デザイン編:はじめに

コンセプト編でも同じようなことを述べてきましたが、ホームページは、かっこいい、きれいにすることがホームページにおけるデザインではないと思います。しかし、アーティストの中には「ホームページそのものが芸術作品」という人もいるようです。ですから、そういった、「かっこいいぺーじ」・「視覚的に美しいページ」を目的とするのならば、それはそれでいいのかもしれません。

 しかし、そういった場合以外は、ユーザー(つまり受け手)がいかに、そこにある情報を把握し求めている情報にたどり着けるか。という、一般に「情報デザイン」と言われるデザイン方法をとることが良いと思われます。

 パソコンもそうですが、最近のMacintoshやWindowsは初めての人でも使いやすく、分かりやすくをモットーに作られています。そういったビジュアル的な設計を、GUI*といいます。

 このほーむぺーじ論では、ほーむぺーじ自体を芸術作品として扱ったり、ほーむぺーじという手段・表現を目立たせるものではありません。もちろん、表現することは大切な要素ですが、それ以上にそこにある「内容」に個性を持たせ、目立たせるべきだと思います。となれば、ホームページという手段が目立ち過ぎると、かえって内容が貧相に見えたり、ユーザーはホームページのデザインだけで疲れてしまう事もあります。たとえば日記を見てもらいたいと思っていたはずの作者だったが、ほーむぺーじ自体がやたら「GIFアニメーション」使ってあったり、Flashを使ってあったり、「Javascriptでインタラクティブな仕掛け」になっていたりしたたらどうでしょうか。おそらく、ユーザーは日記を見る前に、もしくは少し見ただけで、疲れてしまうでしょう。そうなれば作者の意図とはだいぶ異なるほーむぺーじになってしまうことだってあるのです。

 これを、無理やり例えると、もしあなたが、「私をもっと知ってもらいたい」と思って、お金や時間をかけて服装や身なりを「かっこよく・美しく」したとします。しかし、服装が目立ちすぎて、周囲の人は服装ばかりに注目し、「え〜これ、かわいい服だね〜」「いくらしたの?」「どこで買ったの?」など、その本人に注目していなかったりすることがあります。本人は「私」を知ってもらいたいゆえに、そうしたのですが、結局「服装や身なり」はみんなに知ってもらえたものの、本人自身のことは知ってもらえませんでした…ちゃんちゃん♪みたいな、こともあるのではないでしょうか…。

デザインコンセプト図

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