インタフェース設計をしよう
インターフェイスと言うと、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、WindowsやMacintoshなどの画面の設計も、GUI*1言って、アイコンなどを使ってグラフィカルな設計してあります。これも、使いやすさや、わかりやすさを左右する『インターフェイス設計』なのです。また、コンピュータに限らず、CDプレイヤーや、電子炊飯器、リモコン、その他あらゆる道具も、インターフェイス設計が考慮されているはずであり、使いやすい・使いにくいはその設計に依存していることになります。
ようするに、インターフェイスとは、人間とモノと接触の境界のことを言うのです。ですが、境界だけではなく、言葉としては、インターフェイスの設計といって、使い勝手などを設計のことを言うことも多いです。
さて、このサイトではそのインターフェイス設計をWEBページに置き換えて、「インターフェイス設計」+「情報デザイン」+αという内容を中心に考えていきたいと思います。
芸術的なセンスは必要か?
この分野はあまり芸術的なセンスに強くない人でも問題ないと思います。芸術的デザイン論ではないからです。デザインというとかっこいいものを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、つまりは設計のことです。
そして,ほーむぺーじ論では、「メディア」という視点を強調ます。ほーむぺーじ論とは言ってますが、特にほーむぺーじのことを扱っているというだけで、いわゆるウェブのテクニックや設計法とは異なります。ですから、本サイトを読んでいただいても、HTMLやその他プログラミング技術のようなものを獲得できるような内容ではありません。あくまで「人間とメディア」というレベルにおいてのメディアデザインを考えていくものです。
技術は非常大切なものですが、ほーむぺーじ論のアプローチは「メディア」として考える、「メディア」から考えるというものです。ですから、その他のあらゆるメディアについても考えていきたいと思っています.
「情報を発信するメディア」のデザイン
ほーむぺーじ論では、『情報を発信するメディア』の1つとしてほーむぺーじをとらえていきます。繰り返しになりますが、HTML・CSSにおいてのデザイン論ではなく、そこに人間がいて、そこにメディアがあるという関係という視点からのデザインというものになります。さらに、ほーむぺーじ論では単に見る人のために使いやすいデザインなどを考えるだけではなく、発信者としてのユーザーについても考えていきます。
「情報を発信する人」のための考慮
ほーむぺーじというメディアを考えたとき、その最大特徴として個人レベルでも大衆に対して簡単に情報発信ができるようなったということが上げられます。現在たくさんの情報がWWWにあるのは、多くの人間が情報を発信することができるよになったためです。リンクがたくさんできるのも、それぞれ異なった知識をもつ人間の介入によって、次々と知識のネットワークがつながっていくからだと思います。WWWはリンクで構成されている、だからリンクはとても重要ですが、その背景に人間がいること忘れてはなりません。知的な高度なリンクを張るのは人間ですし、コンテンツ(内容)を作るのは人間です。ですから、一部の人だけにしか情報を発信できないような環境になるべきではないと思います。
「メディア」
Web、新聞、テレビ、広告、テレビゲーム、携帯電話、コンピュータ…など。色々メディアはありますが、これらはいったい何のために使っているのか。色々考え方はあると思いますが、私は「手段であって目的ではない」としています。現在このようなメディアは、さらに増えようとしています。携帯電話も数年前まではここまで普及していなかったわけですし、
あなたの本当の目的は「私のぺーじ(このほーむぺーじ論)」ですか?
なぜ、メディアなのか・・・。メディアにこだわる理由。
将来を考えた際、個人が情報を発信、クリエイトできるメディアはウェブだけではなくなっていると考えられます。しかも、デジタルな世界での時の流れは速く、個々のメディアについての技法を学んだところで、ようやく覚えた頃には新しい仕様がではじめている.という時代です.現在、HTMLというものでWebというメディアをデザインしていますが、フォントのサイズの指定の仕方や色の変え方を学んだとこで、それは仕様が変わればまったく意味のないことになってしまいますし、そもそもここで私たちが議論すべき点ではありません。
仕様は変わってしまう.
現にHTMLにもヴァージョンがあり、この前までは、FONTタグを使って色やサイズを指定するというふうに、多くの解説書が説明していましたが、今ではスタイルシートで指定するように多くの解説書は指示しています。フォントの色やサイズなら小さなことかもしれませんが、このように仕様が今後大きく変わるということがあり得るということを知っておくべきです。仕様に依存しすぎてデザインをしていると、仕様が変わるたびに勉強しなおしたり、今までの知識が無駄に近い状態になったりと大変です。
もっと上の視点で「デザイン」を考えよう
それならば、「自分自身を確立」し,技術ごとに左右されない自分自身のデザインへの考え方を持つべきだと思います。今後、ますます技術は発展していくと考えられますが、そこにいるのは「人間」であるということを忘れてはならないでしょう。
誤解しないでほしいのは、デザインそのものを定義しよう、といっているのではなく、「考え方」を考えておくべきであるということを言いたいのです。メディアに対するきちんとした考え方を持っていれば、さまざまなメディアに対して柔軟な対応、発想が可能であり、適切なコンテンツを創作することができると思います。
