ゲームレビュー/同人ソフト



Party’s Breaker
評価 ★★★★☆
ジャンル 2D格闘
感想 システムはQOHを進化させたもので、キャラクタがこみぱキャラにかわっています。
画面効果に3D描画が施されているなどの違いはありますが、基本的にはQOHまんま。相変わらず、連打から必殺技へとさくさく繋がるので、連続技を手軽に楽しめます。
さすがにキャラクタ数が少なくなったことや、技がQOHとかぶっていることが気になってはしまいますが、それでも十分に遊べるだけの完成度です。


Harvest Air
評価 ★☆☆☆☆
ジャンル ショートストーリー
感想 Airのキャラのショートストーリー集。
選択肢はないので文章を読むだけとなる。ストーリーはヒロイン毎に1本づつの3本が入っているが、全てのストーリーが凌辱系で、しかもいきなり凌辱されるところから始まり、ことが終わるとすぐ終了なので、全てを読むのに10分程度もかからない。CGは差分を含めないと12枚しかないが、その分全てがHシーンではある。
あまりにあっさりしすぎているのは寂しいところ。また、CG枚数に比較して必要HDD容量が多いのだが、フェードインアウトのCGまで圧縮なしで用意しているようで、そこのところはプログラムの方でカバーするように頑張って欲しかった。ただ、ある意味では、同人らしい同人ソフトといったところである。


はいすくーるぱらダイスキ
評価 ★☆☆☆☆
ジャンル ボードゲーム
感想 ナムコのメダルゲーム「はいすくーるぱらダイス」を再現化した作品。
サイコロを進めて、イベントでヒロインとの好感度を上げる形式。元がメダルゲームのせいもあって、1プレイ時間は10分かからない。サイコロを振れる回数が決まっており、残り回数が0になるとゲームオーバーとなるため、MAP上でサイコロを回収していかないといけないのでかなり運が要求される。
ヒロインとのイベントは順番に発生させる必要はなく、好感度はゲームオーバー時のメダル返却数やゴールまでたどりついた場合のエンディング判定にしか使用されない。そもそもゴールまでたどり着くのもかなり困難なのでCGの回収もタイヘンである。
まったりとした展開で良い時間潰しになるし、元ネタのゲームで遊んだことのある人(特になかなかゴールまでたどり着けなかった人)などには嬉しい内容ではある。ただ1つのゲームとしてみてしまうと、運が全てのゲームなので楽しめるかと言われると難しいところがある。個人的には楽しめたが。


バトルアリーナ
評価 ★★★☆☆
ジャンル タイピングソフト
感想 一定時間内に文字を入力するごく普通のタイピングゲームです。画面は格闘ゲーム風になっていて、一定時間内に単語を入力すると相手に攻撃が出来ますが、時間をオーバーすると逆に攻撃をくらいます。先に相手の体力を0にした方が勝ちになります。勝つとご褒美CGというお約束。
単語の長さもほどほどでCGもなかなかH(やたらと汁は多いけど)ですが、用意されている単語の数が少ないのと、文字入力が固定で使い辛い文字もあり(「うぃ」を「UXI」と入力しなければならない)、ややマイナス要素も目立ちました。


ひぐらしのなく頃に
評価 ★★★☆☆
ジャンル ホラーノベル
感想 雛見沢で発生する連続事件に巻き込まれる主人公達のホラー小説。事件の時間軸の流れが同じで、主人公達の行動が異なるシナリオを複数収録し、一連の事件の推理・推測を楽しむことが出来る。選択肢が一切ないため、アドベンチャーというよりも読み物である。
シナリオによって、主人公に最も近い形で語られるヒロインが違うため、それぞれのキャラが事件にどのように関わっているかが語られており、全シナリオを通して事件の全体が見えやすくなるようになっている。ただし、全体が完全に見えるかは微妙なところ。
また、この作品自体では、原因・事件の犯人等は一切語られておらず(後日発売される作品で明らかになるそう)、推理モノ等を期待すると非常に中途半端で終わっているように感じてしまう。また、推理モノというには、この作品のみではあくまで推測としか出来ないため、トリックを解き明かすというようなものでもない。現時点では、まだ事件の解明編は発売されていないので、各所のホームページや掲示板で推理等で盛り上がっているところで、一緒に自分はこう思うといった意見を交し合うというのが、最大の楽しみ方と思える。


美少女脱衣スロットタイピング
評価 ★☆☆☆☆
ジャンル タイピングソフト
感想 制限時間内にタイピングできた単語の数だけスロットを回すことができ、見事絵柄が揃えばご褒美CGが見られるといった内容のゲームです。
スロットが目押しも何もなく単純にドラムを回すだけの運だけなので、ゲーム展開をあまりにも阻害しています。また、ゲームをクリアしたとしてもCGを鑑賞するためには獲得したポイントを使ってショップで購入しなければいけないのですが、1回クリアで獲得出来るポイントに比べて激高でバランス悪し。
残念ながら2回プレイしてすぐにセーブデータ書き換えてCG見てお蔵入りにしました。


Piece of Wonder
評価 ★★★★☆
ジャンル SIM
感想 有名声優を起用ということで話題になった同人ソフト。声優ゲーだと思っていたら、実はかなりしっかりと作られていて、いい意味で裏切られた作品。
突発的な進化によって人の心を失った怪物と戦うといった内容で、前半はキャラの背景などを書いたADVで、後半が実際にバトルを行うSLGになっている。ADV部分でヒロインが決定し、シナリオが進行する。ラスト直前が異なるだけでほぼ一本道。SLGは難易度は高くないものの、EXデバイス等の独自のシステムを理解してないとラストで苦戦する可能性あり。それ以外はMAPも小さいので初見でも対処できる。
ボリュームに少しのモノ足りなさを感じるが、それでも十分に楽しめる内容である。


ひっとあんどぶろー−巫女と同級生と看護婦−
評価 ★☆☆☆☆
ジャンル 数当てパズル
感想 昔からある数当てのヒットアンドブローで、クリア後にサービスCGというシステムです。
使用される数字は0から9、4桁〜6桁の数字を20回の中で当てれば良いというものなので、普通にやれば楽にクリア出来る条件です。ただし、ウィンドウ幅の都合上、過去の数字と結果がいちいちスクロールさせないと見れないため、メモ必須なのがキツイでしょう。
サービスCGはイマイチ過ぎるので、同系列のソフトがあればそっちに行った方がいいでしょう。


PRIME2
評価 ★★☆☆☆
ジャンル アクション
感想 横スクロールタイプの4人対戦アクションゲーム。
MAP内にいるスライムを捕まえて、ゴールにたどり着いたものの勝ちという簡単な内容。ただし、スライムは1匹しかいない上にスタート地点のすぐの位置にいるため、最初っから奪い合いが行われます。各キャラ毎に持っている必殺技を駆使して相手を攻撃します。それをよけながらゴールまで進むというのがゲームスタイルになります。画面下に落ちるとスライムを手放すことになってしまうので、うまく地形を利用するテクニックなんかも必要になります。
1人モードはRPGタイプの画面でMAPの敵と戦う(アクションは同じ)ような感じで、それっぽく楽しめたりします。
ただ、どたばたしているのはいいけども、結構運が強かったりとかして、対戦が熱いかどうかとなると、ちょっと疑問。画面下に落ちた場合の復帰時にもやや難ありというのも痛いところ。


Blue Mischief
評価 ★★★☆☆
ジャンル アクション
感想 一見、対戦格闘ゲームなのだが、実際にプレイすると、コマンド必殺技を搭載した対戦アクションという感覚に近いものがある。
最大6人までの対戦が可能で、参加キャラが複数のチームに分かれて対戦し、最後まで残ったチームの勝ちとなる。このとき、チームは3人対3人と均等にする必要はなく、2人対2人対2人や1人対5人という組み合わせや6人が全員別チームという形式も出来る。同じチームのキャラには攻撃は当たらないのだが、他のチームのキャラを吹っ飛ばした場合に、そのキャラに当たってしまうと一緒になってふっとばされるということはある。
ゲージは基本が1本で、アイテムを拾うことでサブゲージが上昇する。サブゲージがMAXの時はメインゲージMAXと同様に超必殺技が出せたりする。メインゲージは、敵を攻撃すると上昇し、必殺技を出すと減っていく。そのため、必殺技連発といった戦法は出来ない。適度に通常攻撃と混ぜ合わせる必要がある。
1対1だと対戦格闘とあまり変わらないのだが、それ以上になってきて始めてこのゲームは面白さが増す。とにかくゆっくりと状況判断なんてしている暇はなく、先手必勝で攻撃を連発している方が強い。前後を挟まれるとアウトなので動きまわるのも必要。ただ、PC環境だと複数のパッドを繋いだりするのがキツイ場合があるので、3人以上のプレイが厳しいものがあるのが、ツライところである。


ポリゴンラブ
評価 ★★☆☆☆
ジャンル AVG
感想 同人Hゲームとしては珍しい(初かも?)、フルポリゴンのゲームです。彼女を自分の部屋に招待し、彼女と話をしているウチに初Hという簡単なシナリオです。
選択肢による失敗などはないので、単純にシナリオ(といってもあって無きが如くだが)を楽しむ進め方になります。3DでHが展開するので、H度はかなり高め。動きやキャラクタなど十分に満足できますし、常に視点を360°変更できますので、お好みのアングルから見たい放題。
単純にゲームとして見るとなんてことはないですが、3Dでの技術がこれだけあるということで、同人で3D格闘とかの期待も持てます。意外と「使える」ソフトでもありますし。ポリゴンの線「あり」で、男性キャラを透明化にすると、無修正のHを楽しめます(笑)。