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前歯に隙間がでてきたが なおりますか?
なおります。
小児の場合
3歳ぐらいで 上あごと下あごの乳歯 あわせて20本がほぼ生え揃います。通常 生え揃ったこの時期には 前歯には隙間はありませんが 3歳〜6歳ぐらいの間に 上下のあごの骨が 成長しますので そのぶん 前歯に隙間があいたようになります。正常な発育ですので 治療の必要はありません。
しかし 下あごが うけ口になっていて前歯がすきっ歯になっているようであれば 歯科医院を受診されて 相談されたほうがいいと思います。
小学生の場合
幼稚園生から小学3年生の間に 上の前歯4本が生えてきます。この時期は ほとんどの子供たちが 前歯はすきっ歯です。御両親が心配されて 歯科医院を受診されることがよくありますが 奥歯の乳歯の交換がはじまると 隙間がなくなる場合がほとんどですから心配いりません。
ただし 前歯のまん中の歯肉にある上唇小体と呼ばれるスジが 極端に大きかったり 太かったりする場合は 要注意です。すきっ歯が 治らない可能性が高いので 切除したほうが得策です。
異常に 歯並びが悪くて すきっ歯の時も 歯科医院を受診しましょう。
中学生 高校生の場合
歯並びの治療をすすめます。
成人の場合
歯並びの治療をすすめます
中高年の場合
歯周病(歯茎の炎症が長年続くと 歯のささえが弱くなります。)によって 歯のささえが弱くなったり 奥歯を抜きっぱなしで長年 放置すると 噛み合わせが低くなって 前歯が出っ歯になるため すきっ歯になってきます。
原因の治療(歯周病の治療 奥歯の治療)をしっかりやってから 前歯の歯並びの治療をしましょう。