幸せな98年 そしてとっても幸せな11月 |
インマイハートコンサートツアーと銘打ったライブが年2回。この他に今年はライブイベント「あの頃を想い出して」が開催され、大阪で計3回の公演が行われました。
個人的には盛岡菓子博のライブと夏のファンクラブイベント「リーフリゾート」、そして11月23日の東京公演に遠征して、全部で6回、聖子さんにお会いすることが出来ました。
なかでも11月は京都駅コンサートまであり、これには所要で行けなかったものの、充実した一ヶ月になっています。
さらにさらに、初のテレビレギュラーをゲットするなど、聖子さんにかんしては幸せな一年でした。
関東ではまだまだライブがあるので、それらに行ける人はもっと幸せですね。
梅田 HEART・BEART |
今年2回目のコンサートツアーも、大阪公演はフルバンド編成。2月のツアーとはまた違うらしくとても楽しみにしていました。
メンバーは2月より1人多い6人。そして、曲目と内容は次の通りでした。
曲目 | 沢田聖子 | 岡崎倫典 | 坪井寛 | 戸塚修 | 山内和義 | 宮沢まり | |||||||||||||||||||||||||
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1 | 愛を下さい | Aギター | Aギター | Aギター | |||||||||||||||||||||||||||
2 | 約束 | アコーディオン | Aギター | Aギター | |||||||||||||||||||||||||||
3 | シオン | Aギター | Aギター | キーボード | フルート | パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
4 | あなたからF.O. | Aギター コーラス | Aギター | キーボード | Eベース コーラス | パーカッション コーラス | |||||||||||||||||||||||||
5 | 卒業 | マラカス? | Aギター | マンドリン | アコーディオン | パーカッション | パーカッション | ||||||||||||||||||||||||
6 | LIFE | タンバリン | Aギター | Eギター コーラス | キーボード | Eベース コーラス | パーカッション コーラス | ||||||||||||||||||||||||
7 | まっすぐに愛 | ガットギター | Aギター | ピアノ | ウッドベース | パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
8 | 想い出のオルゴール | Aギター | Aギター | ピアノ | ウッドベース | パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
9 | インマイハート | ガットギター | Aギター | ピアノ | ウッドベース | パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
10 | インストロメンタル メドレー キャンパススケッチ バクの夢 青春の光と影 | Aギター Aギター Aギター | Aギター Aギター Aギター | キーボード キーボード ピアノ | Eベース Eベース フルート | パーカッション パーカッション パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
11 | PRESENT | タンバリン | Aギター コーラス | Aギター | キーボード | Eベース | パーカッション | ||||||||||||||||||||||||
12 | 悲しみはいつの日も | Aギター | Eギター | キーボード コーラス | Eベース コーラス | パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
13 | smile | Aギター | Eギター コーラス | キーボード | Eベース コーラス | パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
14 | 青春エピローグ | Aギター | Eギター | ピアノ | Eベース | パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
15 | Respect | Aギター | Eギター | ピアノ | Eベース | パーカッション | |||||||||||||||||||||||||
16 | Natural | Aギター | Aギター コーラス | Eギター コーラス | ピアノ コーラス | Eベース コーラス | パーカッション コーラス | ||||||||||||||||||||||||
17 | 走って下さい | Aギター コーラス | Eギター コーラス | ピアノ コーラス | Eベース コーラス | パーカッション コーラス | |||||||||||||||||||||||||
18 | Don't forget forever | Aギター コーラス | Eギター コーラス | ピアノ コーラス | Eベース コーラス | パーカッション コーラス | |||||||||||||||||||||||||
ア ン コ ー ル
19 | せつなさを抱きしめて | タンバリン | Aギター | コーラス Eギター | コーラス ピアノ | コーラス Eベース | コーラス パーカッション | コーラス 20 | 友達 | ハーモニカ | Aギター | コーラス Eギター | コーラス キーボード | コーラス Eベース | コーラス パーカッション | コーラス 21 | 振り向けばあなたがいた | ア・カペラ |
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大阪での色々なこと |
ここ数年ずっと聖子さんはアコースティック路線で、電子楽器といえばエレキピアノやシンセサイザーなどのキーボードしか使わなかったのだけれど、今回は賑やか。2月のライブに続くフルバンド編成で、さらにエレキギター、エレキベースが加わり、待望のフルートやハーモニカも混じってすごく楽しいライブでした。
目立った曲について少し触れておきたいと思います。
まず、オープニングの愛を下さい。ギター3本の奏でる音色が絶品でした。
3曲目のシオンでは、ベースの山内さんがフルートを披露してくれました。常々聖子さんの曲にはフルートが似合うなと思っていました。
4曲目は古い方のアレンジでのあなたからフェイドアウト。シングルで一番売れたという「卒業」よりも、僕にはこの曲の方がラジオや有線で馴染みがありましたので、初期バージョンでの演奏は心にしみました。
そして一番売れたシングルという卒業。このアレンジには驚き。坪やんのふらっとマンドリンをメインとして戸塚さんのアコーディオンなど、楽器編成が極端に異なり、まるで違う人のライブに来ているよう。繊細で激しい旋律が心の中にしみ込みます。アップテンポの曲なので観客は手拍子をしますが聞き慣れないアレンジのためかかなりちぐはぐで、リズムも取りにくかったのは事実でした。どちらかというと手拍子などせず、初めて聞く旋律に陶酔したかった、といえば贅沢でしょうね。ベースの山内さんまで鳴り物を手にしていました。
9曲目のインマイハートまでがベストアルバム「HISTORY」の優しくなれるディスクを中心とした選曲でした。
このあと、インストロメンタルのメドレーとなるのですが、「みなさんで唄って下さい」と、聖子さんがステージを去ったのにはびっくり。普通「みなさんも一緒に唄って下さい」ならよくあるのですが。
PRESENTからsmileはおなじみの元気ソング。スタンディングで盛り上がります。
そして、飛び入りゲスト立原啓介さんの登場です。KBS京都で放送の初めてのテレビレギュラー「うわさの街wa」で一緒に出演している、関西ではおなじみのタレントさんです。しばらくの間、楽しいトークが繰り広げられました。
16曲目ナチュラルから僕の大好きなアップテンポの曲が続きます。特に、D'ont forget foreverは、ライブで聴くのは初めてだったと思います。アルバムでこの曲を聴いたとき、コンサートのオープニングにぴったりの曲だなあと思ったことがあり、それ以来一度聞きたいと思っていたのでした。
アンコールで再び登場した聖子さんは、今までと違いいきなりマイクを持っておしゃべりをはじめます。いつもならここで観客からの差し入れを直接受け取るプレゼントタイムになるのですが、今回はそういう演出は狙っていなかったようです。それでも何人かの人はステージに駆け寄っていましたが、次回からは様子を見ないといけないかも知れません。
19曲目は僕にとってのスーパーベストに位置するせつなさを抱きしめて、そして友達と続きます。友達ではバンドメンバーだけでのアカペラコーラスがあり、美しいハモリにため息が出るほど。多人数編成での醍醐味ですね。
メンバーに今回新しく加わったのは、宮沢さん。元米米クラブのメンバーだそうです。
東京公演 |
さて、今回のツアーは、縁があって(?)東京公演にも遠征をすることが出来ました。
聖子さんにとって「日本青年館」は特別な場所(のはず)です。これを僕は聖地と呼んでいます。また、聖子さんの活動の中心が東京なので、他の地域に比べてノリが違うとも聞いていました。
聖ちゃんファンになった限りは一度は行きたい聖地巡礼。
しかも、日本青年館がホテルでもあることを少し前に知り、この公演に行く限りはここに泊まるのだと、固く心に決めていたのでした。
また、web上で知り合った方々と待ち合わせの約束もして、楽しい日々を過ごすことが出来ました。
曲目は大阪で控えているので、特に確認はしていなかったのですが、多分同じだったと思います。なので、省略。
少しだけ感想を。
大きなホールはさすがに違う!
何がどう違うのか、と聞かれるとはっきりと言葉には出来ないんですが、そう、会場全体のダイナミックさが違うんですね。
千秋楽と言うこともあってか、メンバーの面々もこなれた感じがしてとても聞きやすかったですね。
ラストの曲振り向けばあなたがいたでは、ウルウルしながら唄う聖子さんが印象的でした。