10月23,24日、多々良川と今津に行ってきました

福岡で二年ぶりの高校時代の同窓会。それに合わせて23日に多々良川と和白、翌24日は今津で鳥見をしてきました。
二日ともkisitamanaさんにおんぶにだっこされて広いエリアを効率よく巡回できました。

思いがけなく近くでデジスコで来ました。最初はトレードマークのしゃもじのような嘴を羽の中に突っ込んでいましたが、しばらく待っていると、その中の一羽が羽繕いを始めてくれました。

◎23日、空路福岡にはいるといき次ぐ間もなく多々良川に直行。目を皿のようにして干潟を探すけれどカラフトの文字のない普通のアオアシシギが水際で動き回っているだけ。福岡のKさんに教えていただいたポイントの対岸まで足を伸ばしてみたけど、発見できない。これ以上は自分の観察力では無理と潔く諦めて和白に回る。和白へは初めて埋め立てが進む人口島の中央を走る道路を通った。うわさではまだ埋め立てが完全に終わっていない地域にはシギチ類がかなり羽を安めているらしい。
和白ではかなりな数のヒドリガモがいたが、そのほかは目を引くカモ類もいない。奈多から唐の原へと移動。潮の引いた干潟には10羽近くのクロツラヘラサギが水際で休んでいる。少し手前のほうにホウロクシギが餌をあさっているのが見えるが遠いのと逆光気味なのとでデジスコは諦め観察のみ。


これはふつうのアオアシシギ。
本日の収穫:アオアシシギ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ダイサギ、クロツラヘラサギ、ホウロクシギ、カワセミ、キジバト、モズ、イソシギ、あと小型のシギを見たが、カラフトを探すのに夢中でよく確認しないうちに見失った。

◎24日、同窓会参加のメンバーへの別れのあいさつもそこそこに、 電車で今津に向かう。周船寺でkishitamanさんに拾ってもらって、先ほどタゲリがいたという水処理場予定地に入る。 早速10羽以上もいるタゲリが目に入る。あわててデジスコ準備をしていると、何と50m先に國友さんが同じタゲリを狙っておられる。 あれ、今頃は鹿児島と思っていたのにと思っていると自分のほうから近づいてこられる。聞いてみると鹿児島は日帰りだったとのこと。 話の中でムジセッカかカラフトムジセッカを観察したところにトダニさんがいますといわれるので眺めてみると なるほどムジセッカが出るのを待って頑張っておられるのが見える。見ていたタゲリも遠い上に陽炎もたつのでいい加減に諦めて、 そちらに向かい、トダニさんをゲット。そのトダニさんから今近くにクロツラが来ていますよとの情報で早速堤防の上に上がる。 本当に目の前に6羽のクロツラが嘴を羽の中に入れて休んでいる。白い被写体だが光線の具合も悪くない。 ちょっと欲を出して近づいて早速デジスコ。早くトレードマークの嘴を出してと念じているとその中の一羽が羽繕いを始めたので 自分ではまあまあの画像が数枚撮れた。と、川向こうに群れていたカワウの一団がいきなり飛び立った。 それにつられてクロツラヘラサギも移動を始めた。しまった近づきすぎたかと思ったら、 そうではなくてクロツラヘラサギのねぐらの掃除をする方々が川に下りたので驚いたカワウが飛び立ちそれにつられて クロツラヘラサギも動き出したようだ。動き出すとお尻を向けた後姿のなのでデジスコにはいまいち。 それを潮に堤防を切り上げて水門の方に移動した。でも地元の方が貝の採集だろうか川に入っておられるので見込みなし。 ふと対岸を見るとたくさんの鳥が工場裏方向に次々に下りている。慌てて移動してみると何のことはないヒラヒラしていたのは土鳩の群れだった。 でも側の畑にはここにもタゲリがいる。あまり遠くもない。そこでもう一度タゲリのデジスコに挑戦した。 何枚かピントのあった画像も撮れたのでいい加減に切り上げ、近くのファミレスで遅めの昼食を済ます。 ファミレスに向かう途中の川筋でオオソリハシシギ、ソリハシシギを見つける。昼食後二つ池、水門、 そして堤防と何度か行き来したがそれ以上の収穫はなかった。でも近くでクロツラの画像が撮れたし、 オオソリハシ、ソリハシも見れたし、満足の一日だった。 それにしても終日私のわがままに付き合っていただいたkishitamanさんに感謝、感謝の一日だった。

      陽炎が立つのでなかなかピントが来なかった          採餌中のシギチをデジスコするのは難しい

本日の収穫:タゲリ、ノビタキ、ヒバリ、タヒバリ、カイツブリ、クロツラヘラサギ、カワウ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、ダイサギ、ホウロクシギ、カワセミ、モズ、イソシギ、オオソリハシシギ、ソリハシシギ、アオアシシギ、ミサゴ、ハクセキレイ