プレステのページ


後輩の持っていた壊れたプレステを、貰ってきて自分なりに直してみました。



SCPH-1000
もらって来たプレステは、SCPH-1000型番の初期型でした。
まずは内部の掃除からと、蓋を開けてみてビックリ!!
内部は猫の毛でビッシリ覆われていました。
原因はこれだ!!と、一人で納得して、掃除後動作チェック...
動きはしたものの、ゲームによってはまったく駄目でした。
原因は他に有るようです。

動作確認を繰り返しているうちに、【正常設置<横置き<逆さま】の順で正常動作する確率が上がっていくことに気が付きました。
どうやら本当の原因はピックアップにあったようです。

ピックアップは即ちレンズ部分で、CDと、このレンズ部分の距離が離れすぎてしまって(磨耗の為)うまく読み取ることが出来無きなってしまっているみたいです。
ネット上で、ピックアップ部分のみの販売を探してみたところ、7,000〜8,000円で売られていました。
これを買って修理するくらいなら、中古を買ったほうがいいですし、タダで貰ってきた意味が無いですね。
そこで、何とか修理出来ないものかと悪戦苦闘してみました。


クリックで拡大
ピックアップ部分
クリックで拡大
白色のギアーを外した所

左の画像が、ピックアップ部分です。
この状態で可動部(レンズ部)を上下に動かすとガタが有りました。
よく見ると、白色のギアーの下部分に2ヶ所突起が有り、そこでレールの上に乗って動いているみたいです。
可動部を取り外すためには、白色のギアーを先に取り外さなければなりません。
方法は、可動部を手で写真の右方向いっぱいに動かし、白色ギアーの左部分を持ち上げたまま(白色のピニオンギアーから浮く程度)右側にスライドさせると、上方向に取る事が出来ます。
写真右が白色ギアーを取り去った後の画像です。

さて、これからが大変です。
磨り減った物を元の状態に戻すわけですが、可動部は結構高速で動くためパテなどで肉盛りをしたのではすぐに取れてしまいます。
そこで、熱でプラスチック部分を曲げて元の高さまで上げてやる事にしました。
加熱には半田ごてを使用し、直接当てない様に注意しながら暖めてやると、自由に整形出来る様になります。 この作業は、現物合わせになってしまいますので何度も何度もやる羽目になってしまいました。

クリックで拡大 写真中の↑部分がレールに乗る部分です。
今回は、矢印右側部分の周辺を加熱して、少し下側に曲げてやりました。
加熱で整形した後は、ピニオンギアーを取り付けずに仮組して、スムーズに動くようになるまでヤスリとかを使って丁寧に仕上げます。
スムーズに動くようになったら、ピニオンギアーを取り付けて再度ギアーの噛み合わせとかを調整します。
うまく動くようになったら、摺動面にグリスを塗って元通り組み付ければ作業終了です。


実際にゲームソフト数本で動作チェックしてみましたが、問題は起こらず、今回の作業は成功です。
今回の修理費=0円でしたので、うまくCDを読めなくなって押入れに放り込んでいるプレステをお持ちのお方はチャレンジしてみる価値ありです!!




GOホーム