第 1 章



 
インターネットの基本構造

 インターネットを楽しむには、次のものが必用です。

 インターネット接続環境の整ったパソコン(周辺機器を含む)、電話回線、プロバイダ契約。(例外については、後に触れます)
 あなたはインターネットを通じてこのページを見ているわけですから、これらインターネット環境は既に整っているわけです。

 プロバイダとは、インターネットとの接続業者です。プロバイダは各地にアクセスポイントを持っていて、あなたは契約したプロバイダのもつアクセスポイントのうち、一番近い所(通常、電話が市内料金で接続できる場所か、なければ隣接地域など)へ、パソコンから電話回線を通じて接続します。
 アクセスポイントから先は、プロバイダがあなたの見たいHPへの接続を受け持ってくれ、また電子メールのやり取りなんかもしてくれます。
 会社内の限られたコンピューターネットワークなどでは、「サーバー」(中心となるコンピューター)が1台だけですが、インターネットではこの「サーバー」がたくさんあります。つまり、中心となるべきメインのコンピューターが複数あるのがインターネットであり、それらの情報が行き交う通信経路は縦横無尽に張り巡らされているのです。
 インターネットユーザーは、どこかのプロバイダと契約するだけで、その全てを自由に利用することが出来ます。

 これは、ネットワークが単一で作動するのではなく、ネットワーク間が接続されているからで、インターネットは「ネットワークのネットワーク」とも言われる所以です。そして、われわれインターネットユーザーは、自宅などから一番近くのアクセスポイントまでの電話料金を払うだけで、世界中のインターネットサーバーに接続し、ありとあらゆるホームページを閲覧することができるのです。

 なお、例外的に「電話回線を介さない」インターネットも存在します。プロバイダがアクセスポイントではなく、自宅まで専用線を引いてくれればこれは簡単に実現できますよね。例えば、CATV。有線テレビですよね。CATVは各家庭まで回線が引かれているわけですから、CATVがプロバイダ業をすれば当然電話回線の仲介は必要ありません。多くの場合は、定額で無制限に接続できますから、今のところこれが一番安価な方法ではないでしょうか?

自分のホームページ

 自分のことを例にして少し話をしてみましょう。
 現在僕は、ビッグローブというプロバイダと契約しています。
 ですから、インターネットへの接続は、「自宅のPC」−「電話回線」−「ビッグローブのアクセスポイント」−「インターネット」という風につなぐことになります。

 ところで、ビッグローブはプロバイダ契約をすれば、無料で5MBまでホームページを開くことが出来ます。ビッグローブの用意したサーバーに自分のコンテンツを置くことによって、独自にサーバーを立ち上げることなく、ホームページが開設できるのです。これはプロバイダ契約の基本的な部分に含まれているサービスなので、追加費用は必要ありません。
 プロバイダによって無料で開設できるホームページの容量は様々ですが、たいていこのサービスがあるようです。ということは、基本的なインターネットの接続環境があれば、タダで自分のホームページを開くことができる、ということです。

 僕もビッグローブにホームページを開設していますが、それとは別にジオシティーズにもホームページを持っています。それがこの「とらおランド」です。
 ジオシティーのほかに、僕はミルトクラブやフリーティケットシアターなどからもホームページスペースをレンタルしています。これらは全て無料です。もちろんこれらのほかにもたくさん「無料ホームページ」はあります。
 なぜ無料なのでしょうか? これらの無料レンタルサーバーは、所定の広告を掲載しなくてはなりません。この広告料でサーバーは運営されているのです。そして、われわれユーザーへは無料でレンタルしてくれます。

 個人で趣味のホームページを開く場合、このようなプロバイダ契約の中に含まれているサーバーレンタルか、広告がつくのを承知の上で無料サーバーをレンタルするのが一般的です。
 この他に、有料でレンタルできるサーバーもあり、これはサービス内容や使い方によって料金は千差万別です。業務用として多用途な使い方をするのならそれなりに費用もかかりますが、個人が趣味のページを作る程度なら、十分お小遣いでレンタルすることが出来ます。検討の範囲内でしょう。

電子メール

 プロバイダ契約をすると、ホームページに関連するサービスのほかに、電子メールが利用できます。

 電子メールは郵便と同じように相手の住所(アドレス)宛に送信しますが、郵便物に比べて極めて早く、ほぼ瞬時といっていいくらいに相手に届きます。国内・海外の区別なく、プロバイダまでの電話料金で届きますから、極めて安価な通信手段です。
 送受信したメールは削除しない限りはパソコンの中に保管されていますから、郵便物と同様に保存性に優れています。ファックスのように劣化もしません。ファックスを受け取った人がさらに誰かに送り、それをまた誰かに送る、などということをするとだんだん文字が潰れていきますが、電子メールはこのような劣化の心配がありません。
 ただし、メールチェックという作業をしないと、自分の手元にメールは届きません。私書箱に郵便物を受け取りにいくようなものですが、もちろん自宅のPCの前で作業は出来ます。
 文書はもちろん、画像や音声も添付できます。
 安価で常時接続できる環境が整備されれば、ファックスは衰退するのではないでしょうか? 常時接続しておき、メールチェックを例えば30分に一回自動的に行うような設定をすれば、もはやファックスは必要ないといえるでしょう。

 電子メールの通信経路は一定ではありません。ですから、同時に同じ相手に複数のメールを送ったとしても、到着順序が入れ替わったり、若干の時間差が生じたりします。これは縦横無尽に張り巡らされた通信回線を自由にメールが動き回るからで、通常はなるべく最短経路や混雑していない経路を選びますが、それらルートに障害があれば迂回ルートも辿ったりします。稀に郵便迷子も発生するようです。ビジネスで使う場合などは電話で確認した方がベターかもしれません。

 新しいメールソフトはhtml形式で設定されていますから、メール本文に背景をつけたり色をつけたり文字の大きさを変えたりなどが出来ますが、すべてのメーラー(メールソフト)がこれに対応しているわけではありませんし、携帯端末など環境の違う場合もあり、現状ではhtml計式でのメールのやり取りは一般的には避けたほうが無難です。相手も自分も対応していることが明らかな場合のみ使用しましょう。
 また、添付ファイルをつける場合は、僕はメール本文に「○○」というファイルを添付しました、という一文を書くようにしています。また、人にもお勧めしています。これはウイルス対策です。ウイルスに感染すると、勝手にメールにウイルスファイルを添付して送ってしまいますからです。ウイルスファイルは開かない限り感染しませんが、添付ファイルが「本物」か「ウイルス」かの区別を見極めないと、うっかり開いて感染してしまいかねません。
 もし、自分のPCがウイルスに感染していた場合、送り主(僕)が任意で添付したものとは違うファイルがメールに添付されて相手に届きます。これがウイルスファイルです。受け取った方も、このファイルさえ開かなければ感染しません。原始的な方法ですが、皆さんも実行されてはいかがでしょうか?

電子メールを上手に使おう

 タイミングを決めて、定期的にポストをチェックしよう。
 あなたは自宅のポストをいつチェックしますか? 家を出るときですか? それとも、帰ってきたときですか?
 おそらくそれは日課としてクセになっていると思います。
 あなたあてに送られたメールは、あなたが契約したプロバイダのメール保管領域にストックされています。これを取りに行かないとあなたはいつまでもそのメールを読むことは出来ません。この作業を「メールチェック」といいます。
 一日一回はメールチェックをして、受け取るべきメールが放置されることの無いように注意しましょう。

 返事を書くのが凄く楽
 使ってみればわかりますが、電子メールは「返事を書く」のが凄く楽です。
 「返信」機能を使えば、「差出人」の住所は自動的に「宛先」に変換されますし、相手の文章がそのまま残っていますから、それらを引用して返事を書くことが出来ます。
 また、24時間使えますので、郵便物のように「ポストに入れたけれど郵便屋さんがとりに来るまでポストの中」などということはなく、即座に配達されます。
 ということは、短時間に何通もの手紙をやりとりすることが出来ます。

 同時に複数の宛先に送れる
 電子メールの宛先欄には、同時に複数の宛先を指定できます。つまり、同じ内容のメールならたった一度の作業で送ることが出来ます。
 これが郵便物なら、中身をコピーして、宛先ごとに封筒に住所を書いてそれぞれ切手を貼らなくてはなりません。
 また、宛先の書き方にもいくつかあり、複数に同じメールを送った場合、通常は受取人は自分の他にも誰にメールを送ったかがわかります。しかし、仲間内の連絡ならそれでもいいのですが、メールアドレスは個人情報ですから、受取人にそれらを知らせたくないと言う場合は、「あなたの他に誰に送ったかわからないよ」という送り方もできます。
 さらに、メーリングリスト、というのに参加すれば、メーリングリスト宛にたった一通送るだけで、全ての参加者に同じメールを送ることが出来ます。もちろん、メンバーの誰かが出したメールならあなたはそれらを全て受け取ることが出来ます。
 これらのシステムを必要に応じてセレクトすれば、あなたの日常が変わることは間違いないでしょう。

ホームページを持ってみよう

 さて、前項まででインターネットの基礎知識をだいたいさっと流してきました。では、いよいよホームページの開設です。ホームページスペースを確保しましょう。
 ここでいう「確保」とは、サーバーの一部を自分のホームページ領域としてレンタルすることです。

 まずは、プロバイダのサーバーをレンタルする方法を説明します。

 さて、前の項目で「たいていのプロバイダ契約には、無料ホームページスペースのレンタルを含んでいる」と書きましたが、ただ契約をしただけではサーバースペースをレンタルすることは出来ません。これには、別途申し込みが必要です。
 それではどうやって申し込むのでしょうか?

 あなたが契約したプロバイダのホームページに接続し、あなたが受けようとするサービス(つまりサーバーのレンタルですね)について記述されたページを探します。
 そのページには申し込み方法の手順や、各種規則が書かれていますので、良く読みましょう。
 規則には、「公序良俗に反すること、法に触れることはダメ」というようなことも書かれていますが、事務的なことにももちろん触れられていますので、「自分は怪しいページを作るわけじゃないから関係ない」などととばさずに、良く読むことが肝心です。

 特に初心者のうちは、色々なことでつまずいたりしますから、質問がある場合はどこに問い合わせたらいいとか、良くある質問とその解答をまとめたもの(FAQ集)など、どこかのページに載っていますので、そのあたりのことも確認し、必要ならばHDDにコピーをするか、ブックマークしておくことにしましょう。

 その他、「無料サービス」と「有料サービス」についてそれぞれ説明されていることがありますから、それも確認しましょう。
 使えるサービスは全て使おうと申し込み、気が付いたら、月々の接続料の他に付加サービスの使用料まで引き落とされていた、なんて事にもなりかねません。
 もちろん自分にとって価値あるサービスは、有料でも申し込めばいいのですが、とりあえず無料の部分に限定して置いていいのではないでしょうか?
 無料で使えるサーバースペースは限られており、それでは足らなくなった場合に、有料で増量できるとか、できないとか、そんなことも書いてあります。

 サーバースペースの容量はプロバイダによって千差万別で、5MBというのが標準的でしょうか?
 中には、10MB(メガバイト)、40MBというのもあります。
 ちなみに、1MBというのは、400字詰め原稿用紙にしておおよそ1300枚です。標準的な文庫本4冊分くらいでしょうか。画像はたくさんのスペースを食いますが、それでも5MBというのは膨大な量です。最初から増量を考慮する必要はないと思います。もっとも、自分たちで作った同人誌をそのままアップしたい、とかいう場合は別でしょうけれど。
 それから、商用に使うことが許されるかどうかも確認しておいた方がいいでしょう。個人ページの場合でも「売買」を扱うことはありますから。

 その他一通り目を通して、さて、実際の申し込みはどうするのか。

 オンラインでの申し込みですから、対話式で進められます。画面の指示通りに入力したり、チェックを付けたりすればオッケーです。手続きが済めば、あなたのURLアドレスとID、そしてパスワードが発行されます。
 通常、アドレスの一部にIDが組み込まれます。

 ココまで出来たら、あなたはホームページを持ったも同然です。あとは、実際に公開するページを作成し、ページが出来たら、FTPソフト(あなたのPC上で作ったファイル(ページ)をサーバーへ送信するソフト)を使ってアップロード(サーバーにページを送信すること)するだけです。

ジオシティーズの登録方法

 ジオシティーは広告料で運営することによって、ホームページ領域と電子メールを我々に無料で提供してくれます。このコンテンツもジオシティーにおいてあります。
 ジオにはテーマごとのコミュニティーがあり、我々は好きなコミュニティーを選んで市民という形で登録します。
 市民になるには市民登録をすれば良く、まずはhttp://www.geocities.co.jp/←ジオシティーズのトップページへ行きましょう。
 ここはジオシティーの入り口であり、そのページから「市民登録」のページへ行き、手続きをします。ジオは仮想コミュニティーで、ジオにホームページを作ると言うことは、ジオの市民になる、という概念で運営されています。

 ジオ市民になるには、いくつかの条件があります。

 まず、ご自分の電子メールアドレスを持っていること。大学や会社からもらったメールアドレスでも構いませんし、Web上で提供されてる無料電子メールアドレスもつかえます。
 商用には使えず、アダルトなコンテンツをアップすることも許されていません。また、ジオガイドの設置が義務付けられています。この他に、市民登録から2週間以内に何らかのWEBページをアップしなくてはなりません。
 2週間もあれば、表紙ページくらいアップできるだろうと多くの方が気軽な気持ちで申し込むのですが、期限ぎりぎりになってまるで試験勉強の一夜漬けのごとくページ作成に取り組む、というのが大半のようです。しかし僕はそれでいいと思います。そういうプレッシャーや勢いがないとなかなか第一歩を踏み出せないものですから。

 それでは、実際の登録作業と、良くあるトラブルについて説明をします。

 登録自体は、webページ上において、対話式で進めていきます。従って、入力項目にもれなく記入する、ということでオッケーです。

 ただし、その前にやっておかなくてはいけないことがあります。それは、自分がどのコミュニティーに入居するか決めておく、ということです。
 ジオでは、テーマごとにコミュニティーがわかれていて、その中にいくつもの番地があります。この中のひとつを選んで入居するということがサーバースペースをレンタルするということです。
 自分が作ろうとしているテーマが、ジオの用意しているコミュニティーのふたつ以上にまたがるとか、あるいはそんなテーマが見あたらないと言うこともあるでしょうが、あまり深刻に考えずに、そこそこ妥協できるところで選びましょう。
 例えば僕はハートランドに入居していますが、僕が入居した頃は「旅」もハートランドのテーマのひとつでした。ところが、旅テーマのコミュニティが別に設けられました。しかし僕は転居せずにそのままにしています。おまけに、今度は自分のコンテンツから旅テーマがほとんど消えてしまいました。だから「お前間違っているぞ」と指摘されれば認めざるを得ません。でも、僕自身はあまり気にしていません。ハートランドは現在「地域情報」「自己紹介」のページになっています。そして僕は、ここにアップしているコンテンツ全部が自己紹介みたいなものだと、自分なりに解釈しています。

 さて、住みたいコミュニティが決まったら、空き家を探します。空き家は「○○ブロックに○件の空き家があります。」と案内されますから、その中から好きな番地を選べばいいのです。

 ここで気を付けたいのが、そのコミュニティにたったひとつしか空き家がない場合は、そこに登録が集中したり、あるいは何らかの障害でそこに人が住めないので、空きや状態になっていたり、ということがあるようですので、新しい番地が造成されて、大量に空き家があるときに登録した方がいいようです。また、周辺に全く空家がなく、そこ一箇所だけという場合も同様のことが考えられます。(以前住んでいた人が出て行った場合もありますが)
 目指すコミュニティには空き家がないが今すぐ登録したいという場合は、自分に近いと思われる別のコミュニティを探すのもいいかも知れません。
 この他テレホタイムなど、アクセスが集中する時間帯は入居しにくくなっています。

 このあたりのことを知っているのと知らないのでは、少し違います。
 さあ、入居しようと張り切っているのに、さっぱり登録できない、というのではがっかりします。だから、登録しやすい条件や時間帯を選ぶといいでしょう。
 また、入居するには任意の市民名を付けて登録するのですが、既に同名の市民が登録されていたら、やはり受け付けてもらえません。市民名を変えて、登録しましょう。この市民名というのは、あなたのIDでもあります。ですから、入居済みの人と同じIDでは登録できないのです。

 登録作業をしているのに、まったく受け付けてくれない。何度やっても失敗する
 これは「代表的な質問のひとつ」ですが、原因と対処方法はココに書いたとおりです。

 登録が完了したら、晴れてジオからウエルカムメールが届きます。
 これにはあなたのパスワードなどが掲載されていますから、大切に保存しましょう。

どつぼな話

 インターネットは随分以前からやってみたいと思っていました。
 で、ものの本によると「プロバイダと契約する」と書いてあります。
 「プロバイダって何だ?」
 ものの本によると、インターネットの接続会社とあります。接続会社?
 この概念が僕にはさっぱりわかりませんでした。八百屋ならわかる。新聞屋もわかる。それは普段の生活で目にするものです。しかし、「プロバイダ屋さん」なんて、見た事も聞いたこともありません。どこにあるのかもわからなければ、もちろん電話番号も知りません。いわば闇の中の妖しげなアングラ商売です、僕にとっては。
 しかし、この契約をしなければ、インターネットはできないというのです。しかし、申し込み方法どころか、連絡先もわからないのです。なんと妖しげな商売でしょう。そんなわけで、僕はそれだけのことでインターネットをするのを何度も挫折したのです。
 おまけに、プロバイダへの接続料金のほかに、電話料金も必要というではありませんか? プロバイダに料金を払うのに、どうしてさらに電話代が必用なんだ? プロバイダというのは、電話のように家に回線を引っ張ってきてくれるんじゃないのか?
 もう、さっぱりわけがわかりません。
 ホームページを作ろうと思ったときも、同様のことに何度も出くわしました。初めて聞く言葉が多すぎる。その解説も専門用語でなされている。全く理解できない。
 これでは、実際は簡単なホームページ作りも、極めて困難なものに化けてしまいます。
 ブラウザってなんだ? FTPってなんだ? ビットパーセコンドってなんだ?
 そもそもコンピューター関連のマニュアルや解説書は、この傾向が強いのです。それまで全く日常生活でなじみのなかったものの解説なのだからもっと噛み砕いて親切に書いてくれてもいいのにと思うのですが、書き手にとっては「どっぷりと馴染んだ日常生活の一部」なので、気が回らないのでしょう。不親切なことです。

 インターネットとは全く関係なかったのですが、以前会社で使っていたコンピューターソフトのマニュアルに、「デフォルトで設定されています」と書いてあるのを見て、パニックになりました。「デフォルト」って何だ? ようするに、初期設定でそうなっています、ということなのだが、だったらそのように書け! どちくしょう!

 僕がこの講座をはじめたきっかけは、そこにあったのです。
 僕がジオに登録したのは97年秋ですが、当時と比べるとジオの解説も市民に提供されるツールも極めて親切に進化ました。しかし、今度は、ページが増加したために「どこに何が書いてあるのかわからない」状態になりました。市民の方から質問を受けて、「あ、それなら○○のページに詳しく書いてありますよ」と教えてあげようとしたのですが、その○○のページがちっともどこにあるのかわからないのです。ジオのページ自体必ずしもリンクが適切とは言い難いのです。
 とにかく、順番に読んでいったら一通りわかる
 そんなページがないものかと思ったものでした。
 あなたにとってのそれがこのページならばいいのですが。


[「第2章」に進む]
 


[僕たち初心者ホームページ作成講座目次へ]  [ホームへ]