(画像は 「アナウンサーOCHI事務所 社長室」) ■■このホームページは 元NHKチーフアナウンサー 越智和憲(おち かずのり)のHPです。検索エンジンによればこのページが直接紹介されるケースがあるのでご挨拶致します。 「越智アナウンサー」と言えば、昭和30年代、 巨人の野球中継で有名だった日本テレビの「越智正典氏」をご記憶の方が多いことでしょう。同時代、私はNTVの正典大先輩を横目で見ながら、内幸町のNHKホールの高橋圭三さんが司会する「私の秘密」「歌の広場」を度々見学していました。左の写真は、当時全国のお茶の間の人気を独占した高橋圭三アナウンサー 当時の広報誌です。(この冊子を今でも大切に所持しています)僕もこのような人間的に暖かいアナウンサーになろうと日夜勉強に励みました。■■高橋圭三さんは、ご承知のように一昨年4月11日夜、靖子夫人をはじめご家族全員に見守られ、83歳の生涯に幕を閉じられました。奥様の涙がご夫妻の愛の深さを物語っていますが、でも早く幸せな表情を取り戻して下さい。■その奥様(高橋靖子さま)が平成16年8月15日、逝去された。83歳。告別式は20日、東京渋谷区代々幡斎場。喪主 ご長男 了(さとる)氏。ご冥福をお祈りします。(編集長 越智和憲)◎圭三さんは朝、出勤するとき、ハミングで声を調整した。声は健康のバロメーター。ア!今日は調子がいいぞ!頑張ろう!という次第。私は、今でもアエイウエオアオだ。           (現在の私)アナウンサーに関するあらゆる資料を蒐集し、もともとあったアナウンサー集団の幸せを求めて「日本アナウンサーセンター」設立構想を推進中。毎日メデイア調査研究をしているうち、私は、田原さんや筑紫さんと同じように、日本の行方を真剣に考えるようになりました。アナウンサーも原稿に頼らず高い識見と深い専門分野を早急に持つべきです。それと何事にも経営的関心を抱き、環境設定能力を磨く努力をしたいですね。専門職的観点からだけの見方では前途を見誤ってしまいます。楽しい進行係を担当していても、絶えず、「歴史的な流れの中での今」を見失わないで欲しいですね。
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                              (左の写真 「リーガロイヤルホテル」での越智アナウンサーの司会)私は高橋圭三氏や宮田輝氏の司会ぶりに憧れてNHKアナウンサーになった。確かな発音発声、スマイル、当事者のお心を大事にする最高の気配り、水泳で鍛えた身体に、清潔で、特別仕立ての礼服に身を包んだ 青年の心で繰り広げる司会を私は心がけています。先日、関西のNHK同期10人程が会食。皆、NHKに対する支援の熱情を抱いている。私もあらゆる情報を収集し、学生や主婦、社会人の講師を通じ、自らの能力を磨いている。(越智和憲)
◎(質問箱)アナウンサーになるにはどんなことを心がけたらいいのでしょうか?(大学3年生男子)(お答え)これは志望する各放送局の人事担当者に伺ってみるといいでしょうね。NHKの場合はある程度まとまった考え方が示されています。結論を申しますと、@知的好奇心とバランス感覚 A話しことばについての関心が高いこと。B健康であること などがあげられています。民放では、入社したらすぐ放送に耐えられる能力を身につけている事が期待されているようです。ですから、アナウンスの学校などに通って、発音・発声・アクセント・滑舌などの勉強をする人が多いですね。NHKの場合は入局後、共通語の集中的な研修を実施するので、事前にアナウンスの勉強をしていなくてもいいと思います。むしろ学力を高め、幅広く知識を身につけておいた方がいいでしょうね。共通語の勉強とはどんなものか、詳しく知りたい方は直接お尋ね下さい。 (アナウンサーOCHI事務所)〒532−0004大阪市淀川区西宮原1−8−1 905 月〜金 前10時〜正午 電話090−3356−7032 FAX06−6397−8624  Eメールはkazunori-ochi@mub.biglobe.ne.jp へどうぞ!!(編集長)プッシュ

共通語・標準語
(※左の写真は 新装のNHK大阪ホールで司会をする 越智アナウンサー)                            ※鼎談(越智・長谷川・松本各編集員出席の話し合い)  (長谷川)「編集長!一般にアナウンサーは標準語を話す、ということが言われますが一方で最近は共通語という言い方も浸透してきています。この際、標準語・共通語についてその意味と区別を説明して下さい。(越智)「わかりました。実は私、NHKアナウンサーを38年間勤めました。東京発の大番組を沢山担当し、名を高めたアナウンサーではありませんが、アナウンサー集団のこと、日本語の話し言葉については、人一倍の情熱を注いで参りました。NHKに入る数年も前から諸資料を収集し、「NHKアナウンス読本」なども初期の頃からのものを所持しています。また、時代の変化に鋭敏に対応し、新しい文献も即座に手に入れ、比較研究しています。質問の「標準語」「共通語」についてお話しします。現在、私たちは「共通語」ということばを使っています。放送は、北海道から沖縄まで全国のどこに住む人にも、おとなにも子どもにも、耳で聞いてわかることばを理想としています。放送のことばは、東京の山の手で使われていたことばが母体となってできています。発声・発音・アクセントなどは多くの人が知っていますがプロミネンス・イントネーション・鼻濁音・母音の無声化・脱落現象、長音化など理論的にはほぼ確立されたと考えられています。放送局のアナウンサーは、これらの理論に基づき、実践をしていますがナマ放送故「完全な実践」とまでは至っていません。しかし現役のアナウンサー達は、ことば・表現と日夜「格闘」しているのです。私の経験では、そうした真摯なアナウンサーの努力に視聴者の方々から大きな声援が寄せられています。一方、「標準語」は、国の公用文や役所、学校などで用いる規範としてのことばを指しています。江戸幕府が倒れ、薩長土肥が中心になり明治政府ができますが、会議を開くにしても、出身地の多種多様な方言が入り乱れたため、なかなか理解しあえず、意見をまとめるのに時間がかかりました。そこで万人に通用する標準となる日本語の必要に迫られた明治政府が、東京で当時、「中流階級」と言われた人々が使っていた東京のことばを母体として「標準語」をつくり、官報などの公用文に使用したのです。                                 ◎私のホームページを最初からご覧いただくためには、ご面倒でも「越智和憲」のフルネームで検索なさって下さいネ!※この後「新チャットコーナー」に進みますプッシュ!