太鼓のことに限らず、思ったことを書き綴ります。

 

2006年

2006/12/30(土)   一年を振り返って!

 今年ももう終わり。今年は特に一年があっという間に過ぎた感じがする。振り返ると、一月に携帯燭台を入手した事から始まり、随分と灯火器収集に没頭した事。そして四月から転勤により地元太田から離れ上野池之端に通い始めた事。その為、週三回の太鼓練習に明け暮れた生活が180度変わり全く出来なくなってしまった事。等々・・・。けれど一年が過ぎてみると、どれもが満足できるものとなった。
灯火器は、まだまだ種類は及ばないが系統的・時系列的に収集できた。
上野通いも九ヶ月も経つと体も慣れてきて、それ程の苦ではなくなった。むしろ、プラス指向で考えるようになった。昼休みには「N氏」・「T氏」と付近の散策を楽しみ気持ちの切り替えに努めた。二人には特に感謝したい。また、職場全体が和やかで円満だった。やはり、人ありきの職場・社会であると感じられた。「住めば都」とはよく言ったものと感心する次第。
太鼓も出演等で地域社会に貢献しているようだ。特に太鼓関係ではない人から耳にすると嬉しくなるものだ。

 

2006/10/22(日)

 今日、三年ぶりに金山へハイキングに行った。本当は行くつもりではなかった。本島病院へ薬をもらいに行き、帰り八瀬川に沿って鯉を見ながら歩いていると何時の間にか大光院へ来ていた。今月25日から第50回菊花大会が開催されるとのことで既に会場は準備されていた。裏手に歩いていくと西山ハイキングコースが見える。数人の家族連れが歩いている。天気は良いし時間もまだ早い。それじゃあと、歩くことに決めた。結構、登り坂がきつく途中で数回ベンチに腰を下ろしてしまった。日頃の運動不足を実感させられた。モータープールから金龍寺へ向かい下っていると、数年ぶりに従兄弟と出くわす。金龍寺から登り始めたとのこと。健康のために来たとか。お互いそういう年になったねと交わす。再び、大光院に着き、お土産屋さんを覗きながら歩いていると「桝屋」さんの神棚にある招き猫が目に入り、冗談交じりに「売り物じゃないよね」と声を掛けた。すると、「売り物じゃないけど、好きならあげるよ」と返ってきた。それではとお土産2点買い、その招き猫をいただいてきた。「桝屋」さんのおばあさん、 どうもありがとう!

 

2006/10/13(金)

 二週間前の土日で早生の「ひとめ惚れ」の稲刈りが終わり、今日は「あさひの夢」を午前九時から刈り始めた。明日すべてを刈り終え日曜日は籾すりの予定だ。職場の皆には迷惑をかけ、ほんの少し悪いなと思う。ま、でも良いか・・・。
今、古掛時計が午後九時を渋い音で知らせた。今宵は思う存分レコードを聞こう。時代物のランプの明かりだけで。リバーサイド・レーベルの「CHET」に少し神経質に針を下ろす。甘く、そして気だるくチェット・ベイカーのトランペットが鳴響く。そしてまた、ペッパー・アダムスのバリトンサックスもなかなかムードたっぷり。鉄瓶で沸かした湯でコーヒーをいれる。「alone together」「september song」心も体も癒してくれる。

 

2006/08/18(金)

 残暑きびしい毎日です。お盆も終わりすでに仕事に就かれている方、来週から仕事に就かれる方様々と思います。暑さに負けぬよう頑張って下さい。太鼓の出演はしていませんが、周りから新田太鼓の頑張っている様子を耳にすると頼もしく思います。

 「あかり」のコレクションも懐具合と相談しながら細々とやっていますが、今の時代なかなか良いものが見つかりませんね。ガラス物はほとんど無いですね。そのような中、油臺にひびが入っている金赤の台ランプが上野界隈をふらついていたら目に止まりまして、本当のコレクターは絶対に買わない代物ですがあまりの美しさに買ってしまいました。  古民具コレクション入り口

 

2006/06/11(日)

 きのう、高崎市石原町にある「あかりの資料館」を訪ねた。室町時代から昭和20年代までの照明器具400点が時代の流れに沿って展示してある。そして、ただ展示しているのではなく実際にあかりを灯してくれるのだ。興味深かったのは「火打ち金」を使い、火種を作り炎を出す体験をさせていただいたこと。今はライターやマッチで簡単に火が点けられるが、当時はこのようにしていたのかと思うと、点いた炎に手を合わせ拝みたくなるような気にさえなってくる。
 指出館長曰く「あかり(火)は全ての文化のルーツ。いにしえの温もりに触れ、先人たちの知恵を知って欲しい」 また、「当時の職人一日の日当で和蝋燭が一本しか買えず、その一本は2時間半程度しかもたなかった。一般庶民には和蝋燭は手の届かぬ高価な物だった。そのようなことを考えると、今、ガソリンや灯油が高くなったとて昔ほどではありませんね」と熱っぽく語っていたのが深く印象に残った。
この資料館のランプが4月からフジテレビで放映されている「偽りの花園」のオープニング映像に使われているそうです。

 

2006/05/02(火)

 太田市の「バーバンク通り」のハナミズキ街道は今が見頃です。太田市といえば、富士重工を中心とする工業都市、大型娯楽施設やショッピングセンター。中世を代表する数多くの史跡。そして、のどかな田園風景。どれをとっても良いところに生活をしているなと感じています。自然が残っているのが何と言っても良いですね。
 昨日、買い物をしているとき某太鼓チームの人と会いましたが、「新田さんは元気があって良いですね!若い人がまた入ったんだって。うちは辞めていくいっぽうですよ。」と言っていました。新田ってそんなに良いのかなあなんて思ってしまいましたね。今度練習に顔でも出そうかな。けれど、あのオジサン誰?なんて思われたり・・・・・。

 

2006/04/08(土)

 毎度どうもです。もう4月に入り桜の花も満開で新入学生の初々しい姿が心をホッとさせてくれます。
新田太鼓の皆も新人を迎え入れ、益々熱の入った練習をしている事でしょう。やはり和太鼓は正確な打方は言うまでもなく大切ですが、聞いてくれる人を引きつける内面から出たパフォーマンスというのでしょうか、そういったものがとっても大切だと思うのです。それは打ち手それぞれに違いがあっても良いのではないでしょうか。しばらく練習には行けませんが皆の熱意に期待しています。
 転勤になり1週間が過ぎました。朝の千代田線のラッシュには嫌気が差します。仕事は正直忙しいです。いつもお昼は2時ごろ食べてます。不忍池のベンチでこの間食べました。仲良くボートを乗っている人達を見ながら食べるのもなかなか良いものですね。鳩が一羽来たのでパンをあげたらいっぱい寄って来たりして。だけど看板に「鳩に餌を与えないで・・・・・」と書いてあった。ちょっと周りを気にしてしまいましたね。

 

2006/02/27(月)

 灯りに興味を持ち、骨董市とか近隣の古美術商に足を運ぶうちに7点の古民具が集まった。最初は幕末に田中久重が作った携帯燭台から始まり、伊万里焼の火鉢、五徳、鉄瓶、自在鉤精巧舎の掛時計ガラス笠の灯油ランプ。蝋燭の灯りや灯油ランプの灯りというのは、蛍光灯の灯りと違い部分的に照らすので何ともいえない暖かい雰囲気を楽しめるんです。 部屋全体が明るいのではなく、明暗があり狭い部屋でも立体的空間になり広く感じるんですね。とってもリラックスできるんですよ!炭を熾し鉄瓶で沸かした湯でコーヒーをいれる。灯油ランプは点火すのに少しコツがいります。最初はホヤが油煙で真っ黒になってしまい全然明るくならなかったんです。まあ、そんなスローライフを毎晩やっています。
 4月からは転勤ということで、上野まで通勤する事にしました。スローライフもなかなか出来なくなってしまいます。当然、太鼓も休業になってしまいますね。

 

2006/01/22(日)

 昨年末から家系図を書こうと取り組んでいる。事の発端は、親父が新田郡生品村であった当事の戸籍謄本を出してくれたからだ。曾祖父が取ったものらしい。自分のルーツを探るのは大変興味深い。
 なぜか、古臭い物が好きで自分の部屋には火鉢を置いている。かつて、祖母が煙管をくわえながら暖をとっていた物だ。火鉢を見るとそんな光景を想いだす。
 今日は、ちょっとしたお店に行ったら洒落たガラス製セードのランプが目に付いた。たまらなく気に入り買い求めた。直感で良いと思った物は何年経っても飽きないものだ。