ゲームレビュー/Windows



D.C.〜ダ・カーポ〜
総プレイ時間 37時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 一年中枯れないサクラのある島で、不思議な能力を持った主人公達の桜にまつわる物語。
前半が目的の女の子追っかけて好感度をあげ、後半で各女の子のシナリオに突入するタイプ。行き先を選択する際にガヤガヤと背景ボイスが流れ、誰がどの辺にいるかの会話が出るが、全てがそれではわかるわけではない。あまり役に立たない機能ではあるが、試みとしては面白いシステムである。
攻略対象は7人いて、メインの4人は複数回のHシーンが用意されている。ただしCGは使い回しが多い上に、1回の長さも短めなのでかなりあっさりとしている。メイン以外の3人は後半でかなり強引にHに突入しているような感じも受けました。
物語は前半は普通の学園モノだが、後半は少しだけ重い展開になる。パッケージを見ると「萌え」の項目の評価が枠を超えるほど付いているが、あまり「萌え系作品」とは思いにくい。ロボットや猫メイドは「萌え」なのかもと思えるが、肝心のヒロインに「萌え」が足りないと思えるのはどうしてでしょうか。正直、「アルキメデスの忘れ物」に収録されていた方が萌えれたような気がする。
可もなし、不可もなしといったところでしょうか。あまり特徴がなかったと思われます。


DALK外伝
総プレイ時間 77時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★★☆
感想 ダンジョン探索型RPGの続編。
主人公は男性タイプのモンスターにダメージを与えることが出来ないため、パーティーの女の子を戦わせていく。主人公はパーティーの女の子とHすることで経験値を貰うことが出来るという前作同様のシステムを採用している。
クラスチェンジは前作と異なり、やり直し(前作の一般人にいつでも戻れる)が出来るようになったりと変更が加えられている。登場する女の子は7人と半分に減ったが、パーティーとして連れ出すことが出来る人数は7人そのままなので、余計な選択をしなくていい分、手間がはぶけている。
アイテムはアリスのゲームお馴染みのピース組み込み型で、BOXのスペースさえあれば同系統のアイテムをいくつでも装備可能なので、特定のパラメタに秀でたキャラの作成が可能なので、各人のプレイスタイルにあった育成が出来る。
MAP上でのイベントがほとんどなくなった状態に近いが、RPGとしての楽しさは十分。敵を確実に倒せるかどうかが表示されているのも親切でよかった。ただし、主人公を育てる意味はほとんどないに近いのが残念なところ(CG回収のためHの必要があるレベルで、ビデオ回収のために経験値を上げる必要性はない)。
Hイベントの数もまずまずといったところで、低価格ソフトどころでなく十分に遊べる作りになっている。


たんぽぽ
総プレイ時間 12時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★★★☆
感想 絵柄が炉系だけでなく、舞台設定から年齢設定まで全て炉系のアドベンチャー。●学5年生という設定をよくソフ倫が許可したものだと驚愕(笑)。
主人公の所属するボランティアクラブの仲間達との、前半はほのぼの後半はダークな物語。前半はほぼ共通シナリオで、ドタバタ系のほんわかギャグで話は進む。立ち絵の代わりに顔CGがかなり豊富な種類で表示され、場面ごとの喜怒哀楽が上手く表現されている。おかげでメッセージを読むだけの作業で終わりにせずに、話に上手く引き込んでいっている。
後半が皆一様に話が重い。ゲームのキャッチフレーズに「不幸はみんなに突然に降りかかる」とあるように、ヒロイン全てがかなり不幸な目にあいます。そんな状況をなんとか子供の立場ではあるが、がんばって主人公が救おうと奮闘している姿が心打たれます。
評価は絵柄にクセが強すぎるのが問題ですが、H度・ノリ・ストーリーと意外と言ってはなんですが良いレベルです。特に年齢設定の問題もあるかも知れませんが、H度はかなり高めです。HCGの数がそれほど多くないのにここまでHに見えるのは、描写の語りが上手いせいもあります。
前半部分と後半部分でのギャップがすごいですが、その差が話を逆に盛り上げてるのでしょう。久々に前評判がさっぱりなのに、満足出来たゲームです。


Cherry Works〜僕が妹を抱いた理由〜
総プレイ時間 7時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 仲良しの兄妹にHを仕込んで一線を越えさせてしまおうというアドベンチャーです。
物語は、兄妹の兄貴の視点と、この兄妹にHを仕込む美術部の部長の視点が切り替わりながら進みます。
仕込んでいる段階はHが中途半端に終わらされてしまうため、やや肩透かし的なところがあります。その分、最初からCGはバリバリ見れるようになっています。
攻略自体は難しくなく、また1度エンディングを見ると他の攻略のヒントも出るのでさくさく進みます。
評価のほうですが、まぁ特に目を見張るところもないですからこんなもんでしょう。
シナリオもそうですが、かなりライトなところがあるので、Hゲーというには要素薄いような気もします。CG(原画?)の出来もそんなに良くないところもあるでしょう。
あと、このゲームやたらにこの兄妹に血縁関係がないことを強調してますが、あろうがなかろうがマズイのは一緒なんですけどね。当局逃れにメーカーさんもタイヘンですね。


注射器2 Standard Edition
総プレイ時間 14時間
評価時の攻略度 全キャラクリア
オススメ度 ★★★☆☆
感想 数年前に発売された作品のリメイク版。CGを800×600に起こし、プログラムのエンジンを現在の主流のモノに置き換えた上に、廉価版としている。
女にだらしのない主人公が入院した先には、以前付き合っていた彼女がいて、ことごとく病院から追い出そうとしてくる。攻略対象は看護婦の4人だけだが、Hシーンのあるサブキャラが多く、ボリュームがある。
MAP移動形式タイプのADVで、午前と午後でそれぞれ5ヶ所に移動出来る。同じ場所であれば数がカウントされないなどちょっと移動がわかりずらい上に、どのキャラがどのタイミングでどこにいるのかは表示されていないので、かなりメンドウなのが難点である。
基本的にはギャグ中心で、立ち絵やフェイスウィンドウの数もかなり豊富でノリはいい。やたらと胸の大きなキャラが多いものの、Hシーンの数もそこそこあって、レズ・ショタなどのシチュエーションも多彩でよい。ただ、いつの間にヒロインが主人公に好意を持つようになったのかが急展開すぎて不明なため、ラストの盛り上がりが薄く感じてしまうのが残念。


超昂天使エスカレイヤー
総プレイ時間 26時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★★★☆
感想 地球にやってきた侵略者と戦って町を平和にするヒロインだが、その戦うためのパワーはHをすることによって蓄えられるという、エロゲーならではの強引な設定の調教ゲーム。
調教が成功することでパワーが上がるのだが、基本的にランダム要素が大きいため、恋愛系の調教を行なうか鬼畜系の調教を行なうかのスタイルを決めていかないと思うように育ってくれなくなる。
調教だけでなく、町に現れる侵略者を倒していかないと、町の治安が悪くなってゲームオーバーとなる。ザコキャラとの戦闘は、音声なしな上に治安も少ししかよくならないが、中ボスキャラとの戦闘は、専用のシーンとなり倒した場合の治安もかなり上がる。が、ここはエロゲーらしく、負けると専用のやられシーンが用意されているのがミソ。負け続けてしまうとゲームオーバーにはなるので注意が必要ではある。
とにかくシーン数が多いので回収がかなりタイヘンではあるが、中身は濃いのでじっくりと楽しめる。ヒロインの声優の演技がかなり上手いレベルなのが非常に大きい。サブキャラ攻略時であっても、メインはヒロインとのシーンとなってしまうので、この声優さんの採用は良かったと思う。また、アリスの作品には珍しいと記憶しているが、メッセージスキップが既読か未読を判定して行なっているのも良い点である。
鬼畜ルートの調教やエンディングがかなりキツイものがあるので、これらのシーンが受け付けられないとツライかも。


ツィクルス
総プレイ時間 6時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 F&C会員専売のアドベンチャーで、2つのシナリオが収録されている。
1本目は、教え子と結婚した教師の話で、目前に迫った卒業式が終わるまで、二人の関係がバレないようにするのが目的。シナリオ中のMAP移動パートで、教え子や同僚の女教師と会うことで話が進むが、バランスよく会ってないとバッドエンドになる。バッドエンドでも、最終的には教え子は主人公と一緒になるので、後味が悪くなることはないのは救い。なお、移動先に誰がいるかは表示されないので、適度にやりこむ必要がある。
2本目は、同好会の部員を増やそうと奮闘する女の子の話で、幼馴染の男と転校してきた男の2人を合わせた三角を、2人の男のどちらを主人公として話を進めるかを選択出来る。どちらを主人公として選んでも、シナリオもセリフも全て同じ。主人公として選ばなかった方は、声ありでゲームが進むのはなかなか細かな演出である。エンディング直前までルートが同じであるため、Hシーンは最後だけというのが寂しいところではある。
どちらのシナリオも短時間で終わるので、手軽に遊ぶ分には良い。そのせいでボリュームが少ないのは仕方がないと許せるが、話自体がそれほど盛り上がるものもなく、引き込ませるものもない。2本目のシナリオは、2人の視点から話が進めるのはいいが、ほとんど共通となるとあまり意味がなかった。個人の独白をメインにして、もうちょっと個々の主人公視点の有効性を出したほうが良かったように思える。出来れば、女の子視点も加えておけばもっと良かったかと。


ツヴァイ!!
総プレイ時間 46時間
評価時の攻略度 2週クリア
オススメ度 ★★★★☆
感想 過去作品のリメイクが多かったファルコムですが、久々のオリジナルのアクションRPG。
操作キャラは剣主体キャラと魔法主体キャラの2人で、この2人を状況に応じて切り替えながらMAPをクリアしていくことになる。切り替え中は自動的に攻撃はしてくれるが、頻度は低いのでオマケ程度にしか考えられない。体力ゲージは共通だが、操作していない方のキャラがダメージを受けることはないので、操作していないキャラのことは気にする必要はない。
鍵や魔法を入手していないと先のMAPに進めないというのがあるが、かなり自由にMAP移動が出来るため、次にどこに行けばいいかが解りづらい。その代わりに目安としてMAPの入り口にクリア推奨レベルが表示されているので、レベル上げが必要かどうかなどの基準にはなる。
このゲームの最大の特徴は、敵を倒しただけでは経験値が入らないこと。敵が落とした食料アイテムを食べることで経験値が増えることになるが、アイテムは自分で拾わないとダメ(大抵はCOM操作キャラが拾ってくれるけど)。しかも、必ずアイテムを落としてくれるわけではないので経験値稼ぎは結構タイヘンだったりする。
ゲーム開始と同時に大木のところでペットを見つけることと、湖の隠しダンジョンにいる龍を倒して手に入る巻物を装備することさえ出来れば、かなり攻略難易度が下がる。
謎解きやアクションはかなり面白いと思う。が、次にどこに行けばいいのかがイマイチ解りづらかったり、レベル上げがメンドウだったりという不満もある。レベルを引き継いでの2週目プレイが可能なのでやり込む場合には助かる。
本編以外もよく出来てる。タイピングイースはオマケではあるが、結構ハマった。ノーマルのダルクファクトがなかなか倒せませんでしたが。


尽くしてあげちゃう3〜私のご主人様〜
総プレイ時間 11時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 なんとなく調教モノのような雰囲気を出している、純愛系のゲームです。
主人公のことが好きな女の子達のご主人様になる良くあるパターンですが、基本的には1対多のHシーンで進みます。昼間は会う女の子を選択してそれぞれのイベントをこなしていき、夜は保健室での共通イベントで複数を相手にしていきます。
好感度を上げるのは会ってればいいですし、選択肢は基本2択な上にヒント機能が装備されているので、誰でも手軽にプレイ出来るようになっています。
ごくごく普通の出来ですので、絵柄が好みかどうかでプレイするしないを決めればいいレベルです。
シナリオはそれほど良いわけではありませんが、ドロドロしたようなものもなく、調教っぽいことはしていますがSMじみたことをしているわけでもないので、そこそこは入り込めるのかと。
細かなところですが、システムがしっかりしているのが好印象です。


妻みぐい
総プレイ時間 4時間
評価時の攻略度 全シーンオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 癒し系人妻ゲームというジャンルらしいですが、普通のお手軽ほのぼのH系の内容です。
タイトル通り、攻略対象は人妻。といっても、登場する人妻は2人だけ。隣に住む未亡人に想いを寄せるが、エロゲーお決まりのウジウジ主人公なので進展なし。そこに引っ越して来たもう一人の人妻が、主人公に自信を付けさせるためHのレッスンというパターンです。
適当に出会って恋愛度をあげておき、レッスン受けて技術を上げるだけで簡単にクリアは出来ます。しかも、次の段階に行けない場合には、どのパラメタが不足かを表示してくれるので攻略面では楽です。もう一人の方はパラメタを上げまくらないといけないので、ちょいとメンドウです。
オススメとまではいかなくても、なかなか楽しいです。すぐ終わってしまうのが難ですが、廉価版と同じ値段なのでよしとします。攻略を考えずに、ゲームを楽しむだけでプレイした方が遊べます。同じアパートの色々な住人と会話で楽しむのもよしです。ゲーム中の服が透けて見える眼鏡は確かに危険ですね。小さい娘に使ったらいけません(笑)。


DEEP2
総プレイ時間 19時間
評価時の攻略度 達成度614/933
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 罠にはめたヒロインをとにかく調教しまくるだけのゲーム。
最初から調教できるのは、ゲーム冒頭で罠にはめた2人。調教の進行度合いによって、残り2人のうちのどちらかが新たな調教キャラとして加わる。シナリオはあって無きがごとし。
画面に調教度合いやイベント達成のマトリクス表が表示されていることから、調教を楽しむゲームではなく、いかにこの表を完成させていくかという穴埋めが目的となる。大抵は普通にプレイしていても埋まっていくが、完全に埋めようとすると、ヒロインの調教の好みやパラメタの変動を全て熟知していないとムリ。熟知していてもかなりキビシイものが多いので、思い入れが強くないとコンプリートはまず出来ない。
イベント数や調教パターン数は多いものの、CGがほとんど一緒でメッセージが違う程度なため、意外と種類としては少ないように感じる。また、目的自体がエンディングを見ることよりも、達成表の完成に重点がおかれているため、ゲームは何が何でもフルコンプを目指すという人でなければ、数時間で終わって投げてしまう。
その分、新規イベントを見た直後にセーブしなくても登録されることや、クイックセーブ機能などなどの、コンプリート目的のために必要なシステムは装備されているので、じっくりとやる人に問題ないような作りにはなっている。ただ、あまりにも条件が厳しいものがあるため、この作品をフルコンプした人はほんの一握り程度ではないかとも思える。もう少し難易度が低ければ頑張れたのではあるが。


D+VINE[LUV]
総プレイ時間 78時間
評価時の攻略度 3倍モードクリア。アイテム793/800
オススメ度 ★★★★★
感想 フルマウスオペレーションでのアクションRPG。
遺跡の中を探索してレベルを上げていくタイプですが、レベル上げよりもアイテム探しの方がウエイトが高い。アイテム数が800種類というのもあるが、この作品ではレベルアップによるパラメタアップよりも、レアアイテムを装備する方がパワーアップ率が高い。ただ、アイテムを装備するのに必要な能力値があるため、レベルアップが全く必要ということではない。といっても、アイテム探しをしている間にレベルは勝手に上がっていくのでその辺は気にせずにプレイ出来る。
もう一つアイテムが重要になるのは、登場するほとんどの女の子とのHに特定アイテムが必要になる点があるため。メインシナリオを進めるだけなら集める必要性は皆無だが、CGコンプ等を目指すと必要になる。
体力が0になると、所持アイテム没収&所持金半分のペナルティはあるものの、アイテムリストにはその冒険中で見つけたアイテムは登録されているし、経験値はそのままで装備しているアイテムに関しては没収されないため、それほど精神的に尾を引くようなペナルティではないのも救いである。
ボリュームにヤリ応えと十分あり楽しめます。音声がないのが痛いのと、ゲームの性質上どうしてもプレイ時間が長めになることぐらいが欠点といったところ。アイテム探しが自己満足で終わりでなく極端なパワーアップに直結しているため、探すメリットがあってついつい熱中させられるのは上手い作りになっています。
ラスボスクリア後もオマケ的に2倍モードや3倍モードでさらに楽しめるのが良い。出来ればその状態でシナリオも始めから出来たら良いのにと思うのは贅沢か。


デジキャラットファンタジー
総プレイ時間 10時間
評価時の攻略度 全エンディングクリア
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 デジキャラットのキャラの登場するオリジナルのアドベンチャー。
ゲーマーズの常連ででじこのファンの男の子が主人公。突如、別世界にワープすることになり、その衝撃ででじこが記憶を失ってしまう。なんとか記憶を取り戻そうとして、その世界の住人達と知り合い記憶を失った謎にせまるという話。
CGはキレイではあるが、アニメの絵柄でなく「こげどんぼ」の絵のままなので、どっちのファンかで好みは別れる。どちらかというと「こげどんぼ」ファン向け。
キャラクタの登場シーンにはムービーが入っているが、画質はあまりよくないし、時間も短めなのは痛いところ。声優もイマイチ。
ストーリー自体面白味がないため、ファングッズとして割り切らないとかなりツライとこ。デジキャラットのゲームではなく、オリジナルのゲームにデジキャラットが登場する程度に考えた方がよい。
最後のシナリオで、でじこらしいシナリオもあったが、やっぱりイマイチ。厳しいゲームです。


DEVOTE2〜いけない放課後〜
総プレイ時間 17時間
評価時の攻略度 全CG&ムービー回収
オススメ度 ★★★☆☆
感想 何の脈絡もなく、女の子達から「わたしを好きにしていいよ」と言われて始まるヤルゲー。
ところがいざ始まってみると、色々と拒否されて全然好きなようにさせてくれません。しかも、前への挿入は拒否されるのだが後ろへの挿入はOK(ちなみに全員処女)。しかも、主人公もかなり変で、ヤルことよりもHな言葉を言わせることに夢中になっているようで、どっちもどっちかと仕方なく納得させられるような展開。ただ、シチュエーションは結構あってヤルゲーというよりは抜きゲーに近いものがある。
パッケージ裏でもアニメーションが大きく取り立たされてますが、アニメシーンはエンディング直前の女の子に告白した場合のみ発生。量は豊富だが、これ目当てでプレイすると肩透かしをくらいまくること間違いなしです。
抜きゲーと考えれば十分な出来という評価。ヘタに恋愛モノや調教モノのストーリー展開を期待すると萎えます。また、アニメーションも最後までプレイしたご褒美と考えなくてはダメです。
ムービーの編集機能など、ちょっと変わったオマケもあるのでそれなりには使えます。


DUEL SAVIOR
総プレイ時間 112時間
評価時の攻略度 CG・シーン全回収、全員のレベル10
オススメ度 ★★★★☆
感想 異世界に召還された主人公が救世主となるべく戦うといった設定自体はありふれた内容のアクションゲームで、アドベンチャーパートとアクションバトルのシーンが交互に行なわれるタイプ。
アドベンチャーパートは基本的に目的の女の子を追いかけていればいいだけで、選択肢もほとんど関係のないものが多く、他の娘狙いでも犯れる時はやってかまわない。共通パートが全体の半分で以下が個別ルートとなるが、ヒロインの攻略順というものが存在しているため、気付かないと延々とバッドエンドを繰り返されるハメになるのがちと痛い。
アクションパートは3ボタンと方向キーのみで、コマンドは方向キーを押しながらボタン押しレベルなので楽に出せるのがいいが、結局のところ使える技が各キャラでかなり固定化されるため、戦法がワンパターンになりがちになる。キャラのレベルが上がると、必殺技やガード用のゲージが増えるが、特に技の威力やモーションに変化がないので、それほどレベル上げにこだわる必要はない(レベル6前後で十分)。
話自体は軽いギャグを交えながら、盛り上がりもそれなりにあり楽しめる。アクションシーンも単調になりがちな所はあるものの、ゲージを上手く使って技を繋げたりと、結構遊べる出来である。ただ、大作を出したメーカーのチームの宿命か、どうしても「バルドフォース」と比較されがちになり、それを期待してしまうとどうしても見劣りが激しくなってしまうので、全く別物として見ておかないと、肩透かしを食うことになる。
また物語上で「敗者は強者に1日従わなければならない」というエロゲ向きの設定を入れているにも関わらずに、それらに関するエロが薄いような気がしなくもなかった。さらに、攻略順を設けて、徐々にシナリオを解き明かしていくという展開はいいのだが、それならば優先させなければならないヒロインのルートに半ば強制でもいいので、進むようにしておいた方がよかったと思う。そういう意味で色々とおしい作品だった。


てりるのクリスマスBOX
総プレイ時間 4時間
評価時の攻略度 タイピング・ブロック崩しの両CG全回収
オススメ度 評価せず
感想 Milkywayのファンディスクで、タイピングゲームやブロック崩しがゲームとして収録されています。
タイピングゲームは「いちご打」のパワーアップ版といったところ。入力するワードは、Milkywayに関するものがメインで、中にはゲーム中のセリフを連続で入力させられたりと、なかなか楽しめる出来です。若干、「いちご打」よりも難易度は高いと思われます。
ブロック崩しは、最近ではお馴染みの衣服がブロックというタイプ。ブロック崩しとスロットでお金を貯めると壁紙の購入が出来ますが、ブロック崩しでミスをすると所持金が半分になるので、先にブロック崩しで全ステージクリアしておいてから、お金稼ぎをするのがいいでしょう。お金稼ぎはブロックくずしよりもスロットでやった方が早いですけども、マトモに全壁紙を入手するのは結構タイヘンですけど。


とびでばいん
総プレイ時間 3時間
評価時の攻略度 ノーマルレベルでクリア
オススメ度 ★★★☆☆
感想 デヴァインラブのヒロインのサクラが主人公の横スクロールシューティング。
通常ショット3種類・溜めショット・ボムと、おおよそのシューティングの攻撃手段は網羅してある。体力も十分ある上に、コンティニューフリーなので、そうそうクリア出来ずに詰まるということはない。元々の難易度もそれほど高くないので、通常レベルがあれば、難易度ノーマルは問題なくクリア出来るというバランス。
各面のボスキャラは、有効な通常ショットや溜めショットを使っていれば簡単に倒せてしまう。その分、ラスボスを倒すのが結構時間がかかってメンドウではある。
ステージの合間はアドベンチャーパートになっており、前作の主人公のハイドがあちこちでHしまくってストーリーが展開される。といってもストーリーはあってなきがごとし。ステージ間でそれほどすぐに終わるわけではないので、テンポが悪いようにも感じたが、1度エンディングを見ていれば純粋にシューティングのみを楽しむモードも出てくるので、初プレイ時は良しとできる。
シューティングはそれほどハマれるというほどではないが、そこそこは楽しめる。コンボの間隔がかなり余裕があるため何も考えなくても繋がりやすいため、やりこみ度は薄い。そこは、もう少しシビアでも良かったかと。
CGはデフォルメ系に近いので、H度はこれまたかなり薄い。Hを求めなければいいレベルではある。通常時のキャラが3Dなのは、ポリゴン版「デヴァインラブ」の前フリか?


とらいあんぐるハート1・2・3
総プレイ時間 全ゲーム合計で105時間
評価時の攻略度 全ゲームCGフルコンプ
オススメ度 ★★★☆☆
感想 過去に発売されたこのシリーズを、ファンディスクも含めて全て収録して、さらに新規でオマケシナリオを追加したかなりのボリュームの作品。
使用システムが新しいものに変わった以外は、ゲームの内容に変化はなし。すでにプレイしたことのある人向けに、全CGが最初から見れるモードが追加されているのが特徴。
全作品を通して、基本的にMAP上では目的の女の子を追いかけていればいい。一部キャラを除いて、ほとんどのキャラはH回数が複数なので、ボリューム的にはかなりなもので、その分、差分CGの取得が少しメンドウではある。作品中に前作のキャラが平気で出てくるので、順番にプレイしておかないと多少面くらう。
過去作品の詰め合わせなので、どれだけ未プレイの作品があるかで価値が変わる。全ての作品が未プレイでも、元が古臭いイメージなのでやや中盤の中だるみが気になるかも。ただし相当のボリュームなので、じっくりと遊びたい人にとっては、結構楽しめる。
限定版に付属しているサントラCDには、全作品のボーカル曲が収録されているが、これが豪華。KOTOKO、鳥居花音といったところも入っているので、これだけでも十分な価値がある。


トリスティアどきどきオペレーション
総プレイ時間 2時間
評価時の攻略度 シナリオクリア
オススメ度 評価せず
感想 蒼い海のトリスティアのアクセサリー集。ミニシナリオはタイピングゲームになっている。
ミニシナリオでは、ヒロインのナノカを含めて登場キャラが皆操られた状態なので敵として登場。倒した時のCGはちょびっとHっぽい。分岐はなしの1本道で、バトルは全てタイピングゲーム。ただし、通常のタイピングゲームと異なり、IEMで入力を行い、決定した段階で正しい入力どうかの判定となる。制限時間には余裕があるが、感じの読み方がわからなかったり、辞書に単語登録をしている数によって、難易度はかなり変わってくる。そのため、半角英字の入力がやたらと簡単に思えた。キャラクタは全体的に飛んでます。ただ、内容が薄いので短時間で終わってしまうのがミソである。
ミニシナリオ以外は、アクセサリー集でのお約束の壁紙やスクリーンセイバーなど。壁紙の書き下ろしは少な目。封入物はドラマCDのみで、ボーカル曲も入っている。本編の方のフルバージョン版は残念ながら入っていない。


ドリル少女スパイラル・なみ
総プレイ時間 33時間
評価時の攻略度 エンディング3/10
オススメ度 ★★★★☆
感想 右手にドリルを付けたメイドロボを鍛えて、バトルにHに奮闘する育成ゲームです。
ジャンルとしては育成ゲームに入るのですが、疲労にさえ注意していればいいだけで難しく考えることもないため難易度は低めです。
パーツを購入することでパラメータの強化だけでなくHが出来るようになるので、序盤からすんなりとイベントCGを見ることが出来ます。
バトル自体が単純なため展開が単調になってしまうことがありますが、何度か闘っていると相手もレベルアップしたりイベントが発生したりと工夫はされています。
グラフィックがいいのはもちろんのこと、ヒロインのメイドロボの声優の質が高くてやっててグッと来るものがあります。
さて評価のほうですが、なかなかの高めです。
バトルにもう少し戦略性を加えても良かったのではないかという点と、ヒロイン自身のイベント数が他のキャラよりも少なめ(Hシーンを除いた場合)な点がマイナス材料といったところでしょうか。
メイド属性じゃなくても、ヒロインのなみに十分ハマれます。
オープニングの曲が結構耳に残るので、初回特典の主題歌CDを聞きまくると洗脳出来てとてもすばらしいです。