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緑茶(粉末茶)のおすすめ 吉川三国志の書き出しに 「・・今から約1780年前のことである。むしろ織であった頃の劉備玄徳が病弱な母のため二年間かけて貯めた両手いっぱいの銀や砂金で、黄河を行き交う洛陽船から、やっとのことで錫の壷に入った少量のお茶を分けてもらう。・・・」 要約すればこんなくだりにあるように、お茶が薬として貴重な飲み物であったことがうかがえます。 お茶を臼で挽いて抹茶として飲んでいた時代から江戸期に入ると、生の葉を鉄の釜で炒り、湯で煮出して飲むいわゆる「煎茶」が普及し始め、庶民の間に広く普及した様です。次第に製法が改良され蒸し工程を取り入れ、製品を急須に入れ適宜な温度の湯を注ぐ『出し茶』として現在の形になったようです。 緑茶を趣向品としてではなく、健康のための飲み物として考えたとき、茶殻の中には体に有効な成分がまだ沢山残っています。しかし煎茶の場合い、後の茶殻はそのまま捨てられてしまいます。(茶殻の利用法は色々ありますが・・)健康のためには、粉末のお茶が理想的であることが解ります。 お茶にはタンニン(カテキン)・カフェイン・アミノ酸・ビタミンC・ミネラル・サポニン・植物繊維、等々が含まれており、 〔ガン予防効果(特に消化器科系)・動脈硬化・高血圧・糖尿病また、免疫作用、ストレス、虫歯予防、便秘、脱臭作用、アレルギー、美肌 等々に効果がある〕と言われており、緑茶に関する本にもいろいろ書かれています。 最近は化学的分析などから色々な方向での応用の研究が進み効果も証明され、ますます緑茶にあつい視線が注がれております。
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