貧血
 妊婦健診では毎回の尿検査、血圧測定、適宜行う採血があります。私は幸い尿に糖やタンパクが出たことはなく、血圧も上がらなかったのですが、貧血になってしまいました。
 妊娠すると全身の血液量が増えることから、どうしても血が薄くなってしまって貧血傾向になります。ひどくならないと立ちくらみやめまいなどの症状は現れないようで、私も自覚することはほとんどなかったのですが、貧血を放置しておくと出産の時に出血が多かった場合に危険な状態になったり、産後の回復が遅れたりするので注意が必要です。

 初期の採血では貧血ではなかったのですが(ヘモグロビン Hb12.5g/dl)、入院中(22週)の採血でHb9.1gdlになってしまいました。Hb11g/dl以下が貧血と判断されますので結構重症?です。そのため、鉄剤を処方されて飲むことになりました。2〜3週間飲み続けて再度採血をしたところHb11.3g/dlまで改善されたので薬は中止にしたのですが、その後またヘモグロビンは下がり始めてしまい、32週の時にはHb10.7g/dlとなり、臨月に入ってさらに低下して再び鉄剤を処方されてしまったのです。この薬を飲むと便が黒くなり、お腹の調子が悪くなるなどの副作用がでる人もいます。
 食生活に全く無頓着だった訳ではないし、貧血気味だと言われてから鉄分の入ったサプリメントなども使っていたのですが、やはりサプリメントで補うのは限界だったようです。そして、産後の健診では貧血は改善されていてヘモグロビン値も元に戻っていました。

 貧血を予防する食生活

 鉄分の多い食品を摂ることです。代表的なものはレバーや肉の赤身、わかめやひじきなどですが、レバーの摂取については特に妊娠初期について、摂りすぎるのも良くないのではないかという見解も出ていて、意見が分かれているそうです。また、肉だけでなく貝類やいわし、さばなどの青魚にも鉄分は多く含まれています。緑黄色野菜も多く摂取することが必要です。ほうれんそうや小松菜などに多く含まれていますので積極的に食べたいものです。
 魚といえば、カジキマグロやキンメダイなどが有機水銀を蓄積していて妊婦さんは食べない方がよい、とニュースが流れたことがありました。そのあたりで栄養士さんの間では意見が割れているようです。魚でも同じような種類の魚だけ食べずに、赤身の魚、青魚、白身魚、小魚などバランスよくいろいろな種類の魚を食べるのが望ましいと言われました。ただし、干物は塩分が多いので摂取しすぎないようにとのことです。

 入院中の食事では、妊婦さん向けにはFe配合牛乳、Fe配合のゼリーが朝食に出ました。貧血になってしまうと「貧血食」に切り替わるのですが、通常の食事に比べて、なぜかタンパク質の食品が多かったのです。朝食も他の人に比べてチーズが増えていたり、夕食で1人だけゆで卵が入っていたり・・・ひじきが増えたことはなかったのですが。よく分からなかったのは、昼食メニューが「鯖の塩焼き」だった時に貧血食の自分だけが「鮭の塩焼き」だったこと!あれに意味があったのか、今でもちょっと疑問です。

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