ゲームレビュー/Windows



麻雀(ねこねこそふと)
総プレイ時間 18時間
評価時の攻略度 全CG・キャラカード回収
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 ねこねこそふとのキャラとの麻雀を楽しむ、ファンディスク的な作品。
ストーリーモードは2人対戦形式で行い、フリーバトルは普通の4人対戦形式の麻雀を行なう。ストーリーモードでは勝てばCGが見られるが、H度は極端に薄いので過度な期待は禁物。対局中にキャラがよく喋るので、じっくりと麻雀を楽しむものではなく、ねこキャラと麻雀で楽しむといった内容。サバイバルモードは麻雀ゲームとしては珍しいもので、時間はかかるものの試みとしては面白い。
麻雀を知らない人のために、麻雀講座も含まれている。結局のところは根気と慣れが必要だが、ファンディスクなのに全く麻雀を知らない人を突き放すことはしないという姿勢はいいと思う。
あくまでファンディスクレベルなので、ある意味ではそれなりのレベル。「ねこねこファンディスク」や「お返しCD」のレベルが高いため、どうしても低くしか見れないのが残念なところ。キャラの個性を出すための裏操作があり、バグの多さも含めて麻雀ゲームとしてもイマイチで、ねこねこのファン以外の方にはオススメは出来ない。
おまけの3時間で覚える麻雀教室の本が、CDの台本でしかないのがもったいない。これが、麻雀初心者用に使える内容であればもう少し値段を高めにしても満足いく作品となったのだが。


まじかる☆アンティーク
総プレイ時間 29時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 魔法使いのスフィーと共に、骨董品屋を経営していくシミュレーションゲームです。
商品の劣化を防ぎつつ安価で販売して評価を上げていきながら、出てくる女の子と仲良くなっていくというパターン。1人だけ条件がキビシイのがいる以外は、普通にやっていれば経営自体の問題でストーリーが行き詰まるということはありません。ただ、経営結果のスコアがランキングとして保存されるので、スコアアタックを狙うといった楽しみ方も出来ます。
ヒロインのスフィーが曲者で、普通に時間が進めば失った魔力が回復していき、容姿自体が4段階で成長します。ただし、イベントによっては魔力を消費するため、容姿が元に戻ることもあります。攻略自体には影響はないのですが、問題はCG回収。容姿の段階ごとにCGが用意されていたり、特定の段階でないと発生しないイベントがあったりするため、調整するのがメンドウです。
評価は普通に楽しめるといったところ。HイベントがCGの違いだけでなく内容そのものが変わるのは良いですね。もち、初期レベルでは体が小さすぎるため発生しませんが(児ポ法対策?)。
CG回収はまだしも、アイテム回収がかなりタイヘンです。発生条件がわかっていても、購入する資金をタイミングよく用意出来なかったりと苦労します。スコアアタックは、いかに高額商品でぼったくれるかが勝負。実際にそんな値段出せるヤツがいるのか?と思ったりしますが、買うヤツは買ってくれます。
音声付きでプレイしたかったですね。あと、イベント数はそこそこですが、対するCGが若干少なめなのは気になりました。


まじかるトワラーエンジェルラビィ☆傑作選
総プレイ時間 2時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 評価せず
感想 エンジェリックセレナーデのファンディスク。なお、主題歌は桃井はるこ(UNDER17)だが、ヒロインのラスティの声は、そのまま飯塚雅弓が担当しているので、間違えないように。
壁紙などのアクセサリー集はファンディスクの基本として入っているが、メインはエンジェリックセレナーデのキャラの登場する、別次元シナリオであるエンジェルラビィの話。何故か14話から始まるということになっていて、キャラクタ誕生の話とかはすっとばされている。
ストーリーは読むだけで分岐はないが、途中でのバトルシーンはミニゲームになっている。マウスカーソルをマーク位置に順番に移動させるだけだが、微妙にずれたりするので意外と難しい。コンティニューは無限なので、詰まるということはない。タブレットを持っていれば、難易度が一気に下がって無茶苦茶ラクになる。
ストーリー自体は特に面白いわけでもないので、過剰な期待は天罰。ただ、ムービィは多少荒いもののまずまずの出来で、UNDER17の曲もよい。
主題歌とエンディングのサントラに、150ピースのジグソーパズルと、パッケージは大きいがオマケはなかなか。鈴はなくてもかまわなかったけど。


マブラヴ
総プレイ時間 64時間
評価時の攻略度 全エンディングコンプリート
オススメ度 ★★★★★
感想 学園モノとSFモノが2本1パックになった作品。2本とも登場するキャラクタは、一部性別が逆転しているものの基本的に同じ。この作品の続きがあるようなので、SFモノの方が本編にあたる。
学園モノはラブコメ路線で突き進む。主人公の元に、いきなり金持ちのお嬢様が居候を始めてドタバタする展開。ヒロインは5人いるが、どの娘のシナリオもボリュームがデカイ。
SFモノは地球外生命と戦う物語。アナザーワールド系で、主人公以外はキャラは同じでも、元からこの世界の住人という設定になっているが、主人公は学園モノの世界からやってきたことになっている。学園モノの方を先にクリアしていないとSFモノのシナリオをプレイ出来ないので、主人公視点が同じなので一緒にギャップが味わえる上手い作りになっている。
話もよく練られているが、音楽や演出面にも上手いと思わせるものも多い。立ちキャラのパターンを数多く付くっておいて、立ち絵を拡縮して表示位置を上下にずらして奥行きを見せたり、他のキャラが会話中でも会話に参加しているように見せるために驚きや同意などの立ち絵を使っている。声優の質も高めなので、ゆっくりと楽しめる。
続編問題でかなり批判もある作品だが、やや尻切れになったとしてもこの作品で完結していると言えなくもないので、それほど気にならないかと思われる。
あまり誉めてばかりもなんではあるが、学園モノの方だけでも作品としてのボリュームも十分あるので、それに加えて、アナザーストーリーが付いていると考えれば、コストパフォーマンスもずいぶん高い。恋愛ラブコメ系が好きならぜひとも抑えたい作品。続きが本当に出るのであれば、それはそれで楽しみにもなる。


ままにょにょ
総プレイ時間 95時間
評価時の攻略度 未入手アイテム2種以外コンプリート
オススメ度 ★★★★☆
感想 かえるにょぱにょーんのシステムを使ったRPG。
ママトトの世界観を多少使用しているものの、ママトトを知っておく必要はあまりない。初期のメンバーこそママトトのキャラだが、増えるキャラクタはアリスソフトの歴代のキャラで特に統一性はない。
「かえるにょ」から強制スクロールを排除し、ターン毎に出撃しているメンバーがダメージを受けるというシステムで、倒れた場合でも数ターン後には再度出撃させられる。ただし、無制限に出せないように、出撃コストというパラメタを設けているので、考えて育てる必要がある。
特にコレといった目的がないため、延々と同じことの繰り返しになるので、RPGでの過程を楽しむという点に対して否定的だと、このゲームはキツイ。あとは、アリスのキャラに対しての思い入れも必要かと。
キャラを育て、レアアイテムを見つけてお気に入りのキャラを強化とただそれだけであるが、十分に楽しめる。安価ソフトというのも良い。グナガンがかなり序盤で簡単に倒せるのに対して、狂王がとてつもなく厳しいのが痛いところだが。後は、ゲームの内容から考えてもパラメタが低いと思えるようなキャラが多いのも気になったかも。


継母調教
総プレイ時間 15時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 憧れてそして好きだった先生が自分の継母となり、主人公が葛藤しつつも継母に対してHを強要するが、それを甘んじて受けてもらえるといった内容の調教AVGです。
エンディング時に親友とのHが出来る場合がありますが、基本は継母との調教が全てになります。
期間は3週間ですが、その間に葛藤する主人公の描写と継母の描写のストーリーが展開しているので、物語が中心で調教はオマケ的にも思えます。
調教といってもソフトなもので、どちらかというとコスチュームプレイを楽しむのに近いものがあります。
評価のほうですが、いたって普通といったところです。
調教として見るにはソフトですし、また物語中心なのでやや気分がそがれるのはツライところです。
攻略自体は難しくないのでCGの回収はラクです。また、一番のポイントはこのソフトって廉価版って訳でもないのに定価が5800円とPCのゲームとしては低めにしてあることですね。出来も悪くはないのでこういうのは嬉しいですね。


ままらぶ
総プレイ時間 23時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★★☆
感想 母親同然に暮らしてきた、お隣の未亡人と恋仲になった主人公だが、あちらこちらからかけられまくるモーションを避けて初心を貫けるかどうかというドタバタ系AVG。
主人公はお隣の母親に想いを伝えて付き合ったところからゲームは開始。メインヒロインがこの母親なので、選択肢ミスがなければ各話ごとに過去の好きになった経緯の回想に加えてHが入る。この母親のライバルとなるのが、隣のお姉さん、いきなり現れた婚約者、主人公の従姉妹、そして自分の娘というラインナップ。それぞれが独自の萌え要素を持っているので、ちょっとでもふらつくと大抵が即アウト。まさにヒロインへの愛が試されるゲーム。各ヒロインとHした段階で、個別ルートに突入するので戻れません。各ヒロインも3回前後のHがあり尺も適度。おまけモードで母子丼はあるが、ハーレムルートはないのであしからず。
話自体はギャグ中心で進み、ところどころに笑い声ボイスが入るため、人によっては好みの分かれるところでもある。また胸の大きなキャラの絵柄(構図)がヘンに見えてしまうのも気になるところ。それ以外は、サブキャラもいい味出していて、OPもなかなか笑えていい。
定価も低くてお買い得な作品だが、あまり売れていないようで残念なところ。隠れた名作です。


巫女みこナース
総プレイ時間 13時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 電波ソングの影響で、爆発的にメジャーとなってしまった作品。
主人公は、祖父の経営する病院に研修生として勤めることになる。その病院では、次期院長選挙のPRのため、ナース服を巫女衣装にしたものや、シスター服にしたもの、さらにチャイナ服まで登場して、病院とは思えない環境となる。そこで起こるドタバタやちょっとシリアスなアドベンチャーである。
全12話近くで1話の量も短め。選択肢の数もそれほど多くなく、後半で好感度によって分岐する程度なので、CG回収を抜けば攻略自体はラク。話はごくごく普通。サブキャラだけでなく、主人公にも声が入っているので、オートモードを多用する場合は、文字を全く追う必要があるので非常にラクでいい。ただし、声優の演技はやや低め。とても子供キャラの声でないのが多々あり。
それほど面白いとはいえないものの、いたってごくごく普通の展開で、ごくごく普通の出来といったところのこの作品。
ただし、このゲームをプレイする人間の大多数が、電波ソング&オープニングムービーのノリを期待していることを考えれば、期待ハズレとしか言えなくなってしまう。某作品のキャラっぽい人たちはどのように物語に絡むかと思えば、患者として登場するだけ。オープニング自体もゲームとは別メニューで単体起動するようになっているというのもいただけない。
それでも、この主題歌は電波ソングの歴史に刻まれるだけの洗脳パワーにあふれているので、ゲームの方はともかく、この曲でみんなに萌えて欲しい。


みずいろ
総プレイ時間 23時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★★☆
感想 ほのぼのとした王道系のADV。ある程度の先読みが出来てしまうような展開なので、逆に安心してプレイ出来る。
登場するキャラは5人で、幼馴染、妹、喧嘩友達、先輩、後輩とある意味無難なとこを網羅。オープニング前の過去パートの選択で、ヒロインが決定する。ヒロインが決定した後は、シナリオが完全に独立。よって、キャラの立場や性格ががらりと変わる場合もある。一瞬、誰だコイツ?と思えるほど。
選択肢も少なく、選択ミスはCG回収漏れにつながる程度(それが重要という話もなくはないが)なので、オートモードにしておいて、ストーリーをじっくり楽しむというスタンスで行くのがベスト。ストーリー重視タイプなので当然Hは薄め。その分、クリア後のアフターストーリーで楽しめるようにしてある。
おまけモードは本当にオマケだが、簡単に騙される健気な妹がとても良い。
とてもほんかわ系で安心出来る内容で、ヒロインの性格を楽しむゲーム。声や絵柄も話が良いので結構慣れてしまう。個人的には、ヒロイン時よりも別キャラがヒロイン時のサブキャラとして登場した場合のほうがカワイイと思えるパターンが結構あってちょっと惜しいような気もする(特に妹)。
あとは、市場になかなか出回らないので入手が厳しいのが難点といったところか。


みずかべ
総プレイ時間 3時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 評価せず
感想 同社から発売されていた水月のファンディスク。タイトル通りに、水月の壁紙が多数収録されている。
壁紙以外には、水月のアナザーストーリーが収録。内容的には、那波シナリオのエンド後に近いものがある。シナリオを楽しむというよりは、那波と双子に萌えるために作られた作品といった方がよい。最も、本編自体(水月)が、萌え要素に極端に突出した作品であるため、どのキャラを優遇したとしても、不公平感は出てくるとは思うが。
CGの多数が本編からの流用であるため、新規で作成されたCGとのキャラのギャップがある。やたらと那波が幼く見えるのが、違和感があるというか、これはこれで萌えれるというか微妙。音声は本編ともども入っていないが、これだけキャラ人気が出た後に音声付けられてイメージ狂わされるよりは、無いままで正解だったと言える。でも、もしコンシューマで出るならば期待はしてしまうのだが。
ファン全てにオススメという訳ではないが、持っておいて損はない作品。ただし、入手が激ムズなのが問題。


MilkywayうぃずVoice
総プレイ時間 11時間
評価時の攻略度 全員クリア、CG一部抜けあり
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 キャラが可愛い同作品に音声を付けて値段を下げたバージョンです。
どのキャラがどの場所にいるかがMAP上に見えるようになるなどの改良はされていますが、基本的な中身は同じ。
MAP選択画面になるまではドタバタ系で進むが、MAP移動になってからは意外とテンポが悪く、あまりストーリーを楽しめれるといったレベルではない。HシーンもCGは何も描かないツルツルパターンなのでムラムラ度は極端に低い。さらに追い討ちかけるがごとく、メインヒロインの性格悪しでこれまた萌え度を下げてたりもする。
キャラ自体は立っているのだが、ストーリーがイマイチっぽいのが残念なところ。盛り上がりも薄いです。音声もいまいちイメージに合わないのが多いとも見える。


Milkyway2
総プレイ時間 25時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 前作の主人公の妹がメインヒロインになった続編。
MAP移動型のアドベンチャーで、女の子と会って好感度をあげていく基本スタイル。ただし、全体的なストーリー展開は1本道なので、女の子を個別に攻略している感は薄い。ストーリーはとかくドタバタギャグ系。
前作のヒロイン&サブキャラが全員登場している上に細かな説明がないので、前作未プレイだとかなりツライと思われる。さらには同社の「AliveR」の内容も含まれているので、知らないと全く付いていけない可能性大。
評価はややオマケで3といったところ。CGやキャラはいいが、それほどストーリーが良いわけではない。モザイク不要な構図なのでH度は薄い、というか期待してはダメ。
制服セレクトはCG回収を手間かけさせてるだけだったので、まるっきし不要。制服によってイベント自体が変わるというなら別だけど。


めがねっ娘ばに〜 きーぱんちゃん☆
総プレイ時間 4時間
評価時の攻略度 CG全オープン
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 選択肢をタイピング入力していくタイピングアドベンチャーです。
ヒロインは眼鏡っ娘でウサ耳のバニーでしかもメイドロボと3大要素を持っています。が、残念なことに声優さんの出来やシナリオの出来から、あまり魅力あるキャラクタに仕上がっていません。
シナリオは4本で、順番はバラバラですが一応のつながりはあります。基本的にどのシナリオもヒロインが犯られてしまう中にちょっとだけ純愛っぽい風味がしてある展開です。
さて、評価のほうですがこれはいただけないです。
第一に修正パッチを当てないとゲームがまったく動作しないこと(起動直後にメニューから画面の設定を変えれば大丈夫なんですが)。ネット環境がない人は少ないでしょうが、売り物としてなっちゃいません。
次に、タイプミス時の演出。タイプミスをすると画面がぶれる演出になるのですが、なかなか止まりません。ぶれている間はキー入力が出来ずに残り時間が減っていくというのであれば意味はあるのでしょうが、バグなのかと疑ってしまいます。
最後にですが、これはこのゲームに限ったことではないのですが、CD1枚でしかもマニュアルはオンラインマニュアル参照ということで付いてないくせにパッケージだけはデカイ。カンベンしてください。
アドベンチャーとしてもあっさりしすぎで、タイピングソフトとしてもイマイチ。久々の大失敗ですね。


めびにゃ!〜メビウスファンディスク〜
総プレイ時間 59時間
評価時の攻略度 CG全オープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 すたじおメビウスの過去作品3本に、SNOWのショートパロディを加えた、大ボリュームのファンディスク。
過去作品として、X、悪夢95、絶望2000を収録している。Xと悪夢に関してはグラフィックを塗り直しているものの、中身は同じ(モザイクが大きくなっているという違いはある)。入手がまるっきり困難という訳ではないが(Xはほぼムリ)、相場的にみてコストが高くなることを考えれば格安レベル。
SNOWのパロディは悪夢と絶望の主人公がSNOWの世界にやってきて同じように女狩りをしようとするといった内容。あくまでパロディな上にエロも弱いので、過度の期待は厳禁。PC版のSNOWでは音声はなかったが(後日、音声ありが発売させるそうです)、今回は音声付き。ただし、コンシューマ版とは声優が違うのが悲しいところである。
絶望だけでもかなりのボリュームでエロさもあるので、これがメインとして考えた方がいい。なので、すでに絶望をプレイ済みだと価値が下がる。暗黒SNOWがパロディーではなく絶望の延長だったら楽しめていたかも知れないが、これだけを目当てにするのは危険である。
予約キャンペーンで攻略ブックがもらえたのだが、内容に重複ミスや抜けに誤りがあったりとかなりお粗末。ちょいと頂けない。


めるふぇんメイド地獄
総プレイ時間 1時間
評価時の攻略度 全シナリオ読破
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 3人のメイドさんが不思議な絵本を開けてしまって、おとぎの世界にまぎれこむといった内容です。
選択肢らしきものは出てくるのですが、ほとんど読むだけになっていますので、ゲーム性はありません。
音声もなく、BGMもCDから読んでいるためループ時に一瞬止まるなどの問題もあり、イマイチ感がぬぐえません。
ただメイドの女の子が可愛いのが救いですが、それだけではちょっとつらいかも知れません。
評価のほうですが、まぁ当然こうなってしまうのかなってところです。
選択肢を考えるのがメンドウとか1プレイ時間は短いほうがいいというのであれば、まだ大丈夫かも知れませんが、値段も値段ですからちょっとススめられないですね。


-もみじ-「ワタシ…人形じゃありません…」
総プレイ時間 15時間
評価時の攻略度 CG回収率99%(表情違いが何枚か不足)
オススメ度 ★★★☆☆
感想 調教ゲームですが、隠しの内部パラメタを含めて、そういった値は少ないです。よって、攻略自体の難易度は普通といったところ。
主人公宅に多額の負債を持つ家から、取立ての代わりにと引き取った娘(もみじ)が調教の対象となります。プレイ期間は20日間で、学校と自宅でそれぞれ調教が可能。ただし、昼と晩それぞれ1回づつしかH出来ないので、全CG回収は当然ながら複数回プレイが必須になります。また、調教ゲームの最近のハヤリで、射精個所選択が可能になっており、それぞれ別々にCG登録されるので、事前にセーブして選択してロードしなおすといった手間もかかります。ただ、システムとしてクイックセーブ&ロードが可能ですし、回想シーン内でもCG回収は可能なのが救いです。
他の調教ゲームとの差別化として、独白モードというのが1日の終わりに用意されており、その時のもみじの気持ちなどを語らせるようになっています。もみじ自身が普段から口数が少ないため、このモードの意味はありますが、ゲーム展開に影響するほどでもないですし、独白モード中もオドオドした喋り方なので、飛ばされがちになります。妊娠エンドを目指す場合には、妊娠の兆候があるかどうかを聞くための手段になりますが、それ以外は特に見るところはありません。独白モード中のCGも表情違いとかでかなりの数が用意されているので回収がメンドウです。猫耳にしたりとかいくつかパターンが違いますが、意図がよくわかりません。
調教ゲームとしては普通の出来です。猫耳、首輪に鈴といった感じで、キャラ萌えっぽいのですが、ストーリー展開は萌え要素はほとんどないので、絵柄の好みかどうかでわかれるといったところ。もみじ以外のキャラも攻略は可能ですが、見せ場はほとんどありません。
あと気になったのは、パッケージが無駄にデカイ、修正ファイルディスクが付いているにも関わらずに発売後に修正パッチが連日更新されていた、ロード後のキャラ立ち絵上部が消えることがある、見ていないはずの表情違いのCGが登録されることがある、と言ったとこでしょうか。廉価版がもうすぐ出るので、これらは解消はされるでしょうけど。
個人的には、もみじが無口系でなく、もうちょっと表情がある娘だったら良かったかと思いました。でも、ちょっと萌えた。