、このままの状態で歯が入れられますか?

Q47 口を大きくあけると耳の付近から音がしますが異常でしょうか。

Q48 不正こう合で顎関節症になるとききましたが本当でしょうか。

Q49 顎関節症はどうしたら治るのでしょうか。あごの体操をすれば治るとききましたが本当ですか。顎関節症の治療にはどれくらい期間がかかりますか。顎関節症は放っておくとどうなりますか。

Q50 あごの病気がひどくなると、全身に悪影響をおよぼすのでしょうか。

Q51 偏頭痛や肩こりはかみ合わせに関係あるのですか。

Q52 歯ぎしりの原因は何ですか。

Q53 歯ぎしりを続けるとどんな害がありますか。

Q54 歯ぎしりには種類があるんですか。

Q55 歯ぎしりの治療法はどんな方法ですか。
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Question 1
はえたばかりの歯は、むし歯になりやすいというのは本当ですか?
はえたばかりの歯は、歯の表面がやわらかく酸に侵されやすいのです。歯がはえてから表面がかたくなってくる1年くらいの間にできるむし歯が多く、この時期にフッ素を塗るなどのむし歯予防が大切になってきます。
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Question 2
前の方に乳歯が残っているのに永久歯がはえてきました。どうしたらよいですか?
永久歯は乳歯の根を少しずつ吸収しながら、乳歯に導かれてはえてきます。そのため、乳歯は永久歯がはえすすむにつれて、自然に抜け落ちるのですが、時にはなんらかの理由で、うまく根が吸収されずに残っている場合があります。このような場合は、永久歯の邪魔になり歯ならびなどに影響が出ることがあるので、なるべく早く取り除く必要があります。
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Question 3
乳歯に冠をかぶせると永久歯がはえるのに邪魔になりませんか?
とくに永久歯がはえるのに邪魔になるということはありません。しかし、大きなむし歯などによって歯の根の先に病変があったり、歯の神経をとってしまったりすることにより、乳歯の根の吸収がうまくいかなくなり、永久歯がきれいにはえてこないということもあるので、冠をかぶせなければならないような大きなむし歯をつくらないということが一番大切なことなのです。
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Question 4
歯が傾いてはえてきましたが、歯ならびは悪くならないのでしょうか?
ふつう前歯がはえてくるときは、やや傾いて鳩派の間にスキ間があるようにはえてきます。しかし、歯と歯の間に余分な歯があったり、指しゃぶりなどのために、著しく傾いてはえてきたり、歯と歯の間にスキ間ができてくる場合もあるので、一度歯科医に相談してみてください。
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Question 5
2歳で前歯がとけてきたようですが
前歯がとけてきたようにみえるのは、むし歯であるとおもわれます。哺乳ビンにジュースや乳酸飲料を入れて与えたり、哺乳ビンのダラダラ使用によってできることが多いようです。むし歯は、まず歯の表面が白くなり、しだいに歯が溶けてきたような状態になってきます。おかあさんがむし歯の状態に早く気付き、早めに治療と指導を受けて下さい。
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Question 6
3歳で急にむし歯がふえたようですが
この頃になると、外に出て甘いものを口にすることが多くなってきます。また、歯と歯の間にむし歯ができてくる時期でもあります。このむし歯は、歯と歯の間のかくれたところで進行し、お母さんが気付いた時には大きなむし歯になっていることが多いのです。また、乳歯の神経はまだ未熟で、あまり痛みを感じません。このことが発見を遅らせる原因の一つです。早期発見、早期治療をおこなうために、定期的な検診が必要になります。
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Question 7
子供が歯みがきをいやがって困ります。泣いても押さえつけてまでやってよいでしょうか?
泣いている子どもを押さえつけてまでする必要はないとおもいます。とくに3歳以前では、歯みがきよりも食生活でのむし歯予防が必要です。まず歯ブラシを持って遊ぶことからはじめ、歯みがきが生活習慣の一部になるようにしたいものです。
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Question 8
3歳で指しゃぶりがひどいのですが、歯に悪い影響はないですか?
Answer
3歳ぐらいまでの指しゃぶりはあまり気にすることはありません。外に出てお友達と遊ぶようになれば、しだいに減ってきます。しかし、5〜6歳になってもまだひどい指しゃぶりがあるようであれば、あごの発育や歯ならびにも影響が出てくるのでやめさせる必要があります。その時、あまり強制するのではなく、子ども自身に指しゃぶりは良くないのだということを自覚させ、徐々にやめていくようにします。決して指しゃぶりをすることを、怒ってはいけません。
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Question 9
1.1歳の子どもですが、いまだに寝る前に哺乳ビンが手ばなせません。歯にも何か影響がでますか?
なるべく早くやめるようにしたほうがよいでしょう。哺乳ビンのダラダラ使用は乳児の虫歯の原因になりますし、お口のまわりの筋肉の発達にも影響がでてきます。徐々にコップに切り換えましょう。
寝る前の授乳がやめられなければ、飲んだ後は哺乳ビンをはずして口の中をきれいにふいてやります。決してお口の中が汚れたまま寝かさないで下さい。
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Question 10
ころんで歯をぶつけました。だんだん色がかわってきたのですが
早期に歯科医の検診を受けて下さい。これをそのままにしておくと、いろいろと後になって影響がでてくることがあります。
歯の色が変わってきたのは打撲によって、歯の中にある神経が切断され出血したことによるものです。また歯にヒビが入ったり、歯のまわりの骨にまで傷が及ぶこともあるので、打撲したらすぐに歯科医の診断を受けてください。
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Question 11
小学生ですが、運動会でころんで前歯が抜けおちてしまいました。おちた歯は持っているのですが、どうすればよいでしょうか。
自分の歯があれば、再び抜けたところに植えこむことができます。そのためにはできるだけ早く、1分でも早く歯科医院で処置をうけましょう。抜けた歯はできるだけ乾燥させず、抜けた歯についているドロなどの汚れは、さっと水で洗う程度にして、清潔な水、または牛乳等に入れて持って行きましょう。
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Question 12
9カ月になりましたが、ほとんど口を動かしているように見えません。丸飲み込みしているのではないかと心配です。
食べ物を口に入れて、ある程度の時間をおいて飲み込んでいるようであれば、まだ大きな粒は、そのまま飲み込むことができないので、多少は咀嚼していると思われます。もし丸飲み込みをしているのならば、お子さんのかむ能力に食べているものが合わないということですから、もう一度子どもの能力に合うところまで調理形態をもどしてかむ練習をさせてあげてください。
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Question 13
10カ月半になります。スプーンで口の中に入れてやると、のどにつっかえるのか「ウッ」と吐きそうな声を出します。食べさせ方が悪いのでしょうか?
子どもは、あまり食べたくないのに、お母さんが食べてもらいたいばかりに、無理じいをしているのではないかと思います。食べたくないのに口の中に入れられて、子どもは「食べたくない」とは言えないので、一種の拒否反応を示しているのではないでしょうか。おそらくスプーン1杯の量が飲み込める量をこえているので、のどにつかえているのでしょう。子どもの成長を願うばかりに、一生懸命な様子はよくわかりますが、それは、なにも言えない子どもにとっては苦痛なことなのです。子どもの食べる量にあわせて、あせらずに、のんびりと進めていかれてはどうでしょうか。
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Question 14
固いものを、かめずにいつまでも含んだまま、飲みこめないでいます。
離乳食の頃、子どもの能力以上に進めすぎたり、いつまでも柔らかいものばかり与えていると、上手にかむことができなくなります。かむ能力は訓練することにより得られます。まずは、子どもが、かめるところまで、調理形態をもどしたり、お母さんが食事の時、どのようにかむのかの手本をみせて、一緒に繰り返し練習をしていってみましょう。また、子どもに、空腹感を与えることも大切です。
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Question 15
食べるのが遅い子は、全部食べさせた方がよいのでしょうか。それとも、さっとかたずけたほうがよいのでしょうか。
いつまでもダラダラ食べるのは、躾のうえからでもよくないとおもわれます。ある程度の時間を決め、それ以上は、食べないものとしてかたずけたほうがよいのではないでしょうか。子どもは、お腹がいっぱいであれば、意欲的にたべようとしません。おいしく食事をするためにも、食事のまえの間食はさけて、戸外で、お友達と遊ぶなどして空腹状態で食事をするようにしたいものです。
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Question 16
2歳近くになりましたが、食べる量が少しもふえません。よその子に比べて食べる量が少なくて心配です。
子どもの食べる量というのは、たいへんに個人差があり、食べる量が多い子と、少ない子の差はおおきいようです。お子さんが、元気よくお友達と遊んだりできているのであれば、その子にとって十分な量だと思ってよいのではないでしょうか。お母さんが、無理にたべさせて本当に「食べない子」にしてしまわないようにして下さい。
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Question 17
結婚式までに治療を終わらせるには、どの位前に健康診断をうけたらいいでしょう?
口の中の状態により早く終わる人、何カ月もかかる人と様々です。できるだけ早くチェックを受けて、結婚式の日程を歯科医師に告げて下さい。出来るだけの対応をしてくれると思います。
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Question 18
家族から歯ぎしりをすると言われ悩んでいます。
歯ぎしりの原因は、沢山あります。一度、歯科医師を訪れ、原因を見つけ出し、それに対する対応策を見つけてもらって下さい。
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Question 19
口臭があるのではないかと心配です。
口臭の原因には、口の中が悪い場合、鼻が悪い場合、胃腸等消化器系に原因がある場合など様々です。出来るだけ早く原因を見つけて治して下さい。
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Question 20
両親とも歯が悪いので、生まれてくる子供に遺伝するのでは、と心配です。
歯並びや顎の形は遺伝しますが、ムシ歯や歯槽膿漏に関しては、遺伝とは殆ど関係なく、むしろ生まれてから後の心がけに大きく左右されます。
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Question 21
「つわり」がひどくて、歯がみがけません。何か良い方法は?
できるだけ間食(特に甘いもの)を避けて、口の中に食べ物のカスがたまるのを防ぎましょう。歯ブラシが無理であればブクブクうがいでも構いません。気分の良いときを見計らって、できるだけ歯ブラシを使うよう心がけましょう。もちろん歯磨き粉などは使用しなくて結構です。
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Question 22
妊娠中にどうしても歯が痛みます。治療できますか?
妊娠何カ月かを正確に歯科医師に告げて、必要最小限の治療に止めましょう。妊娠中期になれば安定期に入り、通常の治療は差し支えないでしょう。前期と後期は歯科医師の指示に従って、治療を受けて下さい。
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Question 23
歯磨き粉はどんなものがよいのですか。
ブラッシングは歯ブラシの毛先で汚れをとることが主ですから、歯磨き粉の種類にあまりこだわる必要がありません。
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Question 24
20分以上も歯を磨くことができないのですが。
歯みがきだけをすることは大変でしょうが、歯を磨くのは洗面所だけとはかぎりません。テレビを見ながらとか新聞、本を読みながらというのも一法です。
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Question 25
汚れが落ちたかどうか、どうすればわかりますか。
歯のよごれを赤く染め出す染色液があります。(歯医者さんにおいています)それで確かめながら磨いてください。(69ページ参照)特に歯の裏側は、鏡でよく確かめながら使ってください。(歯の裏側をみる鏡も歯医者さんにおいています)
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Question 26
力のいれ具合が分からないのですが。
毛先が歯と歯肉の境に入った状態で、毛先がひらいてしまわない程度が適当です。しかし力の入れ方も歯並びや歯肉の状態、歯ブラシの毛のかたさ等によって違いますので、くわしくは歯医者さんに相談してみてください。
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Question 27
歯を磨くと出血するのですが。
炎症がひどい時は出血がありますが、心配はいりません。その時は痛くない程度に使っていると、しばらくすると出血はおさまってきます。
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Question 28
磨きすぎて歯や歯肉がすりへりませんか。
正しい磨き方をするかぎり、そのような心配はありません。ただし、かたすぎる歯ブラシや、研磨剤の多くはいった歯磨き粉を使って強く磨くことは危険です。
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Question 29
歯を磨くと歯肉がさがるのでは。
はれていた歯肉がひきしまるのですから、むしろよくなっているのです。ただし乱暴な磨き方をすると、歯肉がさがることもありますので、気をつけてください。
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Question 30
冷たいものがしみるのですが。
歯がしみる原因の一つに歯のまわりについている汚れがあります。ぬるま湯を使いながら、きれいに汚れを落としてみてください。それでもなかなかよくならない時は、歯医者さんに相談してみてください。
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Question 31
歯ブラシの時、吐き気があるのですが。
歯磨き粉をつけずに、小さめのブラシで少しづつ慣れてください。
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Question 32
歯みがきだけで、口臭はとれますか。
歯磨きは一番大事ですが、その他に虫歯の治療や、冠のやりかえ、時には内科治療が必要な時があります。
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Question 33
歯のない所もみがかなくてはいけませんか。
口の中全体を清潔にするためにみがいてください。特にブリッジ(歯のない所を冠でつないだもの)のポンティック(歯のなかった所につくった人工の歯)の下や入れ歯の床でおおわれている所は、歯肉が赤くはれやすいのでしっかり磨いてください。
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Question 34
冠をかぶせた所も磨かなくてはいけませんか。
冠と歯の境目はむし歯になりやすい所ですから、しっかり磨いてください。
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Question 35
入れ歯も磨いた方がよいのでしょうか。
そのとおりです。ただし磨くときは、歯磨剤はつけない方がよいでしょう。ときどき歯医者さんに見てもらってください。
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Question 36
舌に苔のようなものがついていますが。
それは舌苔といわれるものですが、口臭の原因にもなりますので、歯ブラシ等で磨きとってください。
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Question 37
つまようじを使ってもよいでしょうか。
つまようじは歯肉を傷つけることが多いのでなるべく使わないでください。歯の間の食べかすはデンタルフロス、歯間ブラシ等の補助清掃用具を用いてのぞいてください。
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Question 38
歯石をとる時、痛いですか。
歯医者さんでは、歯科衛生士が痛くないようにとってくれます。
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Question 39
歯石をとると、歯がしみるのでは。
歯石を急にとってしまうと、一時的に歯がしみることもありますが、ほとんどの場合おさまってきます。歯石はバイ菌のかたまりですから、歯槽膿漏の原因となりますので、とらなくてはいけません。
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Question 40
奥歯もできるだけ金属が見えない方がいいのですが、白いものが詰められますか?
あまり大きなむし歯でない場合は、白いもので詰めることもあります。ムシ歯になっている場所と大きさ、深さによっては金属にしないといけない場合もあります。
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Question 41
詰めたものがよくはずれるのはなぜですか?
歯を削る量はできるだけ最小限にしたいものです。はずれないようにするためには深く削らなければならず、後でひどくしみたり、痛んだりするために、どうしても浅く削る結果となり、はずれる原因になります。
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Question 42
以前、前歯を詰めた所が変色してしまいました。詰め替えた方がいいですか?
変色だけならそのままでも良いのですが、変色するほど長期間だったものは周りから目には見えない、ムシ歯になっていることが多いものです。
出来るだけ詰め替える方向で考えた方がいいでしょう。
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Question 43
抜歯する時、痛くないですか?
完全に麻酔をして抜くので、現在は心配するほどの痛みはほどんどありません。むしろ、歯を抜こうということの精神的恐怖感が痛みを連想させるので、痛くない治療をしても痛く感じます。先生を信頼してリラックスして治療を受けて下さい。
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Question 44
抜歯したあと、どのくらいで歯を入れられますか?
場所や抜いた歯の状態により様々ですが、通常1〜3カ月程度です。奥歯の場合はもっと早く入れられる場合もあります。
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Question 45
前歯を抜く予定ですが、人前に出なくてはなりません。歯がないままだとカッコ悪いのですが・・・。
先生ともよく相談して、仮の歯を作るか何かしてもらって下さい。先生も前歯が無くて困るのは、十分わかっていますので、良い方法を考えてくれるでしょう。
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Question 46
歯が倒れたままになっていますが、このままの状態で歯が入れられますか?

程度によります。特にひどい倒れ方をしていなければ入れられますが、それだけ削る量が多くなり、外れやすくなったり、ひどくしみたり、また、咬む時に歯に加わる力が無理な方向にかかるために歯がすぐにダメになったりします。主治医とよく相談の上必要であれば小矯正をしたらどうでしょうか。
・矯正の装置は痛くないですか?
矯正の装置は最初は違和感がありますが、すぐに慣れてきますし痛みはほとんどありません。
・どのくらいの期間で、できますか? 小児の矯正と異なり、通常は6カ月以内に終わるのが多いようです。
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Question 47
口を大きくあけると耳の付近から音がしますが異常でしょうか。
原因としてはかみ合わせの不正とかみ方の不正(くいしばり)があります。関節が正常な動きをせず、異なった動きをする時にあごがガクッとなったりするのです。
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Question 48
不正こう合で顎関節症になるとききましたが本当でしょうか。
不正こう合だと、かみ方がうまくいかずあごが正常な動きを妨げられ、顎関節症になりやすいです。
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Question 49
顎関節症はどうしたら治るのでしょうか。あごの体操をすれば治るとききましたが本当ですか。顎関節症の治療にはどれくらい期間がかかりますか。顎関節症は放っておくとどうなりますか。
歯科医院に行き、正常なかみ合わせを作るために、装置を入れたり、あごの体操をしたりします。
顎関節症の治療にあごの体操がありますので、症状が軽減することがあります。
症状の程度によって異なりますが、数カ月はかかることが多くあります。 ひどい例になると口がだんだん開かなくなり、食べ物を噛んだり、飲みこんだりするのに影響をおよぼしたりします。
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Question 50
あごの病気がひどくなると、全身に悪影響をおよぼすのでしょうか。
1 眼精疲労・カスミ眼・視力低下
2 偏頭痛
3 耳なり・難聴
4 肩こり・腰痛・ギックリ腰などがあります。
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Question 51
偏頭痛や肩こりはかみ合わせに関係あるのですか。
あるといってよいでしょう。
不正なかみ方で、異常なあごの動かし方をすれば、それだけ負担がかかりあごのまわりの筋肉や神経が刺激され、その積み重ねによって肩こりの症状がでたり、頭が痛くなったりするのです。
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Question 52
歯ぎしりの原因は何ですか。
上と下の歯の咬み合わせに問題があることが多いようです。歯並びの中にほかより背の高い歯があると、その歯を無意識のうちにすり減らそうとして歯ぎしりが起こります。歯槽膿漏や鼻や喉の炎症から起こることも考えられます。精神的なストレスも重要な動きをします。心の悩みや心配事があると、眠っているとき、歯を食いしばらせてしまうというわけです。全身的疾患、例えば胃腸障害や甲状腺機能こう進などが直接的、間接的に中枢に働きかけ、筋肉の緊張状態が作り出され、歯ぎしりがおきやすくなります。その出現には個人差が大きいようです。生まれつきひどい人もおり、遺伝的要因もあるようです。
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Question 53
歯ぎしりを続けるとどんな害がありますか。
食物がない状態で強い力が歯の根に加わるため、組織が引き伸ばしたり、圧迫されたりして歯の周りの組織に血流障害をおこすこともあります。痛みが出ることもあり、歯の異常な動揺を招きます。常に強い力で咬み合わせによる横揺れに歯は以外ともろいものです。
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Question 54
歯ぎしりには種類があるんですか。
いわゆる”歯ぎしり”は口の中に食べ物がない状態で睡眠中無意識のうちに上の歯と下の歯をこすり合わせて、キリキリという音を出すものを言います。他に、ただ強く歯を咬みしめるものとか、上下の歯を小刻みに連続的にカチカチと咬み合わせる型があります。
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Question 55
歯ぎしりの治療法はどんな方法ですか。
歯ぎしりの原因にもいろいろありますので、まず、確実な診断が必要です。そしてはっきりした治療法がなされるためには、いろいろ詳しい検査が必要です。治療に当たっては家族の理解と協力も必要となるでしょう。治療法としては、たいへんむずかしいのですが、日常のストレスを発散させるためにスポーツをしたり、散歩したり、気分転換をはかるといいと思います。
それから精神面から、寝る前に「私は歯ぎしりはしない」と繰り返し言う自己暗示も効果があると思います。
局所的治療としては、入れ歯のような形をしたナイトガードを歯の上にはめ、どこまでもまんべんなく咬めるようにします。しかも下顎がスムーズに動き噛みしめても音が出ないようにします。
1〜3カ月間経過観察で、精神的なものか、咬み合わせに原因があるのかなど、詳しく検討します。やはり長い間の観察が必要であり、人によっては他科と連係しながら治療に当たってゆくことも必要でしょう。
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