Column
絵のことばかりで無く、感じたこと身の回りのことも記したいと思います


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 [1]   小学唱歌「春の小川」の想い出 110903
本日の東京新聞記事に「春の小川」の歌詞が1942年に変えられたとありました。
この年、私が渋谷の小学校へ転校した最初の授業が音楽で、「春の小川」だったのです。校門を入るとボーイソプラノの斉唱が聞こえてきました。
記事では「さらさら流る」が「いくよ」に、「ささやく如く」が「ささやきながら」となったとあります。私の記憶は古い歌詞なので新学期早々で通達が行き渡ってなかったと思います。
歌というのはいろんな場面を想起させる力があるのですね。初恋にしろ失恋しろその当時の歌がとても想い出に被さってきます。この歌を聴くと10歳の小学4年生に戻り戦災で無くなった懐かしい学校の情景もまざまざとおもいうかべられます。

 [2]   原爆の日 110806
65年前当時0歳の赤ん坊も高齢者と言われる年齢になリました。8時15分を境に何十余年もの間、常に原爆症という死への恐れと戦ってきた被爆者の皆さんは、ご自分の人生をどのように振り返っておられるのだろうか。あのとき死んでいれば良かったのか苦しみながら生きながらえたのが良かったのか、二者択一となると私にはいまだに答えが見つかりません。老人病以外にいまだに肉体的に精神的に原爆後遺症を背負わされているからです。健康だったらもっといろいろ出来たのにと思う事は日常茶飯事、一杯あります。でもこの歳まで生きていられ結婚もし孫までいて絵を描いていられることは、心ならず亡くなられた方に申し訳ない罰当たりな贅沢な苦しみですね。人間浅はかで一つ満たされると次を求める動物です。
私もその1匹。
写真から描くという講座を考えたのも、人皆元気とは限らない。それでも描きたいという方はいるはずと始めました。本当は海外まで描きにいきたいのですが、国内でも躊躇する身かなわぬ夢です
広島市長挨拶にもありましたが「いまだに紛争などでなくなる方も多く、殺傷兵器も増えています」広島、長崎で、また戦火で犠牲になった方が二度と生まれないよう国際政治に携わる方方にお願いしたいです
あと何回この日を迎えられるかな というのが式典の放映を見た感想です

 [3]   とても共感できることばかり,快哉かな 110505
笠井一男さんという私よりずっとお若いのですが,画風、絵にたいする姿勢、その上偉ぶらずおごらずお人柄も尊敬出来る方がおられます。ホームページも常に絵・水彩を描く人に役立つよう企画されておられます。教室をお持ちでその広報もごく事務的なご案内だけで絵の楽しさに触れるページの構成が中心です。
最新ページの水彩エッセー[水彩画のツボ」と[塾長の一言」は震災後の私の鬱々とした暗い気持ちが吹き飛ぶような内容でとても嬉しく楽しくスッキリと拝見しました。
その一部、特に印象に残った言葉をいくつかご紹介します
◎[水彩画ファンには偉そうな人がいないから好き」
◎「人のいない街なんて]
◎「学びの効率は,99%学ぶ側の姿勢による」
◎「絵は自己責任、何をやっても怒られない」
◎「”教える”ということは,先生のスタイルを押しつけることではない」
◎「師匠と同じ傾向の絵ばかりの展覧会はつまらない」・・・などなど。
私の生徒さんに紹介したら皆さん納得でした。
目からウロコ、また同感できる文言が並んでます。是非、私のリンク集から飛んでみてください。とても参考になります。

 [4]   東北・関東大震災 110317
11日に発生した大地震は70年以上生きてきた私にとっても初めての経験でした。教材のコピーを撮るためコンビニへ向かう途中、歩くことも出来ませんでしたが、コピー取り終えて戻りました。迎えにきた娘にこんな時に悠長なことをしてと怒られました。歳経て図々しくなったのか、惚けて危機感が薄れたのか,ちょっと考えさせられました。
テレビに映し出される惨状は、65年前に体験した東京大空襲、原爆を思い起こすような状態でした。空襲は人災で防ぐことは可能ですが、地震、津波は防ぐことはできません。自然の恐ろしさに人類はいかに非力かみせつけらました。かなりの方々が亡くなられたとのこと謹んでお悔やみ申し上げます。

 [5]   四苦八苦という言葉 110205
東京新聞1月23日の筆洗欄に、老いの話題を物事が上手くいかないときに使う仏教用語「四苦八苦」を使ってで取り上げています。
浅学なので用語の意味を調べてみると、私の人生は「四苦八苦」の連続だったように思えました。現在、担当している絵画教室での生徒さんへの対応もまさに「四苦八苦」、もちろん自分の作品制作にも「四苦八苦」、終生、この語はまとわりついて離れないのかもしれないと思いました。
「四苦」は死・生・老・病の苦を意味しますがは死以外体験済みか体験中、「八苦」の「愛するものとの別れの苦」「嫌なやつ嫌いな人でも会わなければならない苦」「欲しいものが得られない苦」「食欲、性欲が過ぎて自制利かずこころ乱れる苦」もすでに体験したか目下体験中、所詮人生はこの苦界〜抜けられないようです。今回、「筆洗」のお陰でいろいろと考えさせられました。宗教の役目は「苦}を少しでも和らげるというところにあるのでしょうね。
最近、神社仏閣を好んで描くのも「苦」への供養心からか、「愛別離苦」「五陰情苦」からの逃避かと勝手に納得した次第です 。老苦が一番厳しいそうですが、頑張りましょう。 何か抹香臭い話になりました



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