ゲームレビュー/Windows



ハコてん雀
総プレイ時間 3時間
評価時の攻略度 全員クリア
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 基本的な2人打ち脱衣麻雀です。ただし、脱衣がフルアニメーションというせいもあってか、CD3枚組というボリュームになっており、必要空きHDDが最低1.5Gというのが驚きです。
相手の女の子は4人おり、4回脱がすと何故かHに入ってしまいます。脱衣麻雀といったらPシリーズを想像していたせいか、最後の1枚で肩透かしでオシマイパターンから逸脱しているため、またさらに驚きです。
イカサマが使える麻雀ですが、牌勢は普通のままなのでインチキ臭い役がバシバシ出るような展開にはなりません。だからといって正統派の流れには見えないのも寂しいですけども。
さて評価のほうですが、まぁこんなものでしょうか。
アニメは良かったのですがシステムに問題があります。制限時間を設けるのはいいかも知れませんが、リーチを選択してから急いで牌を切らなければいけなかったり、チーした際の牌の選択方式がわかりずらかったりと、ややストレスを感じました。
4人打ちモードも変なイカサマされてるのでは、なくても一緒ですね。。
ただ、コンティニューがし放題だったりとか、女の子があがっても服を着たりしないので、ちょっとの時間で簡単に解けるというのは助かりました。


はじめてのおるすばん
総プレイ時間 14時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★★☆☆
感想 双子のつるぺた少女と、深く考えずにやりまくるゲームです。
主人公のアパートの隣には母親と双子の姉妹が住んでいて、夏休み中に双子の片方が毎日交代でおるすばんをすることになりますが、1人だけだと心配だという母親が主人公に一緒にいて面倒を見て欲しいという設定になっています。
双子ルート以外はどういう選択をしていても必ず1人づつ交互に相手(H)をすることが出来ますし、すでに二人とも主人公とは体験済みでラブラブ状態であり、お互いがその事実(もう片方が主人公とHしていること)を承知しているので、余計な手間がかかりません。
シナリオ自体は、1日ごとに単発になっており、またHへの展開もかなり突発的なものが多いです。
評価自体は普通になりますが、キャラ萌えゲームなので、萌えてしまうともう1段階上げてもいいと思います。実際、CG・声ともに大抵の人は萌えれるレベルです。
簡単にH出来る反面、選択肢の結果が見えにくくてストーリーの分岐もかなり複雑なため、難易度はかなり高いのがネックです。後、定価は安めですが入手が困難(現在はかなり再入荷されているのでそうでもないかも)なのもネックかな。
しかしどう考えても、設定内容・容姿ともども18歳という設定にはムチャクチャ無理がありますね。


はじらひ
総プレイ時間 16時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★★★☆
感想 旅の途中で知り合った老人の元へと訪れた村で、その老人の3人の娘とのんびりと過ごすアドベンチャー。ドロドロした展開は一切なしで終始ほんわかしてます。
ストーリーというものはあまりなく、1ヶ月の期間を選択肢毎の会話を楽しむような展開で進む。選択肢もほぼ三択になっていて、それぞれの項目がどの女の子に直結しているかが判り易いので攻略自体はラク。
田舎という設定だが、10〜20年近くタイムスリップしたような時代設定で、会話のネタなどもその辺が非常に多い。明らかにソフト購入者のターゲット層を狙っている。でも、よくこんなの覚えてたなぁと、逆に感心するようなネタはあるので不快には思えなかった。
ほんわかしているが、以外とヌキゲーに近いくらいのH回数がある。単純に1人の娘を追っかけていれば、アイテム回収をしくじっても1プレイで5回のシーンがあるので量的にもなかなか。ただし、3Pシーンの回収は激ムズですが。
「癒し」を狙った作品ですが、なかなか上手く演出出来ていました。終始なごめました。Hシーンがかなり頻繁だったこともありますし、システムまわりも十分な機能が備わっていて快適でした。ただし、CG回収のムズさと逸美の声優のHシーンでの演技はちょっと問題あったかも。


ハートフルメモリーズ
総プレイ時間 14時間
評価時の攻略度 グランドエンドクリア
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 リトルウィッチパルフェの続編で、記憶をなくした主人公をパルフェが助けたという設定。
シリーズのお決まりのように、主人公には借金があってそれを返済するために店の経営を行なうというもの。ただし、今回は返済の可否は関係なく(グランドエンドのみ関係)、2人のヒロインを中心とするアドベンチャーパートの攻略がメイン。イベントの発生は強制が多いが、ルティルの場合は頻繁に会う必要があるのでタイヘン。
店の経営は、相変わらずゲーム内での説明が不足しているので、このシリーズを未プレイだとかなり難しい。基本的に、序盤は無駄になってもかまわないので作成しやすいものだけを作りまくって経験値を稼いでレベルを上げることに専念し、魔石が作れるレベルになったらオススメ品として安価で売りまくる。曜日によって売れる日と売れない日があるので、毎日行商をしても効果は少ないので見極めも必要である。
今までのシリーズと違って、女同士でないので百合シーンはなし。ラブラブシーンもうすい。
シリーズ経験者であれば経営パートは問題ないが、そうでないとかなりツライ。通常のキャラエンドは経営パートの成否は関係しないものの、ゲーム中のチュートリアルも適度に必要だったと思われる。また、イベントの発生も唐突なのが多く、適度に色々な場所に赴いていないと見逃すイベントも多い。またイベントの頻度自体も少ないので内容が薄く感じてしまう。
ゲーム内でほっちゃんの曲が入っているが、曲の出来自体がよくないのが残念だったところ。


バトルレイパー
総プレイ時間 3時間
評価時の攻略度 全CG&ムービー回収
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 デドアラと鉄拳とバーチャを足して256で割った、3D格闘ゲームです。
攻撃ボタン2つと防御ボタン1つと方向ボタンの組み合わせて技を出す系列。もう1つ移動ボタンというのがありますがエスケープボタンとは違いますので必要性が薄いです。
上段や下段といった属性は全くなく、防御ボタンで何でもガードOKという、格闘ゲームの基本を無視した作りになっており、戦略性もへったくれもなしという散々な出来。ガードが溜まれば超必殺技も出せますが、威力は低いは、演出だけは無駄に凝ろうとしているわで、何が何だかわかりません。
しかし、ムービーはキレイです。さすがはPCでの3Dキャラの先駆者的存在であるだけあって、髪の毛一本一本キレイに描かれています。ただし、Hムービーは量が少な過ぎな上に、モザイクが極デカで、これまたよくわかりません。
こうなると、評価はこうなるしかありません。3D格闘はPCではどこまで業務用に迫れるかと期待していましたが、まだまだ技術ともども追いついていないという現実を見せつけられました。製作者ががんばったというのは伝わってきてるのですが、いかんせんゲーム性を殺しすぎです。まずは、ゲームとして楽しめるものを前提に作ってもらいたかったです。専用の描画チップを持っているコンシューマや業務には及ばないのは見えてるんですから、グラフィックを先にする作りではダメです。
また、Hシーンにも問題ありすぎです。同系列の「華の悲鳴」を先にやってたせいかも知れませんが、レイプシーンでの情けなさに「何コレ?」とか思ってしまいました。
デドアラがいい見本です。「乳揺れ」「スカートちらり」この2点だけで、全年齢用であっても、ムチャクチャHになるんです。次回があるなら、グラフィックよりも、そういったところに力を注いでもらいたいものです。


華の悲鳴〜壊れた硝子の心〜
総プレイ時間 6時間
評価時の攻略度 全ステージクリア&CG1枚抜けあり
オススメ度 ★★★☆☆
感想 3Dタイプのアクションゲームで、通常時も3Dで進みます。同社発売の前作の続きの設定ですが、主人公は異なりますし(おまけに性格はヘン)知らなくても問題ありませんでした。
アクション部分は、鬼ごっこです。マウスの操作が特殊で、クリックで歩いてダブルクリックで走らせて、マウスの移動は向きの変更に使います。迷うような操作ではないのですが、私のマシン環境だと、よくダブルクリック後に右クリックが効いている状態(右クリックは後ろ向きに歩く)になっていて、ちょっとそのヘンで面倒というのはありました。鬼ごっこは主人公の方が足が速いようになっているので、飛びかかるタイミング調節だけがポイントです。後半の女の子はそこそこは考えているみたいですが、女の子の手前に飛びかかるように調節すると、勝手に女の子の方から近づいてきて簡単に捕まえれるパターンが多いので難易度はやや低めに設定されています。ゲームオーバーになったことはないのですが、時間内に女の子を攻略出来なかった場合には難易度が下がるとマニュアルには記載されているので、誰でもクリアは出来ると思われます。
Hシーンも同じように3Dですが、凌辱の方法を選択するだけで後は勝手に展開してくれます。任意で、視点の変更や特定の場所を攻めることも出来たりして、マウスを激しく振って喘がせるのも結構楽しいです(ただ、この後で現実に戻ると非常にムナシイのでほどほどが宜しいかと)。
ここ最近の女の子が3Dのゲームはずいぶんと可愛らしくなってきたものです。このゲームでも普通のと同じような感覚で楽しめました。3Dモノは1本でも抑えておくのもいいかと思います。
さすがに、女の子単体では問題なくても、絡ませると座標のズレとかがやっぱりあるわけで、どうしてもそういうところでの違和感は出てしまいます。また、まだまだハードの制約もあり、業務系3D格闘やFFなんかには届きませんが、今後の技術アップを期待したいです。やっぱり、3Dの方がなんとなく燃えます。


BALDR FORCE EXE
総プレイ時間 84時間
評価時の攻略度 全CG&シーン回収、バルド地獄は悪夢以外クリア
オススメ度 ★★★★★
感想 仮想空間での生活をメインとする世界を舞台としたアクションゲーム。
親友の敵を討つために軍隊に入った主人公が、徐々にネット空間に隠された陰謀に迫って行くという展開。1プレイ毎に攻略対象となるキャラが増えていき、それに伴い謎がより深く解明されていく。
メインはアクションシーンで、主人公が搭乗するマシンの武器を育てることが目的となる。最初から使える武器の数は少ないが、適当に武器を使用しているだけで、装備可能な武器が増えていき、最終的にはかなりの数となる。これらの武器を組み合わせてコンボを見つけるというのも楽しみの1つとなる。コンボとかを考えるのが苦手であっても、多少は苦戦することになるが、遠距離からホーミング弾連発しているだけでなんとなならなくもない。一応、最初から攻略可能な女の子のルートほど、敵の強さや体力などが低いため、徐々に操作に慣れるようにとの配慮はされている。
CGを回収するためにセーブ&ロードを多用したいところだが、武器の成長を考えると、素直に周回プレイでの回収を行なった方が最終的には効率がよい。結果として、プレイ時間がかなりかかってしまうというのが難点とはなるが。
アクションの出来に、シナリオもろもろと十分に遊べるレベル。一度攻略した女の子でも、別女の子をクリアすることで入手出来るアイテムを使用するとHシーンが変化するので、そちらのボリュームもかなりのもの。そのため、じっくりと遊びたいという人には問題ないが、そうでない人には厳しい作品である。
オマケのバルド地獄は、ねこねこソフトのファンには嬉しい内容かと。ステージ3は脱力モノです。


はるのあしおと
総プレイ時間 28時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 覇気のない生活を送っていた主人公が、故郷の叔父の勤める女子高に臨時教師として働くことになったことをきっかけにヤル気を取り戻していく物語。
ヒロインは4人であるが、どれもこれも性格に色々と問題があるもの揃い。だが、主人公がかなりのヘタレなので、逆にこの方がよいのかもと思えるほど。声優の演技もよく、Hシーンの数も各キャラごとに3回(おまけキャラは1回だけ)とそこそこの数がある。体型がみんなロリロリしてるのがなんともといったところではあるが。
選択肢がほとんどないので(最大3回)、ゲームというよりかは読み物なので、その分のシステムや演出はしっかりとされている。CG枚数や立ち絵の数もかなり多い。minoriの作品恒例のOPもいい出来ですし、各キャラ毎に違うEDムービーが用意されている(曲も違う)のもいい。
読ませることを主点としているのだが、主人公があまりにも情けなくて感情移入し辛い上に話が全体的に重いのが厳しい。ヒロイン達もやや魅力に欠ける。唯一、和(なごみ)がツンデレ好きなら受け入れられそうといったところ。EDムービーが各キャラ毎に用意されているのはいいが、出来れば曲自体は声優さんには歌わせないほうがよかったのではと思えるのが半分あるのも気になった。


必殺!さとみアタック!
総プレイ時間 16時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 地球外生物と戦うというオーソドックスタイプのシミュレーションゲーム。
アドベンチャーパートで選択肢によって好感度が上下するが、選択肢の内容がわかりやすいので選択ミスは起こすことはない。その分、シミュレーションパートの難易度がそこそこなので、狙っている女の子が戦闘不能にならないように気を付ける方が重要。また、戦闘中に隣接したキャラに好感度がプラスされるので、狙った子以外をなるべく近づけないようにもしなければならない。
シミュレーションパートは登場する味方が少なく、回復ポイントやアイテムといったものがない上に、回復キャラが1人しかいないので何も考えずの力押しは通用しない。なるべく孤立する味方がないように進めれば、そうそうやられることはない。バランスとしてはなかなかよい出来である。
評価としてはちょっと辛い。シミュレーション部分はバランスよく作られているので、ヤリ応えはあった。だが、アドベンチャー部分が弱い。ストーリーもあってなきがごとくで、すぐにシミュレーションパートに移行するので感情移入するヒマがない。声優の演技もイマイチ。


雛ちゃんの唄声
総プレイ時間 8時間
評価時の攻略度 CG86%
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 恋愛ADVに調教がオマケに付いた感じのゲームです。
数年ぶりに再会したヒロインと同棲することになりますが、お互いの立場は先生と生徒。バレないように(簡単にバレてますが)生活をしていくことになります。そのため、学校でHするのは結構な手順を踏まねばならないと手間がかかります。
また、ストーリー中心なので、調教は結構あっさり。序盤は1日に1コマンドしか選択出来ないので、調教を期待してゲームをやると肩透かしをくらいます。日数も1ヶ月しかないため、全部の調教を行うには何回もプレイしなおす必要もあったりしますので、CGコンプはかなり難しいです。
評価はやや低。ストーリー中心とはいえ、イベントの頻度は少ないのも問題。かといって、調教は1日に出来る回数が少なすぎてテンポが悪い(雛の体力ゲージがあるのに、意識することがほとんどない程)。CGの質は高めだが、表情など微妙に違うだけのCGが多すぎるので、実質の枚数はやや少ない。ロリぷに系のヒロインなんだけど、ちょっと萌えが少ないように感じた。主人公のセリフまわしもちょっと気になる。
BGMはI’veがやってますけど、主題歌等はありません。残念。


フェロモン〜走れエロス!愛のタイムリミット〜
総プレイ時間 14時間
評価時の攻略度 CG&回想シーン全コンプリート
オススメ度 ★★★☆☆
感想 フェロモンを出しまくることがトラウマとなっている主人公が、唯一フェロモンに反応しないヒロインへと、途中の女の子の妨害を避けつつ告白するという、典型的なヤルゲーです。
制限時間にヒロインの元に行かなければならないが、歩いていると時間がキビシイですし、走ってしまうとフェロモンを出しまくって女の子の妨害を食らい時間をさらにロスします。といっても、走ると歩くを交互に繰り返すだけで、フェロモンの量の調節が簡単に出来るので、ヒロインを狙うだけなら非常に簡単です。逆にCG回収が色々な制約があってメンドウです。
ヤルゲーなだけあって、シチュエーションが多彩です。おかげで、ヒロインの影が薄いのなんの。
評価はまぁ十分な出来でしょう。基本ヤルゲーなので、お手軽に楽しめる作りになっていて攻略は簡単(完全攻略はちょいメンドウ)。反面、セリフが少しだけ変わった程度のイベントがいくつかあること、手放しモードが音声のあるセリフが一度ウェイトしてから音声がなるというヘンな作りであること、選択肢のマウスクリック位置がこれまたヘンなこと、といったシステム面に問題をかかえているのがマイナス要素です。
女の子は結構、カワイイ出来だと思うのですが、油断してると女の子の区別(書き分け)がつかないこともあるのはちょっと閉口。


ブラウン通り三番目
総プレイ時間 30時間
評価時の攻略度 CG&回想シーン全コンプリート
オススメ度 ★★★☆☆
感想 さびれた冒険者の店を、発展させていく店育成ゲーム。
許婚に会いに来た主人公だったが、その娘の家はさびれた冒険者の店。親が貿易商の主人公は許婚と共に店を大きくしていくことを決意する。ただし、親からは完全に祝福されないために、半年事に課題が出され、それをクリアしなくてはならない。また一瞬でも店の資金がマイナスになってもオシマイ。と、一見厳しいようには見えるが、結構ラク。
アイテムの数、出会うことの出来る冒険者の数など、かなりの量。おまけモードで収集状況を見れるので、ちまちまと集まるのが好きな人は楽しめる。別に集めたからといって、何のご褒美CGがあるわけではないが。
イベントの数もそこそこあるのだが、そのほとんどがランダム要素も含んでいるため、CG集めはかなり骨である。その代わり、エンディングを見る分には普通にやっていても問題ないレベルなので、誰でもシナリオを楽しむことが出来る。
ゲーム前半は面白いのだが、後半ではイベント発生率も落ち、やや惰性になりがち。お金を溜めてもそれほど嬉しくないというのがいたいかも。
出来れば自動送りモードが欲しかったところではあるが、それよりもスキップの動作が遅いのをなんとかして欲しいところ。おまけモードにアイテム一覧等があることから、複数回プレイしてもらうことを考慮している割には、そういったプレイ環境にももう少し力を入れるべきかと。


PRISONER
総プレイ時間 10時間
評価時の攻略度 CG&回想シーン全コンプリート
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 一部にアニメーションのある、奴隷調教風アドベンチャー。
奴隷階級と呼ばれるプリズナーの少女を自由に出来るという内容。一見調教SLGのようであるが、調教が進んでも新たな調教コマンドが増えるだけで調教レベルや経験値というのもは存在せず、またシナリオにも何の影響もない。単にお手軽にHを楽しむといったものである。
3人の少女から調教対象を選択出来るが、そのウチの2人はシナリオを進めるためには、Hをしないことがポイントとなるため、シナリオ攻略とCG回収が全くの別作業となりその分時間がかかってしまう。シナリオも、奴隷問題系のよくある話なので、特に目を引くわけではない。
このゲームのポイントはキャラのつるぺた度の低さが一番にあげられる。とにかく小さくてつるぺた好きというのならば、これだけの要素で十分満足かと思える。そのため、1人だけ浮いている大ボケ巨乳娘が不遇であるが、引き立たせるためにも役に立っていると感じた。
スキップ処理がおかしな動作をしているなど、システム面の弱さが目立つ。アニメシーンがあるのはいいが、アニメ後ならまだしもアニメの合間に静止画を入れるのはどうかと。1プレイ自体が短いのでお手軽に楽しめるが、調教モノを期待すると外してしまうので注意。
小さいキャラ好きかどうかで、このゲームの価値が全て決まってしまうので、パッケージを見て一発で判断してもよい。もちろん、シナリオや調教には期待しないことが前提となるが。


Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜
総プレイ時間 15時間
評価時の攻略度 CG&回想シーン全コンプリート
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 社会勉強と称して酒場で働くことになったお姫様を中心とした物語のADV。
MAP移動画面で女の子と会ってフラグを立てていく一般的なタイプで、特に引っ掛けや同時攻略も必要ないので、目的の子を追っかけていれば良いので攻略はラク(ここの会社のは全部そうという話も聞きますけど)。また選択肢の数自体もそれほど多くはない。
後半H型ではあるが、選択肢ミスがなければ各女の子ごとの3回シーンが用意されています。ただし、全部ソフトだったりしますが。
絵のレベルはいいと思うのですが、話がイマイチ盛り上がりに欠けるというか、盛り上がっていないのが残念なところ。最終エンドも、どういう結末が用意されているかと思いきや、何だかな〜というような感じでしたし。
おまけモードは、せっかくだからもっと思いっきり飛ばしても良かったのでは。


From M
総プレイ時間 5時間
評価時の攻略度 CG&回想シーン全コンプリート
オススメ度 ★★★☆☆
感想 寝取られアドベンチャーというジャンルだが、何となく寝取る村上医師の方が、真の主人公のような作品。
婚約者であるヒロインの叔父が経営する病院に警備員として仕事を依頼されることになる。ただ、警備というのは名目で、実際には要注意人物である村上医師の悪事をあばくというのが真の目的となる。
選択肢は少なく、どのタイミングで誰とあったかどうかでシナリオは分岐する。ヒロインは5人いるが、メインとなる3人はほっておくと簡単に毒牙にかかってしまう。ただし、村上医師の悪事をあばくには、ヒロインが罠に落ちている状態にして証拠を掴まなければならないため、あまり早くヒロインに接触してしまうと罠に落ちなくなってしまうのでタイヘンである。エンディング数も各キャラで3種類以上あるので、上手く調節する必要がある。
各キャラと結ばれるパターンもあるが、大抵は寝取られる場合がほとんど。よって寝取られ属性がない方には厳しい内容である。おまけに、主人公よりも村上医師の方がテクニック・サイズとも上なので、寝取られルートでは主人公がボロクソに言われてかなりヘコみます。ただ、Hシーンの数やシチュエーションは豊富なので、シナリオさえ気にしなければ十分に使えます。


PERSIOM〜約束の集う場所〜
総プレイ時間 81時間
評価時の攻略度 全CGオープン、極めモード167F
オススメ度 ★★★★☆
感想 面クリア型の一風変わったダンジョンRPGです。
歩数を獲得しながら進んで行くという独特のシステムなため、最初にコツを掴むのに時間がかかるのが難点ですが、慣れると自分なりの攻略スタイルを作ったり出来るので結構楽しめます。
戦闘も単にコマンドを選ぶのではなく、スクロールするバーをタイミングよく止めて攻撃させるようになっているので、戦闘を単調化させないようにしています。
プレイヤーを3+1人から選択出来ますが、それほど他シナリオへの干渉がないため、目先を変えられただけの感があります。ただ、そこで面倒にならないように簡易モードで戦闘をスキップできるようになっているので、CG回収などが比較的簡単に出来る配慮は嬉しいところです。
かなり遊べるということで、この評価になっています。
戦闘方法が独特で飽きさせないようにしてあり、1マップの長さも手頃な短さなのでサクサク進むのもバランス調整を上手くしているポイントです。
女の子モンスターの数も多いのでやり込む要素も盛りだくさんで良かったです。さすがに極めモードは160Fを過ぎるとタイヘンですけど。


ぼくらの監禁診察室〜姉妹とりかえっこ調教〜
総プレイ時間 2時間
評価時の攻略度 7回プレイ。CGかなり抜けあり。
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 LILITHの低価格ソフトシリーズで、一部シーンにアニメーションが含まれているADV。
タイトルでは「姉妹とりかえっこ」となっているが、プレイヤーは固定で姉妹ともに攻略出来る。Hシーンにてマウスをクリックすることで、アニメになったり女の子の反応があったりする。ところどころに選択肢が出てくるが、エンディングが異なるだけで、通常シーンでの分岐は少ない。
システム面が充実しておらず、スキップに時間がかかったりするため(処理自体が重い)、繰り返しプレイが結構な苦痛を伴う。声優もイマイチ。
低価格なのはいいことだが全体的な出来が低い。特にシステム面で不満が残る内容。姉キャラが「しーぽん」に似ているというのがポイントくらいで、Hシーンもあっさりしていて残念なところ。アニメも部分部分が動くだけなので、過度の期待は禁物。


ぽこぽこ軍将〜棚からこぼれたストーリー〜
総プレイ時間 3時間
評価時の攻略度 全員クリア
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 脱衣麻雀ならぬ脱衣軍人将棋という珍しいジャンルのゲームです。
設定が軍人将棋の楽しさを広めるということになっているため、戦略がまったくと言っていいほど必要がなく、誰でも簡単に勝つことが出来ます。ただし運も多少入るため、1ターンで負けるという理不尽なことも発生します。
軍人将棋に勝つとストーリーが進行しますが、ストーリーは全編アニメーションになっていて、1人毎に3分前後のボリュームがあります。
負けてもすぐにやり直し出来る(無限コンティニュー)うえに、難易度もかなり低いというか思考ルーチン入ってないとも言えるほどなので、攻略に手間はほとんどかかりません。
評価ですが、アニメーションはなかなかなのですが、肝心の軍人将棋の方が適当にやっても勝ててしまうため全体的な満足感を落としています。
女の子の数が多いため1人に対するストーリーの内容が希薄で、またムラムラ度も低いです。しかもストーリーも途中で話が飛んでいるように見える個所もあるのが気になります。
手軽にアニメーションを楽しみたいというのであれば、まぁなんとか遊べるかなといったところです。


ぽこぽこ軍将2〜いっつ・あ・りある・わーるど〜
総プレイ時間 3時間
評価時の攻略度 全ムービー回収
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 前作同様に軍人将棋を行い、勝てば(負けても)Hムービーが見れるようになっています。
続編ということで、前作に登場したキャラも何人か出てきます。前作で登場した幼馴染がヒロインになっていて、負けるとヒロインがHな目に逢います。3回勝つか3回負けると終了で、それぞれにムービーが用意されているので、全部見るには両方試す必要があります。最初に選択可能な5人をクリアするとヒロインと対戦することが出来、勝つとエンディングになります。よって、登場する女の子は6人で、勝ちパターン3つと負けパターン3つで、合計6×(3+3)=36ムービーがあることになります。何故か前作より減っています。
前作が入門編ということもあり、今作では軍人将棋で使用される駒の数も増えました。で、戦略性がアップするかというとそれ程でもなく、やはり、1ターンで勝負ありというパターンがほとんど。初手で「ミサイル」の駒を適当に2段目の位置に落とすだけで、大抵勝負あり。後は、「飛行機」で突っ込んで、「中将」「大将」の順で敵陣を適当に進むだけで9割近くの確率で勝ててしまいます。
相変わらずのお手軽ゲームです。アニメーションを見たいというのならば良いのですが、ゲームとして見ると、すぐに終わってしまうので物足りなさが漂います。
今作ではほとんどストーリー性を排除しているため、いきなりHって展開になります。お手軽ゲーとしては、逆にそれで正解だったでしょう。また、アイノスの作品は、ムービー時のモザイクの掛け方がメチャクチャなので、何をやっているのかがわからないというのが多いのですが、今回は見せ方を上手くしたせいか、そういった欠点がなくなったように見えました。
ところで、ホンモノの軍人将棋って、こんなにも簡単に決着がつくもんなんでしょうか?もしも、このゲーム通りだと、ちょっと興味が薄れますね。


ぽぽたん
総プレイ時間 30時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 不思議な能力を持つ3人娘の家に下宿することになった主人公の話。
目的の女の子とあって適切な選択肢を選んでいくタイプだが、場所の移動はMAP上から選択した場所にすぐに移動できるのではなく、MAP上を4方向に一歩一歩ずつ進んでいく昔のアドベンチャー風なので、目的外の女の子に会わされるのもしばしば。そこで選択肢を間違うと、その女の子のイベントが発生し目的の女の子に会えないという自体も起こる。移動は回数制限もある上に、女の子がどこにいるかは表示されないので、攻略はかなりメンドウ。ストーリー自体の盛り上がりは少ないというかない。
3姉妹の末っ子のシナリオ中のみミニゲームがある。クリア後にはタイトル画面からいつでも遊べるようになるが、本編よりもこっちが遊べる。内容はビーマニ。桃井はるこの曲でのビーマニなので結構楽しめたりする。
キャラクタはいいのだが(ただし萌えキャラはいないが)話の内容がなく、クリア後もどんな内容だったか印象が薄い。オープニングやミニゲームはいいのだが、ゲーム中の移動方法がメンドウだったりするのが最大の問題。DVD版でどこまで修正されるているかが気になるところである。
アニメ化されるが、アニメに先駆けてプレイしておく必要はない。