ゲームレビュー/Windows



催眠学園
総プレイ時間 8時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★★★☆
感想 常に女性を陥れることを想像している主人公が催眠装置を入手したことで、ターゲットを次々と落としていくアドベンチャー。ストーリーはほとんど無いも同然。
選択肢では誰を催眠の生贄にするかを選ぶだけで、常に催眠は成功するので、安心してHを楽しむことが出来る。シチュエーションはいくつもあるが、催眠状態で襲うものは半分ほどで、残りは催眠で動けなくしておき正気を保たせた状態でHをして屈辱に合わせるといった具合になっている。
プレイ期間は10日ほどだが、5日目辺りでルートがほぼ確定する。攻略対象が4人と少ないので、相互関係があまりなくて難易度は高くない。
催眠術を利用した展開はありふれたものだが、Hのバリエーションの多さや展開などがよく、H度はかなり高め。全員が処女、人妻あり、寝取られあり、ちょっとした恋愛っぽいシナリオありと、要所要所も抑えてある。
PIECEのゲームは本当にオマケ程度。でも、これをプレイしないとCGモードが埋まらないというのもどうかと思う。


サナララ
総プレイ時間 12時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 一生に一度のお願いがかなうチャンスを願う側と授ける側の2人の物語が4本つまった作品。
独特の「願いがかなうシステム」で、それぞれの男女2人が本当の願いを見つけていくというシナリオで、120円シリーズ同様に、細かな章立てで区切られていて、全体的にもシナリオは短めといったところ。それぞれ終盤に1回だけHが入るが、別にあってもなくても同じというレベルでオマケにさえ近い。選択肢はあるものの、メッセージが変わるだけでシナリオ分岐はない。ゲームオーバーもあるにはあるが、狙って選択した場合のみなので、普通に読み物としてプレイ出来る。
タイトルがねこねこ作品にしては珍しく「色」ではないが、4章ではなんとなく「色」であることを匂わせている。全シナリオをクリアすると、恒例のおまけモードがオープンされる。1章のヒロインの希未とラムネのひかりのHが入っていて、本編よりもH。ねんど細工のナナミー&ヒカリー劇場も入っていて、ほのぼのとしてて良かった。
全体的に短めであっさりとはしているが、内容的にはそれなりに良いものがあった。願いがかなうシステムも考えられていて、上手く使えていたと思う(一部、おかしいと思える描写はあったが)。セリフ横のデフォルメされた顔が素敵です。シナリオはムリにH入れないほうが逆に良かったし、入れるのであればHが薄すぎているのが難点。
おまけのねんど細工劇場は今後も続けていって欲しい作品。ナナミーがとても可愛いです。


サマーラディッシュバケーション!!
総プレイ時間 8時間
評価時の攻略度 ヒロイン3キャラ個別&ハーレムエンド
オススメ度 ★★★☆☆
感想 エイプリルフール企画作品。同じく通販のみ販売されていた、スノーラディッシュバケーションの続編で、10数年後の話となる。
前作の登場キャラの1人である少女の息子が主人公。同じく、前作の登場キャラの経営する海の家でバイトをすることになり、そこでバイトする女の子と恋愛を楽しむ。というよりは、これまた同じく、前作の登場キャラの暴走種馬男の魔の手から女の子達を守り通すゲーム。女の子と会っているだけではなく、この男の邪魔をしなくては、目当ての女の子だろうがなかろうが、簡単に墜とされて孕まされてしまう。
2週間という期間の短さもあり、1プレイ自体の長さは2時間もあれば終わってしまう。女の子との恋愛はよくあるパターン系。それよりも、暴走種馬男である止お兄さんの暴走っぷりを楽しむゲームとも言える。あちらこちらの女の子は年齢を問わず手を出すわ、自分の子供や孫すらもターゲットにする。孕ます確率も激高で、オーバーフローお得意の妊婦CGがたくさん出てきます。
CG枚数は少ないものの、テキストで小さい女の子が孕むシーンなどが想像を掻き立たされるため、H度はなかなかといったところ。CG鑑賞、回想シーンがないため、セーブデータをその分用意しておかないといけないのが、とてつもなくマイナス要因。やたらと、某Piaキャロットに似通っているのは笑えた。
メーカーロゴ後やパッケージ裏に、年齢や学校名称等の必死の説明があるが、どう見ても、どう考えても、小学生や中学生。すんげぇヤバいと言うか、止お兄さんになりたいとか、色んな意味でスゴイです。期間限定商品にするのは、かなりもったいないのではという位です。


サマーラディッシュバケーション!!1.1
総プレイ時間 6時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★★☆☆
感想 サマーラディッシュバケーションに新キャラを追加して、システム面を強化した作品。
基本的な内容はサマーラディッシュバケーションと全く一緒。新キャラが追加されて攻略も可能となっている。相変わらずの低年齢な上に、孕ませることも出来るのがこの作品らしさが出ている。寝取られはあるものの音声のみなのがちょっと残念なところ。
1.1の最大の変更はCGモードと回想モードがようやく搭載されたこと。エロゲー標準機能とも言われる、この2機能がないばかりにシステム面で不評が大きかったので、なんとか使えるようになった。ゲームではプレイ時にコスチュームが3種類から選べたが、CGモードでは1つで見ておけば全種類見ることが出来る。ただし、回想モードでは1種類限定となってしまうのは仕方がないところ。
サマラーラディッシュ1をすでにプレイ済みの場合は、あらためてプレイする必要性もないが、未経験ならばその価値は十分にある。1プレイの時間も短いので手軽にプレイ出来る。
2への伏線のためか、エンディングに一部追加されているような気がする(双子[←厳密には双子ではないけど]の扱いとか)。妊婦ゲーとも炉ゲーとも取れる微妙な作品です。


サマーラディッシュバケーション!!2
総プレイ時間 4時間
評価時の攻略度 全員クリアだがCG未回収あり
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 ラディッシュシリーズの3作目(1.1は含めず)で1作目と同じく女の子が主人公だが、影の主役は「止」おにいさんで、今回も暴走に拍車がかかった暴威ぶりです。
幼馴染の「空」がバイトすることになったサマーラディッシュにおいかけてきて一緒にバイトすることになったという設定で、他のヒロインの妨害をするのが目的となる。「空」ばかりを追いかけてもクリア出来ないのがミソ。
今回はWitchの「Milkyway」ネタとシスプリネタ。一応の攻略?は可能。シリーズ定番の、炉キャラとのHと妊婦とのHもあり。相変わらずの18歳以上という設定が無理矢理すぎます。
攻略キャラというかH対象キャラが少なくなったこともあって、やや寂しくなったという印象がある。その分、主人公キャラとのHが増えているがイマイチ。18歳以上ということだが、幼稚園児とのHとかがあるのが、その手が好きな人にとっては救いといったところ。あと、さゆらさんの相手が誰なのか気になるところではあった。


さよならまゆみちゃん 藤ノ森病院物語
総プレイ時間 16時間
評価時の攻略度 CG&シーン全回収
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 問題を起こしたおかげで田舎の病院勤務に飛ばされた主人公が、不治の病の少女を受け持ち奮闘する物語、
テーマ的には感動系の話だが、実はHの度合いの方が比較的高い。序盤から発生する上に、中盤辺りではヒロインを含めて登場するほとんどのキャラとの本番も出来る。シーンの長さもまずまずといったところ。
基本はヒロイン中心に進む1本道だが、序盤で担当する患者とサポートの看護婦を選択して、発生するサブキャライベントを全組み合わせ分用意することで、繰り返しプレイでも楽しめるような仕組みにはなっている。
Hゲーとして見た場合、シーン数などを考慮するとまずまずなのだが、汁CGに違和感があって、やや冷めてしまうところがみられる。また物語の方も、まゆみちゃんが助かるラストの展開が余りにも急すぎて感動が薄い。特に他のサブキャラENDの場合には、まゆみちゃんの不幸が避けられないというのも厳しいところである。


自慰☆すぽっと
総プレイ時間 8時間
評価時の攻略度 全イベントオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 ドタバタ系のヤルゲーです。
タイトル通りに、終始女の子の自慰でイベントは埋め尽くされていて、主人公とヤるのはラストのみという徹底ぶり。一度クリアした女の子なら視点変更で女の子サイドでのイベントになります。
移動は3Dマップ上をSDキャラを操作していき、これまたSDキャラの女の子と会話してイベントを発生させます。SDキャラの動作パターンがそこそこあるので、SDキャラでの動きを見ているだけで、結構面白かったりします。ただ、女の子がいれば必ずイベントが発生するタイプではないので攻略の難易度は高めです。必須イベントが少ないのが救いではありますが。
オススメ度としては、若干低め。シナリオもそれほど良いわけではありませんし、なにより3D操作上の問題があって、思ったようにキャラを動かしにくかったのがマイナス。自慰中心で、主人公がほとんど手を出していないというのもハマれない要因です。発生イベントさえ抑えれれば、同時攻略が可能なのでプレイ時間を短縮出来るのは助かりますが、回想シーンでのSDキャラの表示なしとかも気になりました。
ノリ的には良かったんですけどね。


司書さんといっしょ☆
総プレイ時間 9時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 タイトルの新作と、過去作品の「さ〜もんぴんく」にボイスを追加した2作品をカップリングしています。
「司書さんいっしょ」の方は、幼馴染みのお姉さんが主人公の街に戻ってきて仲良くなってHという、いつものトラブのパターン。攻略対象は1人だけだが、女性キャラは他にも2人おり、挿入しないもののHはそこそこの枚数がある。ただし、デフォルトCGの枚数もかなりあるため、純粋なHCGの数は思ったより少なかったりする。攻略自体は、ヒント機能も搭載されているうえに、エンディングに到達すると恒例のヒントが出るのでラク。
「さ〜もんぴんく」は過去作品そのままで、本当にボイスが追加されただけ。ヒント機能はないが、アイキャッチで誰の好感度が一番高いかが分かりますし、攻略自体も昔のままで問題なしです。
2作品が入って、ちょっとお得といったところですが、新作の内容はその分薄かったような感じです。最初のHに入るまでも結構長めなのもツラかったかも。「さ〜もんぴんく」未体験であれば、値段分は楽しめるでしょう。


しすたぁエンジェル
総プレイ時間 20時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 タイトルからして「妹ゲー」なんですが、登場する妹は1人(2人?)しかいません。確かに12人いるのもナンですが、メインヒロインは妹ってことになっているので、それでなんとか。
話は、記憶を失った主人公が目覚めるところから始まり、お約束がごとく主人公に好意を寄せる女の子が次々と同居人になっていきます(本編では3人まで)。それぞれの女の子は、すでに過去に主人公と接触しており、話を進めていくことで、その過去を思い出していくという、まぁこれまたパターンです。
話の展開は、シリアス部分はあるものの、大半がギャグ系のノリで進みますが、結構トんでる部分もあるので、一度付いていけなかったらオシマイかも。CGの枚数はごくごく普通程度ですが、2画面分の大きさでスクロールさせたりとか、立ちキャラもそこそこ大きかったりとしていて良いのですが、残念ながらHCGの枚数は少な目です。
評価はまずまず。ギャグ調のノリは、ユーザを置いていくような固定ネタとかはほとんどなく、ドタバタに近いので普通に見れるかと。CGも大きいサイズのものがかなりあったりとして、構成的にも良いと思われます。一部、既読スキップで、メッセージは同じだがヒロインルートが違うため既読にならない部分があったりして、スキップさせるのがメンドウだったりしたのは気になりました。
おまけシナリオを含めて、やたらと胸の小さいキャラが多いのは、一種のこだわりを感じました。


しっぽのきもち
総プレイ時間 4時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 総受けADVというジャンル付けですが、要はペット扱いされている主人公のほのぼのADV。
主人公の父親はお嬢様の父親の片腕となって働いており、その流れのせいでお嬢様に仕えているのはいいが、気の弱い性格からペット扱いされている。エロゲーなので当然ながらHの方もさせられる。男女が逆なので珍しいかも。
話はこのお嬢様に振り回されながら進んでいく。登場する女の子の数も少なく、話自体もあっさりとしているので1プレイの時間はきわめて短い。スキップ時の動作がかなりの高速なので選択肢調査も比較的スムーズに進むので攻略はいくぶんかラクなのはよい。
ただ、内容がほとんどないのがいかんともしがたいところ。攻略対象は4人だが、お嬢様以外はほとんどオマケ的。特に、クラス委員長なんてほとんど話に出て来れないのに攻略対象になっているのが不思議なほど。これなら同じメイドの希美のエンディングがほしかったような気もする。
絵柄は完全ロリ系で全員ペチャプニなので、そういうのが好きな人向けのゲーム。絵柄で選ぶとよい。


弱肉
総プレイ時間 7時間
評価時の攻略度 全ヒロインエンドを迎える
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 無人島に漂流した主人公が、アイテムを駆使してモンスターの魔の手からヒロインとともに脱出するアドベンチャー。
登場するヒロインは5人で、主人公やヒロインを狙っているモンスターはたったの一匹。ただし、何の用意もなしにモンスターと遭遇すると即座にゲームオーバーになってしまう。また、同時に脱出出来るヒロインは1人だけで、全員で無事に生還するルートはない。
移動可能な場所も多く、ヒロインやモンスターがどこにいるかという情報が画面に出ないため、自力での探索は相当厳しい(メーカーHPにチャートが掲載されているのが救い)。モンスターを倒すとなるとさらに厳しくなるが、倒さなくてもエンディングに到達出来るのでムリはしないほうがよい。
このゲームとかく難易度が高い。その点はメーカーHPを頼ればまだ対処出来るのであるが、システムまわりが貧弱なのが、プレイヤーのヤル気をかなり削いでしまう。移動場所が多いのに対し、一発で目的の場所に移動出来ない(例えば、Bブロックに移動→2階に移動→3Aの教室に入る、といった感じ)ので移動がメンドウ。また、セーブは宿直室でしか行えないので、先程の移動のメンドウさと相まってかなりストレスが溜まる。メッセージスキップも搭載されていないのは痛い。シナリオ、CGともにイマイチ。
モンスターのHPを現状の半分くらいに設定して、必ずモンスターを倒さないとエンディングにならないようにするとかであれば、まだ少しくらいは推理要素等で楽しめたかもしれない。


重装皇女メタルプリンセス
総プレイ時間 11時間
評価時の攻略度 全CG&ムービーオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 地球防衛軍司令官と悪の秘密結社のボスを同時にこなしていくアドベンチャーです。
戦闘は週1回行われ、ゲージをタイミングよく押すパターンか連打でゲージを上げて相手に攻撃するだけの単純な内容です。ただし、主人公の立場が対極する位置にあるため、どちらかが勝ちすぎてもダメというのがポイント。ワザと負けるなりをして調整しなくてはならないのが注意点。後は、女の子によって出現場所が完全固定(H時だけ別)なので、攻略はそれほど難しくはない。
このゲームのウリはアニメーション。イベントをこなしてのH時と、戦闘で敗北した場合に拷問部屋で責めた場合に発生。拷問時のアニメは3種類あるが、段階的に増えるのでちょっとうざったかったりする(1回目はアニメA、2回目はアニメAとB、3回目はアニメAとBとCといった具合)。それほどHではない。後は、戦闘時のファイナルアタックのアニメ。ロボットアニメ好きを唸らせるほどではないが、まずますの出来です。
評価としては、やや低。アニメーション中に読み込みで止まるのが気になる上に、あっさりしすぎているのも難。イベントも少ないので、無駄な日数が出来てしまいがちなのも、ちょいとテンポが悪くなる要因の1つです。
細かいところのノリは面白い部分もあるので、戦闘やアニメをちょいと改良するだけで面白くなるとは思いますので、次に期待(次があるかは知らないけど)。ロボットものなら合体変形はいれなきゃいかんでしょ。
作中に登場するフェラリオの声は「こおろぎさとみ」かと思ったんだけど、スタッフロールを見る限りでは別人。ちょっと、これからに向けてチェックすると良いかも。


SinsAbell〜緋昏し空の遠く〜
総プレイ時間 45時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★★☆
感想 魔女狩りを題材としたアドベンチャーだが、戦闘シーンは3Dアクションとなっている。
退魔師の家系で育った主人公と、その師匠である400年生きてきた魔女が、街にやってきた魔物と戦うストーリー。様々なサブキャラが登場するが、ほとんどは被害者となって巻き込まれていき、話を重くしている。
敵との戦闘は3Dアクションとなるので、パッドが必須。アクションは一部をのぞいて、主人公とメインヒロインのどちらかから選択出来る。選択したキャラや、武器によって様々な連続技が可能であるが、無理にコンボを探さなくても連打で十分通用する。基本的に連打でダウンさせ、敵の起き上がり同時攻撃を側転でかわして、連打でダウンさせるという流れを繰り返せばいい。あとは、敵は同時に1体づつ相手にするようにするとか、壁を背にすると視点が見難くなるので位置調節を考えて移動するとかの操作に慣れるだけである。
ヒロインキャラに妹と、萌え要素の高いキャラが揃っている。また、声優も有名どころが多い(メインヒロインが春野日和嬢と知った時は驚いたが)。BGMもなかなか良い出来である。
アクションでの操作に慣れるまでがタイヘンであるが、全体的な出来は良い。キャラクタが立っているので、話が多少重いものの、引き込ませるストーリーではある。金髪眼鏡っ娘や、兄貴ベタ惚れでない活発妹など、なかなかツボに入ると思う。


新体操(仮)
総プレイ時間 7時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 新体操をテーマにしたアドベンチャー。
最初に登場する2人の娘のウチからどちらかを選択し、新体操の特訓をするというもの。当然、その新体操というのが裏のもので、特訓といいつつ調教というものですが、あまり調教っぽくないです。この辺はシステムがしっかりとしていないせいでしょう。
シナリオは最初に登場するワガママお嬢様を中心に進み、彼女が気に入らない女の子が出てくると主人公に凌辱するように持ちかけてくるといった感じになります。この辺の進行も唐突ですが、凌辱後の女の子の態度も不可解なところだらけなので、深く追求せずに進んでいくのがよろしいと思われます。
このゲームのCGはかなりキレイな部類に入ります。女の子も可愛く描いてありますので、なかなかよろしいのではないかと。
だけど、それだけのゲームだったりします。全員クリアしても不可解なシナリオ、凌辱後に言うことを聞くようになったのか聞かないのかわからない女の子たち。もう、訳わかりません。シナリオも女の子固定のシナリオがほとんどないため、毎回共通シナリオを見せられるため疲れるというかダレます。なんとなくヒロインがアスカっぽかったり、なんとなく主人公が○作シリーズっぽかったりしますが、そういうのに引っかかると失敗します。


新・御神楽少女探偵団
総プレイ時間 50時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★★★★
感想 プレイステーションで発売されていた御神楽少女探偵団の続編で、プレイステーション版の2作品も収録されているお買い得作。
推理形式のアドベンチャーで、聞き込みでの会話中に気になる部分があれば「推理トリガー」と呼ばれるクリックを行うことで、その内容が重要であれば、ポイントが加算されシナリオが進む。一定ポイントを稼げばシナリオクリアで、間違った個所で推理トリガーを無駄使いするとゲームオーバーとなる。
間違った推理によってシナリオが詰まるということもないので、実質的には総当りで推理トリガーを使っいれば誰でもクリアは出来る。なので、初回プレイでしっかりと怪しいところや矛盾点などを付いて、推理そのものを楽しむのがベストの遊び方である。
プレイステーション版は、そのままの移植(オマケはなし)だが、今作で旧作のキャラが登場しているので、未プレイであれば遊んでおくのを薦める。今でも十分に遊べる内容である。
謎解きも考えられていて、ボリュームもある。何より入手困難なプレイステーション版が収録されているのが大きい。PCなので18禁描写も可能なのだが、エロ描写よりも残虐描写が強化されたといったところではあるが、特にエロにこだわる作品でもないので良い選択である。


真・瑠璃色の雪〜ふりむけば隣に〜
総プレイ時間 54時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★★★★
感想 DOS版で発売されていた同作品をリニューアルした作品です。
システムはMAP上で目的の女の子と会って好感度を上げていくタイプで、どの女の子がどこにいるかがわかるようになっており、また時間を経過させすぎて女の子と出会うタイミングを逸しないようにロックオン機能(ただし、一度エンディングを見る必要はある)まで付いているので攻略自体の難易度は低めです。元の作品でムチャクチャ難しかった瑠璃の攻略も他の女の子の好感度が必要なくなっているので楽になっています。
各キャラクタ同士が密接にシナリオで関与していて、目的の子以外がないがしろにされるといった風がないのがいいですね。特に瑠璃なんかは全員関ってきますし。
さすがに2枚組だけあってCGの枚数も多いし、各女の子とも複数回できるのでボリューム感たっぷりです。
評価は文句なしといったところでしょう。シナリオ良し、BGM良し、声優の質・演技ともに良しです。
中でも一番良かったと思ったのが、自動メッセージ送りです。一定時間入力しなければ、キー待ち状態が解除されて文章が先に進むってやつですが、これ以外と便利でして、操作なしで進んでくれるのでボーっと画面を見ながらプレイ出来て非常にラク。もっと普及して欲しい機能の一つです。
以外と細かなところですが、イベントCGで口パク目パクが入っているのもなかなか良かったかな。こういったのを入れるだけでもイベントの盛り上がりが変わってくるもんです。


水泳教室〜冬でもスクール水着〜
総プレイ時間 19時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン(おまけDISC込み)
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 過去に猫を助けようとして溺れてしまった主人公が再び泳げるように、3人の女の子と頑張る物語。オープニングにて妹に告白されて関係を持っているところからスタートする。
スク水にこだわりを持っているというよりは、スク水ありきの世界での話という感じで、普段はスク水の上にジャージを羽織ったスタイルで、スク水の上からエプロンを着たりと常にスク水状態。当然Hシーンも全裸シーンよりもスク水着衣状態の方が多い。
シナリオは薄いが、Hシーンは大目。パラメータも存在するが、関係するのが妹キャラのみなので深く気にする必要はないが、妹とのHシーンは差分CG回収がかなりメンドウである。
妹の調教Hが大半であるため、内容自体は薄い。スク水を半透明化する「すけすけ機能」など面白い機能はあるが、ゲーム全体でそれなりのマシンスペックがないとつらい(ペンタ1Gでもやや重いと感じるレベル)。
ユーザ葉書きを送ると、追加シナリオが返送されたり、スク水抱き枕を購入出来るといった感じで、なんとか中古やコピー対策を試行錯誤して行こうという姿勢は買える。個人的にはCD収納ケースが嬉しかった。パッケージがデカイので小さいサイズ(DVDケース)に入れ替えておけるのでスペースが助かったというのがある(そのためにマニュアルも小さいサイズだったのかも)。


水夏〜SUIKA〜
総プレイ時間 17時間
評価時の攻略度 全CG&シナリオ回収
オススメ度 ★★★★☆
感想 4本のシナリオの入ったノベルズ。多少はシナリオ間での絡みはあるものの、基本的には独立している。シナリオもほぼ一本道なので、深く考えず選択していくだけで問題ない。
それぞれのシナリオでの主人公とヒロインは異なるが、テーマだけは共通。「人の死」についてそれぞれの捕らえ方みたいなのをストーリーの中心にしているので、若干重めの展開になっている。この手のゲームの最近のお約束で、理不尽な設定もちらほらとある。BGMはなかなかよい。
システム周りはかなり細かな設定が出来るようになっている。既読スキップは、あらすじ表示(もち、これもスキップ可)することで、長々と全メッセージをスキップさせなくてもよくなっているし、シナリオ達成率をコンプする際には、どのルートを通っているかの目安にもなって便利。
評価はなかなか良しいったところ。シナリオも良いのではあるが、若干無理矢理すぎる展開(矛盾も感じられる)がいくつかあって、盛り下げられたのがちとマイナス。Hは後半一気系なので描写も薄いのは仕方がないところ。
それ以外は、キャラ設定・CG・音声ともに良し。ファンディスク使えば女性キャラフルボイスになるので当てるべし。でも猫(猫かどうか疑問だが)には声なしだが。


水夏〜おー・157章〜
総プレイ時間 6時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 埼玉県の教育ソフトとして使われる予定が諸他の事情でなくなってしまったという、色々と物議をかもされたO157用の勉強ソフト。
水夏のキャラが登場し、O157に対する知識や予防法などをわざとらしいセリフや強引な展開で紹介してくれる。水夏のキャラである必要性は全くないが、お色気要素も一切ない。会話後に復習の意味を兼ねて、O157に関する問題が出題される。大抵が2択か3択な上に、会話の内容そのままが問題になっているので、簡単に答えられるレベル。一部、O157問題ではなく、料理問題でないのかと思うようなものがあったのは気になった。
オマケとしてスゴロクモードが付いていて、O157に関するクイズに答えながらゴールを目指すようになっている。が、問題がO157だけでなく、なぞなぞやADVパートの細かなセリフなどが問題にされているので、注意が必要。
元々が教育ソフトなのでゲームとして見てはいけない。ただ、教育ソフトとしての出来がいいかというと、それほど良いわけではない。O157の写真とか一切出てこないので、なんとなく手洗い推奨ソフトっぽい印象にしかならなかった。
スゴロクは出来がよろしくないので、複数人で楽しめるものではない(もち1人でも)。やっかいなのが、CGモードを埋めるためにライバルキャラに先にゴールさせなければならないのだが、このライバルキャラの処理ルーチンがお間抜けすぎ。わざと負けるのに数時間かかりました。


水月
総プレイ時間 16時間
評価時の攻略度 全CG&シーン回収
オススメ度 ★★★★☆
感想 日本神話を使った並列世界を題材とした、ノベル形式のアドベンチャー。
記憶を失った主人公が、夢で前世の記憶を取り戻していく。夢の世界と現実世界、そして並列世界が交じり合って展開していくので、スキップを多用していると話がややこしくてわからなくなる可能性はある。
現実世界は学園ラブコメ系。ストーリーよりも、キャラ萌え重視となっている。メイド、つるぺたどじっ娘、わはー、双子と、声は入っていないものの萌えキャラ多数。ちゃんと全員とH出来るのもよし。
シナリオは頭の中で整理していないと混乱しかねないが、ひきこまれる内容。音楽やCGの出来も良い。キャラ魅力が高いので、絵が気に入れば即買いで問題ないレベル。


Sky
総プレイ時間 17時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★★☆☆
感想 30分近くのアニメーションがウリのアドベンチャー。
女の子と会って好感度を上げていくタイプ。特定の会話やイベントを見ることで、会話のバリエーションが増えるシステムであるが、見ておかなければならない会話がある訳ではなく、また会話によって好感度の変化の違いというのも見当たらないので、特に気にする必要はない。
デートでは、ミニイベントの発生するクリックポイントが表示されていて、それぞれの場所に応じて会話が発生して好感度を上げることが出来るようになっている。目的はデートの最後に現れるイベントを行うだけだが、自由な演出としては上手いかと。
ヒント機能が最初から使える上に、選択肢自体も見た目で分かる内容なので難易度は低いが、わざと嫌われる選択肢を選ばないと表情違いのCGが手に入らないなど、フルコンプは少々手間がかかる。
アニメーションは、使い回しているシーンがいくつかあるものの、それなりにH。アニメーションさせると、何故か主人公が異様に早いのもお約束ではあるが。
シナリオ自体は特に盛り上がりも少なく平凡な出来。ただ、Hシーンの数が多いので全体としてはまずまずの満足感がある。サブキャラとのHもあるが、先生とのエンディングがないのは寂しいところ。CD版は枚数が多いのでDVD版でプレイすることをお薦めする。


すきスキお兄ちゃん
総プレイ時間 5時間
評価時の攻略度 CG回収率94%
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 登場する女の子は1人だけのマンツーマンお兄ちゃんゲーム。
主人公にだけなついている、みのりちゃんと仲良くHしまくるだけのゲーム。
初期状態ですでにそこそこ開発済み。パラメータと呼ばれるものは体力ゲージだけ。Hでの制限になる以外に制約はない。ゲームオーバーもないのでやりまくるだけ。ただし、大抵の選択肢が1回目は選んだだけでみのりちゃんがイってしまってその日のHが中断するため、最後まで選択肢を選べるようになるのは結構時間がかかったりする。セーブ&ロードを繰り返してのコマンド全選択というのがこのゲームのスタイルになる。
みのりちゃんはカワイイものの、システムの性質上、同じシーンを何度も見させられるハメになり、結構メンドウ。
スキップも既読以外も全てされてしまったり、スキップ自体が遅かったり、2画面CGのスクロールが異様に遅かったりと問題も多い。製品発売からまともに遊べる(最終版パッチ)まで2ヶ月近く待たされたのもツラかったとこ。
1週目のエンディングも寂しかったです。


すくみず〜フェチ☆になるもんっ!〜
総プレイ時間 22時間
評価時の攻略度 CG全回収
オススメ度 ★★★☆☆
感想 すくみずフェチの主人公が、水泳同好会のスク水娘達に囲まれながら学生生活を送るアドベンチャー。
スク水もいくつかの種類を網羅しており、女の子の立ち絵でも、水に入る前と入った後やアンダーの有無などできちんと区別されていてなかなかの数である。
登場する女の子も、単にクラブだからスク水を着ているというだけでなく、スク水好きやはたまた常時スク水を着用している娘までいて、かなりタイトルっぽくて個性的揃い。スク水主体ということもあってか、Hシーンは全てスク水着用といったこだわりよう。スク水ショップも登場し、それなりのウンチクは入れてあるが、展開を阻害するほど長々と説明したりするわけではなくちょうどいいレベル。
物語自体は特にこれといったものがあるわけでもなく、ごくごく普通レベル。スク水属性のプレイヤー必須とまではいかないかと。ただ、CGの質と量はかなり満足いくものがある。
限定版であれば、DVD版ならばスク水は付いているのでコレクターなら抑えていいかもしれないが、出荷数自体が少ないので入手困難が痛いところ。サントラに収録されている「ブルコンのテーマ」は延々と続くので洗脳度が高いので、電波曲好きはこちらを抑えるとよいだろう。


STAIRS〜夏のちょっと前〜
総プレイ時間 6時間
評価時の攻略度 CG全回収
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 転校先の学園で、旧校舎にまつわる不思議な体験をしつつ女の子と仲良くなるゲーム。
と、一言だけで片付いてしまう程、ストーリーも少なくあっさりと終わってしまう。Hもラストにいきなりの展開で始まってしまうので、盛り上がらないまま突入してしまっている。
キャラはまぁまぁだが、ストーリーに盛り上がりがないため、ゲーム自体の出来がイマイチと言わざるを得ない。時々、特定の個所でスクリプトエラーが発生するのも気になる(現在、修正パッチなし)。残念な作品である。


スノーラディッシュバケーション
総プレイ時間 5時間
評価時の攻略度 神楽ハッピーエンド
オススメ度 ★★★☆☆
感想 メーカーサイトでの通販専用ソフト。エイプリルフールに「サマーラディッシュバケーション発売」とHP上に出ていたヤツの元ネタ作品。
1年前に自分を孕ました男性と再会。約束通りお嫁さんにするため迎えに来てもらえたと思ったら、単に女を漁っている最中の偶然の再会だっただけ。プレイヤーはこのヒロインになり、他の女性とのHを邪魔しつつ、抱いてもらうように行動するという一風変わった内容。
MAP上を移動し、女の子と会うことで男性への恋愛度を下げることが出来るが、節操なしに動き回る男なので容赦なく他の女の子の恋愛度はバシバシ上がるので女の子と会うのはほぼ無意味。恋愛度がMAXの状態でかつ18時以降に女の子に会いに行くと、すでに男性の毒牙にかかった場面に遭遇するということさえわかれば、それほど難しくは無い。
このゲームの最大の見所は、ムチャクチャなキャラクタ設定。まず、ヒロインは孕まされた状態なので妊婦(腹デカ状態)である。しかも4年生(爆)。大学4年生とパッケージには書かれているが、それだとつじつまが合わないセリフや設定がバシバシ。どう考えても小学生!(核爆)。ターゲットの女の子は同級生だけでなく、母親(激若)に叔母(大学生)も含まれる。ヒロインの弟は、その男性と母親の子供としっかりとストーリー中に出ているが、裏設定では、このヒロインもその可能性あり!戸籍上は、このヒロインの父親は「父親なし」となっているそうだがいいのかそれで?ところかまわず、24時間動き回って手当たり次第に女の子に手を出してはHしまくってしかも全て中出しする男。なんで、こんなのに惚れるのか?とも思ったが、これって巷のほとんどのエロゲーの主人公の特徴そのまんまか。じゃいいか(笑)。
ゲーム自体のボリューム(Hも含めて)は少ないが、ノリは十分。やってるウチに神楽ちゃん(ヒロイン)萌えになります。また、声もなかなかよかったと思います。
やっぱりキャラクタ設定が強力ですね。会話中に突っ込み所満載かと思えば、ヒロインとのHは段階ごとに少しづつよくなるのは当然ですが、なんか小さい子の失敗例っていうかそういうのがあって微笑ましいところもちらほらあって良かったです。全員妊娠エンドの登場人物&ヒロインのクラス&ヒロインの学校全てを妊娠させまくる男って一体?エロゲーの中出し安全率93%(当方調べ)をまるっきり無視しています。私の中で、新児ポ法案発令後に摘発されるソフトのNO.1にランクインしました。


スピリチュアルバインド〜楽園の幻影〜
総プレイ時間 27時間
評価時の攻略度 4人中3人クリア
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 カードバトル形式の双六バトルの入ったアドベンチャーゲーム。
幼馴染と一緒に都市伝説の真相を暴きにきたときに、事件に巻き込まれて精神世界へと迷い込む。元の世界へと戻る為に、双六MAPをクリアしながら進んでいくというタイプ。
メインは双六MAPで、コマとなるのは自分だけ。ルーレットで出た目だけ進んで、止まったマスで戦闘やカードの入手を行っていく。ゴールに辿り着くまでの制限時間はあるものの、普通にやっていれば余裕はある。戦闘はカードバトル形式。一定の法則に従ってカードを出す事で、強力な攻撃を仕掛けることが出来る。
攻略自体の難易度は低めだが、双六MAPはGOALに辿り着くまでが戦闘だけでイベントの類がないため、単調で飽きが早く来てしまう。その戦闘のカードバトルも初めのうちは面白いが、やはり何度もやらされると疲れてくる。CGの枚数もやや少な目なのもさみしいところ。


ソーサリアンオリジナル
総プレイ時間 10時間
評価時の攻略度 全シナリオクリア
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 イースシリーズと同じく日本ファルコムを代表する本作品をリメイクして発売したものです。基本システムの15シナリオに加えてオリジナルの5シナリオが入っています。
リメイクといっても、シナリオ&BGMに関しては元の作品を壊さない程度のアレンジしか加えられていないため、プレイしたことのある人にとっては懐かしさがにじみ出てきます。
さすがに、当時に極悪といわれた謎も、一部に関しては発見しやすくなっている(隠し扉等が薄く見えるように色分けされている)ので、謎解きを忘れていてもなんとかなる程度にはなっています。
余談になりますが、ウエストサイド社のお楽しみCD30以降に改造ツールが入っていますので、これを使うと純粋にシナリオを堪能できます。
評価のほうですが、当時を懐かしむ人専用のためオススメはしません。キャラクターを育てるのがかなり面倒ですので、ここでつまずくともうオシマイです。
ただ、当時から評価の高かったBGMの出来は今聞いても素晴らしいです。ちゃんとWAVディレクトリに全BGMがWAV形式で置いてあるので、まさに好きに使ってくれ状態です。
謎解きも今にして思えば、マップのあちこちを移動させられるのが面倒なだけで、これをやってしまうと絶対にゲーム攻略不可といったワナはないので、極悪とも言えなくはなかったかも知れないです。
せっかくなので、追加ディスク・戦国・ピラミッド等々も出して欲しいとこですね。


ソニック・プリンセス
総プレイ時間 4時間
評価時の攻略度 エンディング到達
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 横スクロールタイプのシューティングゲームです。シナリオは一本道な上に大した分岐もないので、素直にシューティングパートを進んで行けばエンディングに到達します。
パワーカプセルを取ってパワーアップする「グラディウス」形式で、このゲーム固有なのが「ミラージュフォース」というオプション攻撃の存在。ミラージュフォース専用の攻撃ボタンを押し続けると、その特殊攻撃を行いますが、使用に制限が設けてあり、攻撃し続けるとゲージが減少していきゲージがなくなるとオーバーヒートになりしばらく使用不可能になります。ですが、このゲージの回復が早いため、攻撃ボタンをしばらく押す、実時間で2秒ほど離すを繰り返すだけで全然問題なく使えます。特に、このゲームでは一定時間ゲージが減らないアイテムが頻繁に出るので、別に押しっぱなしでもかまわないかも知れません。
そしてもう1つ、召還攻撃。通常のSTGのボムみたいなものですが、パワーアップカプセルを取って選択する項目の中に入っているので狙ったタイミングで使おうとする場合は、カプセルの入手を調整する必要があります。で、この攻撃ですが、時機は無敵にはなりません。その代わり画面全体に対して強力な攻撃を仕掛けます。攻撃力の高い「ウイングレーザーフォーメーション」での召還攻撃だと、最終ボスを含めて全ての敵を一撃で葬り去ってしまいます。
ゲーム自体なんですが、シューティングとしてはステージ数も少なく、また爽快感に欠けて盛り上がらず。召還魔法が強過ぎでバランスが悪いというのもありますし、弾も見づらい場合が多いです。また、H部分は、シーンが弱過ぎ&声優の演技がイマイチと、良いとこなし。あまりにも強引なHの展開に正直ついていけませんでした。
一番萎えたのは、エンディングでの「TO BE CONTINUE」のテロップ。まだ、続けるつもりなの?というのが正直な感想。1本のソフトに収めればいいものを、引くような内容でもないような気がするのですが。
でも、I’veの曲は良かったですね。ネットでフルコーラス版がダウソできますから、無理に買う必要もないですし。初回版だとサントラCD(OP曲も収録)が付いているのでその分はオトク。当然、通常版だと価値がかなり下がります。