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妊娠中の乳房の変化など(ふるぼうの場合)
ここでは、参考程度ですが妊娠中の乳房の変化や診断結果を記しておきます。
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ノルバデックスの服用中止後…生理前になると健側の左乳房が張るような感覚を覚えるようになった。服用中も生理が止まることはなかったが、乳房の張る感覚はなかった。やはりノルバデックスによりエストロゲンの作用が抑えられていたのだろう。乳がん手術前には感じることがなかったが、やはり右乳房を全摘したために、アンバランス感から余計に強く感じるようになったと思われる。
妊娠発覚前後(2004年3月)…予定生理日と思われる日前から左乳房に張る感覚は覚えていた。そのまま妊娠初期(10週くらいまで)まで張る感覚と、起床時に軽い痛みを覚えるようになった。
5月1日(妊娠11週、3ヶ月)…乳腺の定期超音波検査。健側の乳腺もエコーでみる限りそれほどの発達は見られない。健側、術側ともにエコーでの異常所見(しこりなど)はなかった。
5月15日(妊娠13週、4ヶ月)…両方の脇の下付近に突起物を発見。痛みや痒みはなく、腫れやしこりなどにはなっていないが、気になったので乳腺外科を受診。副乳の発生と分かった。健側だけでなく術側の脇にも発生しているが、これは手術の際にごくわずかに残った術側の乳腺が妊娠に反応したものと思われる。
その後、切迫流産状態となり、自宅・入院安静を強いられることになった。乳腺には目立った変化はなく、痛みや大きくなることもなかったが、健側、術側ともに乳輪が黒ずむなどの生理的な変化が見られた。
8月23日(妊娠27週、7ヶ月)…安静状態が解除され、乳腺の定期超音波検査。術側の乳腺が妊娠により若干発達し、ごくわずかに新しい乳腺が出てきているのが分かる。全体的にベースが盛り上がった状態になり、授乳期終了後に乳房再建をすればきれいに仕上がるでしょうとのこと。健側は特に変化がなく、一層乳腺が発達するのは出産後になるのではないかと予想された。しこりなどの異常所見はなし。
乳腺外科での診察は以上です。後は自己検診をしていますが、特に変化はありません。8ヶ月以降は母乳の分泌の準備段階として乳頭部分に白い分泌物がつくようになり、36週以降にオイルなどでの手入れを指示されています。出産後は健側の乳房は普通の産婦さん同様にマッサージを行い、授乳する予定です。
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乳がんの腫瘍マーカーには、CEA、CA15-3、NCC-ST-439、BCA225、1CTP(骨転移マーカー)などがあります。
これらの腫瘍マーカーは、妊娠により生理的に上昇することがあるだろうと言われていますので、上昇したからといって、必ずしも再発を疑うものではないそうです。持続的な上昇がないか、産後に元の値に戻るか、というところも注意点となるようです。三菱化学ビーシーエルのHPを見ると、NCC-ST-439が妊娠初期に高値、CA15-3が妊娠前期に低値、BCA225が妊娠後期に高値と書かれています。また、CEAも「癌胎児性抗原」と言われるので、胎児が存在する妊娠中には上昇するのではないかと言われています。
妊娠前の値
CEA 1.2(ng/ml) 基準値5.0以下
CA15-3 10(U/ml) 基準値27以下
NCC-ST-439 4.2(U/ml) 基準値7.0以下
BCA225 91(U/ml) 基準値160以下
1CTP 2.9(ng/ml) 基準値4.5以下
妊娠11週、3ヶ月
NCC-ST-439 14.6(U/ml) 基準値を上回る
BCA225 64(U/ml)
特記すべき点としては、白血球が12400に(妊娠初期の生理的な上昇)
妊娠27週、7ヶ月
NCC-ST-439 2.8(U/ml) 大幅に基準値を下回った。今回も上昇が見られたら産後に何らかの検査を予定していたが、前回の上昇は妊娠初期の生理的なものだろうと判断された。
1CTP 6.0(ng/ml) 変動の大きいマーカーで、特に閉経前の人や妊娠授乳期には値が大きくなりやすく、基準値の3倍程度までの上昇はほとんど問題にならないとのこと
よって、今回の腫瘍マーカー測定は問題なしとされました。その他生化学検査では、白血球が8700、コレステロールが254(基準値は219、妊娠中の生理的な変化と思われる)。妊娠中の乳腺外科での血液検査は以上です。
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妊娠・授乳期のバストの発達は生理的なものですが、個人差の大きいものです。その人に合った、できるだけ締め付けないタイプのブラジャーを用意するのがいいです。
私の場合は、妊娠中は以前と同じようにワコール・リマンマのブラジャーを使用していましたが、やはり健側が若干ボリュームがアップしたため、従来のパッドではアンバランスとなり、市販のトップパッドを重ねて入れて補正していました。産後もそのように補正する予定です。また、妊娠5〜6ヶ月にかけて切迫流産で入院中も、普通はノーブラの方が締め付けなくてよいのですが、さすがに何もしないのでは目立ってしまうのでブラジャーを利用していました。
お産入院の際には、ハーフトップなどの極力締め付けないタイプがよいそうですが、これは実際にアカチャンホンポやエンジェリーベなどのお店で実際に試着して選びました。やはりポイントは、パッドをきちんと入れられるポケットがあるかということです。もちろん自分でポケットを縫い付けてもいいのですが、なにせ裁縫が苦手なので・・・
授乳期のブラジャーも、前開きのものなどいろいろあるので、いくつかお店を見て回りましたが、私は結局浅草橋のリマンマルームに行き、現在のブラジャーより若干大きめで、主に術後間もない人が利用する締め付けの少ないタイプを選びました。他の店にもパッドを入れることが可能な授乳用ブラがあったのですが・・・バストのボリュームがBカップないしはCカップ以上から!どう見ても自分の健側乳房はそこまで大きくなるとは思えませんでした(泣)。
ブラジャー以外は、普通の妊婦さんと同じ物を準備するのでかまいません。ショーツや腹帯(ガードル)、マタニティウェアなど必要に応じて揃えていきます。マタニティウェアは、通販(ベルメゾンやエンジェリーベなど)でお値段も手ごろなものを多く扱っており、パンツやジーンズも多く、通勤着にも対応できるものが多いようです。友人など身近に出産した人に話を聞いたり、貸していただけるものがあったら借りるといいですね。
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